サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

久宝留理子 Birthday Live 2024「元気です!Vol.13」@二子玉川GEMINI Theater 24.4.21

2024-04-26 | LIVE










先週の日曜日、二子玉川で久宝留理子のライブを観ました。










久宝留理子さんは、
90年代に活躍していた歌手で今でも現役バリバリで歌手活動をされています
ちなみに自分がブログとかで取り上げるのはこれが初めてですね
今年の冬くらいに新宿のタワレコでベスト盤を購入しまして
それ以来ハマってるんですよね
そう、
最近通勤時にもめっちゃ聴いてるし、
令和になってからそこそこ経ちますけど今が一番よく聴いてるんです
そこには、
本当に自分がガキんちょだった頃の音楽を掘り下げている~とか他の要因もあるんですけど、
やっぱりあのコブシの効いた声、そして艶っぽさも同時にあるボーカリゼイションに夢中になってますね
なんか不思議ですよね
子供の頃そこまで熱心に聴いてた訳じゃないのに、
今になってハマっている、今が旬、むしろタイムリーな存在である、っていう。
こういう事があるとずっと歌い続けてくれている事に本気で感謝しますね
子供の頃は、
「久宝って名字カッケェな。」ってずっと思ってた記憶がありますね笑
90年代前半辺りのピュアネス漂うポップスが大好きなんで今回行けて本当に良かったです。











鈴木結女さんから。「忍空」のテーマソングでお馴染み(CD持ってる)。



そう言えば、
この日は久宝さんの55歳の誕生日でした
毎年恒例らしいんですけど、この日は本当の誕生日での公演だったみたい
小学生の頃久宝さんと言えば自分の世代よりもちょっと上のお姉さんってイメージがあって、
しかし管理人が今30代後半なんで思ってたよりも大分お姉さまでした
でも、
未だに綺麗でしたし、
笑った表情とかは若い頃を彷彿とさせましたね。
 そうそう、
今回のライブって
お客さんの年齢層がかなり高くて。
なんか自分と同年代の方すら見当たらないイメージで
だからしょっちゅうライブに行ってる癖にえらい緊張してました
このライブハウスも初めてで結構落ち着いた大人の空間~みたいなハコだったのもあり、
珍しく結構ドキドキしながらの参加でした
でも、
それも今振り返れば初心に戻れた様で良かった気はしますね(笑
二子玉川にも初めて来ましたが良い具合に発展している(?)面白そうな街でした。



井上昌己さんからも。セイントテールのEDでお馴染み(CD持ってる)。




ワクワクしながらその時を待っていると、
バンドメンバーが出て来てファンキーな前奏からスタート
ジャムセッションみたいなラフで格好良いサウンドからの「泣くだけ泣いたらおやすみ」
この曲、
ライブだとオリジナルのフリがあって掴みには相応しい楽曲でした
初めての久宝ライブ、いつもとは違う客層に緊張してたのが、一気にただただ楽しい空間に!
そして啼きのギターが火を吹く代表曲の一つ「プライド」が早くも投下される
この曲、
近頃通勤の時とかに聴いてテンション上げてたから自分にとってはかなりタイムリーでした(笑
「あなたがいないなら」の部分でお客さんを指差すポーズしてたのもグッと来ました
それと、
正直声に関して言えば
俗に言う全盛期とそこまで変わって無い様にも思えた

今も相変わらず上手かったし、サビの色気も素晴らしかったですね
まず❝健在っぷり❞をリアルに体感出来たのが初参加の身としては嬉しくてテンション上がってました。

MCで「のっけから良いノリ!」
「(今年で)GO!GO!(55)ですよ」
「90年代を駆け走って来て...(中略)今でも私を忘れないでいてくれて嬉しい。」

冒頭からエモいMCが炸裂する。
そこから、
ファンキーなリフも格好良いロックナンバー「いっそ牢屋で眠りたい」と
ハード・ロッキンな作中観で空間を盛り上げて行く
この曲ではサックスソロもあって
それも痺れる出来だった。
そして
これまた大好きな「コンクリートジャングル」
Bメロの歌唱に「歌上手い!」と感動したり久宝さんと目が合った!?と興奮したり(笑
音源よりも大人っぽいアレンジに仕上がった演奏含めてこの曲もまた出色だった
それと、
この曲の歌詞は正直令和の今の方がフィットしている感じもしました
今ってSNSの発展であの頃以上にこんがらがってる感あるから...
健在。と言えば
全盛期のヒット曲「reduce」も良かった
この辺の曲を外さない辺りご新規に優しいセトリになってましたね
あの頃と変わらない伸びやかな声と艶っぽいボーカルにひたすら陶酔していました
それと、「キズあと」の部分の胸に迫る絶唱がまたスゴかったです。。


セトリ豪華だな!
ひったすらに楽しい~!!とアドレナリン出まくりの中、
一旦クールダウンのMC。
お客さんの健康を気遣う発言の後で
「~という年齢なんです!」と言ってたり、
「コロナになった時はニュースにもなって~」
「(ロックダウンの事を)ロックアウトだっけ?」
「ソーシャルディスタンス・・・これ、合ってる!?」

等々、
良い意味で天然なお話で場を和ませていました
そこから、
最新のシングル曲「サクラサク空の下で」を披露
これ、多分20数年ぶりくらいに発売になったシングルCDの曲であり、
作曲が久宝さんの夫でありSOPHIAのキーボードでもある都さんなんですよね
何気に、
都夫妻のライブにはどっちも行っている・・・という事実(笑
曲としてはストレートなポップスで、尚且つみずみずしい感じの曲でした
サビのグッドメロディが素敵でウットリしつつ鑑賞
からの、
ベスト盤の中でも今かなりハマっている「キャンセル待ちじゃない」が投下!!
この選曲はめちゃくちゃ嬉しかった。。
というのも、
本当にこの曲大好きでして
この間日曜日にぽかぽか陽気の中で自然を眺めながらこの曲を聴いてたら
なんかあまりの多幸感に「生きてて良かった。」ってバカみたいな事を想ってしまったんです
楽曲としては1991年の曲ですけど、自分にとっては新しく出会った名曲~だったんですね
 また、
パフォーマンスも最高だった
ベテラン歌手になると結構大人の味出したりしますけど、
とても透明感のある若々しい声で歌い上げてくれて感無量でした
ときめくようなサウンドと、ときめきを純粋に願う様な歌詞と歌と・・・
その調和にすっかり骨抜きにされちゃいました
美しい青春模様に心酔しつつ、
この曲をよく聴きながら
「今度のライブで演ってくれないかな~」ってずっと思ってたので、
それが実現した事にも感動してたのかもしれません
この曲、
めっちゃヒットしたって訳ではないけど、
ものすごい純度の高いポップスに仕上がってるので今からでもおススメしたいですね
「隠れんぼは苦手だった
 すぐ見つけられたくなるの」
って歌詞がまた良いのよ。。。本当このライブに行って良かったですわ。


アップテンポの曲が続いたので、
お客さんを座らせてバラッドのコーナーに突入。
今でも、
衰えない声量を披露した90年代後期の代表曲の一つ「次の夢」
まさに、聴きに来る客層にも刺さってたであろうテーマ性の名バラッドでした
アコギのアレンジも良かった
 正に
"大人のバラッド"とでも形容すべき「雨やどり」
ブレイク時期の曲だけではなく、後期の楽曲も披露してくれるのは個人的に嬉しかった
コブシと哀愁が効いた久宝節がめいっぱい光るこちらも好バラッド
この曲ではまさかの緑のレーザービームの演出があり、
ライブハウスでありながらアリーナみたいな演出も出来るんだ!と感動
GEMINI Theaterにも感銘を受けつつ、
ロック色も強いバラード「道」
この曲でも声の張り、艶は健在で
きっと活動してない時でも研鑽を続けてたんだろうなあ...と思わせる衰えない歌唱力がありました。
カバー曲も披露
「Killing Me Softly With His Song」
それまでとはまた違うしっとりとした心地良さに包まれつつ、
サビのハーモニー、大人のグルーヴ、柔らかい音の応酬...とこれまた素晴らしいパフォーマンスでした。

そういえば
管理人久宝さんの若い頃のルックスがかなり好みなんですけど
今でも笑顔を見せる度にその頃の感じを彷彿とさせて
とても可愛らしくも映りましたね~
バンドメンバー紹介では、
実はベースがSAの方だったり(!)
ギターの大槻さんが脳梗塞から生還したお話だったり、
サックスの方は90年代からの付き合いだとか
逆に自分がデビューした時には生まれてない若い子ともやってる(キーボード)。とか
バンドメンバーもバラエティに富んでる感じで面白かったです
 そこから、
ライブはクライマックスに突入してゆきました。


初期の楽曲である「MY LOVE,MY SOUL」、サビのナチュラルなメロディに
シンプルで力強い歌詞が乗っかりひたすらに心地良い時間でした
この曲、
音源で聴いても「やたら気持ち良いな。」と思ってましたけど、
ライブで聴いたら空間の熱狂も相俟って更にカタルシスマシマシの演奏でした
そう言えば、
この曲と次の「DREAMS」では久宝さんがギターも弾いてました
この曲は久宝さんが作詞作曲を手掛けたオルタナ色も強いロックナンバー
グイグイ来るボーカルにグルーヴ感の応酬、
向き合ってのギターバトルに
「オイ!オイ!」コールまで飛び出し盛り上がりは止まらない!
更に、
「あの空へ続け Dream」とドリームシリーズが続く
ちなみに管理人が育ったのは横浜のドリームランドの近くである
この曲では、サビで観客が天井(空)に向けて祈りを捧げる様なフリも面白かった、楽しかった
ラストでは「Wow~~~~!!!!!」とソウルフルなボーカリゼイションも飛び出し
「ホー!」とご機嫌な久宝さん
MCでは、
「(観客の事も考え)椅子のある会場探すのが大変!」とリアルな事情も吐露(笑
そして「みんなで一緒に歌って踊りましょう!」の合図の後、
紅白でも歌唱した「早くしてよ」「「男」」の2連発で本編は締めでした。
 「早くしてよ」は、
ギターのカッティングが気持ち良かったのと、
この曲を歌ってる時は少女の頃の久宝さんが垣間見えた気がした
「泣いちゃうかな」の部分の歌唱とか堪らなかったですね
気持ちも理解出来るし...
音源よりもシンプルなアレンジだったのも引き算の美学を感じたし、サックスソロも熱かった!
切なくもアップテンポが心地良い名曲の後に最大のヒット曲「「男」」を披露
やはりこの曲無しでは始まらない感じもする
激しいオイ!オイ!コールに、
サビでのシンガロング、
有無を言わさず「楽しいっ!」って時間が続く
この曲はサビの一部分観客が思い切り歌えるので参加型って感じもあって非常に面白かった
更に、Cメロの「だけど」の部分のコブシの効いた歌がまた実にサイコーでした!
うむ、
こりゃ盛り上がらない訳がないわ。。という盤石のステージングでライブは終了
デカい声で「愛が足りない」って叫び歌った経験は忘れないでしょう


またライブレポが長くなってすいません
アンコールも敢行しました
ファンの方の応援団みたいなボリュームでの「く・ぼ・う!」コールにも笑いつつ便乗しつつ、
その声援に応え「会場が競技場みたいに(暑く)なってるね!」と脱帽してました
 まずは「薄情」を披露
この曲も大好き!
ライブだと、
サビのテンポ感が音源よりも大分スピードアップしててめっちゃ格好良かった
大人になってスロウになってくのはよくあるけど、逆に早くなってるのは流石ですね
ファンキーなギターにも痺れつつ、「生きてる理由 はっきりさせたいだけなの」という
キラーワードも実に最高で
最後までずっと葛藤の渦でもがいてる感じも沁みたし素晴らしかった
 そして、
最後の最後は「泣かずにいられない」でフィニッシュ
優しいメロディが胸を打つミドルチューン、
この日の締めにも合ってたし、
何より最後の会場全員でのシンガロングが本当に感動的でした
久宝さんの「みんな大好きー!」の言葉も胸に沁みる中、最高だったライブは終了
初期の心地良いポップスからブレイク期の尖ったロックナンバー、後期のオトナな楽曲に
最近出した新曲.....と想像以上にバランスの良いセトリでそこも素晴らしかったです
 正直、
どの時期の曲でも歌ってくれるなら、
今後もライブ行くのすっげぇ楽しみだな、と。
今回演らなかったけど大好きな曲も勿論まだまだ一杯ありますし、
久宝留理子さんって本当様々なタイプの楽曲を歌ってらっしゃるので、
それらの曲を聴く為にも是非また参加したいですね!
改めてお誕生日、
おめでとうございました!

















1.泣くだけ泣いたらおやすみ
2.プライド
3.いっそ牢屋で眠りたい
4.コンクリートジャングル
5.reduce
6.サクラサク空の下で
7.キャンセル待ちじゃない
8.次の夢
9.雨やどり
10.道
11.Killing Me Softly With His Song
12.MY LOVE,MY SOUL
13.DREAMS
14.あの空へ続け Dream
15.早くしてよ
16.「男」

17.薄情
18.泣かずにいられない















驚いたのが、
ライブ終了後に
久宝さん普通に物販までやって来てサインや握手をしてました
なんて気さくな方なんだ・・・!とえらい感動
自分も、
新譜のCDにサイン書いてもらいました。。
子供の頃TVとかでよく見かけた方に握手して頂いたりサイン書いてもらってちょっと夢心地でした
タワレコでベスト盤を買った時は「そう言えば久宝留理子って居たな。久々に聴きたいな」程度だったのに
そこから短期間でヘビロテしてライブ行くまでハマってしまうだなんて、、、我ながら面白い。
冬には同世代のガールポップアーティストとのイベントライブが決まってるらしいので、
そちらにも是非行きたいですね!


さびしいきもち。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第174話 感想(ヤングジャンプ2024年21・22号)

2024-04-25 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
怪物くん。。












四六時中べったりしてくる宇佐美ちゃん
いくらなんでも、アレはキツいわ・・・笑
多分、
最初の方は頑張れば我慢出来るかもしれない...いや、それもちょっと怪しいかな(笑
どれだけ好きな人でも、やっぱりプライベートな時間は誰しも必要なもので。
自分の好きな作品に触れたり、
ゆっくりとリラックスタイムを設けたり。
それが必要ないのは、
恋太郎みたいに自分の時間全部を恋愛に賭ける事が出来る(文字通りの)漢だけだ。
 ただ、
それはそれでスゴいし、
ある種美しいと言えるのかもしれない。
自己愛が全部他人の方に向いちゃってるカンジ。
正に"愛”"恋”太郎なだけの事はありますね!

でも、
美々美先輩は違う。
美しさにこだわってる人だから、
研究も鍛錬もしたいでしょうし
それが出来なければ、
美々美先輩自身のアイデンティティが崩壊してしまう・・・と思う
やっぱり理想と現実は違うもの
それにぶち当たってしまった美々美先輩
誰もが恋太郎の様に生きれる訳ではないし、
また、
生きる必要も無いと思う
それぞれにそれぞれの趣向や生き方があって、
逆に言えば全員が全員同じだったならそれこそロボットみたいになってしまいますからね。




「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」第174話目より。



とは言え、
ファミリーの仲間を放置しておけるほど美々美先輩は薄情では無かった
こういう部分は彼氏の恋太郎に似てるよなあ、って思う(笑
そもそも、
恋太郎ファミリーって大抵恋太郎にしか務まらないくらい癖の強すぎる人々が集まっている訳だから、
恋太郎が重めの風邪の時くらいは支えって生きていかなければならないんですよね
 そこで彼女が考え付いたのは、
❝全員で宇佐美ちゃんに構う事❞これでした。
っていうか、
本当にこれ以上無い答えだったと思うし、
今回の解決方法は恋太郎がこんなに大多数の彼女を抱えていたからこそ出来た手段でもあった.....と思う
そう想うと、
宇佐美ちゃんは恋太郎に出会えてホントに良かったな、と。
常套句じゃないけど、ウサギ(宇佐美)は淋しいと死んじゃう...のならば、マジで命を生かしてますね
 それに、
こんだけいっぱい遊んだりする相手がいるならば、
一人一人の精神的負担や個人の時間だって余裕で保たれると思いますしね
すっげぇピーキーなキャラですけど、こういう方法論ならマジで幸福だよな~って思うと、
ちょっと感動的ですらあった今週の100カノでございました。。

そして、
最後は美々美先輩が、
見た目だけではなく
心の美しさまで褒められていて
何気に美々美先輩がまた一つ本懐を遂げるお話になっているのも感慨深いですね
例えば
自分では頑張ってる。って思ってても自分の中でだけでそう思っててもあんまり意味はない
それを誰かに「頑張ってるね。」「ご苦労様。」とか言われて初めて実感出来るものだと思う
(勿論、時には自分で自分を認める事も大切ですけど)。
そういう観点からすると、
他人から「美しいと思うよ!」ってはっきり告げられたのは本当の意味で価値が生まれたんだと感じました
まあ、美々美先輩はDQ6のミレーユに似てるから、
人間性までも素晴らしいのは当たり前ですけど
🥴
・・・うん、
私情が入りました
いや、
やっぱりただナルシスティックなだけではなくて、情にも厚い素敵な子ですよ。
それが証明された(元々だけど)お話で、みんなをフィーチャーしてるのも上手い脚本だと思いました。
 もう一つ、
ラストページのコマ見る限り、
美々美先輩って結構胸あるよなあ.....
スレンダー組に配置されてたけど、やっぱグラマー入り惜しかったよ!(しつこい)
まあ、ふふーんですわ♬って事で←←←












今週は合併号でしたので、
次回は再来週ですね
いつも、
Xでリポストしてくれたりファボくれる方々も本当にありがとうございます。
ブログという時代遅れのオールドスタイラーにとっては心の支えの一つでございます。
今後も出来る限り良い感想書ける様に精進しますのでよろしくお願い致します。


東京の花。

2024-04-24 | 










ちょっと前に撮影したもの。




道端の花ってホント癒される。




きれいな白。




くるりの某曲が聴きたくなった。




単体も良いけど、集合体も威力ある。




こういう何気なく存在してるけど、素敵な光景を眺めながら日々生活してゆきたい。
徒歩だからこそ出会える光景もあるなあ、と最近は想う。


リーガルリリー「LIVE HOUSE TOUR2024」@渋谷CLUB QUATTRO 24.4.11

2024-04-23 | LIVE











4月11日にリーガルリリーのライブに行きました。









このツアーは、
ドラムのゆきやまさんが脱退してから初のツアーでした
3ピースのガールズバンドで途中ドラムが抜ける~っていうのは
まんまチャットモンチーみたいだな、、、と2人になったアー写を見て思いました
(ちなみにチャットモンチーのライブは3人の時も2人の時も観ました)。
ただ、
Show must go on
続けると決めたのならば、バンドは転がって行くと思うので。
その新しい一歩を是非観ようと駆け付けた公演でした
っていうか、
この公演のチケットを取ったのは脱退の発表前だったんで結果的にそうなってしまったんですけどね笑
しかし、結論から書くとまた一つ新しくなったリーガルリリーが垣間見れた公演になってました
それでは、以下。











チケットは勿論ソールドアウト。
見事なスシ詰めだった。。
仕事終わりには、
(悪い意味で)効くぅ~って感じの・・・まるで満員電車みたいな距離感で
自然と吊革を取りそうになってたのはいかにも東京砂漠の住人。ってカンジでそんな自分に苦笑しました
まあ住んでいる場所は千葉県なんですけど.....それも田舎の方ね。
 そう言えば、
ライブ前のBGMで管理人の大好きなbloodthirsty butchersの「JACK NICOLSON」が流れまして、
はっきり言ってものっそいテンションぶち上がりました(笑
なんか、こう、吉村さんの血が途絶えてない様な気がして。
ちなみに終演後には54-71が流れてたのも記述しておきます(最高)。

ライブは、
まずバラッド「教室のドアの向こう」から静かにスタート
そこから、アグレッシヴに今年に入って出た新曲「17」を威勢良く叩き付ける。
サポートドラマーはUraraさんという方だったんですが、
オルタナロックというよりも、
パンクロックに近いドラミングに感じられて
それがまず面白かったのと、この曲には特にハマってる様に感じましたね
本当に、初期衝動がそのまんまステージの上で出ている感じ.....がとても痛快で良かった
そして間奏のギターフレーズがとても綺麗だった。


エモの匂いがする「トランジスタラジオ」
そして、ドクドクとビートを刻むベースラインにも魅せられた「スターノイズ」
今まで以上にヒリついた印象にも思えた「東京」とMC無しでガンガンと楽曲を放っていく
去年出た曲の中でも、
特にライブで育っているイメージの「ハイキ」は
やっぱり生で聴くあのギターリフに魅了されそれだけで堪らない気持ちになる。
サウンドはある意味歌詞以上に歌詞してると想う時もあり、この曲のギターは正にそれだった。
 ど真ん中を射抜くオルタナチューン「GOLD TRAIN」はこの日も流石の完成度
加えて、
ギターロック的な疾走感もあって
その独特な世界観で観客を魅了していく
そう言えば、
Uraraさんのドラムをパンキッシュと表現したけど、
勿論じっくりと聴かせる楽曲の時はしっかりと曲の作中観に寄り添っていました
「蛍狩り」とか、ね。そういう意味では器用さも感じられましたね。


ドラムと言えば、
駆け抜けるドラミングで聴かせた「60W」
この曲はTHEライブバンド!って感じが如実に伝わって来て特に素晴らしかった
ドライブ感たっぷりのベースに、三位一体のパンク感、更にエモーショナルな歌唱...と
強いエネルギーを感じる一つのハイライトにも思えました
こういう直情的な爆発力は、
新体制で生まれつつある一つの味なのかも
しれない。
 「蛍狩り」では、
「怖くないよ」と赤子をあやすかのようなほのかさんの歌と、
情感豊かなギターフレーズに思い切り耳を浸らせる。
ガレージロックばりのギターフレーズにも痺れた「猫のギター」
サビのメロディラインの疾走感にやられた「春が嫌い」・・・と矢継ぎ早にロックナンバーを投下していく。
この日はMC少な目で...
いや、
いつもそこまでたっぷりMCしているイメージも無いんですけど、
特に少な目でただただシンプルに曲を聴かすような公演にも感じられました。

ライブもクライマックスに突入。
ちょっと久々に聴いた感のある「たたかわないらいおん」
いつにも増して「戦わない。」というメッセージが胸に来る歌唱に感じました
SNSとかだと常に誰もが何かと戦ってるイメージもあったりしますけど、
自分は正直そことは別の場所でのんびりしたい気持ちもある
そんな想いに重なった感覚もありました。
 更に、
恒例の冒頭のゴリッゴリのベースサウンドにも唸った「1997」
「片道切符を失くさないように」という歌詞が、
最近の自分には刺さった

どんどん疲れやすくなって来てるし、
そういう身体のケアとか休む時間の管理とかも段々必要になって来てるので。
それ以外にも、色々....
うん、
この曲はライブで聴く度にグッと来ている曲の一つだなあ、と。


MCで「今年で結成10周年」と告げると拍手が沸いた
ほのかさん「バンドというものに出会って、ライブハウスに通って」
「同じ空間なのに、教室とは息の仕方が全然違った。」
みたいな発言をし、
(すいません、ニュアンスです。正確では無いです)
そのままエモーショナルなGソロも光った「教室のしかく」を演奏
心地良いミドルバラッドに浸りつつ、
続けて、
切ない匂いのするバラッド「好きでよかった。」と
最近のライブではあんまり聴いた事のない曲が結構多かった印象もある
憎悪を含む心情をぶちまける「魔女」をステージに叩き付け、
ドラマーが代わった印象かよりアグレッシヴにも感じられた「リッケンバッカー」で本編は終了
激しくも美しいギターソロ、「ララ~」のインパクト大の歌唱も光りつつ、
今のリーガルリリーのロックンロールを真っ向から表現して
この日のライブは終了。
新しい体制、
新しい楽曲・・・
ゆきやまさんのドラムが聴けないのは勿論寂しい気持ちもあるけれど
その代わりに新しく始まっていくバンドの息吹も十二分に感じられた、
再び走り出したリーガルリリーの❝魂❞が垣間見えた手応えバッチリのライブでございました
ありがとうございました!!











1.教室のドアの向こう
2.17
3.トランジスタラジオ
4.スターノイズ
5.東京
6.ハイキ
7.GOLD TRAIN
8.60W
9.蛍狩り
10.猫のギター
11.春が嫌い
12.たたかわないらいおん
13.1997
14.教室のしかく
15.好きでよかった。
16.魔女
17.リッケンバッカー

18.キラキラの灰
19.せかいのおわり
















アンコールも敢行。
たかはしほのかさん「10年前にゆきやまとライブハウスで出会った」
「ドラム、上手っ。と思って誘ったけど、最初は断られた笑」
「(バンドをバンド名の百合の花に例えて)ゆきやまが沢山このお花に栄養を与えてくれた」(ニュアンス)
「(この生命体を)枯らさないように」
「このお花にみんなで水をあげて、すごいお花に出来たらいい」
・・・みたいな、
ああ、
今振り返ると
かなりうろ覚えなんですけど笑
こういう感じの事を切々と語ってた記憶があります
以前の3人のお花は散ったけど、
花は枯れてまた咲くものだから、また今ならではのお花になっていくんでしょうね
 その決意表明にも聴こえた最新の新曲「キラキラの灰」
これが、
実は今回のワンマンでは一番格好良く感じた。
人気アニメのED曲だけあっていつも以上にポップで開けてる印象があったし、
何より、
キラキラの灰になって踊る~っていう
正にロックバンドそのものなテーマ性がとってもイイな!
と。
ギターのフレーズも格好良いし、分かりにくい様で実はストレートな楽曲だとも思うし、
タイアップ曲とは思えないくらい今のリーガルリリーの状況にフィットしている曲にも感じましたね
最後は、
バキバキ感もあるロックナンバー「せかいのおわり」にて〆
勢いよく転がる様なドラミングにも感化されつつ、
確かな"はじまり"を刻んで見せたリーガルリリー
今後も新ツアーに対バンなど各地をガンガン回っていくみたいなんで、
興味がある方はお近くに来たならば是非是非.....っていうトコロですね
かくいう自分も、再び転がり始めたリーガルリリーのその後をちょくちょく眺めにいくつもりです!


大キライ!/ルリドラゴン 第12話「自分がみんなを楽しませてるみたいで」 感想(ジャンプ+)

2024-04-22 | ルリドラゴン
「ルリドラゴン」第12話より(ジャンププラス)。











今回から、
電子版の少年ジャンプorジャンプ+での掲載になった
個人的にジャンプは紙で読むモノ。という古臭い価値観を持ち続けているので(苦笑)
ジャンプ+の方で読む事にした。
まあ、
内容は変わらんでしょう
目次コメントは読めないけどね。

で、
今週は再開してから一番面白かったと思う。
主に語りたい事は2つある
まずは、
何を置いても
ルリのデレ顔のコマは超絶可愛かった・・・!
これは引用しないので是非その目で確認してもらいたい(宣伝上手)
そもそも、
再開してから葛藤や修行の展開が多かったので
ああいう風に.....純粋に楽しそうな表情をあんまり見てない様な感覚があった
 先生が体育祭運営を勧めたのは道楽や気まぐれではなく、
ルリは「ツノが生えている」という性質上
危険性もあるので参加出来る種目が限られて来る
なので、
裏方からでも関わって欲しい、、、っていうきちんとした意図あっての推薦だった
それがまず良かったのと
「JKしようぜ」よろしく新しい友達らと語り合ってる時に
「ルリちゃんが体育祭作るってことだね」って言ってくれた後の、
恥ずかしそうに紅潮するシーンはなんか今までとは違って前向きなカンジがあって凄くグッと来ました
それはいつも気怠そうな表情も見せてたからこその感動だったのかもしれないけど。
うん、
なんか、その・・・
純粋に萌えましたね。
関係ないけど萌えるって言葉、一回死語になったけどそれから一周回ってその分使いやすくなりましたね(笑
多分流行ってる時は安易に使いたくなくなるストッパーが外れたのもあると思うけど。

でも、
本当にね、
今後の"充足の顛末"の予感がして非常に楽しみになる作劇ではありました
この漫画はずっと応援すると決めてるけど、やっぱりルリには笑ってて欲しいもんね。







もう一つは、
喜怒哀楽の喜が前半描かれたとしたら
後半は怒のターンでした
以前、
ルリの事を明確に嫌っていた前田さんが再登場
しかも、その時よりも更に敵意剥き出しな態度を取って来るんで
流石のルリもガチギレ.....ガチギレ!? これにも正直ビックリしました
けだるげなルリでもここまで感情剥き出しになるんだ!と。
そういう意味では、
今回は青木ルリの新しい表情たちが垣間見えるエピソードにも仕上がっています。

で、
ここの喧嘩のやりとりが結構刺さりましたね
やっぱり、大人になってくると無駄な争いを避ける為に
そっけなく興味を無くす事で軋轢を避ける風になってくるじゃないですか?
でも、
自分も正直それやっちゃうんだけど、
良くも悪くもそのやり方では本当の絆っていうか、喜びは生まれないんですよね
やっぱり腹割って話さなければ分からない事だってあるし、
まあ、
その結果更に関係が悪化する事もあるけどね(笑
うん、
それを真正面から伝えたルリは立派だったと思うし
事実SNSやLINE等薄い繋がりで簡単に関係をリセット出来る現代社会に於いては
読んでいて身に沁みる様なルリの発言だった様に感じました
傷付きたくないから、
そういう方法を取るのも理解出来るんですけどね。
つくづく人間関係って難しい、テクニカルなゲームよりも難しいわ。下手したらこの世で一番ってくらいに。


とは言え、
前田さんとの関係性~っていうのが再開後のテーマの一つになってるのは明らか。
恐らくそこにドラゴン関連のギミックが絡んで来ると予想してるけど、
でも、
これもギスギスだけじゃなくて
いつか分かり合う為の必要経費だと思ってるから。
 ちなみに、
前田さんがルリを嫌いな理由は、
決して亜人だからでも龍の娘だから危険~という事でもないらしい
管理人はてっきり火炎放射やら放電やらをぶちかました影響による警戒かと思ってました(笑
恐らく、
「他人に無関心だから」という本当の理由から察するに、
今ではなく過去に何かがあったんでしょうね
ルリも、
前田さんの赤里という下の名前を聴いて聞き覚えありそうな雰囲気出してたし、
勝手にミスリード(?)にやられてましたがその辺のエピソードを知るのもまた楽しみです

いずれにせよ、
ルリが正式に体育祭運営になり、
前田さんとの軋轢も本格的に描かれそう。って事で
色々な事柄が進んで行きそうでワクワクします!
その渦中に母親との修行の成果も出るかも
という訳で、
次回は5月13日(月)に配信予定...って事でお好きな方は間空きますが気長に待ちましょう~。












という訳で、
電子移行一発目の「ルリドラゴン」の感想でした
話数も着々と溜まってますし、結構近い内に2巻目も出るんじゃないでしょうか? 夏頃に期待ですね。
それと、前々から発言してますが是非キャラグッズも沢山出して欲しいですね~笑
今後もこの作品を推していける事自体が幸福でしかないですわ。
毎回気合入れて感想書いてくつもりなので、
どうかよろしくお願いします。。