ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

便利グッズ紹介

2018-06-12 13:05:15 | 日記・エッセイ・コラム
今日は最近購入して、なるほど便利だなぁーと感じたものを3つご紹介します。特にどこからも紹介料などもらってませんので、あくまでも個人的なお勧め商品です。

まずこれ。その名の通りフード付き衣類ハンガー。
特にこれからの季節、綿100%のフードが付いているパーカは首周りが乾きにくい。まともにハンガーに干すとほぼ首周りだけ湿気てしまいます。それを解消してくれる優れものです。東急ハンズで偶然見つけました。
200円以下という価格もお財布に優しいですね。

次はこれ。その名もコインホルダーというものです。これはどこかのネット記事で見かけてAmazon でポチりました。私は現金を持ち歩くのが嫌いで、コンビニや本屋はデビットカード、レストランやスーパー、衣類などは極力クレジットカードが使える店はカード決済しているのですが、やはり、現金なしではちょっと生活しにくいのが現状ですよね。最低限のキャッシュで生活しているのですが、コインケースの中で小銭がジャラジャラするのがとても嫌でした。支払いの時に100円玉だと思ったら50円玉だったり、5円と10円も間違いやすいですよね。それがこれを導入して、ささっと支払い出来るようになりました。小銭の枚数が減っても落ちないように工夫されているので、男性ならそのままジーンズのポケットに入れても大丈夫そうです。私はコインケースに入れています。余談になりますが、歳を取ると例えば1688円ですとレジで言われて、頭の中で1000円札一枚、500円玉一枚、100円玉一枚、その先云々の勘定がパパッと出来なくなるそうです。そう言われて見ればお年寄りの方がいつも高額紙幣で支払って釣り銭でお財布がパンパンになっている方見かけますよね。このホルダーはそれも予防出来そうな気がします。ちなみに900円ちょっとで買えました。

最後はだしパックです。いろんなメーカーのだしパックを試してみましたが、これに勝るのはたぶん茅乃舎だけかなって感じです。でも茅乃舎は普段使いするにはちょっとお値段が強気すぎるので、これは偶然近所の業務スーパーで買ったものです。とにかくよくお出汁が出ます。まとめて3パック分くらいお出汁を取っておいてピッチャーに入れて冷蔵庫で保存し、お味噌汁や煮物など何にでもすぐに使えるので重宝します。お値段は300円を切る価格でした。

以上今日は最近買って良かったなーと思うもののお勧めでした!

梅雨入り 紫陽花など

2018-06-07 12:52:02 | 日記・エッセイ・コラム
近畿地方も昨日梅雨入りの発表がありました。暑くてたまらないと言うわけでもないですが、今年は5月に寒暖差が大きかったと思います。これから少しずつ暑さや湿気にも身体が慣れていくといいのですが。
近所で買い物や用事のついでに紫陽花やお寺の写真を何枚か撮ったのでいくつか。














紫陽花と一口に言っても色も形も様々で、今の時期は新緑やお寺の風情と相まってなかなか初夏のいい雰囲気があるなぁと。これ以上暑くなると熱中症の危険があるので、あまり出歩くのも嫌なのですが、まあ、もうしばらくは散歩ついでに写真を撮るのもいいなぁと思います。

本日はこれまで。

映画「君の名前で僕を呼んで」鑑賞

2018-05-30 12:47:22 | 映画
先日「君の名前で僕を呼んで」を観て来ました。友人が素晴らしいと称えていたのでかなり期待して観に行きましたが、想像を超える素晴らしい作品でした。

もう大阪では劇場ではやってないですが他の地域は上映しているかもしれないのでここから先には多少ネタバレありますので観に行く予定の方は先は読まずに画面閉じて下さい。

昨今流行りのLGBTものって言うのでしょうか。ゲイの話なのですが、ただ単に恋愛ものって括るにはあまりにも素敵な要素が多過ぎます。

1983年。主人公は17歳の男の子エリオ。北イタリアで歴史学者の父を持ち、読書やピアノを弾くが好きなとてもキュートな子です。まあ、顔つきといい、体の線といい、本当に大人と子どもの中間というなんとも言えない中性的な美しさと儚さを感じます。

父の元に60日間限定でやって来た23歳くらい?アメリカ人のオリヴァーはギリシャ彫刻のような出で立ちのこれまた成熟した男性の典型のようなハンサムガイです。仕草や視線などからオトナの色気が漂うさまが見事です。

その二人の恋の物語なのですが、まず、北イタリアの景色が素晴らしい。光と陰の使い方が実に美しいです。緑の葉が揺れる音、水の滴る様子、雨の日の捉え方、古い石畳の町並み、庭の木々、屋内の独特のひんやりとした温度感、青い空、風や果物に至るまで、彼等の心情に寄り添い、時には彼等より雄弁に彼等の気持ちを表現していたと思います。
そう、日本語で言うと、「いとをかし」がピッタリ来る感じなのです。

そして挿入歌がこれまたいい曲ばかりで映像ととてもシンクロしておりました。本当にデリケートなテーマなのですが、そのデリケートさをこんなに綺麗に撮れるものなのですねぇ。

誰かを好きになった時のあのもどかしい、切なくて、苦しくて、でも心がざわつくあのなんとも言えない感じがスクリーンからバンバン伝わります。例え相手が男子でもね、結局人が人を好きになる瞬間って男女問わずあんな風になるんですよねぇ。

ふと向けられる視線、なんとなくしてしまう仕草。瞬き一つの瞬間でさえキラキラするあの感じ。

そしてラスト近くにエリオにお父さんが話すセリフが、また名言だらけ!人の親である鑑のようなお父さんでした。ここで私は涙腺崩壊しました。

あまりに素晴らしい映像美と二人の愛の姿に心打たれて帰り道はぼーっとしながら帰って頭の中はテーマ曲がずーっとリピートしていました。

後、メタファー的にオープニングや劇中で歴史ある名だたる彫刻の像が何度か出てくるんですが、これもまた映画をとても立体的に見せる意味ではいいエッセンスになっているなぁと思います。

もし、DVDや各種ストリーミングサービスでご覧になる方がいらっしゃいましたら強くお勧めしたいです。
以上。

「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由について

2018-05-07 13:27:13 | 日記・エッセイ・コラム
少し前の現代ビジネスの記事でツイッターなどでは良く取り上げられていたのでご存知の方も多いかと思いますが。
「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由
この記事を読んで、なんだかわかるなぁ、でもモヤモヤするのはなんでだろう?と自問自答しておりました。

私自身は高卒の両親に育てられましたが、両親は教育には熱心な方で、父の転勤で何度も転校しましたが、いつも両親が家を探す時は、教育環境の良いところでした。
私自身は短大卒ですが、弟達は大卒で、従兄弟など親戚も皆大卒です。さすがに東大はいませんけどね。

夫の両親も良く似た考えで、夫も大学を出ておりますし、夫の親戚筋も皆きちんと高等教育を受けています。

両親の世代は高度経済成長期と呼ばれ、それなりに勤め人の給料も上がっていましたので、せめて子ども達にはきちんと高等教育を受けさせたいっていう気持ちがあったのだと思います。

ではなぜ私があの記事に引っかかってしまったのか?

それは今の家に引っ越してくるまで約20年間暮らした前の家の状況にこの文脈で語られる釧路(地方と置き換えても差し支えないでしょう)が酷似していたからです。

大阪市内ですよ。釧路ほど東京からは離れておりません。新幹線に乗れば2時間半で東京なのにです。

何故そう思ったのか、いくつか羅列してみます。
これは私の肌感覚なので個人的な意見です。記事と同じように私は社会学者ではないし、統計を取ったわけではないですので、予めそこはお断りしておきます。

1.三世代同居が当然のようにある。

これは子どもを生んで、いわゆるお母さん友達と知り合ううちに分かりました。勤めていた時は地域の人と交流がなかったので、勤め先の先輩や同僚が当然のように核家族を作っていたので、ある意味ショックでした。だって江戸時代じゃないんですよ。平成の今でも普通に同居するとかカルチャーショックでしたね。性的役割分担の非合理性や男女共同参画といった言葉は彼らの頭の中にはないような感じでした。
ま、勿論、子育てという場面においては同居や近居はメリットも多い事は後でわかりました。

2.新大阪へのアクセスが悪い

直線距離ではとても近いのに、実際に公共交通機関で新大阪へ行こうとすると、バス、私鉄、地下鉄の3つを乗り継がねはならず、非常に不便でした。勿論、伊丹空港や関西国際空港へもアクセスが悪いです。
これは何を意味するかと言いますと、ずばり需要がないのです。しょっちゅう東京や福岡、あるいはソウルや台北に行っている人はもっと空港や新大阪駅へのアクセスが良い所に住むのです。
私達が住んでいた地域はそういう都市とは結ばれていないいわば完結している地域だったのです。
学校や職場、パート先、ショッピングから娯楽までが同じ区内で完結するということです。

3.政治、経済、文化への関心が薄い

上でも述べました通り完結しておりますから、あまり外の世界に興味がありません。皆、テレビの地上波と紙の新聞が大好きでそれが唯一の情報源です。政治、経済、文化、国際と言った言葉とは無縁の世界に生きています。芸能人のスキャンダルやワイドショーは大好きです。子どもの話題の次は必ずテレビのネタ、ご近所の噂話と決まっていました。映画の話をした時に何か話が通じないと思ったら彼等は小学校で無償で貸し出すDVDの話をしていて驚いた覚えがあります。TSUTAYAですら高いと言われて、映画館に足を運ぶ習慣がないと知った時は衝撃でした。また別の日には「明日選挙だね。」と話したら「ええ?選挙なんか行くの?」と、驚かれました。いや選挙行くでしょ。

4.本屋、図書館が絶望的

大きな本屋は梅田に行かないとないです。街の本屋は漫画と雑誌しか置いてありません。それもどんどん廃業へと追いやられます。図書館は宿命的に古いし、ラインナップも悪いです。しかも街の外れにしかありません。
これでどうやって本好きな子どもに育てるのかと、本が好きな私はガッカリしたのを覚えています。パソコンですぐにAmazon 会員になりました。

5.行動半径が狭い

2とも関連しますが、とにかく男性も女性も行動半径が狭いです。地元が大好きです。それでもたまには梅田(一番近い繁華街が梅田)に出るかと思いきや、梅田は広くて分からないから行かないと言います。東京から来た人や地方から出て来た人には梅田は確かに複雑な街ですが、大阪に住んでいて梅田に行かないってどういう事なのか意味がわかりませんでした。私は大阪で最初に勤めた先が梅田だったので、梅田は地上、地下共に全てわかります。そう言うと皆に驚かれたのですが、私にしてみれば生まれた時から住んでいるこの土地で阪急電車で20分もしない梅田が分からない方が驚きでした。

6.高等教育への関心が薄い

一応私立系の大学がいくつかあるにはありますが、あまり熱心に大学について語る人を見たことがないです。
記事ほど酷くはないですが、あまり大学という所に興味がないのかなという印象は受けました。実際親御さんが夫婦共に大卒の家庭は子どもが中学生に進級するタイミングで私立に入れていました。我が家はそんな余裕がなかったのでどうしようもなかったのですが。でも中学受験は首都圏に比べれば遥かに遠い存在です。一学年で3人くらいでしょうか。それくらい稀有な事でした。

7.国際情勢はよそ事、インバウンド何それ?

およそ国際情勢とは無縁の地域ですので、これだけ海外からの観光客が押し寄せていても所詮はよそ事です。
海外旅行やホームステイなどにも全く興味がありません。ニュースで関西国際空港の賑わいを見ても自分達の生活とは直結して考える事はほぼないと思われます。シリアの内戦や北朝鮮情勢もテレビで報道されても全部よそ事です。私が時々しているホームビジットの話をしても通じるものがありませんでした。

8.ITリテラシーが低い

まずパソコンで何かググるという習慣がありません。家にパソコンがない家庭も多いです。生活保護を受けているとかではなく、寧ろクルマを2台、3台所有しているような家庭でもパソコンがなかったりします。
もちろん今はスマホくらいは持っていると思いますが、主婦に限って言えばLINE以外で使用しているものはないくらいです。PTAの役をした時にワードやエクセルを使えるのが、私と後一人しかいなかった時はえええ?と思いました。私より10歳も若い世代の人たちですら、簡単な文字入力や書類整理、写真の管理がパソコンで、出来ないなんて!記事にもありましたが、そもそもインターネットを使って何かをするという発想がないのです。
PTAの広報誌の原稿は全て手書きのものが我が家の郵便受けに入れられており、全て私が手入力しました。

少々長くなりました。勿論住んでいて良い人にも沢山出会いましたし、子どものお友達も沢山出来ましたので、悪い所ばかりではないのですが、一度、「格差」を語る時は釧路も大阪もあまり関係が無いような気がして思いつくままに書いてみました。

この記事には反響が沢山あったようで、その後もありますので、お時間のある方は是非。




桜 2018 vol 1

2018-03-30 11:36:13 | 写真
今年は例年より随分早く桜が開花し、また、開花から満開までの日数が短かかったので、慌ててカメラを取り出して撮影したり、友人達とお花見の段取りをしました。


四天王寺の桜。


堀越神社の桜。


高津神社の桜。

続く。