7時半、起床。
チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
食事をしながら『プロジェクトX』(再放送)を観る。「世界最長 悲願のつり橋に挑む~明石海峡大橋40年の闘い」。内容自体はいいのだが、週末の朝に向いているかどうか。番組改編以前のように『ドキュメント72時間』の再放送の方がのんびり見られてよかったように思う。
昨日のブログを書きながら、将棋名人戦第4局第一日の中継を観る。3連敗で後のない先手の豊島が3手目に1六歩と指し、「横歩取らせ戦法」に誘導した。藤井はその注文に乗った。
授業関連の作業をいくつか済ませてから、昼食を食べに出る。玄関先には薔薇が花盛りだが、百合も咲いている。
近所の「マーボ屋」へ行く。6月末の閉店が決まっており、いよいよカウントダウンに入ってきた感じだ。
前回来たときは冷やし担々麺を食べた。今日は棒々鶏冷麺にしよう。
汁なし(といっていいだろう)の棒々鶏冷麺。ピリ辛であるが、ゴマだれの甘みもある。あまりかき混ぜないで食べた方がよいだろう。
次回のオンデマンド授業の準備をしながら、名人戦の中継を観る。一手一手が重要な局面であるから、手の進行は遅い。
4時半に予約している「ティールーム101」へ出かける。将棋の進行が気にならないわけではないが、一日目なので、激しいことにはならず、あと数手でどちらかの封じ手になるだろう。
先客は3人の女性グループ。マダムが「お待ちしておりました」と言う。3人の方とは、以前、「スリック」で一度お会いしている。お一人は私が大学院生で正岡先生の調査実習の手伝いをしているとき、その実習をとっていたSさん、別の学年で実習をとっていたY君の奥様(SさんとY夫人がなぜ知り合いなのかは、伺ったかもしれないが、覚えていない)、そして二人の共通のご友人である。正岡先生が亡くなられたことや、3人が3月に松本に行かれたときに「チーアン」に行かれたことなどについて話す。
本日のシフォンケーキ3種の中からお濃抹茶のシフォンを注文する。マダムが先日京都に旅行されたとき仕入れた抹茶を使ったシフォンである。
紅茶はバンガロウ(スティーブン・スミス)をチョイス。純度の高いダージリンである。
3人の女性たちは席を立ち、私が本日最後の客になった。
カップルや一人客が入口まで来て、中を覗いて、入るのをやめて去って行った。カウンターだけのカフェだと知って、敷居の高いものを感じたのだろう。窓辺に小さな二人用のテーブルを置けば、そういう客も入ってきやすいかもしれないが、それはマダムのやりたいカフェではないのだ。カウンターに座り、マダムやたまたま居合わせた客と言葉を交わす社交的カフェというのがマダムのやりたかったカフェなのだ。バーのカウンターや、居酒屋のカウンターにもそういう機能があるだろう。人生経験の少ない若い人にはハードルが高いかもしれないが、私の演習「現代人と社交」の受講生には来てみてほしいカフェである。
シフォンケーキが運ばれてきた。
しっとりとした抹茶シフォンに、小豆あんと白玉と生クリームが添えられている。
閉店の6時まで滞在し、店を出る。
本日はここまで進み、先手の封じ手。
夕食は餃子、ベーコンと卵と野菜の炒め、豆腐の吸い物、ごはん。
デザートはオレンジ。
『福のラジオ』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。
風呂から出て、本日提出されたレビューシート(少数)のチェック。
1時、就寝。