ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月26日、562回目の「火曜日行動」です。

2024-03-26 16:43:12 | 火曜日


突風のような強風と雨が降る中、562回目の「火曜日行動」が行われました。



古賀さん復活です❗❗お帰りなさい、でも無理は禁物ですよ。



今日のレポーターはハルモニ会の横道さんと井上さんです。



写真撮影は松尾さんと中山さんです。



今日は大変な天候ですが、心ひとつに発信して参りますね。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

雨と嵐の中でも子どもたちの夢と希望は変わりません。今日も562回目の火曜日行動を始めます。

2012年4月17日からこうして大阪府庁前に立っていますが、4月になれば13年目を迎えることになります。しかし、朝鮮学校への差別は止まらないどころかむしろ全国に広がり、子どもたちの権利は奪われ続けています。

口ではグローバルと言いますが、万博は一体何ですか?この差別を世界から来る人に見せることですか。いくら口先で「差別はやめよう」「人権を守れ」と言っても空しいばかりです。ヘイトスピーチ条例ができても公がするヘイトは糺されません。

子ども基本法ができ、子どもの権利を守ることが義務付けられていますが、朝鮮学校への差別は止みません。朝鮮学校の子どもたちにも適用せよ、と今、署名活動が始まっています。協力をお願いします。

ではマイクを渡していきます。初めに伊関さんからお願いします。



参加者の皆さん❗



南大阪地域の伊関さんがアピールのトップバッターです。

☆伊関さん

みなさん、雨の中ご苦労様です。

差別なき大阪、皆が共に暮らせる大阪、大阪と言えば昔から在日の方が一番多く、ちゃんと税金も払っている、大阪の発展に大変貢献してこられた。しかし、朝鮮学校だけが無償化から適用除外され補助金が打ち切られた。何故こうした行政差別が許されるのでしょうか。

1%の底力で朝鮮学校を支える会、日本人を主体とする会ですが、日本人の私が何故訴えるのか、それは日本の未来のため、大阪の未来のため。雨にも負けずこんなに多くの日本人、在日の皆さんが声を上げている、聞いてください。

命輝く未来を作りたいのであれば、差別の先には活力ある社会は生まれないのです、今すぐ朝鮮学校に対しても差別なき無償化適用、補助金復活を声を大に皆さんと共に訴えます。
皆さん、共に頑張りましょう。



参加者の皆さん❗



崔さんがマイクを持たれました。

☆ 崔さん

今日は酷く雨が降っていますが、雨どころか、今日本は戦争の嵐に巻き込まれようとしています。
先日三上智恵監督の映画『戦雲―いくさふむ』を観てきました。見終わって、日本はここまで来ているのか、とんでもないことになっているのだと思いました。 沖縄島(本島)、石垣、宮古、与那国島、すべての島で頻繁に軍用車が走り、民家の直ぐ先に弾薬庫がつくられている。毎日、夜11時まで訓練をする。島民が悲鳴をあげています。

朝鮮がミサイルを飛ばす、を口実に基地強化を進めている。島のみなさんは、ミサイルが怖いんじゃない、飛んでくると思っていない。それより家の直ぐ近くの弾薬庫が怖い。頼むから退かしてくれと言っている。
そして、政府はいざとなれば島民は九州に避難させると戯言を言っている。もともと島民を守る気なんかありません。論理破綻、支離滅裂です

群馬の森・朝鮮人労働者追悼碑を撤去しました。碑は日本の侵略戦争の中で朝鮮人が生きた証なのです。それさえ無くそうとしている。
朝鮮学校を無くそうとするのも同じです。歴史の修正、侵略を無かったことにしたいのです。我々が無かったことにされて “たまるか” と言うんだ!!
 (参加者 拍手)
日本のみなさんも目を見開いて、今の状況をしっかりと掴んで、先ず何をしなければならないのか考え共に闘っていきましょう。


☆ 長崎さん
今日はいつも火曜日行動を支えてくださっていた火曜バンドの古賀さんが、病院を退院され参加して下さっています。ありがとうございます。




火曜日バンドは不滅です。古賀さんが帰って来られたのでもっともっと元気です。



☆ オモニ会のみなさんと共に歌とシュプレヒコール

歌  「声よ集まれ歌となれ」

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

今日は雨も降っています。気つけてくださいね。


シュプレヒコール

*幼保無償化を適用せよ!
*行政が差別するな!
*朝鮮学校の子ども達を差別するな!



最後のアピールは大村さん❗

☆ 大村さん

府庁で働くみなさん、ご通行中のみなさん
わたし達は雨の中でも、たたかいを諦めません。
3月20日に朝鮮学校幼稚園の卒園式があり、参加して来ました。すべて朝鮮語の式でしたが、3才のこども達も静かに聞いていました。小さい時から言葉や文化をしっかりと身につけています。素晴らしいと思いながら参加しました。



自分達の朝鮮学校が差別されている、日本社会の差別ということが次第にわかっていく、そのことがとっても辛く思いました。
だからわたし達はそんな日本社会をつくらない日本人でありたい、そういう思いで今日も雨の中、頑張っています。
諦めない心を込めて、皆で「勝利のその日まで」を唄いましょう!

大村さんの音頭で最後の歌は「勝利のその日まで」❗❗  



駐輪場での申し送りはほぼできない状態でした、来週も頑張ります、雨や風に負けてたまるものですか❗

(森本忠紀さんの投稿です)

3月26日火曜日行動に寄せる3首です。

雨に風火曜日行動休まずに集う仲間のありたればこそ

雨に風ひときわいとし仲間たち信じることは愛することと

雨降れば風も荒れる日守らなきゃ攻めなきゃ火曜日行動我ら




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大和高田在住の森本忠紀さんの投稿です。

2024-03-26 08:18:05 | 詩・コラム


大和高田在住の森本忠紀さんの投稿です。ぜひお読みください。

「2024韓国総選挙を考える集い」が先日、3月24日、KCC会館であった。尹鍚悦政権に対して鉄槌を下してほしいとおおきな期待を持つぼくはこの集会には参加したい気持ち一杯だったが、地元奈良で中南和市民連合主催の八木駅前集会と重なったため集会終了もそこそこに急いで駆け付けたがお目当ての金昌五さんの講演はすでに終わっていた。が、いただいた講演レジュメを見ると最後の結論部に“5未完の革命「キャンドル革命」の完遂のために”のタイトルのもとに<民主・進歩陣営の団結で「キャンドル革命」を完遂しよう!>とあって、そうだ!これだ!と心に響き我が意を得たりと嬉しかった。

あとの交流会でもキャンドル革命が話題になり、文在演政権がアメリカの圧力に抗しきれなかった、悲しいとの感想もきかれたが、それに対してぼくは意見を述べて、キャンドル革命を継承するということは、同じことをやるということではなく、これまでにないことを新たにやるということであって、それはとても難しいと言った。その難しさを突破できなかったことが尹鍚悦政権の登場を許すという結果を招いた。今度の選挙で今までにないどのような新たなものが出てくるか、大いに期待している。それは日本人であるぼくたちも共同で作っていくものだと思う。ということは、交流会でみんなで意見を出し合ったり、考えをぶつけ合うこともキャンドル革命完遂に向けての大いなる取り組みに加わってるということじゃないのかな。

その夜の夢に火曜日行動が出てきた。毎週火曜日、府庁前に来るのが楽しみだという、その楽しみの部分がもっと豊かにできるんじゃないかと。進行係が大村和子さんにずうっと固定してしまってるが、この役を輪番制にしたらどうか?とぼくが夢の中で発言していた。すると最後の「勝利の日まで」も持ち回りで大村さんじゃない人が歌ってるのを聞いて「いろんな人の歌が聞けて楽しいよ」と夢の中のぼくが喜んでいるのだった。

早く終わりの日が来てほしい火曜日行動だけど、そのためにも「もっとパワフルにもっと楽しく」火曜日行動が飛躍できたらと願ってやまない。それは実現できる夢ではないだろうか。









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2024年3月19日、561回目の「火曜日行動」です。

2024-03-19 18:08:36 | 火曜日
寒の戻りなのか、寒い
、寒い火曜日です。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんと中山さんです、今日も心ひとつに発信してまいりますね。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん
こんにちわ  今日で561回目となる火曜行動を始めさせてもらいます。2012年から始めて561回目、毎週、色々な方がマイクを持ってアピールをされています。

3月17日の日曜日には朝鮮学校の高・中・初級の卒業式がありました。3月20日には幼稚園の卒園式があります。
毎年朝鮮学校の卒業式に出るたびに、民族教育を受けて育ってきた子ども達の姿に出会います。日本の中で生きていく誇り、そして自分を支えてくれた人々、一緒に育ってきた人々への感謝・・・在校生の言葉、朝鮮学校に送ってくれたオモニ・アボジ、ソンセンニムへの感謝の気持ちを聞くたび胸が熱くなります。

一方で、こういう教育が大阪の中で認められていない理不尽さを感じます。

卒業式の中で、人間の誇りを育てるという普遍的な価値を感じます。どの国に生まれても自分の国の言葉や文化を愛し、お互いの文化を認めあって尊重して暮らしていくということ。卒業生が火曜行動に参加するといつも、自分たちがしたつらい思いを後輩にはさせたくない味合わせたくないと訴えます。

私達は日本人として大人として、それをくい止め変えられていない悔しさを春になる度に一層思い起こされます。
ぜひみなさん、各地域のお近くの朝鮮学校に足を運んで、催しに参加して子ども達に出会ってみてください。




アピールの先頭は大野さんです。

大野さん

ご苦労さんです。日本の未来は明るくならないですね~。

テレビに下村博文が出てましたね。とぼけたことばっかり、真実味が一切無い、安倍派特有の人格かなとおもいますね。許せん!証人喚問だ!という声が出てます。

12年前、下村文科大臣だった時に、朝鮮学校に高校無償化を適用しない、政治問題とからめて公然と差別をしたことを思い出しますね。まちごてるなという思いをしますね。

当時、橋下が府知事になって蔑視発言をし、それに乗じた在特会が朝鮮学校に殴りこむということが起こりました。

維新は教育の無償化をずっと言っていましたが朝鮮学校を無償化から外す考えは何ら変わってない、状況はきびしいけれど、私達は真実、真理に基づいた考えで頑張っていきましょう。

アピール


参加者の皆さん❗










火曜日バンドは不滅です❗



エミさんがマイクを持ちました。

エミさん

アンニョンハシムニカ  吉村知事、そこに愛はありますか。なんで差別やめへんのかな。

ここにいる人どれだけ税金払っているか知ってますか、朝鮮学校だけ還流されないんですか。うちの娘は幼稚園の時ここに立ち、高3の時ここに立ちましたが補助金を貰わず無償化もされず卒業しました。12年間をどうおもっていますか?しめしめですか、してやったりですか。

そんなことで万博が出来るんでしょうか。IRをつくる足場でしょう。

こんな大阪であなたは国際社会に向けて何を訴えるんでしょうか。お金があっても愛が無かったら何もできません。払った税金を私達にも還流してください。そして歴史の責任、謝罪、補償、それだけです。何も難しいことはありません。万博をする心構えが、差別をなくし、より良い社会を目ざすものになるよう祈っています。

長崎さん
府庁で働くみなさん、訴えを心にとめてください。在特会の人は血税を使うな、と言いますが、税金を払っても還流されていないのです。

グローバルという言葉が好きですが、差別をする大阪で万博をやっても、中身がカラッポです。訴えていきたいです。




女性同盟の玄さんもアピールです。

玄さん

561回目になりました。とうとう。これ以上続かないことを願いながら、それでも子ども達の学習権を脅かされているこの状況がまったく変わっていないかぎり声を上げます。

私の子どもも、橋下元知事が朝高に来た後に補助金を出さないと言った時から、もう社会人になっています。3歳だった末っ子も中2ですが、その間政府からも府からも補助金が出ていません。ほんとに当り前に与えられるものなんですね。一銭も補助金を受けられず、中学、高校と卒業していく、はがゆくて仕方ないです。

先日、3月15日、23年4月に施行されたこども基本法にのっとった学習会が行われました。その時講師をされたソン・ヘスクさんが言っていました。何回も国連へ行って、日本の朝鮮学校に対する不当な扱い、これを世界にアピールしてなんとか日本の状況をかえてもらいたいと訴えてきたと。その実績をもって東京で署名活動など頑張っている姿を私達に見せてくれました。

私も同じ朝鮮学校の保護者として何をしてきたのかと考えさせられました。こども基本法は子どもに関する法制度なんです。日本だけでなく、朝鮮学校だけでなく、世界共通のこどもに等しく施されることなんです。特にこの子どもの教育権がやっと施行されたのです。

私もこれを盾に武器に足がかりにして、政府、府に働きかけたいと思っています。

府庁で働いているみなさん、私達は見えない存在ではなく、見える存在です。声をしっかり聴いてもらって一つでも二つでも行動を起こして頂きたいと思います。



朴さんもアピールされました。

朴さん

おつかれさまです。

私は高・中・初級の4人の母親です。毎月、3つの仕事を掛け持ちしながら学費を納めています。10万は下らないです。

初級5年の長男に”なぜそこまでして僕達朝鮮学校に通っているの?”と何べんか聞かれました。私は”あなた朝鮮人でしょ。日本で生まれたけど自分のルーツを大切にしてほしいと思っています”と。

”自分のルーツを知って言葉、文化、歴史を学び知ることが人間として大事なんだよ”と伝えています。日本の学校に通ってそれを保障してくれるなら、日本の学校に通って何の問題もないんです。日本の社会が変わるまでは朝鮮学校は私達にとって大切なところなので守っていこうと思っています。

親がしてくれたように民族教育を高校までは施そうと思っています。よろしくお願いします。







シュプレヒコールが続きます。

歌  「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

*朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
*朝鮮学校に補助金を復活せよ!
*幼保無償化を適用せよ!
*行政が差別するな!
*朝鮮学校の子ども達を差別するな!



大村さんのアピールと合唱「勝利のその日まで」❗

大村さん

561回目となりました。先日、北大阪の初級学校の卒業式にいってきました。
子ども達が日本社会で育っていく、心のよりどころとなっている朝鮮学校を守っていかないといけないと思いました。

歌  「勝利の日まで」



駐輪場での申し送りです。



色んなイベントへの紹介がありました。来週も再来週も又来ますね。勝利の日まで❗

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3月12日、560回目の「火曜日行動」です。

2024-03-12 17:03:22 | 火曜日







雨がずっと降り続いていますが、参加者の表情は明るいです。





今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんと小川さんです。





写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信して参りますね。





長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

2012年4月17日に私たちは初めてこの場に立ちました。

当たり前の権利、おとなが子どもを差別しない、おとなが子どもの夢と希望を奪わない。
その一点で朝鮮学校に学ぶ子どもたちの夢と希望を奪わないで、1日も早く大阪府が誇りを取り戻し、朝鮮学校への 補助金復活をするようにと私たちは声を上げ続けてきました。

今日は2024年、実に12年間私たちはこうやって府庁の前に立ち続けています。
今日も雨ですが、火曜バンドの皆さんが子どもたちの笑顔と夢とを取り戻す、人間の心を取り戻す闘いだと音楽を奏でてくれています。
 
今、万博、カジノにお金を使うな、命と暮らしを守ることにお金を使おう、能登の支援にお金を使おうという声がたくさん起きています。

先日、大学生10人あまり、大阪朝鮮小中学校を訪問しました。今マスコミで朝鮮といえばマイナスイメージしかない、朝鮮学校を知らない学生からいろんな意見がでました。

まず生き生きした子供たちの姿、子どもたちの学んでいる教科書の内容が全く日本と変わらない、でも先生と子どもたちの中で交わされる自分の言葉朝鮮語、教室に自分の知らない日本語を朝鮮語になおすとどんな言葉になるのかな、ということが書いてあって子どもたちがその内容を教えてくれたこと。

それと「エー保健室がないんですか」とも。そしてコロナ禍のいろんな支援からも朝鮮学校は排除されていたことに「これおかしい」と言う声があがりました。そしてジャーナリストになるゼミの学生から「将来そういう視点を持ってジャーナリストになりたい、声を上げていきたい」という声をいただきました。

朝鮮学校を訪問した時に何が心を開かされるのか、ということを改めて知らされました。








火曜日バンドは不滅です。








参加者の皆さん❗




































平石さんがマイクを持たれました。

平石さん

皆さん、今日雨ですね。いつも通り頑張りましょう。

今日何をしゃべろうかと思ったら、これ(火曜日行動のタイトルと回数を書いた看板)が見当たりました。いつも今日は何回目って言ってます。せっかく長い間続けているんだから名称と回数ぐらい知らせないかん、道行く人々に、ということで作りました。下二桁は0から9までありますが、上1桁は799回までにしていますから、それまでに解決しましょう。

朝鮮学校への関わりは30年以上になるんですが、全港湾は日中友好の運動もやっております。
かつての書記長が亡くなってたくさんの資料を整理しています。3年くらいかかりました。
全港湾と中国のかかわりもありました。

全港湾と中国との関わりは強制連行で連れてこられた中国人の遺骨返還と向こうに行った日本人の遺骨を持ってくるということで始まりました。中国に行ったら周恩来という人は日本人に対して非常に優しかった。「これから共に手を携えてやっていきましょう」と言われたんです。「あー中国と言うのは心の広い国だなあ」と思いました。

今、中国に対する予断と偏見で、8割近くが悪いイメージとなっていますが、私たちは日中、日韓、日朝、全部の人々と共に歩んでいかなければならないと改めて思いました。8月ごろには(資料)できあがります・








方さんがアピールです。

方さん

昨日サンケイ新聞の記事を見て驚きました。今年、物価高やコロナの影響で生活が苦しくなっている。それを理由に全国的に補助金をけずっていく中で、少し上乗せした地域もあります、北海道とか。兵庫県なんかはいろんな攻撃ある中で子どもの教育は別だということで2億円の補助金を出した。

それを受けてサンケイ新聞は「ミサイルとかある中で補助金を出していいのか」と補助金を増やしたところを名指しで非難して攻撃的なことが書かれていました。補助金を削ったところを評価していました。

 これはメディアによるヘイトだと私は考えます。

「メディアが子どもたちの教育を受ける権利に関して、子どもたちを守る、人権を守るということから離れた攻撃をするということは社会をゆがめることだ」ともう一度訴えていきたいと思います。

その一方、今年も3月1日から金福童奨学金が始まりました。金福童さんが、朝鮮学校が高校無償化から排除されていることは許せない、子どもたちの学ぶ権利を守らなくてはいけないと亡くなる寸前まで訴えて奨学金制度を設けて、朝鮮学校の子どもを支援したいと始められて今年で7年目になります。

現在公募を開始したところです。ハルモニの遺志をついで子どもたちの笑顔を守りたいと思います。








長崎さんが発言されました。

長崎さん

産経新聞が、現在朝鮮学校に補助金を出しているところを名指しで攻撃する、そして今回切った自治体を称賛する。維新が昨日議会で取り上げて、兵庫県の知事にまだ出すのかと、維新の議員を中心にして行おうとしていて、無党派の社民党含めて良心ある議員の人たちが食い止めようとしています。

子どもの人権を、新聞・メディアはどの視点でやるのかと言うことをちゃんと怒りをもって攻撃をする、そしていい報道をしたところは、ありがとう、頑張れと伝えたいと思います。

方さんありがとうございました。








北大阪初級のオモニ会の方が発言されました。

北大阪のオモニ

アンニョンハシムニカ。今年4月から再編成された北大阪の保護者です。二人の娘の母親です。今日は2年生の担当できました。私たちは日本に住んでいて、もちろん納税義務も果たしています。でも朝鮮学校に通うと、目に見える差別、目に見えない差別がたくさんあります。おかしいですよね。

今、子どもたちは再編成された学校でたくさんの友達と楽しく過ごしています。大きな夢をもって進んでいます。かわいい子どもたちのためにも明るく楽しい未来を現実にしてください。そのためならいつも何度でも声をあげていきたいと思います。

雨の中,寒い中,毎週毎週、いろんなパワーをもらいながら、未来に向かって頑張ってまいります。ウリハッキョのためにいつも本当にありがとうございます。

歌「声よ集まれ、歌となれ」

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・行政が差別するな









全員でのシュプレヒコールと合唱「声よあつまれ 歌となれ」が続いています。









































ヨシナリさんがマイクを持たれました。

ヨシナリさん

 昨日3月11日、東日本大震災から13年経ちました。今も行方不明の方がたくさんいらっしゃって、2520人まだ見つかっておりません。

重たい気持ちを抱えたまま探し続けている遺族の方、行方不明の家族の方いらっしゃいます。亡くなった方は19702人。当時を思い出すと絶望の中で逃げ惑う人たちの姿、小さくですがはっきりとテレビに映っていました。衝撃的な一晩を過ごしました。

今も、被災者の方、東北に住まわれている方、大変な生活、今も強いられている方たくさんいます。復興に向けてという言葉は簡単に聞こえますが、復興はされているものの、これから重たいものと向き合って生きていく方たくさんいらっしゃいます。

能登半島の地震もありました。これから向き合っていくことたくさんあります。政治は日本に住むみんなのためのものではないでしょうか。大阪府に住むみんなのためにある政治を、どうかよろしくお願いします。

朝鮮中級学校の卒業式も無事終わりましたということで、卒業生に伝えたいこともあります。

皆さん卒業おめでとうございます。日本の子どもたちと同じように卒業式を迎えたわけですが、今も差別という、高校生排除と私は受け止めているのですが、それを抱えたまま卒業させてしまったことが申し訳ないというか、悔しい気持ちでいっぱいです。

でも支援してくださる方はたくさんいます。私も皆さんのことをずっと見守っていきたい、支援していきたいと思います。これから未来に向けて、それぞれの想いを持って、それぞれの生き方を大切にして、アイデンテイテイーを大切に、前を向いて進んでいってほしいと思います。頑張ってください。応援しています。























最後に大村さんがマイクを持たれました。

大村さん

朝鮮学校や朝鮮に対しては何をしてもかまわんのだという風潮が、日本の中に漂っています。そういうところが朝鮮学校の差別に直結している。

この前高校3年生がここに来ました。それぞれ思いを述べてくれた時に、日本は国家が差別を助長しているんだ、それが朝鮮学校の補助金の不支給だとか無償化除外、そういうところに出ている。でも僕たちは、後輩たちにこの思いを継がせたくない、これからもがんばっていきたいということを述べられました。

僕たちも日本の学生と同じようにクラブ活動や、学習をして楽しい学校生活を送っているのに、なぜ差別があるのか、そういう言葉を聞いて胸が痛くなりました。

先日、北大阪の卒業間近の6年生のところに行って、話を聞きました。前日までインフルエンザで学年閉鎖で欠席者も多かったのですが、突然6年生になってほかの学校の友達と一緒になって戸惑ったが、すぐに仲良くなって、学校がとても楽しい、仲間と一緒にいるのが楽しいと言いました。

彼ら彼女らは自分が朝鮮人だという誇りを持って学校で過ごしているということを感じました。

学校は素晴らしい教育をしている。初めて朝鮮学校に来た私の友人も、学校の施設設備はひどいけど子どもたちが輝いている。素晴らしい教育がなされている、この力はなんだろうと言います。朝鮮学校が素晴らしいから高校無償化は当たり前だというわけではありません。補助金を出すのも高校無償化をするのも、子どもたちが持つ教育の権利です。当たり前の権利をこの日本社会は奪っているわけです。

いつまでもあきらめないで頑張る思いで皆さんと歌を歌います。

歌「勝利のその日まで



























来週も頑張りましょう!勝利のその日まで!
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3月5日、559回目の「火曜日行動」です。

2024-03-05 16:05:43 | 火曜日
小雨がぱらつく中559回目の「火曜日行動」始まりました。真冬のような寒さです。参加者もいつもより少なかったけど、最後まで頑張りました。



今日のレポーターはハルモニ会の横道さんと井上さんです。



写真撮影は松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね。応援よろしくお願い致しますね。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

あいにくの雨模様ですが、今日も元気に559回目の火曜日行動を始めます。
全国に先駆け大阪が朝鮮学校に支給してきた補助金が打ち切られ、高校無償化制度から唯一朝鮮学校が排除されて12年が経ちました。
子どもが自分の国のことばを学ぶ、たったこれだけのことを行政をあげて阻む、差別をする、それに対して私たちは裁判を闘いました。2017年、大阪地裁では歴史的な勝利を勝ち取りました。しかしその後の全ての司法は背を向けました。

この火曜日行動は、世界的に見てもユニークで大切な行動であると思います。参加者一人ひとりが、自分が何を大切にして生きるのか、朝鮮学校への差別がいかに深い差別を生み人を傷つけているのか、諦めずここに来るのはなぜなのか、を語ってくれます。

それではマイクを回していきます。




参加者の皆さん❗



南大阪地域の田村さんがマイクを持たれました。

☆田村さん

みなさん、寒い中ご苦労さまです。
私は、国連の子ども人権規約で、何人も母国語で教育を受ける権利があると謳われているのを2,3年前に知りました。昨年の子ども基本法もそれに則って制定されています。

在日の朝鮮、韓国の人たちも税金を納めています。なのに高校無償化や幼保無償化から排除しているのは納得いきません。
口では民主主義とか言いながら全く反対のことをしています。他国を侵略したり、差別を助長するような行政はやめてください。府庁にお勤めのみなさんも、吉村知事や中央政府に声をあげてほしいです。




大阪中高の梁オモニ会長のアピールです。

☆大阪朝鮮中高級学校オモニ会会長 リャンさん

アンニョンハシムニカ 

日曜日、大阪朝鮮中高級学校高級部の第70回卒業式がありました。私の息子も卒業することとなり、62人が巣立っていきました。同胞社会を担い、また日本社会、国際社会を担う一員として堂々と決意を述べ、ソンセンニム、アボジ、オモニ、ウリハッキョを支援して下さる方々の愛情と信頼をもらって感謝を述べていました。29年後の創立100周年は自分たちが中心になって迎えると舞台の上で決意を述べる姿を見て、民族教育は素晴らしい、同胞社会、日本社会は心配ないなと思いました。

ウリハッキョの卒業生はこれまで日本社会でとても重要な役割を担ってきました。今回の卒業生もそうなってくれるであろうととても期待しています。

火曜日行動が559回を迎えましたが、彼らがアボジ、オモニになる頃にはこういう活動もなくなっていたらいいなあと思いました。
無償化適用、補助金復活、どうぞよろしくお願いします。

アピール

参加者の皆さん❗



今日は少し少なかった「火曜日バンド」❗

でも最後まで頑張りました。



崔さんがマイクを持たれました。

☆チェ ゴニルさん

私も卒業式に参加しました。

卒業式の二部で学生たちの公演がありましたが、ある女子学生が母親に宛てる手紙を朗読しました。実は中級学校から高級学校に行く時にかなり悩み、母親に、日本の高校に行く、母親の経済的負担が大きすぎてこれ以上わがままを言えないと告げたそうです。母親は、朝高に行ってほしいとぽつりと言ったそうです。卒業前に母親が言ったそうです。朝鮮学校ってあたたかいでしょ、と。その学生は、この3年間、友達に囲まれ、いい先生に教えられ、自分たちを守ってくれる同胞、日本の方々、と常に一緒に頑張ってきた、このかけがえのない3年間を与えてくれたオモニ、先生方、同胞、日本の方々に本当に感謝しています、と涙ながらに手紙を読み上げました。

経済的負担をまだ子どもたちに心配させてしまっている、俺は本当に何をやっているんだと心の底から思いました。

ある男子学生は、火曜日行動を知っていますか、雨の日も風の日も嵐の日も雪の日も大阪府庁の前に立って下さっている人たちの思いをしっかりと受け継いでこれからは自分たちが守る側になります、と言って卒業していきました。

こういう学生たちが巣立っていってるんです。こういう学校を日本政府は潰そうとしているんです。万博などに一部の資本家と政治家が金儲けのために莫大なお金を投入している、片や、人間として堂々と生きていくための学校を潰そうとしている、しっかりと現状を見て何をすべきか考えながら力を合わせて頑張っていきたいと思います。




女性同盟のみなさんがアピールとシュプレヒコールです。

☆長崎さん

先週の土曜日、20人の大学生を大阪朝鮮初級学校に案内しました。SCMと言ってキリスト者の学生運動で、もう45年間続いています。私は実は第一期生です。今の学生さん達に溢れている朝鮮学校に関する情報はマイナスの情報しかありません。

朝鮮学校を訪問した感想は、子ども達のあふれる明るさ、フレンドリーな交流の中で、日本が好きじゃないから嫌いだからという宣伝が溢れていて、そう思っていたけれど、そうではなく、朝鮮学校では自分のアイデンティティを持って自分のことが好きになる学校なのだと訪問して感じました。と感想を述べてくれました。

☆ オモニ

朝鮮学校に子どもをおくる保護者です。私の子どもも6年生で卒業を迎えます。この大阪府には2017年に「こども条例」というのができました。なぜか朝鮮学校には適用されず、とてもつらい思いをしてきました。

こんな中ですが、子ども達は素晴らしい6年間の学校生活を送りました。
大人が差別しない、そんな大阪府・市を求めます。そういう心を込めて歌います!

☆ 歌とシュプレヒコール

歌「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール
*朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

*朝鮮学校の子ども達を差別するな!

*高校無償化を適用せよ!

*朝鮮学校に補助金を復活せよ!

*行政が差別するな!




大村さんのアピールと最後の歌は「勝利のその日まで」❗

☆ 大村さん

2月28日、とても感慨深い、こころ暖まることがありました。

朝鮮民主主義人民共和国と日本の女子サッカーの試合がありました。3000人ほどの在日の方々の応援団の―日本人もおられると思いますが―、朝鮮大学生や朝鮮学校を出た青年や若者が試合の後で、スタンドのゴミ拾いや片付けをしました。そのことがネットやスポーツ新聞で大きく取り上げられ絶賛されていました。こころ暖まることですね。この様な青年たちが育っているということが、朝鮮学校の魅力ではないでしょうか。

朝鮮学校をなくしてはならないと声をあげて「勝利の日まで」を歌いたいと思います。



今日は雨がひどくならないうちに解散しました。来週は晴れますように❗
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