道を探して

興味のあることをつづっていきます。

ウチョウラン発見

2011年06月23日 | 山 散歩


今年もウチョウランが咲きだしました。

中にはこんな園芸種みたいのも。






そう園芸種です(笑)
上のが300円
3種類植わったのが600円でした。



6月18日に岩田八幡であったウチョウラン展で買ってきました。
今はバイオで増やしてるとのことです。
フラスコ出しというやつでしょうか。
なんか面白そう。




春の妖精を探して その3:ヒロハノアマナ 3月6日

2011年03月09日 | 山 散歩
近くに行ったのでヒロハノアマナの咲くところを見てきました。















【ヒロハノアマナ ユリ科】



曇っていて寒い日でしたが思った以上に開いていてよかったです。


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【ヒロハノアマナ ユリ科】



チューリップの原種に似ていると言うことで、豊橋の山中に咲くものをごっそり業者が持っていってしまった、ということが昔あったみたいです。



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【ヒロハノアマナ ユリ科】



でもここは畑の中で、面倒見ている人がいるのでたくさん咲いています。

こんな大株になっているとちょっと野性味に欠けますが(^^;



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野生のまま残っていければいいのですが、
里に近い希少な野草は面倒見る人がいないと
確実に減少、絶えてしまう気がします。

春の妖精を探して その2:コセリバオウレン 2月9日

2011年02月26日 | 山 散歩
だいぶ間が空いてしまいましたが、
セツブンソウとともに寒い中咲く花にセリバオウレンがあります。
この地で見られるのはコセリバオウレンと呼ばれる種類で
5mmぐらいのドちっちゃい花です。
















【コセリバオウレン キンポウゲ科】



淡いクリーム色とピンクが綺麗ですが、肉眼で鑑賞するためには地面にへばりつかないといけません(笑)。


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【コセリバオウレン キンポウゲ科】



肉眼では不可能なアップも。

でも私のカメラ、手振れ補正も無いので手持ちだとつらいです。



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【コセリバオウレン キンポウゲ科】



これは全体的に結構ピンク系でした。


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【コセリバオウレン キンポウゲ科】



これは緑系ですね。

両性花と言うやつでしょうか。



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もう一箇所知り合いから聞いていたところがあったのですが、
すっかり忘れていました。
来年の楽しみにとって置きましょう。

春の妖精を探して その1:セツブンソウ 2月9日

2011年02月19日 | 山 散歩
隣町のokatyさんと男2人、春を買いに、ちゃう、春を探しにいってきました。
まずはセツブンソウ。














【セツブンソウ キンポウゲ科】



日当たりのいいところなので開花も早いみたいですね。


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【セツブンソウ キンポウゲ科】



東三河のセツブンソウは雌しべの色が薄いようですが、ここのは特に薄くてほとんど白いのも。



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【セツブンソウ キンポウゲ科】



アップで見るとなにやら複雑なつくりをしているのがわかります。

黄色い丸いのが花びらだというのですから・・・。


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【セツブンソウ キンポウゲ科】



居心地のいいところではひしめき合っています。

人が入って踏み固められるとこうはいかないでしょうからそっとしておきましょう。




もう一箇所奥三河の所を案内してもらいましたが
残念ながら影も形もありませんでした。

だいぶ荒れていたので、
いのししにでもやられたのでしょうか。


田原のセンブリ3兄弟

2010年11月20日 | 山 散歩
お隣の田原市でも秋になるとセンブリをちらほら見かけます。
今年はムラサキセンブリとイヌセンブリを見ることができました。















【末っ子 イヌセンブリ】11月02日



イヌセンブリは水の豊富な湿ったところが好きなようです。

でも咲く場所を間違えるとこんな目に会うことも!!


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【次男 センブリ】11月10日



次男としたものの、ここのセンブリは草刈にあうためか小さいのばかりです。

よく見ると、アケボノソウのような緑の点が奥に見えます。

蜜が出るのでしょうか?

だれか舐めてみません?(笑)


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【長男 ムラサキセンブリ】11月18日



花も大きく草丈も大きくなります。

すでに結構な大株になっていました。

今後増えてくれるでしょうか。



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センブリが終わると今年の花もよいよ終わりですね。

花を取る連中もいるので、増やす人も必要ですよね。
種ができるころにまた行ってみましょう。

田んぼのふちに咲く花 11月2日

2010年11月13日 | 山 散歩
最近よく耳にする里山。
私の住む豊橋もちょっと郊外に行くと
昔ながらの美しい景色が広がっています。
そういう所には昔ながらの日本の花が咲いています。















【イヌセンブリ リンドウ科】



後ろはもう山という田んぼのあぜ道に咲いていました。



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【イヌセンブリ リンドウ科】



このもじゃもじゃがこの花の特徴です。


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【イヌセンブリ リンドウ科】



周りの草はすでに赤くなりだしているものもありました。



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【リンドウ リンドウ科】



リンドウも天然ものはなかなか見かけないですよね。



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場所はお隣の新城市ですが、山あいのいいところです。
街にも近く、大雪が降るわけでもなく。
プチ田舎暮らしにはもってこいの気がします。

ウメバチソウ 2ヶ所で 10月27日・29日

2010年11月03日 | 山 散歩
秋に咲く花ではこのウメバチソウもはずせません。
わが一族の家紋が「丸に梅鉢」ですので(笑)














【ウメバチソウ ユキノシタ科 27日】



最初に見たところは小さな湿地。

ちょうどいい感じで咲いていました。

稜線上にもあったのですが、今回は見つかりませんでした。


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【ウメバチソウ ユキノシタ科 27日】



遠目に見ればただの小さな白い花ですが、アップで見ると複雑な作りになっています。


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【ウメバチソウ ユキノシタ科 29日】



もう一箇所はまだ咲きだしたばかり。

ここはほかの草が背が高いので茎がひろひょろに伸びて、ちょっと弱々しいです。



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【ウメバチソウ ユキノシタ科 29日】



でも結構な数が咲いていました。

地元の方が大切に保護しています。

ゆめゆめ摘んだり、ロープ内に入らないように。

つぼみもかわいい。



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見に行った2箇所は直線距離で67kmも離れています。

それでも同じような湿地にのみ生えているのですから・・・・。

過去どうやってこの花が伝播し広がったのかを思うとなんとも不思議ですよね。

昔はあたり一面グジュグジュの湿地だったのか?

鳥が種を運んだのか?

貴重な生き証人ですので大切にしましょう。

センブリ山 悲惨 10月27日

2010年10月30日 | 山 散歩
このところ秋に毎年訪れているセンブリが咲く山ですが、
今年は稜線上の目立つところは壊滅状態でした。

そもそも去年10月28日に行った時は
普通に登山道を歩いていてかなりの量を見ることができたのですが、
12月10日に行った時は枯れたセンブリが見当たらずやな予感がしていました。

やはりセンブリ狩りにあったようです。














【ムラサキセンブリ リンドウ科】



ムラサキセンブリはメインルートを外れればそこそこ見ることができました。


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【ムラサキセンブリ リンドウ科】



でも会った人の話では、センブリだけでなくムラサキセンブリも取られているみたです。


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【センブリ リンドウ科】



センブリもわずかですが残っていました。

赤くなったサワシロギクと。

psこのあたりのサワシロギクに似た花はシブカワシロギクと言うそうです。

サワシロギクの亜種で湿地ではなく礫地に生えるとのことです。



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【ムラサキセンブリ aikoサイズ】



こんなに小さくても花を付けるのですから、けなげではありませんか。

でもこれでも2~3年はたっているようです。

今年発芽したものはこんな感じでロゼッタ状のままです。


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センブリは昔から薬草として取られていたようですが、
取られても取られてもなんとか残っているのは
この成長の遅さによるのかもしれません。

今年取られても、去年や一昨年にまかれた種が草むらの中で徐々に成長している。
そして大きくなったところでまたセンブリ狩りにあう。
その間には回りにはすでに種がまかれている。
この繰り返しのような気がします。

でも小さい物も含めて過度に採取していくと絶滅は免れないでしょう。
センブリが絶滅するのが早いか、
センブリを使うことを習慣にしている人間が絶滅するのが早いか、
そろそろ瀬戸際に来ている気がします。

これは捕鯨も似たような問題をはらんでいると思います。
今の日本人は鯨を食べる習慣のある人ってそんなにいないですよね。
でも外圧があると頭にくる(笑)

養殖物や工場で作られた野菜ばかりになるのも寂しいですが、
天然物は我慢して手を出さないような意識がだんだん広がるかもしれませんね。

須津渓谷に咲く花 9月12日

2010年09月19日 | 山 散歩
8月は結局どこへも出かけずじまいで、
クーラーの利いた部屋でひたすら仕事の日々。
おかげで商売繁盛ならいいのですがそうもいかず、代わりにだいぶ太りました(笑)

9月に入ってだいぶ涼しくなってきたので
久しぶりに少し散策してきました。









【ツリフネソウ ツリフネソウ科】



妙な形をした花です。

ハチなどの昆虫に受粉しやすくしてもらうためでしょうか。


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【ヤマホトトギス ユリ科】



これも変な形ですよね。

一見受粉はしづらそうですが、どうなんでしょうね。


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【ヤマホトトギス ユリ科】



点々の少ないのもありました。

すっきりはしていますが、ホトトギスらしくないかな。


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当初、須津渓谷沿いの林道をつめて愛鷹山へ登るつもりでした。
林道から離れて西側斜面の山道を登っているうちはよかったのですが
第一展望台のある稜線に出たら日向になり一気に暑くなりました。

時間も押しているし、花もこれといって無いし、水も底を尽きそうだしで
ピークを踏むことなく、富士山を拝むことなく撤退となりました。
花も期待したものは見つからずでちょっと不完全燃焼の山歩きに終わりました。

ラン 3種 7月18日

2010年08月04日 | 山 散歩
気がつけばはや8月。
急がないと夏が終わってしまう!!と思いつつ
日雇い、日給制と代わりの無い自営業にまとまった休みはありません(涙)

早くヨーロッパ並みに夏休みは1ヶ月ぐらい取りたいものですが・・・
定年の無い自営業にはかなわぬ夢か・・・
(おお、なんかとっても愚痴っぽい)

ということでいまだに7月のねたですが。








【ニョホウチドリ ラン科】



こんなところにこんな奴が咲いています。

ん~色が今一ですね。


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【ニョホウチドリ ラン科】



朝早いときはまだ露にぬれていました。

日本の自然もまだまだ捨てたものではありません。

大切にしたいと思いつつ、でもどうすれば・・・という感じです。


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【クモキリソウ ラン科】



緑のランは色々あるみたいですが、たぶんこれでしょう。

アップはこんな感じ。


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【ホザキイチヨウラン ラン科】



これも地味な奴ですが、ラン科というと撮りたくなるので困ったものです。

アップで見るとそれなりにラン科しています。


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ほかにも色々咲いていました。

それはまたおいおいと・・・。

ああ夏が終わってしまう。

つづく