CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

iPad割れる

2015-08-02 | (かつての)日常のWeblog

ごぶさたであります。

最近プライベートではパソコンをたまにしか起動せず、ほとんどiPadばかり愛用しておりますが、
ああなんと!
めったに物を落とさないこの私が、とうとうやってしまいましたよ。
iPadを膝から落としたら、運悪くその落下点に固い金属のモノが置いてありまして、
当たってディスプレイのガラスが割れてしまいました。



このガラスの質、固そうなんだけれどいったんヒビが入れば脆そうで大変危険な印象です。
たまに、ガラスの割れたスマホを平気で扱うツワモノに出くわすことがありますが、あいつらすげえな。
私は怖くてとても触れませんよ。

さあて、どうしよう…。


それはそうと。
プライベートではパソコンを起動せずほとんどiPadばかり…と申しましたが、
実はこのブログの更新が何ヶ月も無いことと関係はあります。
iPadばかりの理由は、iPadでだいたいのことはできるようになりパソコンでなければできない作業が少なくなったこと。むしろiPadの方が扱いやすい優秀なアプリがある上に、またその少ない作業のために起動時間を待ってまでしてパソコンを操作するのが実に面倒くさくなったからです。本性は決して面倒くさがり屋ではないんですよ私は(笑)。それがこう申しているのですよ。
そしてその悪影響をモロ受けているのが個人サイトとかブログだと思うのです。
時代が変わった。つくづくそう思います。
スマホやタブレットが出る前、webの自己主張や情報発信はブログがメインの時代でした。ブログってそれなりに多くの人がやっていたように思います。けれど現代のSNSつまりFacebook等の方がそれよりも既に人口は多いと思うんです。
今ここでFacebookと申したのは従来のブログに最も近いのはFacebookだと思うから。TwitterやLINE等を置いといて、それを例に話を進めます。
ブログは結局デジカメの時代のものなのです。そこが今の時代に合わない。
文章だけのブログなら話は別ですが、ほとんどは写真を載せてナンボですよね。その写真はデジカメでしか撮れなかったはずです。そこにそもそも敷居が少しあった。デジカメなんてみんながみんな得意なわけじゃない。まずデジカメで撮って、それをパソコンに読み込んで、ウェブブラウザーでブログにログインして書いてアップ。これを手間だと思っていた人は少なくないでしょう。
ところが今の時代はどうですか。
Facebookの場合デジカメが必要ですか?いやなくても問題ない。スマホやタブレット一つでOKじゃないですか。
そのようなコミュニケーションのメインアイテムで完結するSNSほど情報発信しやすいものはないですよね。
ログインもラク、写真撮るのもラク、アップするのも文を書くのもホントラクチン。スマホ買えばほぼ全員が非常に簡単に参加可能。
これではパソコンとデジカメで書いていたブログは廃れるに決まっていますね。
スマホでもブログは書けます。しかしお見せする相手はどうしますか?Googleの検索で拾ってもらうか他人様のブログのリンク頼みですよね。Facebookなら自動的に拡散・閲覧ですよ。みんな見てくれるでしょう。
情報発信の品質と密度についてはブログの方が長文でしっかりとした話を書くことができるので存在意義があると思います。またはデジカメであっても素晴らしい写真を撮って見せるような使い方の場合とかね。生き残るブログはそういうものだけでしょうね。
ここみたいに他愛もない日記のようなブログはFacebookに対抗できないでしょう。
私はほとんどFacebookをしてはおらず、基本Twitter中心なのですがまぁ同じようなもので、
iPadばかりで済んでしまう毎日が長く続き、ブログを書く目的と意欲が激減しております。


で?私がなぜFacebookをしないか?
答えは簡単、
父親と弟と嫁がFacebookにいるからよ(笑)。恐ろしい。



どうしたくぼ田おかしいよ

2015-04-19 | (かつての)本日のがまん品
美味そうな見た目は変わらないのに…


西武柳沢(どローカルネタ許せ)のラーメン屋さん「くぼ田」、
もう何年も行ってまして、いつもとても美味い印象しかなかったのに、
今日久しぶりに食べたら…

おい!どうしちやったの?! 味がしないよ!!

ええ、そりゃぁもともとあっさりの究極型ではありましたさ。でもね、あそこまで薄味すぎたらだめだ。もはや美味しく感じないです。
キッパリ不味い!

信用失ったよ。
もう二度と行かない気がする。
本当は不味いとか書きたくないけれどね、私も過去このブログで褒めてきたからね、このブログ書いてる奴はあんなの美味いなんて味覚おかしい嘘つきだな、なんて思われたら困ります。正確にはかつてはとっても美味かった、でも今は何が原因かわからんけれどとてもすすめられない、そう書いておかねばなりません。

というかご主人、一体何があったんでしょう? 実は、私の実母も老いてから味覚がおかしくなったという経験がありますから、ご主人の神経か身体のどこかが衰えてしまっていないかちょっと心配になりました。失礼なこと書いたかも知れませんがそれぐらいショックなのですよ。あんな美味いラーメンを作っていた真面目な人が、こんな味を許せる味覚のはずがないでしょ。
しっかりして欲しいです。


ラーメン屋さんの味が変わってしまったなんてことあるんですかねぇ。

(同行したもう一人も同じ感想ですから、私の舌の異常じゃないと思っております。)


【後日補足】
2015年9月に閉店してしまうとの噂を耳にしました。そうでしたか。残念です。かつては美味しいラーメンをどうもありがとうございました。

個性的な弦だった

2015-02-15 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
Optimaと言うコーティング弦を試しました。(ただし金ピカじゃない方)
これの愛用者は何人か知っており、めずらしい製品ではないみたいです。ただ私にはかなり個性的に感じましたので久しぶりにログ残そうかなと。

もっとも張り替えて数週間経ちますけれどね。どうも第一印象ですぐ判断しちゃいけない弦のような気がしましてじっくりチェックしておりました。
なにせね、最初に張った瞬間「おまえはもう死んでるのかぁ!?!?」とあせったもんで。これ、誰もが死んでいると思うはず(笑) 。

ええ、もちろん死んでなんかいないのです。
それくらいハイが新品らしくない。まぎれもなくコーティング弦特有のハイです。
よくある樹脂コーティングではなくメッキのコーティングとのことですが、材は何であっても結局似た地味めの傾向が多少あるものですね。
新品の弦が短時間だけ持ち得るフレッシュで突き抜けるようなハイを必要としている人は絶対張ってはいけませんよ。

それに対してアタックの破裂音はなかなか。ズビズビ。
新品らしくないのはハイだけですから、ハイミッドからローまでは表情に富み、充実しています。それも溢れて広がる感じではなく、ぎっしりスキマなく凝縮されているような、ソリッドさが感じられます。グルージーさはあまりないですね。

ユニークなことに、音の切れの良さがあります。キレの良さではなくて。ピタッと止めると無音になる。全体に無秩序に倍音が溢れ出すことがない。音価コントロールしたい人にもラクでしょう(ラクして良いかは話は別だけれどね)。タッピングとか向いているんじゃないでしょうか。

コードもとても良いです。ラウドじゃないが整う印象。全ての和音が統制とれて言うこと聞いてくれるみたいな。低音でも意外と綺麗。

16の高速フレーズをごまかさずに指弾きしたい人にも良いんじゃないかなぁ。音符が繋がってしまうことがないでしょうから。すじこじゃなくていくらというか。サーデュークの間奏が綺麗というかラクというか。

スラップをする場合は地味になりますね。一般的なスラップに求められる周波数が前に出ていませんから。シャープじゃない。鮮やかじゃない。余韻が全くないからまるでリバーブ切った様に、キラッとしない。
ただし歯切れは不満ないです。
左手のヒッティングの金属的なミュートサウンドも鳴りにくいです。
でもべつに一般的にしなければ(笑)にぎやかにもうるさくもいくらでも表現できるでしょう。

フレットカンカン響くあの周波数はあまり出ていません。これはメリットなのかな。
この世で一番フレットノイズが目立たない弦はと聞かれたらOptimaと答えようと思いました。

録音する場合も周波数をいろいろとカットしないで済む弦かもしれません。試していませんけれど。


音質以外の話をしますと、手触りはざらつきがなくて滑らかですが、テンションがきついです。
それがちょっと程度じゃないですよ。とってもきつい!
左手は問題ないけれど、例えば一週間ぐらいサボった右手のヤワな指先には痛いです。それがいやであまり弾きたくなくなります。まったく情けないなぁ(笑)。

でもこのハリだとピックにはかなりイケる弦だと思いますよ。
似た奏法ですが、サムだけをピックの様にオルタネイトするとやはりすごく良い音がします。

よく躾けられていて言うことを聞いてくれてしかもはしゃがない、そんな弦でした。

最期まで穏やかな優しい子でした

2015-01-12 | (かつての)そこにも鳥がいます
報告します。
二代目ピーが旅立ってしまいました。
私が死んでもこんなにたくさんのお花は届かないでしょう。あの子は皆様から愛されていたとよくわかりました。

たまのブロク更新がこれかとためらいもありましたが、初代ピーの時も書きましたし、二代目ピーも登場時から書いてきましたし。旅立ちから一週間経って気持ちが落ち着きましたのできちんと締めくくろうと思います。すみませんがお付き合いください。

二代目ピーが我が家にやってきたのは、初代ピーをわずか7歳で失ったその一ヶ月半後でした。
我が家のペットロスが落ち着いてきた頃で、
それはそれは希望に満ちてましたね。
初めての幼いヒナでしたから嫁さんが上手く挿餌できず、専ら私が餌を与えました。
その結果、二代目ピーは私になついてしまい、ベ~ったりに育ちました!
これはおっさんにとって夢のようなこと。
そうです!あの子は世界でただひとり、ヒゲハゲジジイの私を気持ち悪がらず心底愛してくれた唯一の存在になりました(笑)。
頭の腫瘍でとてもかわいそうだった初代ピーと同じ過ちは踏まないという強い決心のもとに「文鳥にしてはならないことを全てしない」方針で育てましたので、二代目ピーは理想的な品行方正に。身体に良くないことは一切せず健康第一で、絶対に長生きさせるつもりでした。

それなのに、5歳で首に腫瘍ができました。
このことは以前ブログで書きましたので略しますが、
それでもここまでならまだいいですよ。だってその後は確かに順調に快方に向かっていたのですから。転移再発もなく喜んでおりました。よく乗り越えた!もう心配はいらないぞ!さあ人生これからだよ!10歳は生きようね!と思っていました。

ところが病魔は許してくれなかったのです。
1年後、今度はなぜか少しずつ飛べなくなり、
去年夏から猛禽類のくちばしに見られるカビに侵されて(なぜだと医師も首を傾げました)、
そしてその影響で舌が傷んで短くなって自分で餌を食べることができなくなり、みるみるうちに身体が衰弱しました。

これまでずっと無精卵をたくさん産むこともなく活発で体力があり好き嫌いせずいつも朗らかにしているので、てっきり私はうまく育てていると自負していました。とんでもない!振り返れば結局、二代目ピーの晩年は病魔との闘いだったと言うしかないです。
あの子は文鳥にしては珍しくあまり怒らない優しい子でしたから、もしかしたらストレスを感じていたことが多かったのかもしれません。(一般的には文鳥は気性がとても荒い)

でもね、いくら早くてもまさか今年だとは…考えもしなかったです。
ついこの間のお正月休みまではよく遊んで精一杯に楽しく暮らしてきたのですよ。
思えば昔から言われているのです、「文鳥は限界まで不調を隠したがり、元気なフリをする」って。

お正月休み明け初日の1月5日から急に元気がなくなって寝たきりになり、
1月6日午後14時52分、二日間丸まって虫の息で寝ていた二代目ピーは突然目を覚ますと、翼と両脚を大きく広げ上半身をそらして大きく背を伸ばしてから、潤んだ瞳でこちらを見たまますーっと息を引き取ってしまいました。私の手の上で。
私は少しもメルヘンな人間ではないのですが、その様子は次のように見えました。
まるで残りの命のエネルギーを一気に燃やし切り、その炎の勢いを利用して天へ向かい飛び立って行ったように見えました。
あの最期の視線はアイコンタクトで「じゃお先に」と合図をもらったような印象でした。
不思議なことにその瞳の表情からは自分の寿命に納得いかないような不満な気持ちを感じませんでした。私は寿命の長短という観念をもって初代ピーより若い6歳と10ヶ月では早すぎると惜しんでいるのですがあの子はそうではなくて遥かに純情で、こんな楽しい毎日ならもっと続けたかったとただそれだけの未練が伝わってきました。
こうして私のことを世界で一番愛してくれた一羽の小鳥はいなくなりました。
寂しいおっさんに逆戻りです。なんなら背後霊になって取り憑いてくれてもいいんだけれど。


とまぁ私の思いの表れで初代ピーの時よりもしめっぽく語ってしまいましたけれどね、
私と二代目ピーは以心伝心の仲だったと思っていますが、今まであの子からは嫌な念を感じたことが全くありません。治療の時は非常につらかったとわかるのですけれど、その他つまり日々の大部分は…、

きっとあの子は幸せな一生だと思っていたのではないかなぁ。

これは人間のエゴから言うのではなく、最期の視線もあってなにかそう感じずにはいられないのです。

楽しかったよね?ピーちゃん。




追伸

実は、二代目ピーと過ごした間、我が人生のほうはちょうど経済的にどん底でありまして、苦労の多いめちゃくちゃ大変な時期でした。でもあの子が一緒にいてくれたおかげで精神的に助けられましたね。


フロランタン

2014-10-26 | (かつての)本日のがまん品
アーモンドキャラメルタルトとも言うかな。スライスアーモンドの他のナッツでもありますよね。松の実とかサンフラワーシーズとか。ミックスナッツのもある。
おかしなもので、私はコーヒーのお供にこれがたまらなく好きでしてね。
先日コープを覗いたらなんと置いてあったので驚いて思わず買ってきちゃいました。

そりゃぁね、洋菓子屋にあるズッシリギッシリしたものや、じゃなくても量産品ならコストコとかで売られているマリアーニなどの輸入品の方が、美味しくて断然好みですが、
洋菓子屋のは高いし、私はコストコ会員じゃありませんからねぇ(笑)、
そこで普段気兼ねなく頂けるものを色々探すんですけれども、フロランタンって意外と無いものです。
カルディとか探しても無いんですよ。
それがまさかコープオリジナルで存在しようとは…!
調べたら結構前からあるみたいですね。

中身はこれよ。


問題は薄味でさっぱりしていることですね。フロランタンって凝縮感が生命線でしょうが。残念ながらこの製品はなんかね…軽いね!
厚みが薄いからかもしれませんが、
特にカップ部分が文字通り印象薄いです。ウエハースなのかモナカなのかよくわかりませんがいずれにしても材料費けちった感じ。お祭りの屋台でよくあったソースせんべいに似たド貧相な味わいです。安物ソフトクリームのコーンより足りない感じ。
ただし評価は下げませんよ。ええわかってますよ、値段を見ろって。
フロランタンとしては安いんですから。上出来ですよ。

しっかしま~なに熱く語ってるんだろうね(笑)

我が家にはマイケルのCDが2枚しかなかったが

2014-09-23 | (かつての)今日のBGM
家のモンにせがまれて仕方なくXscapeを入手しました。
そっとしておいてあげないんだ、と私は批判的でしたが、実際聴くと悪くないです。
まるでDangerousよりも古い頃のマイケルのような印象です。プロデューサーお上手だと思う。
でも名曲は特にないかなぁ。
音質は今の時代ですからこういうノーマライズの効いた感じになっちゃうのが残念ですけれどね……こういう音にしているからもともとCDをちゃんと買っていた世代も買わなくなっちゃうんだよ!

それから心貧しいこと(笑)を言わせてもらうと、ちと値段が高いと思うよ。
最近すっかりせこくなっちまった私だからなおさら感じるんですが、例えばこんなたたまれた小さいポスターなんか入れられても誰が要りますかい!

SUHR Koji Comp

2014-09-23 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
【注】写真のセッティングはめちゃくちゃです。


さて、それではKoji Compのベースでのインプレです。
非常に手強いコンプですので、詳細にレポートします。読みづらいので覚悟してください(笑)。

はじめに
見た目こそ素晴らしく上質な印象ですがその正体は、近年主流のオプティカルコンプの真逆を行く、かつてのエレハモ製コンプにあったようなどエグい効き方のオールドスタイル。それに最新の小細工を施すことで過去には得られなかったクリーンな音が出せる珍しい製品です。


【Comp】
普通Compと表記してあるノブがひとつだけあるならばそれはスレッショルドの意味である場合が普通でしょう。しかし稀にSustainと表記した方がふさわしいのではないかと思いたくなる製品があります。コンプレッションと一口に言ってもいろいろキャラがあるのです。この製品がモロそれ。でかい音を潰す働きよりも、小さい音になるほどでかくし続けることで音を持続させようとする働きの方が際立っています。昔のギター用コンプに多いキャラだね。

従いましてまずは、
1ノブゆえに調節できないリリース&ディケイに癖があります。
かなりサステイナーの性格が強くて、最後はホワイトノイズだけになるまでゲインアップを続けて音を伸ばしてくれます。リリースタイムはCompノブを小さくしてもあまり短くできないし、ディケイも最後の最後にやっと蝋燭の炎を消すように働きます。
通常ベースではスッと自然に効果が消滅するようなセッティングが好まれますから、これでは厄介です。

肝心のゲインリダクションは味気なく無粋に抑え込むタイプ。効き自体はとても強いので、ベースではCompノブを回すとしてもせいぜい10時あたりが限度。8時以下でもピークはぺったんこに均されます。いわゆるリミッターのようには働きません。
というわけでこの製品では積極的にCompノブ最小付近を使うべし。最小=7時にしてもピークは抑えてくれますから。大概の製品は最小付近は効果が弱すぎるためそこを使うのは有意義でないことが多いものですがこの製品は違うのです。


【Attack】
かなりサステイナーの性格が強いため、アタックタイムは短くするほど、抑えたアタックの後に来るゲインブーストによる音量の盛り返しがより一層モワッと目立つようになりますから注意が必要です。ギターでは色々なセッティングが使えるでしょうけれどね、繰り返しますがベースではどうしてもCompノブ小さめ&Attackノブ大きめで使うしか逃げ道はないですよ。
つまり、アタックタイムが終わりゲインリダクションが始まる時にすぐ短いディケイが始まろうとする時をうまく近づけてなめらかに繋ぎ合わせるようにするのが自然な音にするコツとなります(言っている意味わかるかな?)。
セッティングのスタートはこの際、思い切ってCompノブ最小、Attackノブ最大から始めちゃってもいいでしょう。
具体的には私のメインベースの場合、Compノブを8時あたり、Attackノブは16時あたりで、なんとか近づく印象でした。
自分の望みではなくコンプの都合で値を決めているみたいでおかしな話ですが、この時点で望んだ音にはなり、まだ少し回せるゆとりが残っていますからから結果よしとしましょうか。
また、あえてアタックのパコパコ感のあるザンネンコンプを演出したい時は(したい人いるのか?)、Attackノブは10~12時あたりでよく聴いてあまり奇妙に感じないポイントを探すと良いでしょう。
いずれのセッティングもめちゃくちゃ難しいですけれどね。とにかく真剣によーく聴いて決めなくてはなりません。短時間では無理なので、休日一日潰して追い込むしかないでしょうね。難しい時はヘッドホンでチェックする人がいるみたいですが、アンプでもわかりやすいと思いますよ、それほどはっきり効きの強いコンプですからね。


ただし、
この製品には魔法のノブがあります。おかげで少々雑にセッティングしてもある程度救済することができるんです。それが次に述べる2つ。モダンな小細工セクションだと思います。


【Mix】
コンプレッションされた処理音と原音を混ぜることができます。ブレンダーですね。
全てのセッティングで少々効きすぎな音になっても最後にMixを使うことで相当味は薄められます。今風な発想のコンプだなぁと。手法としては昔からあるんですが、ストンプボックスとしてブレンダーのノブが備わっているのは古くてもBarber TonePress、最近でもXotic SP Compぐらいですかね(他にあったらゴメン)。詳しく知りませんがもしかしたらFLIP BC-XのSHAPEノブも実はこれと同じ仕組みなのかもしれません。
原音を混ぜたらコンプの意味がないと考えるのは(私も同感ですが)実際は間違っています。そりゃぁバイパス音と同じ100%の原音を合わせるとしたら意味がないでしょうけれどそうではなく、音量を減らした原音を混ぜる内は心配には及びません。音のシェイプを整える効果しかないです。この製品だと処理音を10%~100%の範囲で調節できるとのこと(つまり原音は90%~0%)。Photoshopなど画像処理に例えれば、調整レイヤーできつめに効果を作っておいて透明度で加減するのに似ているなと。言わばブレンドコーヒーと一緒ですよ。


【Level】
OUTの手前での最終ボリュームです。ここの働きは非常に高品位なクリーンブースターそのものですね。
この製品は(くどいけれど)サステイナーの性格が強いため、処理音の段階で少なからずゲインブーストされていて迫力があります。なのでMixで原音の生真面目な音を混ぜるほど迫力が削がれおとなしい印象になってしまいますが、そうなっても次のLevelでばっちり元気な音に復活させることができます。それはLevelが単品クリーンブースター顔負けだからできる芸当で、そうしているところがさすが今の時代の製品なんだなと。
Mixと合わせてモダンだなと思うんです。
MixとLevelを通過することで音質的には救われてしまう。おかしな考えではありますが、結果的にコンプレッションのキャラがどうであれバイパスよりオンの方がグッとくる音になるのだからエフェクターとして存在価値はあると思うんです。


【Voice】
小さなスイッチはEQのようなもので、左にするとハイミッドが、右にするとトレブルが持ち上がるようです。
いずれもギターのピッキングのアタックを聴かせる目的用途かな?
ベースでもフレーズがやかましくなります。
ノイズも上がるのでよく聴いて使うか判断を。


【FXリンク】
頭の上にリモートペダル端子と切り替えスイッチがあります。日本語の取説が手元に無いため使い方はよくわかりませんが、リモートペダルを使用しないのであればどの位置でも問題にはならないはず。


その他


気が利いていることに、なんと!バイパス音をトゥルーバイパスとバッファーバイパスの2つから選べるセレクターが内部にあります。この機能が付いているエフェクターを私は他に知りません。耳で聴いても大きな差は感じませんが、バッファーの価値をわかっている人にとっては素晴らしい機能でしょう。
今まで盲信的にもてはやされてきたトゥルーバイパス至上神話を崩す製品がやっと現れて、しかもSuhrのようなわかっていらっしゃるブランドからとあって、私は感動すらしています。

ACアダプタは普及品でも大丈夫です。

ホワイトノイズはありますが、よほど強力に掛けすぎなければ目立つことはないです。気にしなくて良いレベル。ノイズは処理音にのみ乗ってくるので、Voiceを使わないとか、Mixで原音を混ぜることで軽減できます。

過剰入力には比較的強くてよく耐えている方です。オーバーしても格好良く歪むことは無く、クリップしてブチッとなります。5弦Dなんぞドンと叩く時は気をつけてください。


結論
私は気に入りました(笑)。今、結構イイ音出ています。こうなるまで何日かかったろう。

(我がホームページにも書き足しましたので合わせてご参照あれ。)

こんなのいきなり中古置いてあるか?普通

2014-09-21 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
ベースに使っている人いないんじゃないかな?というコンプにあえて手を出してしまう悪い癖がありまして私。

…またやっちまいました。

先日、かのバーチーズに初めて行って参りました。
7月に開店したことは知っておりましたがなかなか行ける機会がなかったので、
たーみーさんオフ会ついで集合場所に利用させて頂き、やっとおじゃますることに。
今さら胡蝶蘭を持って行くのも遅すぎますから、ホント甲斐性ないけれど手ぶらでね(汗)。
BLUESTEELとかSR2000でも買って売上になればまあいいんじゃないかなとか考えておりました。

しかし結局、そこで私は弦の5倍もの買い物をするハメに(笑)。
持ち帰ったのが上の写真のコンプでした。

Koji CompというSuhrが作ったコンプです。綺麗な中古品。すごい品揃えだわバーチーズ。
これを手放したあなた、この子はうちで育てます。

先生に翻訳させるとこうなります。



浩二か…。
いやまじでKojiって何だ?誰?(←だが調べない)


詳細はものすごく長い文章になりますので、次のブログで。


まきちゃん派?

2014-09-13 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
またもやOPBの話。

実はこのベース、3弦の5フレットを押さえた時だけ、しびび~んと蚊の鳴くようなビビリが出てましてね。

ええ実際、蚊は鳴きませんとも(笑)。
でもそんな雑音でももう気になっちゃってね。
小さなビビリならどうでもいいという判断は健全じゃないですよね。
そういうこともあって先月もネック外して調整したりしたのですけれど、ビビリはどうしても消えないのです。
どうやら反っているのが原因じゃないなと。
押弦を色々試すうちにどうも5フレットより低い…ずばり4フレットが弦振動に当たっているのはわかってきました。
さては4フレットが浮いてるか
 →素人目には浮いてない(厳密には知らん)
じゃぁ5フレットが摩耗して低くくなったから=他のフレット削る?
 →やだなー…っちゅうか素人目には摩耗しとらんし
まさかナットが出荷時張ってあった095弦の深さなのに自分は090弦を張っているから低すぎる=ナット交換?
 →まじですか…っちゅうかじゃぁなぜ今になってビビるよ

で、本日、突然、解決。

ふつうペグで弦を巻く時「一番下までキッチリ巻くべし」とか教わったことないですか?
Fenderみたいにヘッドアングルが無い場合、4弦と3弦はそうすることでナットへ当たる力を稼ぐのが理由だったはず。
それを意識しないで、弦が自然に勝手に巻かれたい位置で巻いてみた。
上の写真で3弦のポストを参照あれ。この状態。とはいえ特に上がっているわけでもないんです。今まで左手でペグを回しながら右手でグイグイ押さえ込んでポスト根元まで下げて巻いていたのが手前のピンぼけの4弦ポストですよ。3弦ではその右手を使わなかっただけの位置ね。
そうしたら、ビビリ全くなくなりました。

危惧される様な問題も結局起きてないです。弾けるし鳴るし、おかしくない。

なんかもう無理矢理一番下までギュウギュウ巻かなくても良いんじゃないか?
ナットへかかる力なんてのは必要以上になっているなら充分なんじゃないだろうか?
それより、ナットで曲がる角度がきつくなることで弦の振動が多少違ってくるものなのかもなぁ。
それが曲がりにくいフラット弦ならなおさら、とか。
フレットやネックの問題とは別に、弦の振動の仕方によってある場所にバズが出たり消えたりすることももしかしてあったり…、なんて。
ええわかって言っているわけじゃありませんよ、検証不十分ですし、でも今後もう少し意識してみましょうかね。
この歳になって気がつくのは遅いのかな(笑)。

てなわけで、近々プロのメンテを依頼しようと悩んでいたのですが、しばらく様子見で、なんともなければこのままで済みそうで良かったです。
そうでなきゃね。このクラスの楽器なんだからちょっとやそっとで狂ってもらっちゃ困りますよ。




真姫ちゃんネタ期待した人、ごめん悪かった。
じゃぁ言っときましょう、私はかよちん派です。(←ど少数派では)



新しいのが出たので古いのを買う

2014-09-07 | (かつての) Camera And Lens
はい、また楽器ネタじゃない話に戻ってしまいました(笑)ごめんなさい。

新しいのが出たので古いのを買うこと、ありませんか?
期待していた新しい製品が発売されたのにザンネンでがっかりだった時ですね。
たとえそれがただの「見た目」だけのザンネンであったとしてもね。
コンプで言えば、パンチファクトリーがモデルチェンジした時ね(笑)。あわてて古いのを探して買いに行った人いませんか?

写真のカメラ、実は私の嫁のカメラです。
やつは赤い物に目がありません。カメラも赤じゃないとダメ。本来カメラは赤じゃないことが多い機械ですけれど、今のデジカメでは赤配色なんて珍しくないですから、そういう条件で買い物してもいいわけです。
これの前につい先日まで使っていたカメラは同じオリンパスの初代ペンライト。もちろん赤。
でもさすがに初代、かなり時代遅れになっていました。
で、そろそろ7代目モデルが新発売されるというのでどんなものかと待ち構えていました。
そこへきて私はこの夏ツイてまして、オリンパスのサイトのくじ引きで10,000円分!ものクーポンが当たりました。
まじで(笑)。
よし、じゃぁ、買い換えよう、と。
ところがいざ発売日がきたら…なんとなんと!

新モデルには赤配色が無かったのです…。

ペンライトは従来から赤配色が用意されていたのでこれには愕然とした嫁。
なら一つ前の6代目でいいやと。
通常なら一つ前のなんてシャクで買いたくないのですが、たまたま、機能的な不満が新モデルと大差ない。これが決め手でした。
本体にwi-fiが内蔵されていなくたってタッチAFシャッターが使えりゃいいじゃないかと。重量も7代目よりうんと軽いし。
もっと進化していたら悔しかったでしょう。

というわけで新しくー世代前のニューフェイスがやってきまして。
インプレを一言だけ。
オリンパスボディのデフォの色作りはあいかわらずコッテコテ濃厚カラーでスカッとした色が好きな私はまいってしまいますが、タッチAFシャッターのすごさには驚かされますね。

もっともレンズはルミックスのライカ45mmしか付けませんので、本音を言えばボディはわりとどうでも良かったりします(汗)。
まぁですね、このレンズがすっげぇ良いんですよッ! ホントこのレンズさえあれば文句は言いません。

いつもの粉チーズもほぅらこの通り。



脱線して締めくくりますが、粉チーズはこの雪印製が最高ですよ。
普通は世の中クラフト製パルメザンでしょ。シェアほとんどでしょうね。
でも風味がぜんっぜん違いますから。
こっちはゴーダの粉。
旨すぎるとさえいいましょう。この味が邪魔をしてしまう料理もあるかも知れない。パルメザンのさっぱり感じゃないとダメというね。
でもうちのがさつな料理、がさつなパスタにはこのゴーダの味がかえって助けになります。
がさつなあなたにおすすめです(笑)。

私なんぞこれを手に出して舐めてワイン飲めますよ。