ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

4月16日、565回目の「火曜日行動」です。

2024-04-16 17:11:13 | 火曜日


今日のレポーターは横道さんとヨシナリさんです。ヨシナリさんは今日がレポーターデビュ―の日です。よろしくお願いいたします。

写真撮影はいつものように松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。







565回目火曜日行動

長崎さん



今日は汗ばむようなお天気になりました。
それもまた、15時過ぎからは雨の予報となっています。

最近、火曜日行動雨が続いていたんですけれども今日このお天気の中で、第565回!
今日も枚数を綴ったカードをみなさんに見ていただいています。



今日も火曜日バンドのみなさんがこの熱気にいろんな音楽、朝鮮の歌曲、いつも元気づけてくれる音楽を奏でてくれています。



4月も半ばになりました。新学期がスタートし、子ども達も学校に慣れて行ったと思います。先週も朝鮮学校の入学式での感動を、それぞれが自分の関わりのあるハッキョに行かれたと報告がありました。

私も大阪朝鮮初級学校の入学式に参加し、改めて統合された中で中大阪・第四初級、それぞれの思いを胸に集まり、そして新しいハッキョの歴史を作っていくんだと言う思いでそれぞれが感動され、たくさんのオモニ、そして朝鮮学校の特長だと思いますが、近隣の方々もハッキョに入学される子ども達を自分の事のように喜んで見守る姿、こんな温かいコミュニティの中で子ども達が育っていることを改めて実感しました。

子ども基本法が制定され、それについて3月15日に学習会をいたしました。その中で東京の人権協会で活躍されているソンヘスク(宋恵淑)さんから報告がある中で、改めてこの子ども基本法見直すよう、共に素晴らしい理念が書かれている。

2012年4月17日から毎週こうやって立っています。

当たり前の、大人が子どもを差別しない、いじめを許さないとか、人権都市○○・垂れ幕を出しますが、それは何て素晴らしいんだろうと。

ハッキリと朝鮮学校の差別をしながら、と疑問に思います。

くり返しこの場でも、こうした朝鮮学校差別をする時に平然としてくり返す「国民感情が許さない・市民感情の理解が得られない」差別をするのに理解がいるんでしょうか。いろんな形で差別があった時に、行政の窓口には「自分は○○が嫌いだから・○○に対しての福祉の施策を出さないでくれと言っていたら、行政は「いや、それは行政は出来ません、行政は全ての人に公平でこのルールに基づいてしなければいけないから。あなたの好き嫌いで差別は出来ないんです。」と言うのが行政でした。

それがどうでしょうか、朝鮮学校に対しての度重なる補助金のカット、朝鮮学校にだけ適用されない子ども達が受けるべき権利を排除しておきながら、なぜ適用できないんですかと言うと「国民感情が許さないとその差別をしろと言う人達に向かって差別は出来ないです、国は差別をすることが出来ません」と言うのが、この大阪府・大阪市の役割じゃないでしょうか。

私達は差別を大人がしない、子ども達の夢を奪わない。その一点で思いをいろんな方々にマイクを渡していきたいと思っています。

今日は若者にアピールをお願いしましょう





若者

アンニョンハシムニカ
生野西支部で朝青青年活動をしている
梁基石(リャンキソク)ですよろしくお願いします。

今回、22歳で大学を卒業してから朝青と言うところで活動をしながら、専従としてもう6年経つことになります。

こうやって今回、第565回火曜日行動へ来た時に、どれだけ参加できたのか自分の活動が果たして貢献できているのか、すごく疑問に思いながらそしていろんな活動をしながら、政治のことも運動の場でも無知ながらまた勉強しようと思い、やっています。

その中で日本社会をとりまく、自分達在日朝鮮社会をとりまく世の中で、差別の構造が根深く残っている中で、若者達の中でも在日コミニュニティウリハッキョに通った中でも、運動って何でやるの?差別があってもいいじゃないか、そう言うような雰囲気があります。

その中で自分達が集まって声をあげて起請する運動、コミニュニティと言う所の重要さを今一度、見ているところがあります。

朝鮮初級の入学・入園式を見ながら、ウリハッキョは素晴らしくて子ども達がスクスクと自分達のアイデンティティを感じ、堂々と育んでいく、そういった姿の為にこれからも頑張ります。

一緒に頑張っていきましょう。
カムサハムニダ。





☆ オモニ

わたしは3人の子供を朝鮮学校に通わせて、今はもう社会人になっております。
長男は31歳になりますが、その長男が高校3年生の時に高校無償化が出され、朝鮮高級学校も適用される様子なので、大変嬉しかったのを覚えています。
ところが、わずか数日で朝鮮学校のみが不支給になりました。同時に大阪府、大阪市の補助金も不支給になりました。悔しい、悲しい思いで一杯でした。

それから12年経ちましたが状況は何も変わっていません。苦しい中を父母たち、地域の同胞たちが子ども達を守っています。
わたし達はなにも特別なことを望んでいる訳ではありません。子ども達が学ぶ当たり前も権利を保障してほしいのです。
それでも子ども達は元気に自分の国の言葉、歴史、音楽を元気に学んでいます。

今、国や行政のしていることはネットで流れている差別と変わらないと思います。
一度関心を持って朝鮮学校を訪ねてください。子ども達の学ぶ様子をよく見てください。
それから、良く考えてください。補助金の再開をお願いします。



☆ 崔さん

4月10日の毎日新聞夕刊に非常に衝撃的な素晴らしい記事が載りました。ご覧になられたでしょうか。
1947年から1969年まで、姫路市の小さな島で朝鮮学校が存続した、という記事です。家島朝鮮初級学校です。家島には採石業の日本人、朝鮮人が移り住んでいました。
朝鮮人は民族の言葉を取り戻すために全国に学校をつくりました。
しかし日本政府は1948年と49年に「朝鮮学校閉鎖令」に出し、各自治体は朝鮮学校を潰しにかかり、各地の朝鮮学校は閉鎖に追い込まれました。

かろうじて生き残った学校の一つが家島朝鮮学校です。何故、残れたのか?
みなさん、よく聞いてください。島の町長と住民が「朝鮮学校は残さないといけない」と一致しました。朝鮮人も一緒に働いているのだから、朝鮮学校があって当然だと。ごく自然な当たり前な意見です。
勿論、閉鎖の圧力がありました。しかし町長はじめ島ぐるみで朝鮮学校を守った。日本人、朝鮮人の区別なく砕石業者は砕石一トンに付き5円を出し合って朝鮮学校の運営を支えました。差別とか排外主義とか言う前に、一緒に働く仲間ではないか、一緒に汗を流しているではないか。これが当たり前の人間としての感性なんです。

しかし今の日本は人間の当たり前の感性というものが、欠落していっているのではないか。
そういう面も含めて、しっかり考えていこうではありませんか。



☆ 古川さん

府庁で働くみなさん こんには。

先週の日曜日に「柳本飛行場」跡のフィールドワークに参加してきました。
柳本飛行場は戦争末期、海軍飛行場としてつくりました。神社を潰して1500メートルの滑走路をつくりました。
日本人の女学生や朝鮮人を強制動員してつくりました。説明板は圧力団体によって取り払われましたが、新しいのが出来ています。
参加した90才の人は朝鮮人に命令する日本人のことを話されていました。

私は奈良から近鉄電車で来ますが、生駒トンネルも朝鮮人強制動員でつくられました。われわれはその恩恵を受けています。
大阪府や市はその朝鮮の人々を差別しています。差別は止めてください。朝鮮学校排除は「私は日本人だから関係ありません」では済まされません。先のお話にあったように、人間として許せません。
吉村知事、よく考えてください!



☆同胞女性

女性同盟生野西支部勝山北分会から来ました。
女性同盟も火曜日行動や無償化の学習会に積極的に参加しています。4月29日に京都ウトロ地区のフィールドワークを計画しています。

私の通ったウリハッキョも工事が進み綺麗になっていっていますが、補助金がないために自分達でお金を集めて改修工事をしています。差別の蔓延を感じています。
火曜日行動も一日も早く終われば、と思っています。
今後とも、協力しあって頑張っていきましょう。

参加者の皆さん!




☆オモニたちの歌とシュプレヒコール

♪『声よ集まれ、歌となれ』
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!
・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!
・行政が差別するな!



☆ 大村さん

みなさん こんにちは
この火曜日行動を始めたのは、2012年4月17日です。今日は2024年4月16日ですから丁度丸12年が経ちました。こんなに長く続けるとは思いませんでした。
この問題は誰がみても差別だとわかる。ところがいつまでも差別と弾圧は続いている。
この日本社会をほっておくわけにはいきません。

火曜日行動は最初5-6人で始めました。だんだん多くの人が参加してくださるようになりました。最初の頃は配っているビラを目の前で捨てられたこともありました。
ビラを配る子ども達が悲しい思いをすることもありました。

565回という数字は悔しい数字ですが、でもこれだけの人々、仲間が出来たということで、これからも諦めないで頑張りましょう。そういう気持ちを込めて元気よく歌いましょう!




駐輪場での申し送りです。




来週も頑張りましょう!諦めた時が終わりの日です。
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4月9日、564回目の「火曜日行動」です。

2024-04-09 20:44:17 | 火曜日



いつも火曜日行動参加者のため差入れを持ってきてくださる東成支部中本分会の洪さんが、今日も沢山の羊羹を差し入れて下さいました。ほんとうにいつもいつもコマッスムニダ❗




今日のレポーターはハルモニ会の陶山さんと小川さんです。







写真撮影は中山さんと松尾さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね。







長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

府庁でお勤めの皆さま、ご通行中の皆さま、こんにちは。こちらは火曜日行動です。

毎週火曜日に、子どもたちの笑顔と夢を、大人が奪わない、その思いで2012年の4月17日から私たちは毎週この場に立っています。今日は564回を迎えました。決して長いことがいいことだとは思っていません。一日も早く、朝鮮学校への差別をやめてほしい。大阪府・大阪市はかつて支給してきた補助金を復活してほしい。高校無償化がすべての学校に適用されているのに、朝鮮学校だけが除外されたままになっている。そして全国の朝鮮学校の幼稚園、ここに幼・保無償化が制限なく実施されるように、そんな思いをもってこの場に立っています。

ここにある横断幕は、私たちが造ったものもありますが、韓国からの友人が想いを込めた連帯の横断幕、そして美術で朝鮮学校の子どもたちの才能を輝かせ、世界とつながっている書画・芸術で、私たちに力を与えてくれています。

 この土曜日、日曜日は桜が満開になるうららかな陽気でしたけれども、今日は冷たい風、雨は幸いやみましたけど、桜の時期の花に嵐のような天気です。しかし私たちの想いは変わりません。

 私は4月7日に、地元の大阪朝鮮初級学校の入学式に参加してきました。大阪朝鮮初級学校には中大阪、第4初級の子どもたちが今回は合同となり、たくさんの入学式でした。部屋がいっぱいになる中で、幼稚班の新入の園児がはっきりした声で「イエッ」と返事をしたり、オンマの手を繋いで泣いたり、入学式の新入生は、壇上で一人ひとり先生に名前を呼ばれるとはっきりと「イエッ」と言って立って、子どもや孫の様子を嬉しそうに見守る地域の同胞の中で行われました。

この子たちが自分らしく生きていけるように、そして日本の中で、在日朝鮮人として誇りを持って生きていけるように、そんな願いの中で子どもたちが立っている姿を見ながら、当たり前の願いを、今も差別し夢を奪う形で行政があること、この火曜日行動で毎週皆さんが訴えている想いを、一日も早く、子どもたちがハッキョに行っている間に実現していきたいと願いました。

 国会を見ると、ルールを守れと言いながら、まったく自分たちはルールの除外という形で、裏金問題については知らん顔。私たちが求めている朝鮮学校への補助金、一人当たり大阪は69800円でした。これが奪われ続けていること、それが一般の高校や私学と比べたら本来は少ないものであったのか。その少ない額が今も削られ続けていること、ここに参加されているオモニの皆さんが朝鮮学校にどれほど大変な経済的負担を家族で抱えながら、今も送り続けているのか、そういうことを改めて入学式の日に思いました。一日も早い補助金の復活を求めて、今日もいろんな方にマイクを渡していきます。






参加者の皆さん❗
















大野さんのアピールです。

大野さん

 アンニョンハセヨ、今日も寒いけど頑張ってやりましょう。

僕もこの火曜日行動に参加するようになっていろいろ考えさせられることが多々ありました。まず一番よかったのは歌を何とか覚えたことです。そして朝鮮半島の歴史、在日の人たちの歴史、何も知らずに大人になったなと、自分を後悔させることがずっとありました。今でも知らないことばかりです。

だけど知ったことは頭の中に焼きつけて、ずっと語り継ぐとか運動の中に入れるということを心がけています。この間「チェーサーの終わる日」テレビ見まして参加されている人の知った顔がたくさん出ていていました。一世の人が朝鮮半島から日本に来て、日本で生活するうえで何の支えもないと言われて、祖国の言葉や文化を学んでそれを支えに生きていきたいという言葉が最初画面に出てきて、その通りだと。

日本に来て何の支えもない協力もない、ただ同胞の力だけで頑張っていかなければならない。そのためにまず言葉を覚える、言葉を受け継いでいく、その通りだと感銘しました。済州から多くの方が来られていると思ています。どれくらいの人が生野におられるのか学校では一切教えてもらっていない。

済州の大虐殺についてもここ20年ぐらいの間におぼえた。あってはならないことがおこっていたと、日本の教育ではもちろん教えませんし、日本人の中でもそんな話する場所すらないという思いで、地団太踏んでいました。そして済州から来られた人は、その歴史を語り継ぐということも、ほんとはできなかったということがよく解りました。それは悲しい歴史で、ほんとに大変な思いをしたということを言えなかったということもきいて、その通りだなと思いました。

 阪神教育闘争は、この4月で76年ですか。それと済州の4・3事件がこの4月に集中していて、時の連合軍マッカーサーが指示をして、朝鮮学校廃止令を出してこうなっていったと思います。いつまでたっても朝鮮の人たちが日本で自分たちの地位を確立して差別のない国をつくっていくと、日本の課題です。

岸田さんは明日から訪米されるようですが、朝鮮半島について今難しい状態になっている。しいて言えばアメリカにとっても大変なことが起こりかねないということは予測されます。日本に帰ったら朝鮮との国交回復せよとたぶん言うだろうと思っています。そのことに期待をして帰ってくるのを楽しみにしています。引き続いて大変な状況ですけど、ここにいる私たちが団結して頑張っていきましょう。










ヨシナリさんがマイクを持たれました。

ヨシナリさん

 アンニョンハシムニカ、皆さんお疲れ様です。今日は雨と風でせっかくの桜が散ってしまいそうなんですが、桜はまた咲きます。今日もがんばりましょう。

 日曜日に、労働組合つぶしを許さない、不当判決を許さない全国同時アクションが開かれました。私も集会とデモに参加しましたが、私自身労働組合にかかわって10何年になりますが、私自身労働組合に加入して6・7年になろうとしています。この集会は不当判決ということで、不当な弾圧を受けている労働組合の活動を止められて、不当にも数名の組合員が逮捕されるという事件になってしまいました。

4名の組合員が勝訴を勝ち取りましたが、無事勝ち取ったとは私は思っていません。これから厳しく弾圧される、差別される、偏見を持たれる、そういう労働組合が大変な時期になっているかと思います。労働法を知らない政治が弾圧をするという、検察、警察、裁判所、それと闘っていくということで決断いたしました。みんなで団結して頑張ろうということで私もがんばっていきます。


 朝鮮学校のことも、同じく、大阪府の子ども条例という2007年にすでに制定している条例があるにもかかわらず、朝鮮学校を排除する差別を続けるこの社会が許せなく想い、私も皆さんと一緒に闘っています。

もう1年になりますが、子ども基本法という素晴らしい法令が制定されましたが、6つの基本法という大人が子どもを守る、この社会が子どもの安心安全を守っていく、差別なく平等に子どもたちが学んで社会に巣立っていく、この法令があるにもかかわらず、朝鮮学校が差別され続け排除されていこうとするこの社会が許せません。これからも皆さんと一緒に団結して闘っていきたいと思います。






青年同盟の林さんがマイクを持たれました。

林(イム)です。

めまぐるしい情勢で、目にうるさいほどニュースばかりの中何からしゃべればいいかと分からないくらいです。

苦しんでいるのは大衆です。私はこの4月で青年同盟・チョチョンで働いて1年になります。子どもたちのため、未来のため働いています。

日曜日は北大阪朝鮮初級学校が新しい校舎で入学式でした。初心を忘れず、かつての学生たちを思いだし、難しい問題にうつむいていては本末転倒です。自分自身ががんばらなければ、と思います。共にがんばりましょう!


長崎さん
労働組合への弾圧を許さない闘いに青年同盟のみなさんが参加して朝鮮学校への弾圧が組合への弾圧と重なっているということを自分の言葉でアピールされています。そういう声をつないでいきたいです。







火曜日バンドは不滅です。
























参加者の皆さん❗


















青年同盟の梁さんがマイクを持ちました。

梁さん

日本、世界、朝鮮半島の情勢は混沌として平和とはいえません。その一端を岸田政権は担っている。若い人が子育てしやすい社会を、と謳っていますがはたしてそうでしょうか?

不祥事にあけくれ閣僚が辞任している。自分たちに目がいかないように拉致問題で朝鮮や在日を否定して一体何をしようとしているのでしょうか?だれもが平和で心地よい社会を作るのが政治でしょう?あまりにも平和とかけ離れ、朝鮮半島で北と南が敵対するようになった。

ごく一部の富裕層がもうかるような社会のために一般市民が非常に苦しい思いをしている。そしてその中でさらに差別をうけているのが我々朝鮮人、在日、子どもたちが一番被害を被っています。最後まで闘います。








レポートを作成される陶山さんと小川さんです。







女性同盟のアギさんがマイクを持ちました。

アギさん

府庁の皆さん、参加者のみなさん、私たちの話を聞いてもらってありがとうございます。私の子どもは今年朝鮮学校の中級部に入りました。

この子の6年間は幼保無償化など行政からの冷たい風を受けました。しかし子どもたちは明るい笑顔で学校に通っています。いろんな経験をして涙も流しながらも成長しています。それはこんな社会でも温かく見守る皆さんがいるからです。

子どもたちは差別や偏見のまなざしを受けたとしても、それにおびえることなく自分のルーツやまわりの大人たちの姿の中で成長していっている。そんなありのままの自分を育てられる朝鮮学校は大阪の豊かな未来を作っていく一端をになっています。

今からでも様々なルーツの子どもたちへの支援、朝鮮学校、民族学校に通う子どもたちへの支援、こども基本法や大阪条例などを大切にして大阪の未来を作る子どもたちすべてを、こどもを真ん中の社会、温かく子どもを育てる社会を作っていきたいです。おとなが風よけになって明るい社会をつくるためにいっしょに考えたいです。

歌「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

子どもたちの学ぶ権利を保証せよ! 

行政が差別するな!

朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!

みんなの力で豊かな共生社会を創ろう!


























大村さんのアピールと最後の歌は「勝利のその日まで」❗❗

大村さん

こんにちは、564回目の火曜行動です。強い風に負けずいい日が来るという思いで行きましょう。

私も北大阪初級学校の入園式に行ってきました。子どもたちキラキラ輝いていると思いました。子どもたちは緊張と学校生活への期待で座っていました。

2才3才の子たちはアボジ、オモニといっしょで民族衣装のチマチョゴリやパジチョゴリを着ていました。校長先生が1人ひとりの名前を呼ぶと大きな元気な声で「イエー」と朝鮮学校で学ぶことへの期待をこめた返事をしていました。

先生はウリマル(朝鮮語)で話されてましたが、日本幼稚園から来た子もいたので日本語もまじえた朝鮮語で話していました。小さい時から民族の言葉や衣装で自分たちが朝鮮人だとしっかり自覚して育っていくんだな、朝鮮学校は日本人にとってもなくてはならない大切な存在だと感じました。

これからもがんばろうと、その思いで歌いましょう。

歌「勝利のその日まで」

































駐輪場での申し送りです。来週も頑張ろうと誓いあいました。























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시 할아버지의 리코더소리 (詩 ハラボジのリコーダー)

2024-04-08 14:50:51 | 詩・コラム



4月8日、月曜日の新報4面に掲載されました。コマッスムニダ!
 
할아버지의 리코더소리

       허옥녀

7살때

소학교에서 배웠다는 리코더를

70년이 지나서야

손에 드신 우리 할아버지



50여년동안 가족 위해

뼈빠지게 일하다 퇴직하시여

편히 앉아계셔도 욕할 사람 없는데

부청앞에서 열심히 붑니다 리코더를



우리 학교에 다니는 저희들

마음놓고 배우지 못하게 하니

어찌 가만히 앉아만 있겠느냐고

백발머리에 모자 쓰고 나서십니다



남들앞에 나서기가 질색이시던분이

《화요일밴드》의 가장 뒤자리에서

남은 힘 다하여 리코더를 부십니다



악기소리 하나는 비록 작아도

날로 불어나는 벗들과 어울려

커져가는 할아버지의 리코더소리

우리 학교 지켜가자 울려퍼집니다

-《화요일행동》에 참가한 손녀가-



ハラボジのリコーダー
               許玉汝

7歳の時
小学校で習ったというリコーダーを
70年が過ぎて
手にした うちのハラボジ

50数年間 家族のため
身を粉にして働き やっと退職され
もうゆっくり休まれたら良いのに
府庁前で一生懸命吹きます リコーダーを

ウリハッキョに通う孫たちが
今日も安心して学べないなんて
どうしてがまんできようかと
真っ白な頭に帽子をかぶり 家をでます

人前に立つのが苦手な方が
<火曜日バンド>の一番うしろで
先輩たちについていこうと必死です

一人一人の楽器の音は小さいけれど
日ごと増え行く友たちの音と合わさり
どんどん大きくなるハラボジのリコーダー
ウリハッキョを守ろうと今日も響き渡ります

        *ハラボジはおじいさん




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大和高田在住の森本忠紀さんの投稿です。短歌4首

2024-04-03 09:27:38 | 詩・コラム
映画「戦雲」を観て感動しました。すっかり心打たれました。火曜日行動を思いました。短歌4首投稿します。

1沖縄をすっぽり覆う戦雲(いくさふむ)大和の地からなぜ見えないの

2できるんだ火曜日行動そのままで沖縄連帯沖縄支援

3沖縄へ送ろう激励メッセージ届ける使者にはぼくがなります

4世界へと翔け映画「戦雲」大ファンです三上監督
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4月2日、563回目の「火曜日行動」です。

2024-04-02 16:46:28 | 火曜日
小春日和という言葉がぴったりな火曜日です。



今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心ひとつに発信してまいりますね。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん
今日は本当に春うららのお花見日和です。大阪城公園の桜も咲き、インバウンドでたくさんの外国人が訪れています。その方々が、府庁前の私たちの行動を見たら、どう思われるでしょうか。万博を招聘する大阪が、11年も朝鮮学校を差別しているのをどう思われるのでしょうか。

私たちは様々な立場から訴えをおこなっています。日本人として、朝鮮学校への差別が日本社会の民主主義を壊すものだと訴えている人もいます。また、火曜バンドでは、音楽を通じて文化と運動が結合されています。入院されていた古賀さんも復帰されました。ありがとうございます。

さて、今は入園・入学の季節です。朝鮮学校でも入学式を迎え、自分自身のアイデンティティを育むための学校に、希望を持って入っていきます。

こども基本法は、一人一人の子どもたちを大切にすることを目的としています。日本の少子化が進んでいる今、これは非常に重要なことです。次の社会を担う宝として、どの子も大切にされなければなりません。こども基本法を踏みにじっているのが、大阪府・市であり、日本という国です。こども基本法のすばらしい言葉が虚しく聞こえてしまいます。

私たちは行政が差別をやめるまで、この行動を続けます。



最初にアピールされたのは金さんです。

☆キム・チャンボンさん

私は生野区で活動していますが、生野区を歩いていても、学校の統廃合がすすみ、少子化が進んでいることをつくづく感じています。御幸森小学校も、朝鮮第四初級学校も閉鎖され、街の様子がすっかり変わってしまいました。子どもたちがいなくなると、親たちの情報交換できる場もなくなってしまいます。

朝鮮学校は本当に貴重な場です。15年前、私の子どもは日本の小学校に通い、地域のサッカーチーム(様々な国籍の子どもが所属)にも入っていました。そのチームの子どもたちに「学校は楽しい?」と尋ねると、日本学校に通っている子どもたちは「うん、まあまあ」とか「別に」とかいう返事ですが、朝鮮学校に通っている子どもたちは「うん、めっちゃ楽しい」と答えるのが常でした。

日本の学校ももっと朝鮮学校に学んでほしいと思います。子どもたちは先入観や偏見なく見ています。大人は子どもからも学んでください。いい大人が差別をインターネットを通じて平気で流しています。

これからも私たちは、朝鮮学校の良さをみんなで守り、育んで行けたらと思います。



南大阪地域の田村さんがマイクを持たれました。

☆田村さん(「1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会」)

朝鮮学校の問題を考えるのに忘れてはならないことは、日本が侵略して米を奪っていったことです。

今、幼保無償化の財源は消費税を上げた分から出るということですが、朝鮮学校の保護者は消費税を払っているにもかかわらず、その対象から排除されています。これはかつて米を奪ったことと同じではありませんか。

国連人権規約でも差別を禁止しているのに、その加盟国である日本がこんな差別をするのは間違っています。私たちは署名運動を通じて、このことを訴えて、賛同者を増やしています。



参加者の皆さん❗



大阪中高オモニ会の梁会長が発言されました。

☆オモニ会会長

子どもをウリハッキョに送るオンマ(母)の一人として訴えます。

この春、多くの子どもたちが朝鮮学校に入学・入園してきました。

「こども基本法」というすばらしい法律があります。名前もシンプルでわかりやすいこの法律を誇りに思うべきです。すべての子どもたちがこの法律の恩恵を受けられるように、そして大阪万博の理念がこれに一致した時、大阪府、大阪市がすばらしい社会に変わっていけるように、私たちはがんばります。



☆オモニたちの歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!

・行政が差別するな!



火曜日ハンドは不滅です❗



西大阪地域のキムさんがマイクを持たれました。

☆キムさん(西大阪)

茨木市のタウンミーティングで吉村知事が、玉川氏が万博の建造物について批判的な発言をしたからとして、玉川氏を「出禁にする」と述べました。これが知事のすることでしょうか。

私たちは朝鮮学校について理解してほしいと毎週訴えています。大阪府、大阪市、そして国の差別に、職員の皆さんが加担していないと言えるのでしょうか。日本社会のため、よりよき社会のため、子どもたちは貢献しています。

私が毎回言いたいことは、私たちの訴えに、職員のみなさんが一緒に声を上げてほしいということです。




最後は大村さんのアピールと合唱です。

☆大村さん

今日で563回目です。4月17日が来ればもう12年になります。

補助金の打ち切りに対して、大阪府・市は「府民の理解が得られない」「市民の理解が得られない」と言い、国は無償化から排除する理由として「国民の理解が得られない」と言います。行政がすべきことは、差別をしている人の人権意識を変えることであるのに、それを放置しています。

文部科学省は、こどもが支援学級で過ごす時間を決めています。しかし、インクルーシブ教育のためには、原学級で過ごす時間を多くすべきです。子どもたちは様々な子どもと付き合うことで多様性を身につけていきます。

私たちは諦めないために歌います。



最後の歌は「勝利のその日まで」❗❗



駐輪場での申し送りです。






来週も諦めることなく頑張りましょう。

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