さあ、築城です。「週刊 安土城をつくる」

とうとうディアゴスティーニに手を出してしまった...

みなさん、すみません...

2009-03-23 12:26:25 | 安土城
毎日、多くの方々に見ていただいていた安土城築城ですが、
私はリタイヤします。

六階部分は、見た目も作業も派手で、
ノリノリで作業できたし、ブログ栄えもしたため、
楽しく続けてこられましたが、
一階部分の地道な作業は、自分には合いませんでした...。

信長公や安土城に思い入れがあれば、
その地道な作業にも取り組めると思うのですが、
単なるモデラーとして築城に参加した自分には、
ちょっと厳しいと感じました。


趣味で一番大切なのは「楽しむ」こと。
ということで、リタイヤします。

短い間でしたが、付き合ってくださった方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。


安土城天主はリタイヤとなりましたが、
せめて六階部分は完成させたいと思いますが、

六階の屋根材の配付は、
「後半の号になってから」と
タメ口のディアゴサポートの方に伺いましたので、

コツコツと自作しようかなと思っています。
その模様をブログに書けたらなとも思っています。

みなさん、それでは。

週刊 安土城をつくる 第4-6号 その5

2009-03-15 17:22:18 | 安土城
さてさて、階段を上がったところの手すりをつければ、
6階もいよいよ完成だ。

で、仮組みしてみたけど...



そりゃ、木製だから多少のオーバースケールは目を瞑るけど、
いくらなんでも、この手すりは太すぎでしょう。

ためしにノギスで測ってみると、



約3.3mmなので、90倍すると、直径約30cmにもなる!
いくらなんでも太すぎでしょう。
威圧感ありすぎ!

ということで、木を使って手すりを自作。
これだと約2mmで、90倍しても直径18cmで許容範囲かな。



うんうん、スケール感も損なっていないし、
まずまずの出来でしょう。
ディテール云々の話もあるけど、
キットの極太品よりは良いと思うんだよね。

しかし、自作は大変だったなぁ...

おっと、大変だったというのはウソで、
実はこれ、



爪楊枝です!

塗装の際に持ち手に使った爪楊枝が金色に輝いていて、

「おぉ、これ使えるじゃん!」

と思って使ってみたら、そこそこの感じ。
文句無く採用っす。


そして、すでに完成済みの屋根を乗せたら、
6階部分が完成です!



んっ?
廻縁に誰かいるぞ???



信長公から、430年の時を越え
現代の独裁者「ともだち」の登場です!



週刊 安土城をつくる 第4-6号 その4

2009-03-14 19:36:04 | 安土城
昨晩のうちに、金色を吹いちゃって良かった。
今朝の風じゃ塗装のために換気出来ないから。

ということで、パーツがやっと全部塗り終わった。
ほんと、長い道のりだった...。

と思ったら、高欄の柱の黒がまだだった。
ここは意外とマスキングし難いので筆塗りだな。

使うのは、タミヤのエナメル塗料。セミグロスブラック(半艶黒)。



ラッカー系でも出来ない事はないけど、
筆塗りにはエナメル系が扱いやすいから。

例えば、ラッカー系で塗った金色の上に、
ラッカー系のブラックを筆塗りすると、
ブラックのシンナー成分で下の金色が溶け出す事がある。
それは困る。

一方、エナメル系だとラッカーを侵さないから、
安心して筆塗りが出来る。
また、エナメル系は筆ムラも出難いしね。

さて、これでパーツが出揃った!



いやぁ、凄い量だねぇ。頑張ったぞ、自分!

そうそう、華頭窓の扉にはシールを貼付済みだけど、
どれがどこか分からなくならないように、
シールを貼るそばからペアにして、
マスキングテープで番号を書いておいた。



こういう手間がのちのちの効率化に効いてくるよ。
岩城先生に褒められるかしら?(謎)


さて、あとは組むだけだ。



柱をサクサク組んで、



あっという間に完成~!
いや、本当はあっという間じゃない。
途中、垂直をチェックしたり、多少削ったりもしているよ。
ただ、垂直は完璧じゃないし、歪みもある。
でも、どこかで妥協しなくちゃ完成出来ない。
模型は作ってナンボだよ!妥協万歳!

ただ、こんな出っ張りや透き間はさすがに無視出来ない。



ヤスって調整しましょうね。

さて、ここまできたらもうあと一歩。
そう、階段の手すり等。
ただ、あれがねぇ...。

続きは明日。

週刊 安土城をつくる 第4-6号 その3

2009-03-12 08:16:59 | 安土城
コツコツですが進めています...。
塗装の関係もあり、
4~6号(6階部分)はまとめて作業しているため、
かなりヘビー。

さて、とにかく金色塗装が多きですな。
塗料を拭くこと自体はそんなに手間じゃないですが、
割り箸にパーツを付けるのが結構大変。

ということで、先に接着できるパーツは、
なるべく先に組んじゃうのが吉。



欄干の手すり、階段の手すり、扉はあらかじめ接着。
扉は開閉式も考えたけど、
収まり良く作る案が見つからなかったため、
空いた状態&半開き固定で進めよおっと。

で、欄干のディテールがちょっと...と思っていたら、
6号にはそのディテールアップ方法が載っているではないですか!

ただ、さすがにこれを初心者がやるのはどうだろう...。
いや、技術的に難しいわけではないけど、
力の入れ加減など、経験がものをいう作業だから、
失敗してポキッなんてことになりかねないかなと。

まぁ、自分は挑戦しますけどね。



いきなりヤスリでは削るのは危険度当社比二倍。
自分の技術じゃ絶対にズレるからね。
ということで、デザインナイフで、
上側にレの字に切込みを入れて、



続いて、下側にも切り込みを入れちゃいます。
そうすると、山型が残るので、それを削ってやるわけ。

ついでに切り込み部分もヤスリで鳴らしてあげるとベター。
この方法なら、切込みがガイドになるので、
ヤスリが明後日の方向に行っちゃうリスクは軽減できるはず。

出来上がったのがこれ↓



上がディテールアップ後、下がノーマル。

やる価値はあるね。
慎重に行えば初心者でもなんとかなると思うので、
トライするのもいいかもね。
効果絶大だし。

週刊 安土城をつくる 第4-6号 その2

2009-03-11 20:58:15 | 安土城
いやぁ、4~5号は塗るパーツが多くて大変だ。
となると、手抜きいや、効率化を進めないとね。

壁の外側は群青色だけど、内側は金色。
ということで、両面塗るわけだけど、
マスキングは面倒かなぁ。

そこで、マスキングは省略して割り箸に貼っちゃう。
スプレーだとこの手は厳しいけど、
エアブラシなら問題無し。



しかも!金色を塗る面はサフ無し!



まぁ、木目消しは当初からしてないので、
サフを吹く意味はあまりないのと、
金色は隠蔽力があるので、発色もいいからなのだ!

ということで、ダブル手抜きでGO!

と、手を抜くところもあれば、手を入れるところあり。
床は白木のままではなく、塗っていこうと思う。

まずは、縁側(とは言わないか?)部分に薄めのウッドブラウンを吹いて、



屋内用にブラックとブラウンでチョコ色を適当に調色。
ちなみ、チョコにした理由は、
映画「火天の城」にチョコ色の床があったから。



外になる部分をマスキングして、チョコを吹いて、



マスキングを剥がすと...



あちゃ~、なんか変。でも、慌てずに...



エナメル塗料を薄め液で希釈し、
それを塗ってやるとこんな感じ。
いわゆる、ウォッシングという手法ね。

イメージは、屋外部分は風雨にさらされ退色しちゃったってとこかな。
他のパーツをつけてみない事には分からんが、
まぁ、こんなことでしょう。