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No1513『次郎長三国志第6部 旅がらす次郎長一家』~ただもう涙、涙。~

雨の日曜日。夜に出かける予定があって、ピアノやら全然練習できていないから行くのを迷ったけれど、シネ・ヌーヴォで越路吹雪さんの特集が組まれ、マキノ雅弘監督の次郎長シリーズが上映されるとあっては、何を置いても行かずにはいられない。全部放って出かけました(笑)。 旅先で、次郎長の恋女房のお蝶さんが病気になる。森の石松の幼馴染の七五郎の女、お園さんを演じる越路吹雪さんが好演とリーフレットで読んだものの、 . . . 本文を読む
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No1512『季節のはざまで』~一夜限りの夢模様~

なにやら映画づいていますが、久しぶりに映画館漬けの日曜日でした。といっても、休憩はさんで3本観ただけですが。2本目のシュミット監督の『デ ジャ ヴュ』は、少し疲れて一瞬寝てしまったけれど、3本目の本作は、とっても楽しかった。 青年が、子供の頃過ごした祖父母が経営しているホテルを訪ねる。ホテルは廃業しているが、彼が、鍵をかけて、ホテルの中をあちこち歩くにつれ、子供の頃に見た光景が、次々と再現される . . . 本文を読む
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No1511『桃の花の咲く下で』~広がる空と川と桃の木々をとらえるカメラの美しさ~

清水宏監督、1951年の作品がシネ・ヌーヴォの「特集笠置シヅ子」で上映されるのを見つけ駆け付けた。 「カム、カム、カム」「みんな踊ろう」「手をたたいて歌おう」と歌いながら笠置が、大勢の子ども達を引き連れて歩いていく。子ども達は、小さな女の子もいれば、大きな子もいて、女の子がお人形を大事そうに小脇に抱えながら歩いていく姿がいい。笠置の歌を聴いて、あちこちの家から子ども達が飛び出してみんなで走ってい . . . 本文を読む
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ふくい桜マラソン報告その3~去年のしんどくて歩いた記憶と重なっての「今」~

今回、3月の練習不足は否めず、とにかく「キロ7分」を合言葉に、それより速くもなく、遅くもなく作戦でいきました。 ガーミンの腕時計は、原因不明のトラブルで、今回、心拍数が測れなくなってましたが、速さは測れたので、助かりました。 5時に起きて、しっかりご飯を食べて、ホテルの部屋の狭いスペース、4メートルくらいを行ったり来たり歩いて、身体に刺激を入れて朝のお勤めも無事果たせたのが、何よりの安心材料。 . . . 本文を読む
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ふくい桜マラソン報告その2~ニックネーム作戦~

今年は3月が寒すぎて、桜の開花が遅れたので、例年なら、満開のはずがマラソンコースの桜並木は、ほとんど咲いていませんでした。でも、もし満開なら、さぞかし美しいコースと想像します。全体に、平坦で、坂もほとんどないので、記録を狙う方には、もってこいです。 桜は咲いていませんでしたが、沿道には、応援の方々が大勢いらっしゃって、夫婦や、子連れや、家族でたくさん応援してくれていました。こんなに子どもがいっぱ . . . 本文を読む
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ふくい桜マラソン報告その1~サプライズ応援団~

マラソン大会の前日の投稿で足の病気のことを書いてしまい、ご心配をおかけしましたが、無事、元気に完走できました!やはり42キロを前にすると身体のちょっとした不具合が気になるもので、事前に医者に行けてよかったです。 福井市はあたたかく、最高気温18度、曇り時々晴れの暑いくらいの、よいお天気で、気持ちよく走れました。 従姉たちが、愛知県からサプライズで応援に来てくれたのが、なにより嬉しかったです。母 . . . 本文を読む
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ふくい桜マラソンへ

明日は福井さくらマラソンです。 友達の故郷での、初めてのフルマラソン大会ということで、誘われて参加しました。   京都の大会からあまり練習できておらず、 ふくらはぎが張っていて、よく攣ったりしていたのですが、整骨院でマッサージしてもらい、だいぶすっきりしたので、なんとか気持ちよく走れるといいです。   足の甲が歩いていても痛んだりしたので、昨日、整形外科に行ったら、 . . . 本文を読む
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No1510『真夜中の虹』〜希望を求めて〜

アキ・カウリスマキ監督の1988年作品。 暗い階段で、下から男が二人登ってくる。上のところに男たちが集まっている。ボタンを押すと、地下で爆発音。ぞろぞろと男たちが建物から出て行く。ロングショットとなり、次々と人を大勢乗せた車が出て行く。最後に門を閉めると「廃坑 立ち入り禁止」と書かれていて鉱山の閉鎖とわかる。炭鉱夫だったカスリネンは父の遺産のオープンカーで、南に向かう。女性と出会い、家にいくと、 . . . 本文を読む
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No1509『浮き雲』~ゆるやかな友情の尊さ~

カウリスマキ監督の1993年作品。映画の冒頭のあたりで、夜、仕事を終えた帰り道か、イロナの前に、路面電車がやってくる。この路面電車が訪れて、止まるシーンのあまりの美しさに見とれた。路面電車の動き、車体自体が、とても艶めかしく感じられて、どきどきした。イロナは、路面電車の運転手のすぐ後ろに立って、前方を見つめる。二人は夫婦だとすぐわかるのだけれど。とてもよい関係。夫のラウリは、ローンで、テレビを買っ . . . 本文を読む
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No1508『パラダイスの夕暮れ』~潔さから生まれるテンポのよさ~

カウリスマキ監督の1986年の作品。 『マッチ工場の少女』他とあわせて「労働者3部作」と呼ばれるとのこと。冒頭、ゴミ収集会社のトラックヤードに制服を着た男たちが、わいわいと入っていき、次々とトラックに乘っては、早朝のごみ収集のために、街に繰り出して行く。その中に、ニカンデルもいて、車を止めては、てきぱきと、ゴミのカートから収集車へと回収し、手際よく働いている。 このリズムのよさが心地よくて、実 . . . 本文を読む
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No1507『マッチ工場の少女』~言葉がなくてもこんなに語れる~

アキ・カウリスマキ監督の1989年作品。 冒頭、工場で、太い木が、機械によって、木肌を薄くそがれていく場面から始まる。マッチがどうやって製造されていくのか、マッチ棒が箱に入れられて、梱包されるまで、機械により自動的に行われていくさまが順に映っていて、とても興味深かった。 マッチ工場で働くイリスは、機械がうまく貼り損ねたラベルをチェックしたりの仕事。 家では、母とその愛人にこき使われて、つらい . . . 本文を読む
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No1506『枯れ葉』~キュートなワンコが幸せに導いてくれるよう~

アキ・カウリスマキ監督の新作(昨年公開)をやっと観れた。 シネ・ヌーヴォでのカウリスマキ監督特集は、若者たちでにぎわっている。観終わって、帰ろうとすると、若いカップルのうちの女性が座ったまま、前の座席に手を伸ばして目をキラキラさせてスクリーンの上のほうか天井かを眺めていた。映画の余韻に浸っているようないい光景でした。 本作は、ハッピーエンドなので、そういう気分になる作品。 「カラオケ」もある . . . 本文を読む
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マラソンと言葉

「夢は大きく、できるだけ人に夢を言葉にして伝えるとか自分で何かものに書くとかそこが一番大事だと思うので、毎日の練習とかを日々のいい思い出にしてもらえればと思います。」今年の箱根駅伝の3区で、駒沢大の佐藤圭汰選手と歴史に残る大接戦をした青山学院の陸上部3年生の太田蒼生選手が大分県の合宿中、地元の高校の陸上部選手たちとの交流について、大分放送の取材で語った言葉。いいこと、言ってるなあとときめいた。ラン . . . 本文を読む
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No1505『瞳をとじて』~映画を観ることのしあわせ~

エリセ監督の新作映画が公開されると友だちに教えてもらったものの、週末、うまく日程が合わず、見損ねてるうちに、朝1回上映となってしまい、早起きが苦手で、見逃してしまうと思っていたら、ステーションシネマ大阪がレイトショー上映をしてくれた。これは最後のチャンスだと整骨院より優先して(笑)観に行ってきた。 すばらしかった。アナ役の女優さんが出演されることはどこかで呼んでいたが、あのセリフが繰り返されると . . . 本文を読む
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死と生と詩

「死は生の隣にある。生は驚きの連続。」 先週末、京都の鴨川から、北野天満宮から御所へとランニング中に、どこかの寺の掲示板に書いてありたまたま目に入った一言。 死はいつ襲ってくるかわかりません。でも、生きている以上、いろいろな発見や驚きはあるはず。そんな感じでしょうか。 最近、「Rainbow Bridge」という英語の詩をSNSで教えてもらいました。(参考サイト) 生を終えた時、昔飼ってい . . . 本文を読む
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