この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#876 成瀬宇平著 [免疫力を高める生き方」(株式会社健学社刊)(2)

2017年05月05日 | 健康、医療
この本は目次をよむだけでもためになるようである。 前号に引き続き目次を書き写そう。  第2章 食がすべてを決める  1.少年期の「素食」の経験で味を覚える  2.寺の修行僧から学ぶ「快ストレス」の食事  3.卵、牛乳はなぜ病人だけの食べ物であったのか  4.一汁三菜を献立の基本に  5.食物繊維の多い食事  6.食卓をカラフルに  7.受験に勝つ食生活  8.厳しい食生活が忍耐 . . . 本文を読む

#875 成瀬宇平著 [免疫力を高める生き方」(1)(株式会社健学社刊) 

2017年05月03日 | 健康、医療
私は、入院のせいもあり体力が落ちたせいもあり、残念ながらは昨年の定例の集まりはほとんど欠席してしまった。 懐かしい友人達と顔を合せる貴重な機会である高校(福島県立磐城高校)の在京の同年の卒業生による忘年会も欠席してしまった。 この忘年会は事前に欠席の旨連絡はしていたのだが、会が終わってしばらくしてからおそるおそる幹事に電話して様子を聞いてみた。 幹事は上川良一君。私はこの君は本当に懐かしい友 . . . 本文を読む

#874「あるクラス会」4

2017年01月12日 | 随想
#873「あるクラス会」3を投稿した後、橋本満安君から頂いた年賀状のご返事をあらためて取り出して読んで見た。 何という立派な内容と文章だろう。 年賀状に添える文章は、なかなか難しく、そのとき思いついたまま書くいい加減なものが多い。 それにひきかえ、この橋本君の文章は、私が#873「あるクラス会」でたまたま書いたことの状況を実にあますことなく、しかも簡明に書いている。立派なものである。 私は . . . 本文を読む

#873「あるクラス会」3

2017年01月11日 | 随想
もう3ヶ月前、昨年の10月のある日、私の携帯電話に電話がかかって来た。 大学の1年目に同じクラスだった橋本満安君からだった。 親しい友人である。 私は、東京の虎ノ門にあるT病院の病室にいた。翌日以降の手術を待っていた。腹を切ることになっていた。 橋本君は、銀座のビヤホールから電話をかけているという。もうすでにある程度ビールが入っており機嫌がよさそうであった。 よく私の居場所がわかったなとと . . . 本文を読む

#872「看護介護の喜び」

2017年01月10日 | 随想
数年前の私の中学の同窓会(同年の)でのことである。 学年でも一ニをあらそう、才媛だったYさんが、挨拶をした。 彼女は地元の名門女子高校を卒業した後、東京の看護学校を卒業し東京の大病院で看護師をしていたが縁があり群馬県の大きな素封家に嫁いでいた。 夫を病気で失ったという。 彼女は沈んでいなかった。逆に高揚しているように見えた。 彼女は看護、介護が必要になった夫のためにこれ以上できないと自分 . . . 本文を読む

#871「不在からの帰還」

2017年01月09日 | 随想
またまた、「かくも長き不在」であったが、帰還してこのブログつづけて行きたいと思う。 不在中にいろいろなことがあった。楽しいことが多い。 いや、入院中同室だったOさんが、「いやすべてのことは楽しいですよ。」とおっしゃった。  このところ長かった人生をふりかえることが多い。不思議と楽しいことばかり思い出す。 思い出の中では、実際は遠くからただ一心に憧れていただけの美しい女性まで、親しげな風に現 . . . 本文を読む

#870 「かくも長き不在」2

2016年09月06日 | 随想
このブログにすっかりご無沙汰してしまった。 「かくも長き不在」である。(この文句は、私が若い時に見たフランス映画の題名である。) このブログにご無沙汰していたこの間、思いがけず私は2度の入院生活を送った。 いつもながら周囲の方々の有難い善意をしみじみと感ずる有難い嬉しい生活であった。   限られた人生である。このようなブログを書くという得難い機会を無駄にしてはなるまい。 &n . . . 本文を読む

#869 「大船観音」2

2016年02月13日 | 寺社、名所、史跡、祭礼
 大船観音に関するブログを書いた後で、以前にもこのブログに大船観音について書いたことを思い出した。  その年の鎌倉淡青会の忘年会が大船で開かれた日に、会の前に催された「歴史探索の会月例会」で、大船観音と大船の常楽寺に詣った時のものである。  今更のように時間の経過の早いのに驚く。   正面から撮影した大船観音の写真が掲載されている。日付を見ると2009年の年末になっている。  あ . . . 本文を読む

#868 「大船観音」

2016年02月12日 | 寺社、名所、史跡、祭礼
先日、妻をエスコートして大船のF眼科に行って来た。 いつもながら、F先生以下、検査技師他事務の皆さんの行き届いた対応に心が暖まる思いであった。 カメラを持参していたので、帰路横須賀線で乗車する大船駅に戻る跨線橋の上から、大船観音をカメラにおさめた。 妻の歩行の扶けになるように腕を組んで歩いていたが、妻と寸時はなれてカメラを観音様に向けたのである。 思いがけずよく撮れていたので、このブログに . . . 本文を読む

#867 「THE BOOK OF AMERICA」 by Neal R. Peirs & Jerry Hagstrom

2016年02月11日 | 地理
今年は4年に1度の米国の大統領選挙の年にあたっており、州ごとの民主党、共和党の候補者の選出(党員集会、予備選挙)が始まった. まず、中西部のアイオワ州を皮切りに、一昨日は東部のニューハンプシャー州であった。. 米国は州によっていろいろと特徴がある。 この本、「THE BOOK OF AMERICA」by Neal R. Peirs & Jerry Hagstrom (英文)は実に興味深い。 . . . 本文を読む

#866 「富士山」

2016年01月30日 | 随想
今年の冬は例年になく暖かった。そのため、私達は初詣でで、葉山の海岸で富士山を見ることができなかった。 葉山の森戸神社に初詣でに行くと、私達は相模湾ごしに見える富士山の写真をとってくるのが常である。今年はそれができなかった。 暖かいと、富士山が全くみえないか、もしくはよく見えないのである。 1月10日すぎに、富士山が見えるようになった。 この写真は1月14日に葉山公園から撮った富士山の写真で . . . 本文を読む

#865 「森戸神社」

2016年01月03日 | 寺社、名所、史跡、祭礼
森戸神社の「ご由緒」である。 森戸神社はこの地に源頼朝もおとずれ、三島神社の分社として祭事をしており、神社となって明治以降に、御用邸にご滞在中の両陛下も参拝されている伝統のある神社とのことである。 相模湾、江ノ島、富士山を見渡せる地に位置し、社殿は小さいながらも、お詣りしたと納得できるような神社である。 次に、鎌倉八幡宮に参拝すれば、初詣はまあ一応完成と言えようが、混雑を想像しただけで、たじ . . . 本文を読む

#864 2016年「初詣」

2016年01月02日 | 随想
2016年初詣  1月2日、例年どおり、朝、大学箱根駅伝をTVで見てから葉山の森戸神社に初詣に行った。 今年は例年になく温かい。 森戸神社から富士山はうっすらとしか見えなかった。 205年の新年にこのブログを書き始めたときに、森戸迅社から見た富士山の画像を使ったことを思い出していた。    画像:葉山 森戸神社  筆者撮影 . . . 本文を読む

#863  新年 2016年 (2)

2016年01月01日 | 随想
1月1日は、近くに住んでいる子供と孫も私の家に集まって雑煮を祝う。 私の家では雑煮は京都風の白味噌の雑煮である。 いつもは夕食も私の家で鍋物をすませてから解散になるのだが、孫の一人 が受験勉強中で早く帰りたいというので午後での解散となった。 画像:白味噌の雑煮 筆者撮影  (白味噌の雑煮に使用される薯は京都では親薯と称しお椀一杯にあふれるような大きな薯を縦に入れるが、関東地方でその . . . 本文を読む

#862 新年 2016年 (1)

2016年01月01日 | 随想
2016年の新春である。 21世紀まで生きられるのだろうか、などと自分の子供のころには考えていたが、21世紀になってすでに十数年が経っているのだ。 21世紀になって自分は何をしたのかと自問するといささか心許ないのであるが、それなりに一生懸命に生きて来たのは事実である。 折角の与えられた時間である。大事に生きて行きたいと思う。  了   画像:筆者撮影  鎌倉中央公園(山崎)の桜 . . . 本文を読む