銀の浴室。 身毒篇。

右へ倣えで駄文を垂れ流すのはあんまり誉められたことぢゃあない。
それでも、そっと、こっそりと。そしてもっさりと。

女30歳、無職、独身

2012-06-08 20:52:38 | Weblog
人生初の独り暮らしを始めようと画策中。

あたしはいったい、何を目指して、何処へ往ってしまうんだろう。

まあ、いっか。
嘗てのあたしのような心持ちになれてきたということは、断薬成功を意味するのかも知れないし、何にせよ悪いことでもなさそう。

引っ越し祝い、絶賛募集中。
品物が被らないように、事前にご連絡をいただけると……嘘嘘。

溢れてるのは愛しい赤の涙

2012-05-18 23:06:59 | Weblog
昔から付き合ってくれている友人知人からしたら喫驚仰天かも知れないけれども、このところの私は、些細なことでは腹を立てず、よっぽどのことでない限り傷つかなくなった。

それなのに、昨日くだらないことで怒り、喚き、味方に救いを求めた。

そして、今日になって判ったこと。

ちょっとしたトラブルを、勝手に悲劇に仕立て上げた張本人は、単なる女性ホルモンの不均衡だった。

そんなものに振り回されて、周囲にまで迷惑を掛けるなんて。

未熟でみっともなくて愚かな自分を再認識。

少しは自分をコントロールできるようになったものと、錯覚していた。

まったくもう。
お腹よりも頭が痛くなってしまう。

蝶々の纏足(長文、自分語り注意)

2012-05-02 15:43:43 | Weblog
山田詠美の作品を読んで、初めて泣いた。

それはもう、暴流と呼べるくらい、莫迦みたいに泣いた。
昼下がりに、観光客とお年寄りで混み合う、浅草の喫茶店で。

一、二作読んでその作家は自分に何をも呉れない、こいつの小説は時間潰しにすら使えないと判断する傲慢は、私のような呆けた暇人には相応しくなかったのだ。
あらためて気付かされた。

もっと早く、子供の頃に、いや、少女時代でもいい、この作品に出会えていたら、私は今ごろ、素敵な女友達に囲まれていただろう。

女の子を傷付ける愚行などはたらかずに成長し、思い出す度に暖かくなれるようなたくさんの思い出に包まれて、いまを生きていただろう。

幼いころの私はいつも、無頼を装っていた。
武士か野良猫くらいしか、ペルソナの選択肢がなかった。

興味を持って近付いてきてくれた女の子たちも、結局私の庭には入ってこようとしなかった。

当時は相手の思慮不足や相性を理由にして、自分を顧みる労を惜しみ、彼女たちから逃げた。
だって、何も考えずに男友達とワイワイやるのが、愉快で仕方なかったから。

男の子たちは、お互いの庭に立ち入らないまま関係を築くのが上手で、居心地が良かった。
一部の奴らは、ただの下心で親しくしてくれていたのかも知れないけれど、それはそれで、私の好きなように振る舞えるから、楽だった。

自分に女友達が出来ない理由、知っていたけれども、無視しつづけてきた。
それをいま、『蝶々の纏足』によって、抉り出された。

ああ、あの娘には騎士のように跪けばよかった、あの娘には聖母のように微笑みかければよかった、次々に苦い思い出ばかりが去来する。

ワガママで、ごめん。
素直になれなくて、申し訳なかった。

ほんとうは私だって、きみたちと仲良くしたかったんだよ。
きみたちよりも幼くて、でも大人だった。
ただそれだけのことなんだけどな。

あー。いまからでもいいから女友達欲しい!
貴女だけでも十二分だけれどね、くみぽん。

身体だって衣類なのにね

2012-04-22 04:17:28 | Weblog
断捨離なんてことばが流行っていたけれど、肉体を離れられない以上、所有物を捨てたって本質的には何もスッキリしないと思う。

屁理屈だと分かっていても、そう思う。

それでも残念乍ら、小市民には物理的な空間の制約があるんだってさ。

区切りや制限なんて、この身体があたしを締め付けているだけで充分なのにさ。

なんだか印哲っぽいお話になってしまいましたが、本音は結局、

気に入って買ったお洋服なんだから、どれも取っておきたいよー

ということです。

嗚呼、下らない。

お菓子をカゴに入れるようにお洋服を捕まえてきた自分が間違っているのに。

身の程知らずで、愚かなだけなのに。




おやおや、ここでも「身」の話。

あたしは次に此のアートマンを貰うひとの為に、清く正しく生きなきゃならないのに。

どうしても、肉体といういちばん手近な所有物に縛られて、醜く誤った生を辿る。

嗚呼、下らない。

決して嫌いぢゃあないけれど。

痩せゆく女

2012-04-20 03:01:35 | Weblog
たぶん、偶には何か、便所の落書き的なことをした方が、精神衛生上良さそう。

しかし、つぶやきもいいね!も性に合わないっぽいから、結局これに殴り書いてみるしかなさそう。

さっき、体重計って驚いた。
先月図らずもインフルエンザダイエットしてしまった時よりも軽い。

どうすんだ、これw

でも、ガリガリになればなるほど素敵っていう幻想と、健康志向と、骨と皮ぢゃ男受けしないぞっていう想像が入り混じる。
というか、交互に襲いかかってくる。

まあ何だかんだ言っても、痩せようとしても太ろうとしても、自分の思いのままになった試しなどないのだから、放置するしかないのよね。

あーぁ。
痩せていると、兎に角寒い。切実に。春なのに。

鼻風邪

2011-01-11 15:40:18 | Weblog
このところ眠すぎる。

春眠、暁どころか南中すら覚えてくれない。

朝礼と化す昼ドラ、断食を破るのはおやつ。

怠惰にも程があるだろう、自分に苛立つ。

漸く窓を開けると、目が眩んでしまっ…たのではなく、こりゃ目が痒いのだ。

ここ数日、ティッシュが手放せなかったのは、鼻風邪の所為ではなかったのか!

喉がいがらっぽいのも、タバコの吸いすぎではなかったのか!

しょんぼり。
ちょっと早いんぢゃあないの?

何とか言っとくれよ、杉さんやい。

死刑執行中脱獄進行中

2010-12-28 19:27:46 | Weblog
私は度々逐電してしまう。

研究室に月単位で顔を出さず、教授が見限ってくれるのを狙う。
メールや電話をもらっても無視し、ひたすら待つ。

→ついに送られた、老眼教授からの心配・励ましの携帯メール(長文)に屈して復帰。

バイト(在宅作業)を溜め込み、解雇されるのを夢見る。
催促が来ても、応答を含め行動は起こさず、暫く静観する。

→結局割り当ても減らないので、謝りながら粛々と敗戦処理。

怠け病は、「やめます」と宣言することすら億劫がらせる恐怖の病だ。
「はい、ごめんなさい やりますやります」の方が、流れに任せているぶん、楽なのだろう。
やります。やめます。たったの一文字違いぢゃあないか!

あるいは、何のかんの、勉強もしたいし働きもしたいのか?私は。

後者は、ちがう。
お金には困っていない。
資金源が天寿を全うしてからも自分だけ長生きしてやろうなんて、思わない。

前者……。
少なくともいま学んでいる分野には、もう興味がない。
けれども、学生証が無くなったら?
保険証は家族共通のもので使いづらく、また、パスポートは持ち歩きたくない。
身分証の一枚も携行できない生活は、なかなかに面倒なものだろう。

そう、運転免許証を持っていないのだ。
免許を取れば、学生証に対する未練は消えるのだろうか。



半日だけお姉さん

2010-11-30 01:16:51 | Weblog
0時になる。

私からきみにおめでとう。
きみから私におめでとう。

いつかのように、一緒の誕生日をまた一緒に祝いたいものだなぁ。

忙しすぎて身体壊さないようにね。

下手の横好き

2010-10-23 04:20:23 | Weblog
おまえは協調性がない、とよく言われる。

しかし、エゴグラムの結果やら医者やらに語らせると、
私はひとに合わせる努力をしている人間だそうだ。

どちらかが間違っているわけでもないだろう。

努力をしているのに結果が出せていない、
そういうことか。

あーあ。それって、醜態ぢゃないか。

華麗に脱皮するには……努力を止めるか、結果を出せるような方法を探すか。

前者は気が楽になりそうだけれども、
そういう恰好よい生き方って私には分不相応。

後者の場合、巧い方法を見つけようとすること自体が努力なわけで、
努力のための努力が出来るほど私は出来た人間でもない。

結局、無様に生きるのみか。がっかり。

もけもけ号の誕生

2010-07-18 17:06:54 | Weblog
漸く壊れていないぱそこんを手にした。

軽薄なのだろうけれど、やっぱり新しいものってウキウキしてしまうから、

思わずずっと避けていたブログ更新に取り組む。

避けていた最大の理由、それは春にインド旅行を済ませてしまったこと。

この「身毒篇」はその名の通り(?)、

インドの昔を勉強しているにも関わらず、亜大陸に足跡を残していない私の日々を綴る場であった。

南印だけとはいえ、一応ウロついてきてしまったいま、

ブログを保つ目的が益々のこと、闇のなかなのである。

しかしながら、よくよく考えてみると、勉強のことなんて書いた記憶無い。

まいっか。今日も駄文だった。

それでもいいさ、私には可愛いももえりぱそこんがついている。

ところがこれ、自分から見るとハート柄ではなく桃尻柄にしか見えないシロモノ。あーぁ