ぱおんの小部屋

佐野パーキングエリアで夜を明かし、ホビオは宇都宮へと向かった。そして、宇都宮上三川で高速を降りた。この時点でまだ6時。ちょっと早く着きすぎた。インターパークの某店舗の駐車場にクルマを止めて、営業時間まで待つ。

と、クルマのロック機能がおかしくなった。閉まらない。そして、エンジンも掛からなくなった。これは・・・バッテリー上がりだ！

クルマを止めた時にライトが点きっぱなしだった。ずっとクルマの中に居て、全く気が付かなかったのだ。

バッテリーが上がってしまうと、どうにもならない。幸い、ホンダが近くにある。電話してみるか。

ホンダのサービスと相談の結果、ブースター接続でエンジンを掛けてホンダへ移動し、バッテリーを交換することになった。エンジンを掛けただけでは、充電されるまでに時間がかかるし、空になった鉛バッテリーには大きなダメージがあり、性能低下が著しいからだ。

それにしても、対応が全然違う。千葉と栃木のホンダでは。

先日、成田の辺りでエンジントラブルが起きた時、成田周辺のホンダの対応はクソだった。エンジントラブルだと伝えても「予約が一杯だ」「ウチの店のお客さんですか？」などと言ってタライ回し。面倒だから持って来るなと言わんばかりの口調で、結局、どこも受け入れをしなかった。

それに対して、栃木のホンダカーズインターパーク店は、10分ほどで迎えに来てくれて、バッテリーの交換も15分ほどでやってくれた。おかげで助かった。本当に助かった。仕事にも支障が出なかった。感謝しかない。

ところで、バッテリーのチェックでボンネットを開けた時に、ウォッシャー液がほぼ空っぽになっていたのに気が付いた。ホームセンターを覗くと、いま入っているのと同じウォッシャーが置いてあったので買っておいた。この週末のお出かけ前に補充しておこう。

今日は宇都宮で仕事。となると、やはり前日入りしたいところだ。その方が断然ラクだからだ。

そこで、仕事を早めに切り上げて帰宅。途中で惣菜を買って来た。これで支度をすることなく、すぐに食事がとれる。食事が早く終われば、それだけ早く出発できる。

買って来た惣菜は柿安のおかずセット。豪華、贅沢なセットだ。こんなのは普段なかなか食べられない。美味い！

で、ホビオは東北道で風になった。

いつも車中泊している羽生パーキングを通り過ぎて、佐野へ到着。ここで車中泊して、早朝に再出発である。リウマチがだいぶ回復したから、車中泊の旅も再開してみた。

ところで、このパーキング、工事が終わり、かなり綺麗になっているのだ。

ショップを見て回り「御用邸の月」という菓子を二つ買った。この菓子、バラ売りしている店があまりないので、ここで試食しておこうという訳だ。二つのうち一つは嫁への土産。

さて、そのお味は・・・

うむ。

思ったより悪くない。が、この菓子には強力すぎるライバルがいるからな。どうしても、あの強者と比較されてしまう。

強ェな、「萩の月」は。

スイートチリソースを買ってみた。このソースを買うのは初めてだ。YouTubeで車中泊動画を見ていると、これを掛けてホットサンドを作っていた。それがなかなか美味そうだったので、夕食のレシピを増やそうと買ってみたのだ。

早速、使ってみた。

鶏肉を軽く炒めて、酒を振り掛け、炒め煮にする。火が通ったら、スイートチリソースとマヨネーズを一対一で混ぜたものを掛けて、塩を少々。あとは軽く炒めて出来上がり。

これが美味い。調理も簡単だし、利用価値が高い。ケチャップと混ぜたらエビチリも出来そうだ。

これから、色々試してみよう。

嫁からプレゼントを貰った。

大根おろし器。電気大根おろし器だ。

リウマチの体で大根をおろすのは大変だろうと、電動の自動おろし器を買ってくれたのである。

早速、昨日使ってみた。ギュイーン！ 超早い。超ラク。簡単に大根おろしを作ることができる。

欠点は大根のカットが手間だということ。おろし器の投入口に入るよう適当な大きさにカットしなくてはいけない。大きすぎると入らない。小さすぎると上手くおろせない。

それでも、腕が痛くならないのだから非常に助かる。

これからは、毎日のように大根おろしを作ることにしよう。健康にも良いんじゃないかな。

いよいよである。水郷出撃。リウマチによる酷い痛みのため、今年は釣りができないかも知れないと思っていたが、だいぶ回復した。パルで試し釣りをしたら、何とか釣れた。それで本格的にスタートすることにしたのだ。

朝3時20分、イトーヨーカドーの前で神と待ち合わせ。しかし、来ない。電話しても出ない。寝坊野郎だ。何をやっとるかー！

「朝は3時20分待ち合わせだから、アラームは3時50分で大丈夫だな」。神の老化が著しい。ボケてきているようだ。

そんな訳で出発が遅れた。大栄インターを降りた所でセブンに立ち寄ったが、何ともう明るくなっている。マズメを逃してしまった。

それなのにセブンではトイレに行ったり、朝メシを買ったりと、のんびりと過ごしている。ボクは草団子を買って食べた。もう皆んなバスに対してギラギラしていないのだ。神は釣りよりも純輝が目当てのようだし・・・

そうして与田浦から釣りを始めたが、いきなり反応が連発する。ピッチングで3メートルほど先のカバーにワームを送り込むと、ゴンと当たった感じがした。ファーストキャストだったので、それがアタリと分からなかった。スーッと竿を立てると、足元からルアーが飛び出してきたのである。食っていやがった！

さらに、カバーの隙間からワームを沈めると、違和感が。グッとアワセてみると、重量感と共に魚が暴れる感触がきた・・・と思ったら軽くなった。そして、カバーがバシャッと弾けて小バスがジャンプした。アイツが食っていたようだ。

今日は活性が高そうだゾ！ この時はそう思ったが、後が続かない。この後、昼まで何も起こらなかった。

昼になり、純輝へ向かう途中、時間調整でシケたポイントに立ち寄る。ここには川沿いに桜があるが、潮来の桜も葉桜になりかかっていた。川面には桜の花びらが大量に落ちている。そういえば、この桜の花びらがカバーの役割をして、その下にバスが潜んでいることが多かったっけ。パル佐野では。ここでも居るんじゃないか？


岸際を撃っていく。残念ながら桜の花びらの下では反応が無かったが、水中のタイヤの下でゴゴンとアタリがきた。パドチュ〜！ 

釣れた。小さいけど。いや、大きいとファイトが大変だ。肩が痛くなる。だから小さいバスを狙っていたんだ！

さらに橋の下でもワンバイト。コンときた後、ラインがピュッと走ったのだ。しかし、フッキングミス。腕の動きが良くないからか、パルでの試し釣りの時も、上手く掛からないことが多かった。

昼食は一人で蕎麦屋へ。神と仁は純輝で決まりだが、ボクは蕎麦が好きなのだ。

この貼り紙、まさか休みではとビビらされたぜ。休みじゃなくて良かった。

蕎麦大盛り。常陸秋そばというブランド蕎麦で実に美味い。

午後は西ノ洲から和田岬、南水路、与田浦と回ったが反応はゼロ。腹が膨らんで眠くなり、半分は昼寝をしていたが、とにかくバスは釣れなかった。

最期は前川に立ち寄ってから道の駅へ行き、たこ焼きを買って帰路についた。


京風たこ焼きとかいうヤツ。これがなかなか美味かった。2024年のバス釣り、ついに始まったぜ〜。

■ヒットルアー

ノリーズ パドチュー プロフェッショナルブルー 20up × 1

週末の釣りの準備に余念がない。

いや、釣りの準備ではない。体調不良への備えである。

まず、何と言ってもドラッグだ。特に土曜日はリウマチの薬を飲む日になっているため、薬を忘れて行っては大変。予め用意して、インスリンの注射針と一緒に袋に入れて、釣具のバッグに詰め込んだ。

痛み止めは通常の2倍量を用意して行くのだが、それでも痛みで釣りができなくなる可能性がある。なので、タオルを用意した。風呂用である。釣りができなくなったら、日帰り温泉に行って、ひとっ風呂浴びてから、休憩室でゴロゴロしていようという計画だ。

そして、もう一つ。温泉が開店する前にダウンした時のためにポータブルブルーレイプレーヤー。その時は、ホビオの後ろのベッドで横になって、時代劇でも見ていようという寸法である。

まあ、こういう物の世話になったとしても、ちょっと休んでいれば回復するだろうから、釣りをして休んで、釣りをして休んでの繰り返しになるかもしれない。

それでも、ボクはお出かけ派なので、とにかく出撃できるのは嬉しい。のんびりと楽しんで来ようと思っている。

昨日は栃木県へ出かけた。岩のように重い荷物を大量に配達した。そのためにレンタカーを借りたほどである。そして、リウマチおじさんには、そんな重い荷物は持ち上げられないので、同僚を二人連れて行き、運搬をやらせた。若手だったはずのボクも、いつの間にか、最長老になってしまったが、その分、自由に指示ができるようになったのだ。

途中、道の駅に立ち寄った。どまんなかたぬま。先日、たこ焼きを食べていたあの道の駅である。また、あのたこ焼きを食べようと画策したのだ。

しかし、到着すると、何だか様子がおかしい。閑散としている。どの店も閉まっている。

何と、全館休業だって？ そんな、まさか？ 

営業してるのはトイレだけ？ 道の駅って、そんなことがあるのか？

たこ焼きを諦め、次の得意先へ向かう途中で、良さそうな店を見付けて入ろうということになった。ところが選んだコースが悪かったのか、店が全く無い。やむなく、去年も行った回転寿司に入った。かっぱ寿司である。

かっぱ寿司、なかなか謙虚だった。

店内のこのポップを見てよ！

「うまい！ 」と書いてあるのではない。「うまい　らしい」と書いてある。断定してはいないのだ。

かっぱ寿司の後は川沿いの公園で花見と洒落込んだ。栃木の桜も実に美しい。

仕事は順調に終わって、いつもよりも早い時間から帰路につくことができた。それで、蓮田のサービスエリアに立ち寄って、アレがあるか確認。あった。

トマト！

前に買った時、実に美味かった。この特大のトマト。これを嫁への土産に購入。

それにしても、のんびりとした一日だった。納品に行っても、荷物は運ばず、ただクルマに乗っていただけだからな。楽な一日だったぜ。たまには、こんな日もないとな。普段は働きすぎなんだから。

しかし、大丈夫。濡れ鼠にならないようにレインコートを着ていたからだ。

先日、佐野のアウトレットで購入したフォックスファイヤーのレインジャケット。下はシマノのネクサスのレインパンツ、靴はマドラスのスニーカー、どれもゴアテックスの防水仕様である。

これは買って良かった。高い・・・ことはないか、十分に安くなっていた・・・お金を出した価値がある。タウンユースで普段から着られるジャケットである。それでいて、雨に対する強さは、普通のウィンドブレーカーや撥水ジャケットの比ではない。

今年の梅雨の時期にも大活躍しそうだ。

どのくらい釣りができるかは分からないが、今週末の出撃が決まった。ボクと、仁と、神との3人である。その釣りの準備を始めた。

まずは買って来たジップロックの袋にワームを入れて、ノリーズのエビオイルに漬ける。ワームはエスケープチビツインとパドチューだ。

ノリーズのワームはパッケージのジッパーが甘いのか、やたらとオイルが漏れる。バッグの中がオイルまみれになるのは、たいていがノリーズのせいだ。また、ノリーズのオイルはベタ付き具合が酷い。このエビオイルに漬けても、ベタベタするのは変わらないし、超臭い。なので、ノリーズのパッケージに戻すのではなく、パッキンの付いたプラケースに入れる。

イトーヨーカドーで買って来たケース。日本製。百均の安物ではない。開閉もしやすいし、キッチリと閉まる。

しかし、それでも横にしてバッグに入れていたら、やはりオイルは滲み出るだろう。ケースの説明書にも、汁物を入れて、立てて保存するなと書いてある。

なので、粉をまぶしてからケースに入れる。

この粉はノリーズのエビ粉だ。このボトル1本で千円くらいと、かなりお高いが、ノリーズワームに最適化されているとのことなので、それを信じて使っている。

そもそもがノリーズのワーム素材って、フォーミュラーが染み込みにくいから、専用品でないとダメな気がする。他のワームはガルプ汁を振り掛けるんだけどね。

ところで、こうした加工を施すと、釣りの時、いっそう手がベタベタになる。なので、今年はお手拭き用のタオルを常備するつもりだ。昔の八郎潟遠征で入手したタオルを用意した。砂丘温泉ゆめろんのタオルを。ああ、懐かしきあの日々よ。

そうこうしていると、注文しておいたバッグが届いた。アブガルシアのワンショルダーのミニの方だ。

今まで使っていたLSDのワンショルダーと比較すると、ずいぶんと小さいが、これで十分。できる釣りが制限されるのだから、当然、持って行く釣り道具も減るわけだ。

さて、まずはこのバッグにプライヤーとラインカッターを移植する。前から使っていた写真のピンオンリールは取り付けがしにくかったので、安全ピンで止めるタイプの物に交換して装着した。

このアブガルシアの新しいバッグ、軽いのは良いのだが、バッグ自体が縦長なのはイマイチだ。ワームのパッケージなどは皆んな横長なのだから、バッグも横長の方が収納しやすいのに。

まあ、持って行く物が少ないから、入らないことはない。

さぁ、あとは釣るだけだぞ。

土曜日、釣りに行くかどうか迷ったが、思ったよりも天気が好くなかったので、遠出は取り止め。自宅の近くの公園に桜を見に行くことにした。本当は、釣りをしないまでも潮来に行って、温泉に入るとか、蕎麦を食べるとか、色々と考えてはいたんだけどね。

近場の公園でも桜は綺麗だ。

もう4月だというのに、まだ満開になっていない。近年では珍しいことだ。

桜の前で記念撮影。両手を上げているのは、ここまで手が上がるようになったと言いたいのだ。やっと、ここまで。でも、何とか運転もできるし、短時間なら釣りもできる。この間のパルでは40匹近く釣ったんだぜ！

公園をずっと歩いて、綾瀬まで行き、イトーヨーカドーでプラケースを買って来た。ワームを入れるためのケースである。他にジップロックの袋。これもワームをオイル漬けにするのに使う。

そうして、寿司を食べて、また公園に戻って来た。だいぶ歩いて、疲れて来たので、カフェに立ち寄る。

店内からも桜が見える。この店は革小物の加工所だが、カフェもやっているのだ。

紅茶とケーキのセットを頼む。セットで620円とリーズナブル。しかし、ケーキはかなり小さく、そして本格的でもない。写真のものがモンブランである。だが、それがいい。

ボクはモンブランが好きだが、実はモンブランが苦手である。マロンクリームは良い。スポンジも良い。だが、生クリームが多すぎるのがいただけない。モンブランって、その三つのバランスが悪いよね。

しかし、この店のモンブランは生クリームがほとんど無い。スポンジとマロンクリーム。なので、栗味をしっかり堪能できた。

花見をしながらモンブラン。悪くない。むしろ良い。