ボーイズラブ小説サイト『ALICE』 ブログ版

サイトで借りていた無料サーバー終了につき、サイトの更新をブログでのみ行うことになりました。

本日の更新は

2024-04-22 21:05:30 | 更新情報

ケータイMMで新刊の立読みです。

昨日ブログにUPした立読み部分、推敲してちょっと内容が変ったので、もしかしたらあとでUPし直すかもです。


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本日は

2024-04-21 21:59:52 | 更新情報

新刊情報と立読みをブログにUPしました。

ケータイMMも配信しています。そちらの立読みは明日の予定です。

そして普通のMMも配信しました。

諸々、よろしくです。^^

 


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5月新刊のお知らせ&立読み(推敲済み)

2024-04-21 21:40:34 | 同人誌

「目覚めたら王妃だった件 2」 前・中・後・完。(4冊 各400円)

今回で完結する予定です。平行世界に憑依したニノ潤とその世界の翔サト+相葉ちゃんの話です。女性が滅亡し、男だけになった特殊な世界の設定です。(大奥の逆バージョンみたいな感じです)

<設定>

松本  潤 国民的アイドルの一人。ある日、平行世界(パラレルワールド)の自分に憑依する。パラレルワールドではカズナリの妻であり、王妃。実は二宮に召喚されたと知り、怒る。

二宮 和也 松本と同じアイドルグループのメンバー。神様(?)に呼ばれ、パラレルワールドの自分(カズナリ)の代わりに使命を果たすことになる。王として国を建国して順調に暮らしているが、カズナリの魂が目覚める気配はない。憑依から10年が経ち、一度だけ使える神様へのお願い券を使って自分の本来の世界の松本をパラレルワールドに召喚する。パラレルワールドでは病気により女性がほぼ滅亡し、男性同士の同性婚が一般的で、一時的に男性でも妊娠が可能になる薬もある。カズナリはその薬の開発者でもある。パラレルワールドの松本との間に3人の子を作り、ただいま4人目を計画中。

サトシ パラレルワールドの住人。松本や二宮と一緒にアイドルをやっている大野とは別人だが、ある意味では本人。10年前にやってきた二宮が探し出し、自分のブレーンに引き入れる。その後、ショウと結婚。二児の母になる。今は王子達の乳母。

マサキ パラレルワールドの住人。パラレルワールドの相葉。

ショウ パラレルワールドの住人。宰相として二宮を支えている。サトシの夫。パラレルワールドの櫻井。

 

<立読み>

 ある日、目覚めたらSEXの最中だった。

 松本は動揺する。

 明らかにそこは自分の部屋のベッドではなく、見覚えのない場所だ。

 だが松本は状況を把握する前に快楽に流される。

 それは相手が見知らぬ他人でなかったからだ。

 二宮を見て、警戒心が緩む。結果、明け方まで付き合わされてしまった。

 その後、一眠りして起きた後に二宮から説明を受ける。

 どう見ても自分が知るより若い二宮に困惑したが、そういう松本自身も若返っていた。

 平行世界に憑依しているのだと二宮は言う。

 それはにわかに信じられる話ではなかった。

 だが、すでに信じられない状態に松本はある。荒唐無稽な話でも信じるしかなかった。

 さらに驚くことに、二宮は平行世界の自分に憑依してもう10年になるらしい。

 自分が二宮に呼ばれて平行世界に召喚されたことには怒りを覚えたが、10年という歳月を平行世界で一人だけで過ごしてきた二宮の寂しさは想像できた。

 怒るに怒れなくなる。

 そして二宮が元の世界に戻る時にしか一緒に帰ることが出来ないことを松本は知った。

 この世界で二宮の妻として、王妃として、松本は過ごすしかない。

 

 巻き込まれただけの松本に使命はなかった。

 何もせず好き勝手に生きても構わなかったが、生真面目な松本にそんな怠惰な生き方は出来ない。

 王妃の身体に憑依したなら、王妃の仕事をしなければいけないという気持ちがあった。

 幸い、ジュンの身体にはジュンの記憶がそのまま残っている。

 仕事でもプライベートでも、そこまで苦労することはないだろう。

 松本はしばらくの間、この世界で王妃として生きる覚悟を決めた。

 

 

<申し込みはメールで mi.sa@chive.ocn.ne.jp までお問い合わせください。詳細をお知らせします

 

 

 

 

 

 

 

 


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新刊、発送ずみです。

2024-04-06 17:31:07 | 同人誌

火曜日に新刊を発送しました。

郵便局の前のポストに投函に行ったので、集荷も間に合っています。

もうお手元に届いているはずです。

 

そして昨日はTVですずめの戸締まり見ていました。

わたし的にはすごく良かったです。

ただ、地震が多い地方の人にとってはちょっとトラウマ的な部分も。

私は好きですけどね。宮城在住ですが。

毎日、不気味に揺れているのですが。^^;

しばらくおちついた感じだったのに、また連日、気味が悪い揺れが続いています。

揺れそのものは大きくないけど、長いの。

それが震災を思い出させてとても嫌^^;

 

 


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4月新刊のお知らせ&立読み

2024-03-20 22:40:07 | 同人誌

4月新刊「目覚めたら王妃だった件」 前・中・後・完

パラレルワールドものです。異世界憑依モノだと思ってください。ニノが王様で潤ちゃんが王妃で、病気で女性がほぼ滅亡し、男同士でも子供をつくれるようになった世界観です。ラノベかよって突っ込みを入れてください。ラノベのつもりで書いています。いつもよりえっちかも。

<設定>

松本  潤 国民的アイドルの一人、ただし、アイドル活動はお休み中。ある日、平行世界(パラレルワールド)の自分に憑依する。パラレルワールドではカズナリの妻であり、王妃。実は二宮に召喚されたと知り、怒る。

二宮 和也 松本と同じアイドルグループのメンバー。神様(?)に呼ばれ、パラレルワールドの自分の代わりに使命を果たすことになる。王として国を建国したが手詰まりになり、一度だけ使える神様へのお願い権を使って自分の本来の世界の松本をパラレルワールドに召喚する。パラレルワールドでは病気により女性がほぼ滅亡し、男性同士の同性婚が一般的で、一時的に男性でも妊娠が可能になる薬もある。その薬を使い、パラレルワールドの松本との間に3人の子を作る。実はパラレルワールドに呼ばれてから10年以上が過ぎている。

サトシ パラレルワールドの住人。松本や二宮と一緒にアイドルをやっている大野とは別人だが、ある意味では本人。10年前にやってきた二宮が探し出し、自分のブレーンに引き入れる。その後、ショウと結婚。二児の母。王子達の乳母。

マサキ パラレルワールドの住人。この世界の相葉。

ショウ パラレルワールドの住人。宰相として二宮を支えている。サトシの夫。この世界の櫻井。

 

<立読み>

 昨夜、松本は確かに自分の部屋のベッドで眠りに就いた。

 だが、次に目を覚ました時には自分のものではないベッドで誰かに組み敷かれている。

 後ろから尻を持ち上げられ、枕に顔を埋めるように伏していた。膝を付き尻を突き出すような体勢を取らされていることに気付き、松本は混乱する。

 羞恥より先にパニックがきた。状況は理解出来ても飲み込めない。

 そして抵抗する前に松本は自分が犯されている最中であることに気付いた。

 後ろから誰かの雄ががっつりと自分の中に入り込んでいる。

 それは固くて太く、松本の奥まで達していた。

「あっ、あっ」

 松本の口から声が漏れる。

 快感に身体が震えた。

 背後から犯している誰かが大きく腰をグラインドさせて松本の中を抉る。より深く誰かの雄が松本の中に入ってきて、前立腺を裏側から擦った。

 それは間違いなく快感で、松本の意思とは関係なく、勝手に身体が反応する。きゅっと松本の中が締まって中にいる雄を締め付けた。

 抵抗する意思より快楽に身体が従う。

 自分の身体が自分のものではないように松本は感じた。

「ああ、ジュン。今日はいつもにましてイイよ」

 背後から歓喜に満ちた声が聞こえる。

 それは聞き覚えのある声だった。

「ニノ!?」

 思わず、松本の口からその名前がこぼれる。

「え?」

 後ろで激しく動いていた腰の動きが一瞬、止まった。

「潤くん?」

 驚いたように名前を呼ばれる。

「!?」

 松本は自分を犯している相手が二宮であることを確信した。

 顔だけ動かして後ろを見ると、二宮が膝立ちで自分の腰を掴んでいる。

 二宮は驚いた顔をしていた。

 しかしその顔は自分が知る二宮より若い。30歳そこそこくらいに見えた。

「はっ、ははっ」

 突然、二宮は笑い出す。

 松本はびっくりした。身体もビクッと震える。

 だが二宮はそんな松本を気にしなかった。

「そうか。このタイミングでか」

 わけがわからない言葉を紡ぐ。

「?」

 松本は困惑した。

「会いたかったよ、潤くん。10年ぶりだ」

 そう言うと、抱えた松本の腰をぐっと引いた。ぐぐっと奥に押し入る。

「あっ」

 突然の衝撃に松本は声を上げた。

 不意打ちで気を抜いていたので、より深く二宮の雄の侵入を許してしまう。そして自分の中にある二宮の雄がどくどくと脈打ち、大きくなった気がした。

「ヤバイな。もの凄く興奮する。いろいろ話したいことがあるのに、我慢出来ない」

 言葉とは裏腹に二宮は嬉々とした。

「とりあえず、続けていい?」

 松本に許可を求める。

 だがそれは形ばかりで、本当は松本の返事など求めていないことはわかった。

 

<申し込みはメールで mi.sa@chive.ocn.ne.jp までお問い合わせください。詳細をお知らせします


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今回はちゃんと週末にメルマガ配信です。

2024-03-17 22:12:18 | 同人誌

今日は邪馬台国のやつ見たくてNHKみていたわたしですが、先週はちやんとニノの番組見ましたよ。

赤裸々な話に大丈夫かとこちらがしんぱいになっちゃう事務所話。

ぶっちゃけ、わたしは今、稼ぎ頭が事務所を出たら後輩のジュニア達がどうなるの?という心配派なので、光一の考えに賛同組です。だからニノのことは狡いってちょっと思っている。

もちろん、自分個人のことを考えたら独立した方がいいとは思う。でもそうやって先輩達が独立したら、残った後輩達どうなるの? ジュニアの子たちとかは??

自分たちも先輩の稼ぎで育てて貰ったんだから、出て行くなら事務所がいろいろ落着いて、新会社が軌道に乗ってからじゃないのかなと自分のことではないから思うのかも知れませんが、考えちゃうわけです。

まあ、そんなこんなで心がざわざわした先週ですが、本当はもっと早くメルマガの配信を考えていました。もしくはブログに既刊の立読みをUPするとかね。

ところが、急に手を痛めまして。^^;

それも何かあったわけではないのに、ゴミを小さくするためにぐしゃっと捻ろうとしたら、右手に痛みが。

原因がわからないまま、湿布とか薬塗ったりとかで回復しています。

明確な原因がないってことは老化ですか? だとしたらめっちゃ怖いって怯えています。><


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3月11日です。

2024-03-11 18:29:47 | Weblog

13回目の3月11日です。

あの日は寒かったけど、この13年間の間に温暖化で3月は暖かい日が続くようになりました。

今日は暖かかったです。厚着したら暑いくらいでした。^^;

もう13年なのかまだ13年なのかはわかりませんが、いまだに行方不明者が1200人ほどいるようで。

気持ちの区切りが付けられない人はまだまだ多そうです。><


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すっかり告知を忘れていましたが

2024-03-08 17:13:51 | 更新情報

水曜日に予定通り(?)メルマガを配信しました。

ところで、このブログの投稿画面が新しくなったのですがなんとも使いにくくて。結局、私は旧バージョンを利用しています。新しいモノについていけない。 笑

そして先日、家電の子機が充電切れを起こすという騒動が。

故障なのか充電切れなのかわからず、とりあえずコンセントを差し込む場所を変え、一晩充電状態で放置したところ無事に復活。どうやら充電が完全にきれただけだったようです。

ほっとしました。

しかし、電話のトラブルはまだ続き、わたしのケータイが←スマホじゃないよ(笑) SIMカードエラーを起こして勝手に電源が落ち、その後も起動してもなんだかへんな感じに。とりあえずカバー開けてカードさし直そうと思ったら、どうやって取り出すのかわからない。^^; 格闘の末、諦めてカバー締めて電源入れたところ無事に復活。そもそもカードはさしたまんまだったしね。たぶん接触不良なんでしょうけど。

まあそんなこんなで電話のトラブル続きでドキドキの今週でした。


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バタバタしているうちに5日ですね。

2024-03-05 20:55:30 | 更新情報

ブログに既刊の案内&立読みをUPしました。

よろしくお願いします。

そしてうっかりメルマガを配信しそびれています。

明日にでも配信しようかなと思っています。今日はブログの方の更新をしたので。

ところで、最近すごくニノにテレビで会いますが、潤ちゃんにも会いたい。何か動きはないのかな?ドキドキ。


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既刊2020年6月新刊のご案内

2024-03-05 20:54:09 | 同人誌
2020年6月新刊 10冊   
『いいね!智くん 前・中・後・完』
翔サト
ニノ潤
相葉
光源氏ならぬ智源氏が翔くんのところにタイムスリップしてやってきました。いつになくエッチです。潤中将もやってきます。 各400円
「いいね!智くん」

<設定>
智 源氏 (大野 智)  源氏物語の主人公。物語の中では稀代の女たらし。自分が物語の主人公であることはもちろん知らない。ある夜、道に迷って翔の家のベランダにたどり着く。それ以来、櫻井家に居候している。衣食住、全ての世話を翔に焼かれている。
潤 中将 (松本 潤)  源氏物語登場人物の一人、頭中将。智と同じように道に迷って、翔の家のベランダにたどり着く。雅紀の紹介で二宮の家に居候中。二宮の働くホストクラブ勤務。順応性が高く、今では店のナンバーワン。
櫻井 翔  21世紀に生きる普通のサラリーマン。生真面目な世話焼きタイプ。ある日、ベランダからやってきた智をその正体が物語の主人公だと知りつつ拾ってしまう。結果、衣食住の全ての面倒を見る。
櫻井 雅紀(相葉 雅紀) 翔の弟。人付き合いが上手く、世渡り上手。潤の居候先に友達の二宮を紹介する。
二宮 和也 雅紀の友達。職業はホスト。彼女と別れて一人で暮らすのを寂しがっていたところに潤を紹介され、正体を知らずに身柄を引き受ける。

<立読み>

 櫻井は仕事を終えて家に帰った。

 フロに入った後、パジャマ代わりのスウェットに着替える。

 楽な格好になり、晩酌の用意をした。

 ソファとテーブルの間に座り、ソファの足に寄りかかる。

 だらっと楽な姿勢でビールを飲みながらTVを見ていた。

 誰にも邪魔されず、一人でのんびり過ごす時間は櫻井の至福の時である。

 一人は寂しいだろうといわれると否定は出来ないが、誰にも気を遣わなくていいのは気楽だ。

 自由な気分を満喫する。

 ガタガタっ

 突然、ベランダの方で大きな音がした。

 びくり。

 櫻井は身じろぐ。

(泥棒?)

 当然の疑いを持った。

 窓はカーテンが閉めてある。

 ベランダの様子は見えなかった。

 だが、覗くのも怖い。

 ガタガタ。

 ガタガタ。

 窓は鳴った。

 どやら、誰かが外から窓を開けようとしているらしい。

(おい、おい、おい)

 櫻井は心の中で突っ込んだ。

 これは完全に泥棒だろう。

 だが泥棒なら、閉まっていることがわかっている窓をガタガタ鳴らすのは不自然な気もする。

 泥棒は窓を壊そうとはしなかった。

 違和感を覚える。

「……」

 櫻井はケータイを手に取った。

 いつでも110番通報できる準備を整える。

 その上で、そうっと窓に近づいた。

「う~ん」

 唸る。

 葛藤した。

 好奇心と恐怖心が鬩ぎあう。

 結局、カーテンを捲った。

 鍵を開けない限り、相手は部屋に入ってこられない。

 万が一、泥棒と鉢合わせしても逃げる時間はあると読んだ。

 櫻井はそーっとカーテンの端から外を窺う。

 相手は窓に顔を寄せて中を見ようとしていた。

 その目が櫻井と合う。

 「!?」

 櫻井は声も出ないほど驚いた。

 相手もひどく驚いている。

 ベランダには確かに人がいた。

 だが、泥棒には見えない。

 もっと言えば、普通の人にも見えなかった。

 着物を着て、烏帽子を被っている。

 その着物も確かホウとかいう平安時代のやつだ。

 普通のものではない。

 櫻井も驚いたが、向こうも櫻井を見て驚いている。

 目を丸くしていた。

 だがその目は助けを求めているようにも見える。

「……」

 櫻井は放っておけなくなってしまった。

『そんごくうだいかつやく? 前・中・後』
翔サト
ニノ潤
相葉
パラレル世界のアイドル嵐です。
リモート紙芝居が楽しかったので。ニノのことをエロカッパと呼びたかっただけです。
各400円
「そんごくうだいかつやく?」

<設定> パラレル世界の嵐ちゃんのため、リアルとは多少異なります。

大野 智  アイドルグループ・嵐のリーダー。あみだで主役をゲットしました。孫悟空がなんだか怪物くん風だったのはご愛嬌です。

櫻井 翔  アイドルグループ・嵐のメンバー。世話好きのお父さん。孫悟空では一番影が薄い気がする猪八戒をやります。影が薄い分、活躍の場はないと思われます。

相葉 雅紀 アイドルグループ・嵐のメンバー。空気が読めて、意外と何でも出来ちゃうポテンシャルの高い子。今回はナレーション担当です。そのため、出演はほぼ声だけになります。

二宮 和也 アイドルグループ・嵐のメンバー。沙悟浄です。つまりはエロ河童です。

松本 潤  アイドルグループ・嵐のメンバー。三蔵法師です。役としてははまりどころではないかと思っています。袈裟を着たお坊さんを押し倒すエロ河童が見れる予定です。

 
<立読み>
 「三蔵法師・潤と智悟空(サトシゴクウ)の一行は西を目指して旅していました。お供は豚の翔八戒(ショウハッカイ)とカッパのニノ浄(ニノジョウ)です。すると、山が現れました。山の前には立て札が立っています」

 相葉のナレーションに合わせて、山が現れた。

「おおっ」
 相葉を除く4人の口から声が洩れる。
 それはなんとも不思議な光景だった。
 映像にはとても見えない。
 巨大なVRの中に入った気分だ。
 山が現れたと同時に、相葉の姿は見えなくなる。
 松本はいつの間にか三蔵法師の衣装を着ていた。
 髪型は変わらないから坊主ではないが、袈裟が意外と似合っている。
 大野は孫悟空だ。
 どことなくドラゴンボールっぽい。
 頭にはわっかが嵌まっていた。
 手には如意棒を持っている。
「これ、伸びるのかな?」
 大野は不思議そうに棒を見た。
 試そうとして、松本と二宮に止められる。
「危ないから」
 注意された。
 大野は納得する。
 櫻井は鼻に豚鼻(ゴムがついて耳に引っ掛けるようになっている)を付けていた。
 頭には七福神の誰かが被っていそうな膨らんだ烏帽子棒みたいなものを被っている。
 着ている服は変わっているが、それが猪八戒の衣装なのかどうかは誰にもわからなかった。
 そもそも、猪八戒のイメージが薄い。
 二宮は頭にカッパの皿を乗せていた。
 緑色を基調とした服を着ている。
 沙悟浄なのはなんとなくわかった。
 全体的に学芸会レベルの仮装なのだが、わりと雰囲気が出ている。
 松本は面白くなってきた。
 三人を見て、にやける。
「みんな、似合うよ」
 誉めた。
「笑っていますけど、一番嵌まっているのは潤くんですからね」 二宮はじとっと松本を見る。
 妙に色気のあるお坊さんだ。
「いや、これ。普通に袈裟を着ただけのオレだろ?」
 松本は苦笑する。
 自分の衣装を眺めた。
「ええ。妙な色気があります」
 二宮が真顔で答える。
 意味深な顔をした。
「このエロガッパ!!」
 松本は吼える。
「ぶっ」
 櫻井は噴き出した。
 肩を震わせて、笑う。
 言い得て妙だった。
 大野も櫻井の隣で笑いを堪えている。
「そこの猿と豚、笑うなら普通に笑え」
 二宮はムッとした。
 気を遣われるほうが痛い。
「あはははっ」
 櫻井は声を上げて笑う。
「え? 何? なんか可笑しかった?」
 こちらの状況がわからないらしい相葉が焦った声を出した。

『あしが~る 前・中・後』
翔サト
ニノ潤
相葉
戦国時代にタイムスリップしちゃうドラマパロです。キャスティングは今から考えます。^^; 各400円
「あしが~る」
<設定>

二宮 和也 男子高校生。ゲームオタクだがちょっとちゃらい。相葉とは幼馴染。相葉の部屋に相葉自作のゲームをするつもりで遊びに行ったら、うっかりタイムマシンを起動させて戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで潤と出会い一目ぼれする。その後、潤と関係を深めるために戦国時代と現代を行き来することになる。

松本 潤  松本藩の跡継ぎ。戦国時代の武将。年齢的には高校生くらい。和也にガンガン押されてかわしきれない。

相葉 雅紀 天才かバカか紙一重の発明家。何の弾みかタイムマシンを発明してしまう。二宮に頼まれ、その後、何度もタイムマシンを起動することになる。

櫻井 翔  松本家の家臣。家は代々、松本藩の家老職わ勤める。潤の守役を祖父ら引き継ぐ。幼馴染の智と関係を持っている。

大野 智  松本家の家臣。足軽。翔の幼馴染。翔との関係に悩んでいる。


<立読み>

  光が眩しくて二宮は目を閉じた。
 目を閉じていても、明るいのがわかる。
 それが収まってから、目を開けた。
「!?」
 二宮は驚く。
 そこは相葉の研究室ではなかった。
 それどころか、何もない。
 ただの原っぱに二宮は立っていた。
「マジか……」
 呟く。
 相葉が叫んだ言葉を二宮は聞いていた。
「タイムマインって言っていたよな」
 苦笑が洩れる。
 バカの方だと思っていたら、相葉は天才の方だったらしい。
 本当にタイムマインを作ったようだ。
 未来に来たという感じはないので、たぶん過去だろう。
 問題は、ここがいつの時代かということだ。
「戦国時代だけは勘弁」
 二宮は祈る。
 生き抜く自信がない。
 自分はごく普通の高校生だ。
 サバイバル能力はどちらかといえば、低い。
 何はともあれ、誰か捕まえて話を聞かなければならないと思った。
 このままでは自分がどうすればいいのかもわからない。
 二宮は辺りを見回した。
 原っぱなので、視界はいい。
 夜だが妙に明るかった。
 その理由に、上を見て気づく。
 満月だ。
 こんなに明るいのは月のせいらしい。
(月がこんなに明るいなんて知らなかった)
 二宮はそんなことを考える。
 そして、少し離れたところに誰かいることに気づいた。
 月明かりに照らされて、その人は原っぱの中に立っている。
 ただ、月を見上げていた。
 二宮は目を凝らす。
 遠目でも若そうなのはわかる。
 自分と同じ位の少年ぽい。
 身なりは良かった。
 彼と話をしたいと思う。
 二宮はそっと彼に近づいた。
 逃げられないよう、静かに気配を消して近づく。
 彼はこちらに気づかなかった。
 ぼんやりとつきを見上げている。
 満月に見惚れているようだ。
 触れられるくらい近づいてから、二宮は声を掛けた。
「あの……」
 呼びかけたら、こちらが驚くほどびっくりされる。
 振り返った目が睨むように二宮を見た。
 次の瞬間、彼は駆け出す。
 二宮は慌てて追いかけた。

申し込みはメールで mi.sa@chive.ocn.ne.jp までお問い合わせください。詳細をお知らせします


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