「暗渠の牧場」「魔少年」「無能の真実」「空白の凶相」「青の魔性」「精神分析殺人事件」の六篇を収録。
名作「魔少年」は読了済であったが、他の作品は(たぶん)未読だったはずだ。
懐かしく「魔少年」を手始めに、ざっと見のページ数の少ないような「青の魔性」「無能の真実」「空白の凶相」「精神分析殺人事件」「暗渠の牧場」の順番で読む。
そして、感想。
ううむ。さすがは、森村誠一だ、と唸る。
怨念パワー漲る、圧倒てきな力強さに、ぐいぐい引き込まれる。
いやあ、面白い。しばらく森村誠一作品を読んでいなかったが、こんなにわくわくする探偵小説を書いていたのだ。
なかでも、わたくしがアンファンテリブルの探偵小説として「してやられた!」と降参したのは、「空白の凶相」。
これは、編集者を含めてのトリックか?
やるではないか。
と、まあ、森村誠一作品の抜群の面白さを再認識した傑作選であった。
書庫を捜して、未読の森村誠一の探偵小説を見つけなければならないな。
2024年3月28日(木)読了。
名作「魔少年」は読了済であったが、他の作品は(たぶん)未読だったはずだ。
懐かしく「魔少年」を手始めに、ざっと見のページ数の少ないような「青の魔性」「無能の真実」「空白の凶相」「精神分析殺人事件」「暗渠の牧場」の順番で読む。
そして、感想。
ううむ。さすがは、森村誠一だ、と唸る。
怨念パワー漲る、圧倒てきな力強さに、ぐいぐい引き込まれる。
いやあ、面白い。しばらく森村誠一作品を読んでいなかったが、こんなにわくわくする探偵小説を書いていたのだ。
なかでも、わたくしがアンファンテリブルの探偵小説として「してやられた!」と降参したのは、「空白の凶相」。
これは、編集者を含めてのトリックか?
やるではないか。
と、まあ、森村誠一作品の抜群の面白さを再認識した傑作選であった。
書庫を捜して、未読の森村誠一の探偵小説を見つけなければならないな。
2024年3月28日(木)読了。