フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月17日(水) 晴れ

2024-04-18 11:14:51 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、ハムステーキ、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

かかりつけの歯科医院に電話して、歯茎(歯根)の痛みについて相談すると、午後イチで見てもらえることになった。午前中に大学院の社会学コースの教室会議があり、いつもはオンラインなのだが、今回は年度初めということで大学で開かれることになっている。主任の先生に欠席の連絡をする。

昨日のブログを書いてアップする。

卒業生のアズサさん(論系ゼミ1期生)から「出産しました」の連絡があった。4月11日に女の子を無事出産し、昨日、退院したそうだ。「もしかして先生と誕生日一緒ですか? 名前は美緒といいます」。うん、一緒だ。これまでニアピンは何ケースかあったが、ドンピシャリは初めてである。狙ったわけではなく(笑)、予定日より少し早い出産だったようそうだ。私と美緒ちゃんとはちょうど70歳違いになるわけですね。ようこそ、この世界へ。そのうち「パン日和あをや」の二階あたりで、ご対面いたしましょう。

昨夜、収録したオンデマンド授業の講義、咳込んでいる箇所がやはり気になるので、収録し直す。

昼食はカップ麺で。

歯科医院へ行く。痛むのは左奥上の歯茎(歯根)の部分で、潜在的に炎症があり、抵抗力が落ちると痛みが出るのだ。歯の高さ(かみ合わせ)を調整し、負荷を小さくする。

抗生剤を処方してもらい、近所の薬局へ行く(耳鼻科、皮膚科、歯科で行く薬局は違うのだ)。奥さんから早稲田のジャズ喫茶「ナッティ」はまだやっていますかと聞かれる。はい、やっていますよと答える。「ナッティ」のご夫婦は、以前、同じ商店街で「サッチモ」という花屋さんをやっていたが、専門学校の新校舎建設で地上げされたのを機に、早稲田でジャズ喫茶を始められたのである。開店して間もない時期に、薬局の奥さんは一度、早稲田を訪ねたことがあるが、その後行っていないので、気になって私に尋ねたのである。思い立ったが吉日ですから、近々行ってみたらどうですかと私が言うと、はい、そうしますと答えた。

帰宅して、2時からの教授会(オンライン)に遅れて参加。5時頃には終わる。

散歩に出る。空模様が怪しげだが、もし雨が降ったらどこかで雨宿りをすればよい。

桜並木の歩道には花びらがいっぱい。さようなら、今年の桜。

「ルージュブランシュ」へ顔を出す。

イートインのできるケーキ屋さんである。

苺のババロアとアイスティーを注文。

さて、明日の授業の資料に目を通そうかと思ったら、ご主人が厨房から出てきて、私のテーブルに座った(笑)。

「ルージュブランシュ」はキング&プリンスの簾君が新曲のプロモーションビデオの撮影で訪れたことで、彼のファンたちの聖地になっているが、元々、ケーキ業界では知られた方で、ファミマのクリスマスケーキの監修もされている。実は、私はそのことを今日初めて知ったのであるが(笑)。

ご主人と1時間近くおしゃべりをして店を出る。駅ビルで買物をして帰る。

夕食はハムと卵と野菜の炒め、シュウマイ、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『6秒間の軌跡~花火師望月星太郎の2番目の憂鬱』初回(録画)を観る。好評だったのでシーズン2となったのだろうが、新味を加える意味か、新しいキャラクターが一人登場した。

星太郎の弟子になりたい。できれば結婚したい(!)とやってきた野口ふみか(宮本茉由)である。水森ひかり(本田翼)にとっては「何?この女」という感じではないだろうか。それはシーズン1で唯一のヒロイン役であった本田翼にとってもそうなのではないかしら。「私ひとりじゃ視聴率が取れないとでも?」と。ドラマ内だけでなく、撮影現場にも微妙な空気が漂っていそうな気がする。

「サブタイトルは、花火師助手水森ひかりの憂鬱、がいいのでは?」

風呂から出て、レビューシートのチェック(本日が締切日)。

2時、就寝。

 


4月16日(火) 晴れ

2024-04-17 12:24:07 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、ハムステーキ、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。ハムは塊を切って使っているので、しばらくの間、ハムステーキが続く。

昨日のブログを書いてアップする。

昼食を食べに出る。商店街のハナミズキの花が咲き始めた。

大きなマンションの建築が始まった。

工事現場の斜め向かいの「吉岡家」は昼間はしばらくうるさいかもしれない。

平日限定ランチを注文する。

もりそば、目玉焼き(半熟で)、ごはん(軽めで)の組み合わせ。

目玉焼きを半熟にしてもらうのは、ごはんにのせて卵かけごはん風に食べるからである(途中で追い目玉焼き)。今日はこれで目玉焼きは3つ目だ。

食後の散歩は大平橋(呑川)を渡って。さすがに桜は見頃を過ぎた。

「きりん珈琲」に顔を出す。昨日が定休日で、今日は午後2時からの営業である。

店内に客は私だけで、「フラッシュは大丈夫ですか?」とマダムに聞かれる。カウンターでウーバー用のメニューの写真撮影が行われていた。

きりんブレンドとレモン餡のアイス最中を注文する。

スプーンは付いてこなかった。手に持ってかぶりつくのだ。ワイルドだろ~(懐かしいフレーズだ)。

1時間弱滞在して、店を出る。

待ち工場で見かけて「空飛ぶ車」の試作品(嘘です)。

今日も初夏のような気候だった。

帰宅してレビューシートのチェック。こんなレビューがあった。

「本編とはあまり関係のないことですが、先生が今年度退職されるとのこと、驚きました。大久保先生自身が純粋に私からは若く見えることもそうですが、70歳という年齢になってもこれだけ変わらず働けていることに対して、改めて考えさせられました。私は現在就職活動の中で「終身雇用制度は崩壊した」「人生100年時代だ」などと言われ、自らのキャリアを随分と長期的に捉えることが求められているようですが、実際にそこを生きているイメージは正直湧いていません。」

身体はあちこちガタが来ていますが、「頭」と「声」はなんとか現状維持ができています。いま就活中の学生がリタイアするときの自分をイメージすることは難しいだろう。その頃には、働き方もずいぶんと違ってきていることだろう。

夕食はジンギスカン風肉野菜炒め、しらすおろし、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『アンチヒーロー』初回(録画)を観る。殺人罪の容疑者(限りなく黒に近くても)無罪にしてしまう弁護士が主人公。演じるのは長谷川博己。この役は阿部寛でも、堺雅人でもできそうだが、長谷川博己の場合が一番「闇」が深そうだ。

オンデマンド授業の収録をする。途中で、咳こんでしまったが、録り直すほどでもあるまい。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

卒業生のレイナさん(論系ゼミ8期生)から結婚式の案内状が届いた。乾杯の発声(スピーチ)を依頼される。こうした場所に出向くのも現役の教員である今年度で最後かな。

1時半、就寝。


4月15日(月) 晴れ

2024-04-16 13:12:12 | Weblog

7時15分、起床。私にしては早起き。

朝食前にチャイを連れて玄関先に出る。ブロックの上にチャイを置くと、まるで狛犬のようにそこでじっとしている。私はチャイの頭や背中を撫でながら、近所の人と挨拶したり、通りがかりの人とおしゃべりしたり。これ、私が一人で玄関先にボーっと立っていたのではなかなか成り立たないコミュニケーションである。カフェとペットというのは私と地域社会のインターフェース(接点)として機能している。

チーズトースト、ハムステーキ、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

オンデマンド授業のレビューシートのチェックをしながら次回の講義資料の準備。

アマゾンで玉袋筋太郎『美しく枯れる』(角川書店)のキンドル本を購入。先日、大学の帰りに書店で手に取って、面白そうだったので。

タイトルは上品だが、著者名は・・・。彼はたけし軍団の出身で、芸名は「殿」(北野たけし)からもらったものである。彼はこの芸名についてこんな風に語っている。

 話は変わるのだけど、オフィス北野分裂後、オレがひとりで活動するようになってから、大師匠である毒蝮三太夫(どくまむしさんだゆう)さんが主催する「マムちゃん寄席」にゲストで呼ばれたことがあった。
 博士(注・漫才コンビ「浅草キッド」の相方の水道橋博士)が隣にいないいま、俺はコンビで漫才ができない身だから、ステージでは蝮さんとトークショーをした。その日の楽屋で、オレはすでに80代後半を迎えている蝮さんとこんな会話を交わしたんだよね。
 「もうすぐ90歳になるのに、いまでもずっと仕事が途切れないのはすごいですね」
 そうしたら、蝮さんはこういったよ、
 「それは、オレが《毒蝮三太夫》という名前だからだよ。本名の《石井伊吉》だったら、こんな年齢になったら仕事なんかあるわけないよ。だからオレを《石井》から《蝮》に変えてくれた、談志には頭が上がらないよね」
 ご承知かどうかわからないが、「毒蝮三太夫」という芸名の名づけ親は談志師匠なのだけど(注:立川談志。『笑点』の初代司会者で、毒蝮三太夫は初代座布団運びだった)、この言葉にはしびれたね! 僭越ながら、殿から「玉袋筋太郎」と名づけられたオレは、蝮さんのことを勝手に“被差別芸名の同士”だと尊敬しているからさ(笑)。
 だからオレも、蝮さんのように長い時間をかけて、“本物の玉袋筋太郎”になっていきたいって考えている。(第1章「人間関係って大変だよな」より)

しかし、同時に、彼は本書の別の箇所でこうも述べている。

 50代を迎えてからというもの(注:彼は今年の6月で57歳になる)、「これからどう生きようか?」と柄にもなく真剣に考えるようになった。それまでの自分の仕事ぶりを振り返ってみたり、自分なりによかったところ、悪かったところを挙げてみたりした。
 そのとき気づいたのだが、オレはよくも悪くも、「玉袋筋太郎」という芸名にとらわれ過ぎていたということだった。
 殿からもらったこの名前、オレは本当に大好きだし、誇りにしている。厳格だった父親に「いい名前だな」って褒めてもらえたことは、死ぬまで忘れないよ。
 コンプライアンス違反ギリギリの被差別芸名だからこそ、オレは無意識に「玉袋筋太郎っぽくふるまわなくちゃ」とか、「玉袋らしくしよう」という思いに支配されていた。そこには毒蝮三太夫さんへの憧れもあったのだけど、冷静に考えれば、「玉袋らしさ」ってなんだよ? 笑っちまうよな?
 その「らしさ」もよくわからぬままに、「破天荒」とか「無頼派っぽく」とか、知らず知らずのうちに自己演出をしていたような気がする。でもさ、50代を迎えるとともに浅草キッドが開店休業状態になり、事務所からも独立してひとりでやっていくことになってみて、ふと気づいたんだよ。
 「無理して玉袋筋太郎を演じる必要はないんだ」って。(第3章「夫婦ってなんだか難しい」より)

本書は公私にいろいろなことがあった50代を振り返って、「50代を生きるって、とても大変で、難しい」という感慨の上にたって、それまでの人生やこれからの人生について真摯に(実に真摯に!)語った本である。おそらくその真摯さは、彼の根っからの性分であると同時に、本書が無期限活動休止中の浅草キッドの相方(水道橋博士)や、事務所独立後いささか疎遠になってしまった殿(北野たけし)や、ある日突然家を出て行ってしまった妻へのメッセージとなっているからだろう。

昼食を食べに出る。

早く起きたせいか、いつもより空腹感がある。「寿々喜」へ行く。

午後はうまい物を食べて、面白い本を読む時間にしよう。

食事を終えて、店を出ると、早々に「本日は終了です」の貼り紙が出ていた。今日の分の鰻がなくなったのだ。

食後の珈琲は「テラス・ドルチェ」で。ここは私にとっては「物思いカフェ」(読書や書き物をするカフェ)なのだが、カウンター席に座った私に珍しくマダムの方から話けて来た。先だって、マダムがワンちゃんの散歩で私の家の前を通ったとき、私がたまたまチャイを抱っこして玄関のところにたたずんでいて(そういう状況は初めてのことだった)、おしゃべりをしたからである。しばしペットの散歩談義。

珈琲を飲みながら『美しく枯れる』の続きを読む。マダムはほかの常連さんとおしゃべりを始めた。

  生きていると、大変なことがたくさん起こる。
 「いっそ、死んだほうが楽じゃないのか?」と考えて――肯定こそしたくないものの、自ら命を絶つ人がいるのも理解できないわけじゃない。(中略)
 あらためて考えるまでもなく、「この世は地獄だ」と落胆するほど、辛いことばかりじゃない。「生きていてよかったな」って感じる瞬間は、誰にだってあるじゃない。
 そう考えると、この世ってのは、「地獄」というほど厳格で辛いものじゃなくて、看守の目が緩やかな刑務所のようなものなのかもしれない。
 だけど、いくら緩やかな刑務所であっても、「やっぱりオレにここは無理だ。耐えられない」と“脱獄”していく人間もたくさんいる。うちの父親のように、自ら死を選ぶというのはこの刑務所からの脱獄を意味しているように思える。
 若い頃から、「オレは50代で死ぬんだと」と公言して、バカみたいにタバコを吸って、浴びるように酒を呑んで早死にしてしまった西村賢太(注:芥川賞作家で玉袋の友人)もまた、ある意味ではこの刑務所からの脱獄を図ったひとりかもしれない。
 でもさ、オレはいくら辛くてもここから脱出するつもりはない。いま現在が最高に楽しいというわけじゃないけど、“脱獄”することによって、残された者が辛い思いをすることを嫌といほど理解しているからだ。(第4章「新しい命と消えゆく命とともに」より)

 この世を「看守の目が緩やかな刑務所」、自殺をそこからの「脱獄」と見る比喩はなるほどとと思った。ただし、自殺をする人は「残された者の辛さ」に思いを巡らす気持ちのゆとりを失ってしまっている(そこまで追い詰められている)のだろうから、その辛さを指摘しても自殺の抑制の効果はあまり期待できないのではなかろうか。とはいえ、父親の自殺や友人の慢性的な自殺行為を止めることのできなかった彼の辛さにはリアリティがある。 

切りのいいところまで読んで店を出る。

帰宅して、夕食まで読書の続きと授業の準備。

夕食は手羽中のピリ辛ロースト、ベーコンと野菜の炒め、味噌汁、ごはん。

食事をしながら、『花咲舞が黙ってない』初回(録画)を観る。以前、杏主演で好評だったドラマの新シリーズ。主演は今田美桜。秋ドラ『いちばんすきな花』で存在感を示した彼女だが、ついにゴールデンドラマの主役になったか。小柄だが、目は人一倍大きい。おそらく杏の演じた「花咲舞」とイメージが違うという拒絶反応が一部から出るであろうが、それは想定内のこと。そういうノイズは気にしないで、今田美桜の「新・花咲舞」を演じて下さい。それにしても初回の舞台になった東京第一銀行羽田支店、立派なビルだったな。本店かと思った(笑)。

『美しく枯れる』読了。

玉袋筋太郎のいまのメインの仕事は、BS-TBS『町中華で飲ろうぜ』。また、一般社団法人「全日本スナック連盟」の会長をしている(「スナック玉ちゃん」のオーナーでもある)。「50代以降の人が抱える悩みなんて、ほとんどがスナックが解決してくれる」とまで言っている。私には信じられませんけどね(笑)。でも、「シングル・ミドル」にとってのサードプレイスの役割をスナックが担っていることは間違いない。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


4月14日(日) 晴れ

2024-04-15 12:17:21 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、ハムステーキ、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

大谷が大リーグで175本目のホームランを打って松井秀喜の記録に並んだという記事。以前であれば、「大谷 松井に並ぶ」であったろうが、引退した選手には「氏」と敬称を付けるようになったようである。慣れの問題なのかもしれないが、違和感がある。

昨日のブログを書く。

11時半に蒲田駅で卒業生のユメさん(論系ゼミ11期生)と待ち合わせて、「プリミエールカフェ」へ行く。

「プリミエールカフェ」は普段使いのカフェで、卒業生を連れていくことはめったにないのだが、今日は彼女がここに来たいと言ったので、予約をしてきたのである。

私のブログでほうれん草とアサリのクリームスープスパスタを見て、「美味しそう!」と思ったのである。いつでもあるメニューではないので、予約のときにマスターにお願いして、準備しておいていただいた。

ほうれん草は添えられているだけでなく、平打ちの麺に練り込んであるのである。「アサリの旨味が出たクリームスープも美味しいです!」と彼女は満足そうに言った。それはよかった。

食後のドリンクは私は珈琲、彼女は紅茶。

誕生日のお祝いの花をいただいた。これは、これは。ありがとうございます。カフェの周年記念に花を差し上げることはよくあるのだが、花をもらうというのも嬉しいものである。

花を持ったままカフェ巡りをするわけにはいかないので、自宅に持っていく。玄関に私を迎えに出たチャイを抱っこしてもらう。チャイとの対面は2回目かな。

ちょっと上がっていってもらう。「この人は誰?」という表情のチャイ。安心しなさい、君を里子に出そうそういうわけではないから(笑)。

花とチャイ。花びらを食べたりしちゃだめだよ。

呑川沿いに池上の方でぶらぶら歩きをすることにする。初夏の陽気である。彼女は日傘を差しながら。

玄関先に不用品を出している方がいた。「ご自由にお持ちください」と。

これは「たまちゃん」(2008年8月に多摩川に迷い込んでアゴアザラシの子どもで人気者になった)ではなかろうか。

日蓮橋の付近の桜。葉桜にはなっているものの、まだまだ十分鑑賞に堪えるレベルである。

桜のトンネルも健在である。

お花見とは一種の群衆心理的な行動で、客観的にはまだお花見は可能なのに、みんな「もう今シーズンのお花見は終わった」と思っているのだろう、人通りは少ない。そうした思い込みから自由になって、葉桜や散る桜を楽しみましょう。

さくら児童公園。

見上げても桜。

しゃがんでも桜。

蹴り上げても桜(笑)。彼女の趣味は英語の勉強とキックボクシングなのだ(笑)。

団地の桜。

ビッグバンのような新緑。

養源寺。

先週の日曜に妻と来たときは、境内はフリマでにぎわっていたが、今日は閑散としている。

本堂の裏の斜面の桜はむしろ先週よりも見頃のような気がする。

本堂の裏手の急な階段を上る。

一気に高台へ出る。

桜の向こうに五重塔。

本門寺公園。ここは下界より涼しい。

赤と緑の背景がきれいな場所で。

出ました、ハイキック(笑)。

落ちていた桜の小枝を持った乙女らしいショットも揚げておきましょう。

噴水池の畔で。

こども公園。動物のオブジェ(腰掛)たちが前とは違う色に塗り替えられていた。

お疲れさまでした。

木漏れ日の公園を出る。

階段を降りる前に大堂にお参りをする。

よくなってほしい身体の部位に香炉の煙を浴びる。

山門。

階段(比経難持坂)。

最初の頃と比べるとずいぶんと撮られなれてきましたね(笑)。

総門。

お花見散歩の〆は「ハナコーヒー」。

彼女はここは初めて。えっ、そうでしたか? アーリーアメリカンの雰囲気のカフェです。

インテリアの雑貨はマダムがコツコツ集めたものです。

私はココナッツ・パイン・フローズン。甘酸っぱいパイナップルの粒が美味しい。

彼女は珈琲フロート。

二人とも喉がカラカラだった。

ユメさんはネットの証券会社にお勤めだが、学部のときに留学で鍛えた英語力をさらにブラッシュアップして、MBA(経営学修士)を取得したいと思っている。頑張って下さいね。

時刻は5時。店を出る前にマダムに写真を撮っていただく。

五反田方面へ向かう彼女とは池上駅で別れた。次は「カフェオオクボ」(研究室)にいらしてください。「カフェオオクボ」は今年度末で閉店ですので。

夕食はカマス、茄子の田楽、筍のごはんと味噌汁。

食事をしながら篠原涼子とバカリズム主演のミステリー・コメディー『イップス』初回(録画)を見る。スランプに陥ったミステリー作家と捜査一課の刑事がタッグを組んで殺人事件の解明に挑む。刑事コロンボや古畑任三郎と同じように真犯人は最初から分かっている。それをどう追い詰めるかという話。ミステリーとしては少々甘いが、たぶん、二人の間には何か謎が潜んでいる予感がする。

ユメさんからいただいたお菓子を食べる(黒豆茶はどうやって飲むのだろう?)。

『サンデー・ソングブック』を聴きながら、今日撮った写真の整理。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。


4月13日(土) 晴れ

2024-04-14 11:08:49 | Weblog

7時、起床。早起きが過ぎたかもしれない。

チーズトースト、ハム、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

食事をしながら「NHK ミュージック・スペシャル 中島みゆき」(再放送)を視聴する。おそらく『新プロジェクトX』の番宣的な意味合いがあるのだろうが、彼女の代表曲をたっぷり聴けてよかった。

昨日のブログを書く。

12時に鹿島田駅で卒業生のアスカさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。

1階のテーブル席を予約しておいた。二階の和室も「あをや」らしくていいのだが、だんだん畳の上に座るのがつらくなってきたのである。すでに二階席にはお客さんが入っているようである(階段の下に脱いだ靴が並んでいる)。

おっ、新玉ネギのサンドがメニューで出ているではないか! これは頼まなきゃ。

まずはアップルタイザーで乾杯。今日は初夏のような陽気だ。

コーンクリームスープ。食欲を増進させる。

カレーチーズトースト。これも好きなメニューである。家でも作ってみようかな。

新玉ねぎのサンドウィッチ。この時期の週末限定のメニューだが、毎週あるとは限らない。食べるのはずいぶんと久しぶりな気がする。

二階から降りてきた女性から「大久保先生!」と声をかけられる。一瞬、どなたかはわからなかった(こんな卒業生いたかな?)。あっ、「スリック」(現「ティールーム101」)の常連客のヨコヤマさんではないか。なぜ、ここに?「先生のブログを見て前から気になっていたお店なんです。今日、初めて来れました」とのこと。パートナーの方もご一緒だそうである。二階席を予約されて来られたのですか? 「いえ、開店前から来てお店の前で待って入りました」。私がテーブル席の予約でよかったですね(笑)。マダムにヨコヤマさんを紹介する。

〆に珈琲と桜あんぱん。(アスカさんはアイス珈琲)

桜あんパンはシェアして食べる。「パンが美味しです!」とあすかさんが感動したように言った。

それではと、ずんだあんパンも追加で注文する。

お店には2時間ほど滞在した。腹ごなしの散歩に夢見が崎動物公園まで歩くことにする。20分ほどの距離だが、最後の坂道はけっこうハードであった。

公園に着いて、ベンチで座ってしばらく休む。

彼女の推し活の話を聞く。キスマイの宮田君の推し活をしているのだが、コンサートだけでなく、彼が出演している映画やドラマなどもフォローしている。たとえば映画『バカ塗りの娘』は何度か観たそうで、DVDも複数枚購入したそうだ。最近の私のゼミでも推し活は人気のテーマになっている。あなたにとって「推し活」とは何か、彼女から話を聞いた(長くなるのでここでは書きませんが)。

宮田君は現実界の推しだが、天上界にいる推しといえるのが岡田准一君である。彼は毎日(?)ツイッターでファンへ発信をしているのだが、アスカさんはそれに救われたことが何度もあるという。たとえば・・・

こんなメッセージ。

彼女の語りを聴きながら、木漏れ日の写真を撮る。『パーフェクト・デイズ』の主人公みたいに(笑)。

気持ちのよい風の吹く公園で、何枚かポートレイトを撮った。

連作「幼いころの私と」(笑)。

動物園エリアにも行ってみる。

食事をするマーコール。

食事をするシマウマ。

角が生え替わって間もないホンシュウジカのオス。

巨大なリクガメ。

園内には浅間神社がある。卒業生の中には産休中の人もいる。安産を祈願する。

公園には2時間近く滞在した。

鹿島田駅に戻る途中にある「新川崎タウンカフェ」で一服する。私はおしるこ、アスカさんはま抹茶フロートを注文する。

推し活に時間とお金とエネルギーを注いできた彼女だが、この夏あたりから、押し活を控えて、人生の次のテージに入ろうと考えている。いずれ人生の新しい物語が彼女の口から語られる日が来ることだろう。

新宿へ向かう彼女とは鹿島田の駅で別れた。

蒲田に戻って来て、自宅へ向かって歩いているときに、近所に住むマオリちゃんとお母さんと出くわす。マオリちゃんはチャイのファンである。近隣や通りすがりの方にチャイのファンは多いのだが、たぶんマオリちゃんが一番小さなファンだろう。私を玄関に迎えに出たチャイを玄関さきに連れて行き、対面してもらった。

撮った写真はプリントして後から差し上げますね。

夕食は金目の煮つけ、薩摩揚げ、冷ややっことオクラ、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『新プロジェクトX』をリアルタイムで観る。7時半からというのはちょうどよい時間帯だ。今回はカメラ付きケータイ電話誕生の物語。

あすかさんからいただいたお煎餅を食べる。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。