昨日、１回戦で負けてしまったので、
今日は、爛柯杯２回戦を見守りました。
まずは、芝野虎丸名人。
続いて、井山裕太王座。
そして、注目を浴びる上野愛咲美女流立葵杯。
日本選手で勝ち上がったのは、
井山裕太王座は、完勝でした。
そして！
上野愛咲美女流立葵杯は、６年前に井山裕太７冠（当時）を
下して世界チャンピオンになった謝爾豪九段を撃破。
中国の衢州市で、ハンマーがうなりを上げました。
世界16強が揃う光景に、日本の女流棋士が
立つ日が来るとは、夢にも思いませんでした。
当然、「センター」の立ち位置です。
対局終了後、記者室に来てくれた上野愛咲美女流立葵杯。
中国や韓国の取材陣に、片言の日本語で
「スゴイデスネ〜」と祝福され、
「ありがとうございます！」と天真爛漫の笑顔でしたが、
しばらくすると詰碁を解いてました。
歴史的勝利、歴史的快挙の裏には、
並外れた努力があるのだと、改めて感じました。
本来、明日帰国する予定でしたが、歴史の続きを
この目で見たくて、衢州市に残ることにしました。
16強戦は、明後日（27日）です。
皆様、応援よろしくお願いします。
昨日の爛柯杯世界囲碁オープン戦１回戦、
元晟溱九段との対局は、負けでした。
一瞬、細かくなったと思いましたが、
正しい計算が出来ていませんでした。
帰国してから、感想を載せようと思います。
勝ち上がった日本選手は、
井山裕太王座は、アジア大会、金メダリストを撃破。さすがです。
芝野虎丸名人は、完勝でした。
そして！
上野愛咲美女流立葵杯、見事な勝ち上がり。
地元メディアからも、１番フラッシュが多かった。
今日の午後１時半から２回戦開始。
３人の対局が楽しみです！
昨日、中国衢州市に入り、今日は夕方まで休養。
ホテル近くを、ウロウロ散歩してました。
近く（と言っても徒歩20分）の公園。
橋からの眺めも、綺麗でした。
夕方に前夜祭があり、対局相手が決定。
明日の相手は、韓国の元晟溱九段です。
精一杯、頑張ります！
昨日行われた、応氏杯２回戦。
一力遼棋聖が勝ち上がり、ベスト16入り。
残念だったのは、上野愛咲美女流立葵杯。
韓国そして世界のトップ棋士、朴廷桓九段に
最終盤までリードしてましたが、最後の最後に
ミスをしてしまい、無念の１点（半目）負け。
応氏杯は独特のルールで行われてます。
考慮時間がオーバーすると２点罰則、そしてコミ７目半。
この２つのルールに泣かされました。
そして、今日から中国の衢州市で行われる
爛柯杯に出場するため、これから出国します。
衢州市、どこですか？
という人に説明します。
自分もよく分かってないです。
青い印が、先月の春蘭杯で同行した武夷山。
今回は、黄色の印の場所です。
武夷山は、上海空港から５時間かかりましたが、
今回は、杭州の空港から３時間らしい。
少し近いと思うことにします。
応氏杯に出場していた、一力遼棋聖や
上野愛咲美女流立葵杯も一緒です。
トップ棋士は、忙しいですね。
体調に気をつけながら、頑張ります！
今日は、ナショナルチーム研究会です。
（仕事のため欠席）
また、今日は応氏杯も行われてます。
日本代表の選手達に、声援をお願いします。
本因坊戦予選・松本八段戦（白）
白１は、平凡に黒２のところに
ハネたほうが良かった。
それは仕方がないとして、黒４に・・・
白１から脱出を試みましたが、黒12に困った。
白Ａと打ちたいが、黒Ｂの対策がハッキリしない。
白１、黒２のあたりで、
白３以降を決めるべきだった。
ここから白11に打てば・・・
黒１から黒11の強襲に、
白16が先手になるので（次にＡが残る）
死ぬことは無さそうです。
この後も、苦しい形勢が続きましたが
（自覚なし）最後は、何とか勝ち。
バタバタして、よい内容とは言えませんでした。
次は、もう少し落ち着いて打ちたいです。
映画「碁盤斬り」の巨大ビジュアルが
新宿駅西口地下通路に掲示されてるようです。
今度、見に行こうと思います。
そして、新しい15秒のスポット映像も解禁されました。
「碁盤斬り」も、いよいよ公開まであと一ヶ月。
皆さん、お楽しみに！！！
明日は第80期本因坊戦予選
松本武久八段との対局です。
精一杯、頑張ります！！！
今日は、第48期棋聖戦就位式。
一力遼棋聖、おめでとうございます！
映画「碁盤斬り」の脚本家、
加藤正人さんが祝辞の挨拶。
加藤さんには長年、お世話になっているので、
かなり緊張していたのは、よく分かりました。
加藤さん「こんなに緊張したのは、久しぶり。途中から、自分でも何を喋っているのか、分からなくなった。」
いえいえ、素敵なご挨拶をいただき、感謝です。
心温まる、素晴らしい就位式でした。
名人戦予選・大表四段戦（黒）
白１と打った局面。
黒は、左辺がやや薄いので・・・
黒１と進出して、黒３、５の利かしに
満足したのが、甘かった。
最初から、黒１、３と利かせれば
黒Ａではなく、黒５まで足をのばせる。
しかし、黒１には・・・
白２と反発されるのを恐れたのですが、
黒３、５と捨てて、黒７が好手。
白８に黒９でＡを狙えれば、十分打てる。
言われてみれば、なるほどですが、
実戦では、白６までで
読みを打ち切ってしまった。
この後、優位になってからヨセで損を重ね、
最後は、薄氷の半目勝ち。
終盤の乱れは、反省です。
