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No1509『浮き雲』~ゆるやかな友情の尊さ~

カウリスマキ監督の1993年作品。映画の冒頭のあたりで、夜、仕事を終えた帰り道か、イロナの前に、路面電車がやってくる。この路面電車が訪れて、止まるシーンのあまりの美しさに見とれた。路面電車の動き、車体自体が、とても艶めかしく感じられて、どきどきした。イロナは、路面電車の運転手のすぐ後ろに立って、前方を見つめる。二人は夫婦だとすぐわかるのだけれど。とてもよい関係。夫のラウリは、ローンで、テレビを買っ . . . 本文を読む
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No1508『パラダイスの夕暮れ』~潔さから生まれるテンポのよさ~

カウリスマキ監督の1986年の作品。 『マッチ工場の少女』他とあわせて「労働者3部作」と呼ばれるとのこと。冒頭、ゴミ収集会社のトラックヤードに制服を着た男たちが、わいわいと入っていき、次々とトラックに乘っては、早朝のごみ収集のために、街に繰り出して行く。その中に、ニカンデルもいて、車を止めては、てきぱきと、ゴミのカートから収集車へと回収し、手際よく働いている。 このリズムのよさが心地よくて、実 . . . 本文を読む
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No1507『マッチ工場の少女』~言葉がなくてもこんなに語れる~

アキ・カウリスマキ監督の1989年作品。 冒頭、工場で、太い木が、機械によって、木肌を薄くそがれていく場面から始まる。マッチがどうやって製造されていくのか、マッチ棒が箱に入れられて、梱包されるまで、機械により自動的に行われていくさまが順に映っていて、とても興味深かった。 マッチ工場で働くイリスは、機械がうまく貼り損ねたラベルをチェックしたりの仕事。 家では、母とその愛人にこき使われて、つらい . . . 本文を読む
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No1506『枯れ葉』~キュートなワンコが幸せに導いてくれるよう~

アキ・カウリスマキ監督の新作(昨年公開)をやっと観れた。 シネ・ヌーヴォでのカウリスマキ監督特集は、若者たちでにぎわっている。観終わって、帰ろうとすると、若いカップルのうちの女性が座ったまま、前の座席に手を伸ばして目をキラキラさせてスクリーンの上のほうか天井かを眺めていた。映画の余韻に浸っているようないい光景でした。 本作は、ハッピーエンドなので、そういう気分になる作品。 「カラオケ」もある . . . 本文を読む
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マラソンと言葉

「夢は大きく、できるだけ人に夢を言葉にして伝えるとか自分で何かものに書くとかそこが一番大事だと思うので、毎日の練習とかを日々のいい思い出にしてもらえればと思います。」今年の箱根駅伝の3区で、駒沢大の佐藤圭汰選手と歴史に残る大接戦をした青山学院の陸上部3年生の太田蒼生選手が大分県の合宿中、地元の高校の陸上部選手たちとの交流について、大分放送の取材で語った言葉。いいこと、言ってるなあとときめいた。ラン . . . 本文を読む
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No1505『瞳をとじて』~映画を観ることのしあわせ~

エリセ監督の新作映画が公開されると友だちに教えてもらったものの、週末、うまく日程が合わず、見損ねてるうちに、朝1回上映となってしまい、早起きが苦手で、見逃してしまうと思っていたら、ステーションシネマ大阪がレイトショー上映をしてくれた。これは最後のチャンスだと整骨院より優先して(笑)観に行ってきた。 すばらしかった。アナ役の女優さんが出演されることはどこかで呼んでいたが、あのセリフが繰り返されると . . . 本文を読む
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死と生と詩

「死は生の隣にある。生は驚きの連続。」 先週末、京都の鴨川から、北野天満宮から御所へとランニング中に、どこかの寺の掲示板に書いてありたまたま目に入った一言。 死はいつ襲ってくるかわかりません。でも、生きている以上、いろいろな発見や驚きはあるはず。そんな感じでしょうか。 最近、「Rainbow Bridge」という英語の詩をSNSで教えてもらいました。(参考サイト) 生を終えた時、昔飼ってい . . . 本文を読む
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Khamsinのリーダー逝く~音魂たっぷりの迫力のライブ~

ずっと紹介したいと思っていたバンドがあります。プロのジャズバンド。ジャズといっても、あんまりジャズっぽくなくてFUSIONに近い感じがします。 Khamsin(カムシン)です。高槻ジャズフェスティバルが交流しているデトロイトジャズフェスティバルに出演バンドの中から1組だけ行けるということで、昨年9月初めに、渡米して、出演されました。その模様は、リアルタイムのオンラインで観て、その後、facebo . . . 本文を読む
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あっというまの日曜日~名も無き人々~

いろいろ書きたいことはたくさんあって、ピアノやランや練習したいこともたくさんあるのに、できないまま、一日は、あっけなく、あっという間に過ぎていきます。 昨日は、京橋の銭湯に荷物を預けて、寒空の下、鶴見緑地まで走ってわずかに残った梅の花や、満開の河津桜や、オレンジ色のパンジー畑を眺めて意外にお花がいっぱいと感動したあと、すたこら走って、毛馬の閘門に出て、大川を走って帰りました。これだけ寒いと、先日 . . . 本文を読む
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京都マラソン~完走タオルほしさの42.195キロ~

今日は東京マラソン、先週は、大阪マラソンとマラソンシーズン。報告が遅れましたが、2月18日、京都マラソン、無事完走できました!すでに、ここにも書きましたが、年末から風邪ひいて気管支炎になり一月は全く走れず。10日ほど前にお医者さんからしんどくない程度に運動の許可がおり、せっせと練習始め、直前の水曜まで走って、あとは体を休め、土曜日。受付のために京都に行くと完走タオルが、黒地で和柄。なんておしゃ . . . 本文を読む
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がんばらない宣言

京都マラソンまであと1週間を切りました。先週末、調子がいまいちなので、どこか呼吸器内科とか行ったほうがいいかしらと思いつつ、薬もなくなったので、耳鼻科にいきました。聴診器で、息を吸ったり吐いたりして診てもらったところ、治りかけてはいるけど、そう簡単に治るものではない、薬の量は、減らし、吸入のステロイドは続ける、と言われ、運動も、しんどくない程度ならOKと初めて運動の許可が出ました。この診断を聞いて . . . 本文を読む
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近況と、角野隼斗さんのコンサート

あっという間に節分が終わってしまいました。どうも、今年は厄年のようで、相変わらず、風邪が治らず、延々と続いた咳と鼻づまりが、やっと治った気がしたら、こんどは、食欲不振、気分がわるい、階段を上がるだけで息が上がってしまうと困ったちゃん状態です。 なんてしつこい風邪と思い、今日、お祓いもこめて、近所の神社にお参りにいってきました。 みなさまもどうぞお気をつけください。ことしの風邪は手ごわいです。私 . . . 本文を読む
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箱根駅伝のにわかファン

今年のお正月は、箱根駅伝を往路復路とも熱心に見てしまった。 といっても、そもそも起きる時間が遅いから、起きるとすでに、先頭は3区を走っていた(笑)眠い目をこすりながら、台所にいくとテレビで、「出た!太田、前に出た!ついに佐藤を抜きました!」とアナウンサーがやたら大声を張り上げて、盛り上がってるから何を騒いでいるのかと思いつつも、ずっと見入ってしまった。5区の箱根の山登り。急こう配で、どしゃ降りの . . . 本文を読む
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新年は明けたものの、効かない薬。

すっかりおそくなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 年末に風邪をひいて、あわてて薬局でコロナとインフルエンザの検査キッドを2つ買って、2日間試してみたが、陰性だったので、咳は治らなかったけれど、31日に帰省した。大学性の甥っ子と一緒に、初デートがてら、張り切って近所の神社と、小学校、1キロほどゆるランに行って元気だったものの、咳は相変わらず続いて . . . 本文を読む
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音楽の散歩道138「4年ぶりのproject-Pさんのライブ」

今年もあとわずか1日を残すところとなり、このことを書かずして年は越せません!「長い間、お待たせしましたー!」とのパンチョス氏の言葉とともに、幕が開いたのは、コロナ禍を経て4年ぶりのproject-Pさんのライブ。8月6日の日曜日、梅田北新地のライブバーCRCで開催された「Joy to the globe」というDJもあればライブもあり、すべてglobe尽くしというイベント。パンチョスさんのDJコー . . . 本文を読む
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