電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボの満開時とリンゴの開花前の防除が終わる

2024年04月24日 06時00分29秒 | 週末農業・定年農業
風邪と歯痛で足踏みをしましたが、サクランボの満開時の防除をようやく終えました。早朝4時に起きてホットミルクとパンで手早く腹ごしらえをし、すぐに出動。自宅裏の数本と離れたもう一つの園地(こちらが主力)のサクランボに動力噴霧機で丹念に散布します。枝が混んでいると花の部分に散布ムラができてしまいますが、適切に剪定してあればどの花にも抗菌剤「ファンタジスタ」の薬液がかかります。昨年まで動力噴霧機の余水弁の不調で噴霧圧が充分でなかったため、夏場のカイガラムシ防除の際に樹の高いところの枝まで届かず、ウメシロカイガラムシにやられて一部に葉がでない枝が見られます。特に老樹にその傾向が顕著です。亡父が植えてからすでに50年になるものが多いので、本当は樹も弱り、世代交代が必要なのでしょうが、今から若木を植えても私自身いつまでも管理できるわけではありません。今年の収穫状況を見て、弱った老樹は間引き伐採し、他の樹の日当たりを良くすることでサクランボ果樹園全体の寿命を維持することを考える必要がありそうです。

もう一つ、本数としては数本しかありませんが、リンゴ「紅つがる」と「紅将軍」の開花前の防除も併せて実施しました。リンゴの花は白いのですが、開花前のガク片が薄紫色をした可憐なもので、たいへん魅力的です。あとは、満開10日後の5月初旬まで防除作業はなし。野菜畑の植え付け準備をして、桃の摘花作業も「あかつき」から「川中島白桃」へ移行していきます。

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解熱鎮痛剤カロナールの主成分はアセトアミノフェン

2024年04月23日 06時00分45秒 | 健康
風邪の症状のくしゃみと鼻水の方は、早めによく寝たためにほぼ改善されたようですが、親知らずが化膿して腫れた右奥歯が痛みます。セファレキシンは朝晩2回ずつ3日間服用し、腫れが少しおさまってきたものの、まだ痛みがひどい。たまらず鎮痛剤アセトアミノフェンを服用しました。かかりつけの歯科医院でもらっていたもので、ようやく我慢できる程度に収まっています。

アセトアミノフェンは2年前のコロナ感染時にもお世話になりました。普段は鎮痛剤の世話になることはまずないのですが、あのとき以来のことです。そういえば、「カロナール」の主成分はアセトアミノフェンだったはず。当時、自宅内コロナ隔離でヒマにまかせて調べた内容(*1)は;

ところで解熱鎮痛剤カロナール。ふだんから鎮痛剤とは縁遠い生活を送っており、記憶をたどると50年前にバファリンを飲んだのを覚えている程度です。したがって、カロナールを服用したのはたぶん生まれて初めてかも。「軽うなる」という関西弁ふうのネーミングが笑える「カロナール」の成分は、アセトアミノフェンだそうです。これはたしか



こういう物質だったはず。Wikipedia によれば、発見は1877年と古いのですが、同時期に使われたフェナセチンとの比較で副作用が疑われ、フェナセチンのほうが鎮痛剤として広く用いられて独バイエル社の基礎を築いたのではなかったかな。ところが、実際によく調べてみたら副作用を起こす原因は別の物質で、1947年には代表的な解熱剤アセトアニリドもフェナセチンも、体内でアセトアミノフェンに代謝されることが判明し、「結局はアセトアミノフェンが効いてるんじゃん!」ということになって、今は副作用のごく少ない鎮痛剤として広く用いられているということのようです。

うーむ、50年前にバファリンを使ったとは言うものの、それは「頭痛にバファリン!」というCMの認知効果であり、当時カロナールがなかったわけではないのでしょう。実際、総合感冒薬の中にはちゃんとアセトアミノフェンと成分表示されたものが多くあったことを覚えています。

というものでした。今になって再びアセトアミノフェンのお世話になるとは! しかも歯痛で! 思わず「なんたるちや、サンタルチア!」と伝統的駄洒落保存会の会員資格を再確認するところですが、地域の歓送迎会の司会を頼まれていることでもあり、まずはそろそろと起きることといたしましょう。

(*1): 新型コロナ回復の推移と解熱鎮痛剤のこと〜「電網郊外散歩道」2022年12月

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泣き面に蜂〜風邪ひきに虫歯

2024年04月22日 06時00分12秒 | 健康
日曜日は、朝からくしゃみの連発で鼻水が出ます。これは風邪だなと思ったらこんどは右奥の親知らずの虫歯が化膿して痛みます。これは泣き面に蜂のダブルパンチだな。残念ながら山響定期はお休みといたしました。しばらくぶりに知人が遠方から山響定期に駆けつけてくれたのにお会いできないのも残念でしたが、風邪をうつすわけにもいきませんし、化膿して痛む歯は歯医者でもらった抗生物質セファレキシン(3日分)を朝晩服用して対応、とにかく家で寝ていました。数日前に、日差しが暖かいのに騙されて防風対策が充分でない服装で、風が冷たい中で桃の摘花作業を続けたのが悪かったのかもしれません。

ほぼ4週間おきに化膿する親知らずの手術の予定は6月下旬で、まだまだ先です。小型爆弾を抱えて生活するみたいなもので、セファレキシンに耐性菌が生じたりしないようにと願うばかりです。退職して毎日が日曜日の生活で良かった、と心から思います。

写真は先週の土曜日に撮影した水仙です。水仙は学名を Narcissus というそうで、こんなきれいな花なのに誰かがやっかんで、自己愛のあまり動けなくなり死んでしまったギリシア神話の美少年にたとえたのでしょうか。いやいや、余計なことを調べるよりもまず寝ていろよ(^o^)/

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山辺町の噺館で第45回桂文治独演会を聴く

2024年04月21日 06時00分19秒 | 散歩外出ドライブ
朝から強風が吹き、寒くて長時間の外仕事は難しそうですので、山辺町の噺館(はなしごや)で第45回を数えるという定例寄席、桂文治独演会を聴きました。会場は、山辺町の社会教育の仕事をされておられた公務員が退職金とクラウドファンディングで建設・維持しているという「噺館」というところです。まさに落語好きが嵩じて寄席のオーナーになったみたいな話ですが、こういうのも山響創設者の村川千秋さんと共通するところがあり、山形人の県民性というか、特長なのかも(^o^)/

本日の演目は、

  • 鈴ヶ森
  • はてなの茶碗
    〜休憩〜
  • 松山鏡

というもので、他に休憩の後に「紙切り」芸が入ります。「鈴ヶ森」の間抜けな追い剥ぎ泥棒の話も愉快ですし、「はてなの茶碗」の近衛や帝まで登場する破天荒さも可笑しい。後半の「松山鏡」では、お奉行様の前で死んだ親父にひと目でいいから会いたいと訴えるところは、ちょいとうるっときました。お奉行様の采配は孝行息子に「鏡」をつかわすというもの。鏡を初めて見る人の反応としては、まあ、そんなものでしょうか。いやいや、水鏡というもので自分の顔を見るのは経験していると思うけどなあ(^o^)/

源泉100%かけ流しのテルメ柏陵でゆっくり温泉に入り、温かい肉そばを食べて帰宅しました。妻も良い骨休めになったことでしょう。置いていかれた猫・李白だけは、少々ご機嫌ななめだったかもしれません(^o^)/



参考までに、「噺館」での今後の定例寄席の出演者(4月〜6月分)を載せておきましょう。

【追記】
朝からくしゃみ、鼻水が出て、微熱があります。どうも、風邪をひいたみたい。今日の午後の山響定期は、残念ですが大事を取ってお休みといたします。良いお天気なのですが、ひたすら寝て治しましょう。

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サクランボ「佐藤錦」はまだ満開ではないようだ〜満開日の重要性

2024年04月20日 06時00分43秒 | 週末農業・定年農業
我が家の果樹園では、ただいま桃「あかつき」の摘花作業の真っ最中。昨日の午後は風が冷たくて風邪を引きそうだったので、歯医者と耳鼻科を受診することにしました。おかげで進捗状況はようやく50%近くまで来たところです。



ところで、サクランボ「佐藤錦」の状況は? 早生種の「紅さやか」や晩生種なのに開花が早い「ナポレオン」等は4月14日前にもう咲き始めていましたが、「佐藤錦」は4月15日ころの開花となりました。ただいま、気温がやや高い自宅裏の果樹園では八分咲、もう一つ、自宅からは離れた園地は少し気温が低いために、六分咲といったところでしょうか。満開は22日ころと予想しています。なぜ満開日に注目するのかというと、この時期に灰星病等の防除のため「ファンタジスタ」(*1)等の抗菌剤を散布するのが最も重要な作業になるためで、日中はブンブン飛び交う訪花昆虫を保護するために、まだ訪花昆虫が飛ばない気温の低い夜明けころの時間帯に実施する必要があります。いわば、気合を入れて早起きし、薄暗いうちに動き出す必要がある、サクランボ関連農作業では最重要なヤマ場の一つ。

来週の月曜日、22日には、桃「あかつき」の摘花も中断して早朝決起、気合でサクランボの防除を行います。これを無事に終えると、少しホッとします。いやいや、この週末は山響の第316回定期演奏会の予定。井上道義さんの指揮でオール・モーツァルト・プログラム(*2)となっていますから、これをご褒美にして頑張りましょう。

(*1): ファンタジスタの特長〜病原菌の生育ステージとファンタジスタの阻害部位
(*2): 山形交響楽団第316回定期演奏会〜山響コンサート情報より

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植えて3年目の晩生種のモモが花盛り

2024年04月19日 06時00分35秒 | 週末農業・定年農業
自宅裏の果樹園、ただいま春の真っ盛り。サクランボがそろって咲き始め、プルーンも開花期に入りました。早生種のモモ「あかつき」の摘花作業を進めていますが、いまのところ25%程度の進捗状況です。午前中は穏やかな陽気でも午後からは風が出てきて、強い風が吹くと花びらが飛ばされていきます。

写真は、植えて3年目の晩生種の桃「美晴白桃」と「青空むすめ」の若木です。昨年までは樹の成長を優先させ、全部摘花して実らせなかったので、この若木を収穫するのは今年が初めてです。「美晴白桃」は以前植えた樹を収穫していますが、「青空むすめ」は植えたのも収穫も初めて。資料(*1)によれば晩生種でも遅い方の9月中〜下旬が収穫期とされています。そんな遅い時期にまだ桃が食べられるのはちょいと嬉しいかもしれません。


 (美晴白桃、2022年4月)

 (青空むすめ、2022年4月)

見た目では区別がつきませんが、「農作業メモ」に植えたときの記録がありますので品種は確定しています。でも、念のために品種名と植樹年を書いた木札を下げたほうが良いのかもしれません。両方とも花粉がごく少ない品種ですので、「あかつき」の花粉が頼りです。そのため、「あかつき」の摘花が終わってから、花弁が散って実がある程度の大きさになり、受粉の目安がつくようになってから摘花ではなく摘果をするようにしましょう。よって、しばらく花はこのままです(^o^)/



桜を詠んだ和歌はそれこそたくさんあるのでしょうが、桃の花を愛でて詠んだ歌と言うと、私はこれを思い出します。写真は少し前に筆ペンでいたずら書きしたものですが、万葉集より、大伴家持の歌;

春の苑 くれなゐにほふ桃の花 
  した照る道に 出で立つをとめ
            大伴家持 万葉集 巻十九

若い頃ならば恋人を想像したのでしょうが、古希を過ぎた今は高校生、大学生になった孫たちの年代をイメージします。若さがまさに春のイメージ。あと数年で、本格的に収穫できるようになるでしょうから、今は USB メモリに収めた mp3 形式の音楽ファイルをお供にせっせと摘花を進めましょう。昨日はサン=サーンスの交響曲第3番とブルックナーの交響曲第8番でした。曲が終わるまでやろうと決めると、単調な作業に飽きて投げ出すことも防げるのです(^o^)/

(*1): 青空むすめ:モモ(桃)〜果物ナビ

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五日市哲雄・久保田博南『おもしろサイエンス・大豆の科学』を読む

2024年04月18日 06時00分54秒 | -ノンフィクション
先日、図書館から借りてきた本で、五日市哲雄・久保田博南著『おもしろサイエンス・大豆の科学』を読みました。若い頃に岩波新書で中尾佐助著『栽培植物と農耕の起源』を読み、興味を持っていたこともあり、岩波新書で山本紀夫『ジャガイモのきた道〜文明・飢饉・戦争』(*1)を面白く読みましたが、今回は「大豆」の話です。

大豆は、たぶん豆腐や納豆などと一緒に、中国から渡ってきた食べ物なのだろうと漠然と考えていましたが、本書のカバーを見たらどうも違うらしい。そこで内容に興味を持ち、借りてきて読み、備忘録ノートに気づいた点をメモしてみたという次第。本書の構成は、次のようになっています。

第1章 大豆っていったいどんなもの?
第2章 大豆と栄養素のすばらしき関係
第3章 ちょっと驚く大豆の食品としての機能性
第4章 大豆を発酵させれば日本伝統の食品になる
第5章 大豆を加熱する、搾る、添加物を使って加工する
第6章 これからの大豆食品

内容的には、「おもしろサイエンス」というシリーズ名のとおり一般向けに書かれたもので、専門的なレベルの高いものとは違いますが、最近の知見を加えながら上手にまとめていると感じます。以下、私が興味を持った内容です。

  • 青森県の「三内丸山遺跡」で大豆栽培が判明して以降、日本各地の縄文遺跡で1万数千年前から大豆が食べられていたことがわかった。
  • 日本の大豆の自生種子の存在が確認され、大豆の野生種としてツルマメの自生も確認された
  • 自生ヤブツル小豆やツルマメ等の豆類は、縄文人の大事な食料資源、クリの栽培だけでなくマメの縄文農耕の存在
  • 大豆は自家受粉できる。雄しべと雌しべを持つ両性花で、虫媒花でも風媒花でもない
  • 品種として(1)夏大豆(2)中間大豆(3)秋大豆の3種類あり、寒冷地では春に種まき、夏に育ち、秋に収穫する早生種の夏大豆が適する
  • 大豆と枝豆の違いは、大豆の成長過程で枝豆が収穫できる。枝豆は未成熟な大豆のことで、栄養面では大豆が優れるが、枝豆は葉酸が豊富で緑黄色野菜の特徴も持つ
  • 大豆の加工食品(1)蒸す・煮る(発酵させて味噌、醤油、納豆、そのまま煮て煮豆)、(2)しぼる(豆乳、おから、加熱し固めてゆば、豆腐、揚げて厚揚げ、がんもどき、油揚げ)、(3)炒る(炒り大豆、きなこ)、(4)油を搾る(大豆油、大豆ミール)
  • 大豆は根粒菌と共生、窒素固定を行い、タンパク質が豊富、必須アミノ酸を全部含む食品
  • 大豆の種類は(1)黄大豆(味噌、納豆などの原料)、(2)緑大豆(山形県の秘伝など寒冷地に)、(3)黒大豆(煮豆、丹波黒など)、(4)赤大豆(煮豆、旨味)、(5)紅大豆(山形県、希少種)、(6)茶大豆(山形県のだだちゃ豆など香り、枝豆に適する)、(7)白大豆

なるほど、縄文時代から自生している豆を利用していたのですね。そう言えば、白米に大豆を入れて炊く豆ごはんは個人的に大好物です。グリーンピースではなく、やっぱり大豆がいいですね。そして麹さえ入手できれば手作り味噌は作りやすく美味しい。しかし醤油は難しいと感じます。工程が多く、また複雑です。そう簡単なものではないようです。

(*1): 山本紀夫『ジャガイモのきた道』を読む〜「電網郊外散歩道」2020年11月

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ジャガイモの植え付け終わる

2024年04月17日 06時00分38秒 | 週末農業・定年農業
2019年に復活させた野菜畑に、ようやくジャガイモを植え付けました。今年は、

  • 男爵 3kg 2列
  • キタアカリ 3kg 2列
  • アンデスレッド 5kg 4列

の3種類を植え付けましたが、男爵とキタアカリは農協に予約していたもの、アンデスレッドは昨年の芋を種芋として一部を残しておいたもので、芽が出てきたものを植え付けました。幸いに今日は雨の予報ですので、水やりの心配はなさそうです。



野菜の中でもジャガイモは使い途が広く、収穫後よく乾かして保存すればかなりの期間もちます。そんなわけで、ネギ、玉ねぎ、里芋、ナス等とともに、毎年必ず栽培する品目の一つになっています。あとは、葉物野菜は月末に種苗を購入して植えるばかり。野菜の栽培もなかなかおもしろいものです。

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たぶん、フォト・コラージュも自動化されているのだろう

2024年04月16日 06時00分23秒 | コンピュータ
以前は、コンパクト・デジタルカメラで写真を撮り、デスクトップPCに移して日付順にフォルダを作成し、良さそうなものを Gimp 等で加工編集してブログに利用するのが主でした。最近は、スマートフォンで撮影して Google Photo に溜め込み、適時ダウンロードして日付順のフォルダに保管しています。

この Google Photo では、時折おしゃれなフォト・コラージュを見せてくれます。先日は、愛用の万年筆の一つ、TWSBI のダイヤモンド580ALラヴァーの写真を使ったコラージュを提案してくれましたので、ダウンロードしてみました。それが、これです。



たしかに、私が自分で撮影した写真です。それをこんなふうにコラージュするとは、なかなか粋なはからいと言うべきでしょう(^o^)/
私の美的センスではとても思いつかない、シンプルでお洒落なアイデアです。もしかすると、類似の画像を選んでこんなふうにコラージュするというのも、AIですでに自動化されているのかもしれません。いや、そんなレベルのプロセスは、そもそも AI と言うもおこがましい、単なる作業パターンの一つになっているのかもしれない。だとすると、それをいちいち驚いているのは的外れで、機械が提案してくれたコラージュ画像の中から良さそうなものを選び、適宜利用するというのが良いのでしょう。ただし、コラージュしたのは Google だから、権利は我社にある、などと言い出さない限りは、という条件が付きますが(^o^)/

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リンクをクリックさせようとあの手この手で〜不安につけこむ

2024年04月15日 06時00分14秒 | コンピュータ
このところ、だいぶ少なくなったなあと喜んでいたスパムメールでしたが、またぞろ届きました。こんどはクレジットカードの利用照会という名目です。

このたびは◯◯◯◯カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記のご利用照会がございましたので、お知らせいたします。
ご利用日時: 2024-04-13 00:58:12
ご利用場所:国内加盟店ショッピング(通販·ネットショッピングなどでのご利用)
ご利用金額:25,180円
カードを使用した覚えがない場合は、以下のリンクをクリックしてカード使用の詳細を確
認してください。
〜リンク先URL〜

うーむ、「カードを利用した覚えがない場合」に問題のリンクをクリックしてカード使用の詳細を確かめろ、という設定ですか。誰かに不法利用されたかもしれないと不安を感じて思わずクリックしてしまう、という人もいるのかもしれない。そうすると、見た目はそっくりの不正な偽サイトに誘導されれて、ログインIDとパスワードを盗まれてしまうという結果になるのは目に見えています。

やはり、確認したいならばメールに書いてあるリンクを頼るのではなくて、ブラウザで「◯◯◯◯カード」の正規サイトにログインして確かめるべきものでしょう。そうすれば、そんな不正利用の実態はなく、まったくの詐欺メールであることが判明するはず。

いやはや、まったく油断も隙もあったものじゃない。気をつけましょう。



写真は、先日のお昼に作った「くきたちのスパゲッティ・アラビアータ」です。隣家の同級生にいただいた五月菜の茎たちをパスタを茹でている鍋でさっと茹でて、スパゲッティ・アラビアータに添えたもの。新鮮な季節の味で、たいへん美味しくいただきました。スパムメールの不愉快な気分もどこかに吹き飛びました。

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果樹園の春の始まり〜モモ、スモモ等の開花から

2024年04月14日 06時00分49秒 | 週末農業・定年農業
当地、山形県の村山盆地は、ただいま桜前線が急速に通過中です。どこを見ても桜、ニュースも錯乱、もとい、桜一色の状態です(^o^)/

当「電網郊外散歩道」は、主流の桜報道からはちょいと外れて、タイトル通りの郊外散歩、果樹園の春の様子をお届けしましょう。まずは、花盛りとなっているモモ「あかつき」から。



こちらは、8月初旬に収穫期を迎える品種で、当地では早生種に相当します。晩生種と比べると、開花もやや早いようです。では、晩生種「青空むすめ」はどんな開花の状況かというと、



こんな感じ。植えてから3年の若木ですが、ぽつりぽつり咲き始めたところ、でしょうか。

これに対して、花盛りなのがスモモです。剪定が間に合わず、咲かせ放題となってしまった大石早生がびっしりと花をつけています。



同じスモモでも、セイヨウスモモに相当するプルーンは、まだ芽が出たかどうかくらいの状態です。柿もまだまだ目立ちません。



サクランボも花芽が割れて白い花弁が見えるか見えないかくらいの状態。もう少し経つと、サクランボの開花が始まり、サクランボ果樹園も白い花でいっぱいになるでしょう。その頃には、プルーンも開花し、リンゴも薄紫のガク片の色気をチラリと見せながら、そっと咲き出します。



とりあえずは、我が家の果樹園の開花状況の前半部のレポートでした。

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果樹園の入り口が一気に花の季節に

2024年04月13日 06時00分23秒 | 季節と行事
4月もいつのまにか中旬になり、自宅裏の果樹園の入り口が一気に花の季節を迎えています。いつもは作業小屋の北側の落雪が遅くまで融け残り、なかなか咲かないヒマラヤユキノシタがだいぶ前から満開状態。水仙も白や黄色のラッパを吹いて春のマーチを演奏中(^o^)/



冬を越して、クリスマスローズも元気です。




草取りの合間に、花越しに隣家の畑を見ながらポカポカ陽気を満喫します。そういえば、忘れないように今年の開花日をメモしておこう。

  • スモモ 大石早生、ハニーローザ 4月9日頃
  • 桃 あかつき 4月11日

サクランボはまだ花芽が割れたくらい。これから徐々に風船状になっていきます。開花は来週かな。

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コーヒーと甘味〜バターバトラー・フィナンシェ

2024年04月12日 06時00分11秒 | Weblog
最近は、HbA1c という健康上の理由から(^o^)空腹時、とくに早朝のコーヒー習慣をやめてお砂糖抜きのホットミルクに切り替え(*1)ておりますが、それでも食後のコーヒータイムや、グルカゴンが減少しインスリンが一定の濃度を保っている10時のおやつタイムなどには、変わらずコーヒーと甘味を楽しんでおります。




先日は、娘からもらった「バターバトラー・フィナンシェ」というのを楽しみました。なんだかずいぶん凝った箱というかパッケージでしたが、味の方もなかなか美味しかった。もしかするとかなりお高い製品? 田舎暮らしのジイサンの日常には縁の薄いお菓子ですが、たまにはこういうハイカラな写真も良いでしょう。持つべきものは気が利く娘かも(^o^)/



コーヒーは、この透明感を見るとインスタントじゃないなあ。たぶん、いつもの UCC の粉をコーヒーメーカーで淹れたものでしょう。これだと、砂糖ぬき、ブラックでそのままのほうが美味しくいただけるようです。

(*1): 甘味の摂り方と血糖値を考える〜「電網郊外散歩道」2023年11月

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復活させた野菜畑に今年は何を植えようか

2024年04月11日 06時00分41秒 | 週末農業・定年農業
父母が元気だった頃、休耕田に客土して畑にして、野菜を作っていた農地がありました。父が亡くなり母も衰えが目立つ頃、じゅうぶんに管理ができずに荒らしてしまっていたのを2019年に復活させ(*1)、その後なんとか維持してきています。昨年からは広すぎて耕運機で耕すのがしんどくなってきて、ご近所の農家のトラクターで耕してもらっています。今年もなんとか手配できて、数日前に耕したと連絡をもらいました。



やっぱりトラクターで耕耘したほうが深くまで耕せて良いみたいです。作業手順としてはすぐに苦土石灰を散布できればよかったのだけれど、あいにく地域の行事とかちあい、昨日になってようやく手があきました。一昨日の雨で畑に入るとズブズブで、とても中には入れません。仕方がないので、あぜ道から届く範囲で苦土石灰を散布。終わってから長靴で無理やり中央突破で、両側に散布。来週あたり、こんどは堆肥を入れる予定です。果樹園の仕事が一段落するまで待ちましたのでかなり遅くなってしまいましたが、野菜畑の土作りが終わったら、さて今年は何を植えようか。

  • ジャガイモ  男爵、キタアカリ、アンデスレッド
  • 里芋  どだれ
  • サツマイモ
  • カボチャ
  • 枝豆  湯上がりむすめ、秘伝豆
  • トウモロコシ

こんなところかな。連作を避けて別の場所に植えるには、ある程度の広さがあったほうが便利です。出荷もしていない自家用菜園としては広すぎる畑も、その点では意味があるかもしれません。

こうした記事を毎年のように記録しているおかげで、野菜畑の作業もブログが農事暦代わりになっています。写真付き、検索機能付きで、なかなか便利です。

(*1): 荒らしていた畑を復活させる〜「電網郊外散歩道」2019年5月

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春のポカポカ陽気の価値

2024年04月10日 06時00分41秒 | 季節と行事
昨日は朝から雨降りで、寒い一日でした。昨年は同時期に雪が降り(*1)、遅霜の害も重なってサクランボに大きな被害が出ましたが、今年は雪が降るまでには至らず、まずはホッとしたところです。そういえば今年は大陸の寒気団の周期的な南下が弱いようで、暖冬に続き花冷えも強烈な寒さにはなっていないようです。


 (2023年4月9日の降雪)

やっぱり、春はあけぼのよりもポカポカ陽気が好ましい。早起きしてクイックルワイパーで掃除をしてからゆっくりすると、朝からポカポカ陽気の日には猫が隣に来てゴロリと横になります。猫も気持ちが良いのでしょう。夏の強すぎる日差しではなく、春の穏やかな陽光がありがたい、価値あるひとときと感じます。

(*1): サクランボの花芽の生育に霜や雪の影響は〜「電網郊外散歩道」2023年4月

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