日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

くまモンからパワーをもらう

2024年04月22日 | 2024能登半島地震

今日は幼稚園で今年度最初の運動教室。スポーツクラブから指導者にきてもらっての運動。教室といっても楽しく身体を動かすのが目標なのですが。

実は来月からはここのスポーツクラブのプールでスイミングをする事になっている。今までしていたスポーツクラブのプールが地震で使えなくなったので。海に近いところにあったのでプールが40センチも傾いたそう。

来月からの打ち合わせをしていくと、意外な事がわかった。

使えないのはそこのプールだけではない。七尾市が管理しているプールの一つがダメ。某小学校のプールがダメ。ある保育園が所有しているプールもダメ。そして他の小学校のプールはまだ検査していないらしい。

というわけで、現時点で子どもたちが使えるプールは1ヶ所。それは辛い。まだ検査していない学校プールが使えるといいのですが。今回の地震では、地面の中の動きが激しい。

そんなとき、見ず知らずの熊本の幼稚園からお見舞いの手紙。配慮に満ちた文面に励まされる。そういえば熊本の教会からのメッセージも心に沁みた。

 

夕方スーパーにいくとくまモンのイラストがついているいちごが売っていた。思わず購入。熊本からの激励をいちごを食べて力にする。

コメント

聞いてほしい事

2024年04月21日 | 2024能登半島地震

今日の午後、教会総会の最中に教会のドアホンがなった。

クリスチャン新聞の編集部にいる方で、能登の教会を回っているという。アポなしで来た事を丁寧に詫びてくださった上で、できれば教会の様子を教えてほしいという事だった。

総会中だったので、牧師はそこを離れられないので、私が短い時間で教会内を案内した。まずは礼拝堂。礼拝堂の扉を開けて、ほぼ無傷に見える事をとても喜んでくださった。「礼拝がまもられているんですね」と嬉しそうな顔になる。

おそらく、他の能登の教会をいくつも回って来られて、礼拝堂が損傷しているのを見て来られたのだろう。

その後、うちの建物の中では損傷が大きい2階を見てもらう。たくさん説明しなくても、ここが教会学校の場所で、ここが婦人会をしていた場所で、ここが宿泊ができるところで…とわかってくれる。そして、教会学校がここでできないんですねとか集会ができないですねとか、こちらが期待する反応をしてくれる。

他の部屋の損傷を見た後で、礼拝堂に戻ると、「本当に礼拝堂が無事でよかったですね」と言ってくださった。そう言ってもらえて、こっちの思いが伝わった気がした。

地震後に幾つかのメディアの取材を受けた。NHK、読売新聞、時事通信、そして地元紙。でもキリスト教系のメディアの取材は初めてだった。いや、電話の取材はあった。でも直接来てくれたのが初めてだった。きいてくれることが他のメディアとは違う。

いろんな教会関係の誌面に能登半島地震の事が載るけれど、書いた人が見て書いたというより、誰かから聞いた事をまとめている場合がほとんど。少し失望する表現もあった。こっちの思いが伝わっていかない。

できれば直接見てほしい。誰かから聞いた話ではその誰かの主観がはいってしまう。

 

たぶん、奥能登の諸教会(教団外の所が多数ある)に比べれば、七尾教会の被害は少ないから、あまり記事にもならないかもしれない。それでも、見に来てもらえて、感謝である。

 

コメント

教会総会

2024年04月21日 | 2024能登半島地震

教会総会。

牧師と8名の現住陪餐会員。

行事計画は立てにくく、会計は厳しく。

「新しい年度も主を讃美する礼拝の時を、これからも取り去らないでくださいと祈り続けてまいりたいと思います」

コメント

4月21日、主日礼拝

2024年04月21日 | 2024能登半島地震

教会学校は生徒0。

主日礼拝は10名。

3名進学した後でしばらくいなかった高校生。今日は一人、ミッションスクールの子がいました。

コメント

良かったのか 悪かったのか

2024年04月20日 | 2024能登半島地震

幼稚園教師との朝の会話。

「実家が一部損壊から半壊になりました」

「よかったね」

半壊でよかったというのは変だけど、

罹災証明の不服申し立てをして、判定が半壊になったと言う事。一部損壊と半壊では義援金、公費解体なるかどうかなどなど様々な違いがある。今月になって、再審査がようやく進んでいる。

 

ただ、みんな迷っている。家を新築すればいいのかどうか。50代の人でも迷う。60代70代…新しい家を建てるためのローンができるのか?

こんな時に利上げか…能登の人々には厳しい。

コメント

年間行事計画

2024年04月19日 | 2024能登半島地震

朝早くおきてしまったので、先延ばしにしていた幼稚園の年間行事計画を作った。

通っていたプールが地震で使えなくなり、他のプールのお世話になることになるなどいろいろな対応で遅くなった。

他にもいろんな事を考える。遠足はどこに行けるのだろう?おとまり保育の時に出かけていた公園にはいけるのかな?考えすぎてもどうにもならないので、例年通りに当てはめていく。

けれど一番困っているのは、修理工事がいつになるのかさっぱりわからない事だ。

今までもいろんな工事をしてきた。幼稚園の保育に支障が無いように時期を選んできた。予定より工期が延びただけでいろいろ調整する事になるのを何度も経験してきた。

教会だって、数少ない行事のことを本当は考えたい。

けれど今回はそうはいかない事を痛感している。

 

たくさんの人が、会社が、そして教育機関が工事を依頼している。いっぱいすぎて対応できていない。みんな待っている。公費解体さえ始まっていない。

早くしている工事を見ると、羨ましくなる。ジェラシーもある。

わかっていることは、今ならできますと言われたらその時にするしか無いと言うこと。

トイレ工事だけでも早くしてもらえないかなと思っている。

幼稚園のホールにはこいのぼりが飾られた。あっという間に5月が近づいてくる。

コメント

教会と幼稚園

2024年04月18日 | 2024能登半島地震

金沢長町教会の加藤先生、来。

長町教会は、明治時代までさかのぼると、七尾教会の親教会になる。

牧師と幼稚園の仕事を前向きにしている先生なので、説明しやすい。一本杉通りを通りながら、ここが元々メソジスト時代の教会があった所と説明してもそれだけで、街の一等地に教会幼稚園を建てた先人の想いが伝わる。

昼食を街の飲食店で。そこから街の空気を感じてもらえたと思う。

お土産も街の和菓子屋さんで。

 

夜のニュースで四国の地震の事。そこの被害の話より、南海トラフの話。

それにしても。原発がある地域での地震が続く。

コメント

愛南

2024年04月18日 | 2024能登半島地震

昨夜、いつものように夜のラジオを聞いていたら、地震速報が流れた。四国で地震。

四国は一度も行ったことが無い。地名もあまり知らない。

 

震度6アイナミ……

あ、矢野先生の所だ。

釜土達雄を起こして、TVをつけて、高知の姪に連絡したり。

 

朝のニュースでは被害は大きく無いように報じていて、南海トラフの話にいっている。でも…一つ一つ被害は異なるので、

被害なし、と早急に判断しないように。

 

矢野先生も最初の赴任教会にずっといる。釜土達雄と同じくちょっと変わり者かな。

コメント

元に戻ろうとしちゃダメ

2024年04月17日 | 2024能登半島地震

午後かかりつけ医へ。この先生は被災地での女性や子どもの問題についてたくさん発信していて、クリニックの一部を女性の休憩室にしている。クリニックの壁には世界子どもたちからの応援メッセージが貼られている。

診察後、ちょっとした世間話。

その中で印象に残った言葉は、

元に戻ろうとしたらダメなんだよね

 

ああそうだな。どんなに願っても2023年12月31日には戻れない。

 

2007年の時は違った。元に戻したいと思っていた。だから礼拝堂は元と同じデザインにした。元に戻すのが復興だった。4年かかって。

 

けれど今回は違う。七尾教会の建物は修理すればいいだろう。でも周りの状況は元に戻らない。能登の状況は厳しい。

 

「元に戻ろう」ではない復興とはなんだろう。答えは簡単には出ない。

コメント

中部教区のホームページより

2024年04月17日 | 2024能登半島地震

今日中部教区のホームページが更新されていて、輪島教会の事が書いてあります。

コメント