retifの都市探検日記(高層ビル編)

東京の街並みなどを報告します

三億円事件犯人への道

2017-01-25 03:40:39 | Weblog
どこで間違ったのか。
バブル期だろうか。その前の安定期だろうか。
いや、それらは、結果に過ぎない。
もっと前。
そう、高度成長期の終わり頃。
それを探すとすれば、そこにあるはず。
そこにあったもの。三億円事件。
(とはいえ、実は、深い意味があるわけではない。子供の頃、それほど、遠くない場所で、三億円事件が発生した。そういうことなのだ)
こんどは、三億円事件犯人に挑む。
いったい、どこで間違ったのだろう。どうして、こうなってしまったのだろう。
その答えを求めて、三億円事件犯人に至る道を進んでいく。

三億円事件犯人に至る道

終わりにあたって

2017-01-24 03:34:42 | Weblog
ほんの遊興のために、世界の果てまで行く者もあれば、貧に窮し、わずかな移動も、ままならぬ者もいる。
自分は、後者だ。したがって、たまの休日にどこかに出かけて、写真を撮ることは、もう、できない。
いまは、1%の富裕層と99%の貧困層の時代。自分は、貧高層の代表。
よく整備された、美しいオフィスビル群、見上げるほどの巨大な高層住宅。でも、そこに、自分が、いるわけではない。貧困層だもの。当たり前だよな。
それなのに、そこに行って、高層ビルの写真を、撮ることで、あたかも、そこに、参加しているような気になって。
でも、残念ながら、そんなことすら、もはや、できなくなってしまった。
貧困層には、そんな余裕すら、許されていない。
高度成長をなしとげた後の安定期、バブル期は、違った。
自分の身の回り、公園は整備され、街は発展し、そこには輝かしい未来があった。
どうでもいい、公園には、妙なオブジェ。この程度のオブジェを制作していても、身の置場があるという安心感。
いまは、どうだろう。
まわりには、シャッター街。駅近くのショッピングセンターは、まるで、寂れ果てた地方都市。それほど、都心から離れてはいないのだけど。
いったい、どこで間違ったのだろう。どうして、こうなってしまったのだろう。

山手線新宿駅(西新宿三丁目 西参道口交差点)

2017-01-23 03:35:14 | Weblog
ネコには、再開発は、関係ないようだ。
住宅地の中、南へ。来た道を、引き返す。
再び、甲州街道。
東へ。もう帰らなければならない。
日が暮れそう。
正月なので、静かな、日暮れ。
最初の日暮れか。とすると、昨日の日暮れは、最後の、日暮れ。
日暮れは、最後の方がいい。日が暮れて、もう、おしまい。そっちの方が、いい。
そういえば、ネコには、再開発は、関係ない。ならば、自分にも、関係ないのだな。
夕暮れ前、急いで、駅へ向かう。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿三丁目 住宅地の中のネコ)

2017-01-22 04:47:14 | Weblog
あちこち、更地のある、住宅地を、歩いていく。
ふと、下を見ると、ネコ。
なるほど、こんなところに、ネコは、引っ越していたのか。
再開発される前の、更地にしか、生息できないわけではないので、近場にでも、いい場所が、あれば、移ってくるだろうな。
そんな場所、いくらでも、ありそうだし。
たとえ、ここらへんが、再開発されたとしても、また、どこかへ、移ればいいのか。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿三丁目 住宅地の中の更地)

2017-01-21 04:07:40 | Weblog
住宅地、北へ歩いていく。
いちおう、更地は、ところどころにあって、いかにも、再開発されそうな感じ。
でも、具体的ではない。
かつての、計画の、夢の跡かもしれない。
まあ、ここらへんなら、とりあえず、初台駅は近いし。便利かもしれない。再開発されても、不思議ではない。
とはいえ、山手線の外側は、やはり、遠いといえるかも。
微妙ではある。
ただ、ここが、実際、再開発されれば、西新宿では、最後かも。
新宿駅周辺に、いくらでも、再開発できそうな、場所はあるからだ。
再開発は、拡散せず、集積する。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿三丁目 住宅地)

2017-01-20 03:30:35 | Weblog
甲州街道を西へ。
しばらくして、途中、北へ曲がり、そのまま、住宅地の中、北へ向かう。
ここらへんは、たしか、バブルの頃、高層ビルが建つ予定だったのだ。
西新宿高層ビル街の、飛地みたいなものか。
ちょっと、違ったのは、住宅地、ということ。
ただ、バブルの頃ともなると、高層ビルの建設用地、住宅地に、広がってきたのだ。
だから、住宅地でも、よかったとも、いえる。
計画だと、日本一高い、高層ビル。
でも、結局は、建たなかったようだ。
都心から、離れ過ぎていたのかも。再開発は、都心に、集中するようになる。
その次は、高層住宅が、建つ計画。
景気が上向くたびに、計画が、出てくるのであろうか。
こちらも、いつしか、どうなったことやら。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿三丁目 甲州街道)

2017-01-19 03:37:27 | Weblog
十二社、南へ南へと、歩いていく。
しばらくすると、東西に伸びる、甲州街道。
江戸時代の前、開通したようだ。
江戸城、新宿、府中、八王子。
江戸城があって、はじめて、甲州街道は、幹線道路になりうる。
新宿も、甲州街道の宿なので、江戸城があって、初めて、成り立つ。
太古の道ではなく、比較的、新しい、道といえるのかも。
さらに、東京の西側、郊外が、形成されると、甲州街道、ますます、往来が、激しくなる。
西側、郊外のための道路、でもある。
新しい道路、ということだ。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿三丁目 十二社通り)

2017-01-18 03:35:31 | Weblog
交差点北西側に、池が、あったようだ。
十二社池、あるいは、弁天池。
南北に細長い池。北側から下池、上池、といっていたらしい。
他に、さらに、北側、熊野神社の、十二社通りを挟んで、西側にも、小さな池。
南側にも、小さな池があった。
複数の池が、並び、景勝地だったのだろう。
また、東側に、熊野神社、北へ流れる用水、さらに、滝まであったらしい。
結局、池は、高度成長期の終わり頃、埋め立てられている。
いまは、跡形も残っていない。
でも、歴史的テーマパークにするのは、いいかもしれない。
もう一度、池を、作るというのは、不可能だが。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿二丁目 区民センター前交差点)

2017-01-17 03:34:47 | Weblog
池袋も渋谷も、そうなのだが、大通りが、外へ、伸びていない。
行き止まりになっているのだ。
西新宿高層ビル街も同じ。
ふれあい通り、西へ伸びているが、十二社通りで、終わっている。
中央通りは、さらに、手前、新宿中央公園で、行き止まり。
だが、一見、不便に見えるけど、もし、外に、伸びていれば、容易に、外部から、入ってこられる。
外部を、遮断しているとすれば、あるいは、そうなのかも。
ふれあい通りを、後にして、南へ向かう。
しばらくすると、区民センター前交差点。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿二丁目 ふれあい通り)

2017-01-16 03:36:09 | Weblog
そういえば、野良ネコが、けっこういたな。
どこへ行ってしまったのだろう。
見渡しても、まったく、いそうにない。
十二社通りに戻る。
再び、南へ。
東側には、公園。そして、熊野神社。
江戸時代、行楽地だったとすれば、熊野神社の、門前町、だったのだろう。
いまは、西新宿高層ビル街の、公園になっている。
ネコがいるとすれば、こういうところかな。
南へ南へ進み、しばらくすると、東へ伸びる、ふれあい通り。
(2014年1月記)