戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

日光自然博物館自然情報等提供ブログについて

2017年10月28日 | 自然情報

8月27日付の記事でお知らせしました日光自然博物館新ホームページ公開に伴うブログの扱い変更の件について、いまだに方針が定まらずご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。

現状はブログ「戦場ヶ原からこんにちは」はgooブログサービスを利用したもの(当ページ)と日光自然博物館ホームページ内のブログの二本立てになっておりますが、最近は暫定的にホームページ内のブログを中心に情報発信をさせていただいております。

当ページをブックマークされている方は、日光自然博物館ホームページ内の「戦場ヶ原からこんにちは」(https://www.nikko-nsm.co.jp/blog/)を引き続きお楽しみくださいますようお願いいたします。(仲)


「紅葉と歴史感じる湖畔さんぽ」参加者募集中♪

2017年10月05日 | イベント情報

今日の中禅寺湖畔(西六番園地から)

うっすら色が出てきていますね!中心右寄りの、立木観音や歌ヶ浜のカツラの黄葉がひときわ目立ちます。

この写真を撮った西六番園地は、国際的な社交倶楽部「東京アングリング・エンド・カンツリー倶楽部」の拠点だった、西六番別荘の跡地を整備した場所です。

残ったマントルピース(下の写真)は、国際避暑地として賑わった時代が移り変わっていったことを物語っているよう・・・

実は、中禅寺温泉~菖蒲ヶ浜の中禅寺湖畔も、歴史を感じられる場所なんです。

 

そんな湖畔で、10月15日(日)「紅葉と歴史感じる湖畔さんぽ」を、今年も開催します!

何と!ご案内するのは地元の歴史研究家である小島 喜美男氏!!

興味深いお話を、たくさん聞けますよ!(私もいろいろなお話を伺っています♪)

そして、日光自然博物館の鈴木自然解説専門員による、秋の自然解説も!!

歴史も自然も満喫!!イベントです。

定員にまだ余裕があるため、締め切りを12日(木)必着に延長、先着順にして、

絶賛受付中です!

詳しくはコチラ

ご応募お待ちいたしております♪

(み)


「ネイチャーガイドの自然解説つき」低公害バス運行!

2017年09月23日 | イベント情報

本日9月23日(土)と30日(土)の2日間、赤沼車庫発 9:55 12:15 14:35の3便で「ネイチャーガイドの自然解説」が付いちゃうこのはじめての企画。本日、第1日目実施しました!!

 

本日は、私(み)が担当しましたが、いつもとは違う状況とお客様構成でのご案内で、かなり緊張しました・・・

今本当にきれい!!な小田代原や、西ノ湖・千手方面の自然、これからのおすすめ紅葉情報など、いろいろなお話をさせていただきました。

つたないご案内でしたが、ご乗車いただいた皆様が低公害バス路線の自然を、より楽しめていたら幸いに思います。

 

みなさん!第2日目は、9月30日(土)ですよ!!(大事なことなので2度目)お越しの際はぜひ、「ガイド付きバス」をご利用ください♪♪

(み)


小田代原の草紅葉【9月21日】

2017年09月22日 | 自然情報

昨日の小田代原です。

ホザキシモツケが赤みを増してきて、その他の植物のほんのりとした色味とあわせてとてもきれいです。

小田代原の草紅葉=ホザキシモツケの赤!という方も多いのですが、多様な植物がつくるグラデーションやモザイク模様も小田代原の魅力です。実際にそこに立ってややひんやりとした風を感じながら眺めるこの景色は最高!ぜひご覧ください。(仲)

(最後の写真は東側ゲートとバス停の間から、美しい縞々がたまらんのです)


小田代原の小さな世界

2017年09月13日 | 自然情報

秋を感じる時期がやってきました。

小田代原を歩いていると、さっそく色付きだした草紅葉が!

赤く広がる世界をのぞいてみると…?

その正体は"ホザキシモツケ"!

この時期のホザキシモツケは小さな赤い実をつけています。

今ならまだ、可愛いピンク色の花も見られるかも!

 

小田代原を彩るのはホザキシモツケだけではありません。

さっきとは全く見た目が違いますね… これは、"アキノウナギツカミ"といいます。

少し変わった名前ですよね。どうしてなんでしょう?答えは茎を触ってみるとわかります。

あっ。トゲがついてる!そっと触ってみてね。

一説によれば、このトゲでウナギが釣れると考えられていたのでこの名前がついたんだとか。

 

 

 さて、小田代原には草原以外にカラマツやシラカンバなどからなる森林も広がっています。

木道わきの落ち葉をよく見てみるとこんな世界をのぞくことができますよ。

草紅葉を見に来たついでにこうした小さな世界にも目を向けてみてください。

新しい発見があるかもしれませんよ。

 

 宇都宮大学農学部森林科学科3年

井東 小野 細野