フワフワした感じ。
コロナ禍で公開延期されていたピクサー作品だそう。生まれ変わる前のソウルと現実世界の行き来の物語だ。長年の夢を叶える一歩手前で死んでしまった中年ミュージシャンと、生まれ変わる価値を見いだせないはぐれソウル。生きる意味や目的、なんとなく送ってきてしまった人生の価値など、子供でなくオトナが考えさせられる部分が多い。その世代ど真ん中の自分だけど、見ていて正直ピンと来なかった。抽象的、概念的な描き方もそうだし、あんまり思い通りじゃない人生なんか誰でもそうだから、あなたの物語です!みたいな自己投影もしにくい。モヤモヤした気分だけが残った。