西野の「びじねすワンシーン!!」

カウンセラー西野の日々徒然日記。

1年8カ月・・・

2012-03-28 21:51:39 | ビジネス

4月1日から、1年8カ月ぶりにブログを再開しようと思い立ちました。
もうパスワードさえ忘れてるレベルで、今更って気もしましたが、なんとなくこの3月の区切りで新たに再開しようかなあ・・・って突然今、そんな気になりました。

又明日になればわかりませんが(笑)

かつてはこのgooブログでも150万件中7千位くらいのランキングにいたこともある
この「ビジネスワンシーン」ですが、さすがに1年8カ月もたちゃあね、見る人いるんかいって気もしますが・・・

娘の桜花は間もなく中学校に入学します。



再開します

2010-07-29 11:21:17 | ビジネス
5月の半ば以降、書いていませんでした・・・
「もうやめちゃうの?」という声も結構頂いてた中、どうしようかな、終了宣言しようかな、続けようかな・・・いったりきたりしてましたが・・・再開します。
いったりきたり、で、結局再開した背景は・・・いつか書きます。

高校時代の恩師であるサッカー部の監督が、来年で定年になるということで、OB有志で
打ち合わせた後、お伺いに行くことに・・・

今は別の高校で監督をしてるんだけど、結構しんどい学校で、中々部員が集まらなかったり、すぐ辞めてしまったりで、教え子としては県内でもあれだけの実績を作った方の最後を飾るにはちょっとなーなんて少しさびしく感じてました。

猛暑の中、椅子に座り、拡声器を持つ姿を遠めに見ながら、やっぱり年とったなあなんて
妙な感慨に耽りつつ・・・
「先生・・・こんちわっす」
「おう、なんだ」
「いや、ちょっと相談が・・・」
「××、てめえこのやろーディフェンスしろよおらー」
「・・・えーっと」
「○○、だからそこで負けちゃだめなんだよお前はー」
「・・・暑いっすね」
「ばかやろー○×△・・・ってのやろー」

28年前と変わらない風景。
僕らは確実にこの人に人生変えてもらいました。
「殺意」という言葉を初めて具体的に意識したのも、確かこの頃・・・だってほんとに殺されるって思ったから・・

よかった、全然枯れてないや。
ま、枯れるわけないわな、この人が。

やんちゃくれな部員の子たちが、「誰このおっさん」みたいな顔で遠巻きにしてる中、
「俺の昔の教え子だ!お前らよりもしょーもないことばっかして、なんだっけ暴力事件とかな?でも今は立派に仕事してんだよ」って紹介してくれたもんで、急に「なーんだ同類かよ」って目で近づかれて、急に親しげに話しかけられた。

わかりやすいなお前らもバカで。

先生が「バカだろーこいつら、ほんとバカでよー」ってうれしそうに話してるのを見て、
すごいことを続けてきたんだなって、改めて敬服です。

3月26日、退任祝賀大パーティーやるよ、OB諸氏、よろしくね。













ふーん・・・

2010-05-12 11:28:37 | ビジネス
月9の新ドラマ、久々のきむちゃん主演の「月の恋人」(だよな確か)

娘が北川景子ちゃんファンなので、ま、お付き合いしましょうかと見てみました。
一応妻はきむくんが素敵と昔から騒いでいるが、ラブジェネ以降何見ても一緒なので関知せずです。

ま、そうは言っても長いこと日本のアイドルでトップを張ってるきむやん、やっぱり
いつものそのまんまだけど存在感はあるね。

お、今回は中国の女優さんが・・・出てるね。

いいじゃない、この人。(誰が出るかも知らなかったんでね)

・・・あれ。

・・・もしかして。

・・・小喬?

・・・間違いない、小喬だ。

映画、レッドクリフで周瑜の妻で、どえりゃー綺麗で存在感ばりばりだった。

・・・あらら、すごいね北川景子ちゃん全く叶わないねこりゃ。実に美しいわ。

娘もびっくりがびょーんって感じ。
すでに景子ちゃんの敗北を簡単に認めている。

変わり身の早いこいつのことだ、きっと2ヶ月後にはチーリンちゃんファンになっている
ことだろう。ま、こだわらないのは人生大事なことです。




















見るな

2010-05-07 17:28:57 | ビジネス
スクール課題で、7月に提出する予定のシナリオに手をつけ始めた。

もともと書くことは嫌いではないし、枚数は全く苦にもならない量なので、それは全然
問題ないんだけど。

まずいよな、やっぱり。

何故か物心ついて以降、とってもキャラが立った人たちに恵まれて、これまで人生
過ごしてくることができました。
だからとにかく退屈することはなかったし、「こんな人ネタ」でどれだけ利用させてもらってきたか。

シナリオ創作にこそ、このふざけた半生の出会いが生きる!
ネタになる「人」と「出来事」は数知れず・・・

と、思ったんだけど。

モデルにできない・・・・

もし自分が書いたのが知れたら、誰のことかすぐばれる。
書かれた本人が一番よくわかる・・・・

見られる機会なんかあるわけねーじゃん、うぬぼれよって、そりゃ分ってるが。
必要以上に娘が後ろうろうろし、妻もなにげなくさりげなく寄ってくることが多いし・・・

今書いてるのなんて最悪かな、読まれたら。

これあたしのことー!きー!なんてことになったら、

プロってどうしてるのかなあ・・・
はい、わかってます。くだらんことを考えるよりも、今はとにかく書く。

でもこの人だけはばれたらまずいよな、いろいろと。
書いていいかな、M社長・・・
面白いよね、ドラマとしては。



















 






ココア缶

2010-05-06 10:18:19 | ビジネス
父の納骨が終わりました。

姉の家に世話になっていた時の遺品を片づけているときに、神棚の横に置いてある
ココア缶を見つけました。

明治ココア。

何故いまだにここに残っていたのか。
2度の引っ越し、家の建て替えまで行ったのに、何故残っていたのか・・
あれ以降親父が怒ることはほとんどなくなり、僕も「怒り」は「悲しみ」なんだって
初めて知り・・・

14歳。
あれほど好きだった野球を辞めてしまった僕は、同時に野球部をやめた「たっちゃん」と
毎日ふらふらするのが日課になり、いつしかその日々は自分の唯一の拠り所になり、髪に
大きく剃り込みを入れ、改造した自転車に乗って、強いか弱いかのわかりやすい評価の世界に心地よさを感じて・・

たっちゃんはいつもお金をもっていた。
異常に甘いおふくろにせびって、いつも金をもっていた。
そのたびに市内にできた「俺の店レオ」で、新しいハイネックや、アロハや、ボンタンを
買いに僕を誘った。

僕はいつも焦っていた。
無理やり自分の持っている服をそれっぽく見せても、それは所詮まがいもんでしかなく。

そんなとき、家の箪笥の上のココア缶を見つけた。
千円札が、たぶん2,30枚、折りたたんで入っていた。

ばれるとか、もしもなんて一瞬たりとも感じなかった。
これで最高のボンタンが買える・・・

それからしばしば僕はココア缶から金をくすね、「強そうに見える服」に、たばこ代に、
ゲームセンターに、つぎ込むようになった。

ココア缶の残金はどんどん少なくなっていった・・・

ある時昨日まではなかった「一万円札」が、入っていた。
さすがに大金にびびったが、誘惑には勝てなかった・・・・

ある夜、親父に呼ばれた・・・

「・・・座れ」
「・・・・・」
「お前、最近ずいぶん派手な洋服持ってるらしいが、どうした」
「・・・・もらった・・」
「この缶、知ってるだろ」

それはまぎれもなく、僕がくすね続けたココア缶。

「これはおとうさんが何かの時のためにこっそりとっておいた金だ。ここ何カ月かで
 少しづつ減ってるんだ。」
「・・・俺じゃない」
「そんなことはどうでもいい」
「・・・・・・え?」
「お前らに何かあったときに貯めた金だ、もしおまえが使ったとしてもそれはもともとそういう金だ、どうでもいい。ただ、この金があったことでお前がこそこそした男になるんなら、それは残念だ。お父さんはそれは・・・残念だ」
「・・・・・」
「昨日一万円がなくなった。これはもう見過ごせる金額ではない。本格的にこそこそした
男になってしまう。やったかどうかは知らん。知らないというならそれでもいい。
ただし、こそこそした男になるな。お父さんはそれは悲しい」

幼いころから数知れず殴られ、それは厳しい父だった。
初めて殴ることをせずに怒った。

初めて僕は怒りを悲しいと感じた。
目の前には薄汚れた「明治ココア缶」が置かれていた。

あれから30年。

今父はこのココア缶で何を語るのだろう。

今、僕は・・・