ヒマだったので、古新聞を整理。
ペラペラとめくっているとちょっと面白い記事があった。
話題的にはちょっと古いのだが、なんでも今大学生の間で便所飯がはやってるらしい。
…というとかなり語弊がある。
ざっとまとめると、大学でひとりで飯を食っていると「友達がない」などとレッテルを貼られてしまうので、こっそり便所で飯を食う子がいる「らしい」のだ。
「ひとり飯」がイヤ、ねぇ…。
実は私、ひとり飯が大好きでした。学生時代はひとりで飯を食ってるほうが多かったんじゃないだろうか。
そして今でも、ひとり飯、好きです。
別に友達がいない、とか、わいわいしゃべりながらご飯を食べるのがイヤ、とかそういうわけでは全くないのだけれど。
これはあくまでも私の場合だが、会社の同僚と昼飯、となると、なんとなく保守的になって「今日もあそこにするか…。」ということになってしまう。
もっとも、サラリーマンの場合は、昼飯そのものというよりも、情報交換だとか、付帯してくるものの価値が大きくなってくるから、それはそれでいいのかもしれない。しかし、時折そのマンネリ感がたまらなくなることがある。
たまのひとり飯となれば、今日はあそこに行ってみようか、いや久々にここにするか、などとわくわくしてしまうのだ。
実は、私の友人に、医学部を目指して、若い子に混じって、予備校に通っている人がいる。
その人に言わせると、「今のコたちはなんでもつるんでないとイヤみたい」なのだそうだ。昼飯も一緒、コンビニに行くのも一緒、トイレですらツレションでないとダメな子もいるらしい。
そんなアホな、と笑っていたけれど、「便所飯」の話を考えあわせるにあながちアホな話でもないのかもしれない。
いや、実は若い子だけではないのかもしれない。
昔の話だが、上司にまじめに、「誰と飯食ってる?」と聞かれたことがある。
その頃私は、なぜかよくわからないのだが、「浮いている」と言う評判が立てられていたようなのだ。
上司の言葉もそんな状況を気にかけての一言であったらしい。
もちろん気にかけられていることには感謝しなければいけないわけで、ひねくれる必要はまったくないのだが…。
いくつになっても、ひとり飯というのは勇気のいることなのか。
さて、記事に話を戻そう。
この記事、視点も話題の展開も、個人的に好きなのだけれど、いかんせん「便所飯」経験者のコメントが載っていない。
記者自身も一次情報には触れていないわけで、そこがちょっと残念なところか。
ネット上では本文は読めないので、気になる方はぜひ図書館へ。
(朝日新聞 2009年7月6日夕刊より)
てなわけで、ブログのタイトルも変えてみました。
ペラペラとめくっているとちょっと面白い記事があった。
話題的にはちょっと古いのだが、なんでも今大学生の間で便所飯がはやってるらしい。
…というとかなり語弊がある。
ざっとまとめると、大学でひとりで飯を食っていると「友達がない」などとレッテルを貼られてしまうので、こっそり便所で飯を食う子がいる「らしい」のだ。
「ひとり飯」がイヤ、ねぇ…。
実は私、ひとり飯が大好きでした。学生時代はひとりで飯を食ってるほうが多かったんじゃないだろうか。
そして今でも、ひとり飯、好きです。
別に友達がいない、とか、わいわいしゃべりながらご飯を食べるのがイヤ、とかそういうわけでは全くないのだけれど。
これはあくまでも私の場合だが、会社の同僚と昼飯、となると、なんとなく保守的になって「今日もあそこにするか…。」ということになってしまう。
もっとも、サラリーマンの場合は、昼飯そのものというよりも、情報交換だとか、付帯してくるものの価値が大きくなってくるから、それはそれでいいのかもしれない。しかし、時折そのマンネリ感がたまらなくなることがある。
たまのひとり飯となれば、今日はあそこに行ってみようか、いや久々にここにするか、などとわくわくしてしまうのだ。
実は、私の友人に、医学部を目指して、若い子に混じって、予備校に通っている人がいる。
その人に言わせると、「今のコたちはなんでもつるんでないとイヤみたい」なのだそうだ。昼飯も一緒、コンビニに行くのも一緒、トイレですらツレションでないとダメな子もいるらしい。
そんなアホな、と笑っていたけれど、「便所飯」の話を考えあわせるにあながちアホな話でもないのかもしれない。
いや、実は若い子だけではないのかもしれない。
昔の話だが、上司にまじめに、「誰と飯食ってる?」と聞かれたことがある。
その頃私は、なぜかよくわからないのだが、「浮いている」と言う評判が立てられていたようなのだ。
上司の言葉もそんな状況を気にかけての一言であったらしい。
もちろん気にかけられていることには感謝しなければいけないわけで、ひねくれる必要はまったくないのだが…。
いくつになっても、ひとり飯というのは勇気のいることなのか。
さて、記事に話を戻そう。
この記事、視点も話題の展開も、個人的に好きなのだけれど、いかんせん「便所飯」経験者のコメントが載っていない。
記者自身も一次情報には触れていないわけで、そこがちょっと残念なところか。
ネット上では本文は読めないので、気になる方はぜひ図書館へ。
(朝日新聞 2009年7月6日夕刊より)
てなわけで、ブログのタイトルも変えてみました。