ぐるぐる☆インディア  ~ 廻る廻るよ、宇宙は廻る。

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さらば中年の光 ~映えぬおかずと共に生きる日。

2023年10月25日 | 追憶の昭和~時をかける中年

<前回までのあらすじ>

 

世紀の美男、死す。

 

(´-ω-`) 実に惜しいっす。

 

<俺はまだまだ生きるどーん♪> ゴリラ界の世紀の美オス シャバーニさん。

@東山動物園。 名古屋にお寄りの際にはどーぞ。

 

ちうわけで、バクチク櫻井氏逝去のニュースは爆弾と化し、この辺境のブログを蘇生させるに至ったのだが。

どう繋がるのか?という疑問が世界を駆け巡るとは思うが、自分もわからん。

舞台で倒れマッハ死というドラマティックな展開&享年57歳 という世代の近さがショックとも思えるが何より

 

(´-ω-`) 五十路過ぎてあのキープ力の強さよなぁ…。

 

言わずもがな「美」のキープ力の強さである。

年老いた者は醜いというのか?という糾弾の声が世界を駆け巡るとは思うが、「美」の質が違ってくるのは自然の摂理だとは思う。

おじいちゃん化した櫻井氏を拝見したかったと切に思います。 合掌。

 

<美しいものは見世物だよなぁ> トーチャン、しみじみ。

トーチャンも十分見世物ですぞ。

 

そして、生き残った者は腹が減る。

ものを喰うには金もいる。

しかし、腹は減る。 堂々巡り。

 

<今日もキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 昭和36年『主婦の友』5月号付録から> まいどっ。

もやしと魚肉ソーセージを炒めたもん。

 

(´-ω-`) 見るからに貧相なおかずよのぅ。

 

こんなメニュー、誌上に載せるようなものかぁ? 全く映えぬ。

しかし『主婦の友』は嬉しそうに「安価で子供(※昭和表記)も喜ぶおかず」とばかりに、胸張って掲載しているのだ。

子供が喜ぶ。 これは古今東西変わらぬ主婦の喜びではないか。

一応レシピ。↓

 

1)魚肉ソーセージを切る。

2)もやしと一緒に油で炒める。

3)味付けは 塩、コショウ、化学調味料(!)。

4)皿に盛る。周りを囲うように魚肉ソーセージを置く。

 

お味は想像した通り。 可もなく不可もなく。

魚肉ソーセージと化学調味料が織りなす地味なファンタジー。

パンにも合うとのことなのだが、別段言うほど合わない。

昭和30年代の食パンには合ったのかもしれぬが、令和の今日では謎のまま。

 

しかし、この一皿には夢がある。

魚肉ソーセージには「いつかは丸ハム」の夢が。

もやしには「生き抜くぞ」という信念が。 

丸ハムを口にする時を夢見る日を生きる糧:もやし。

 

「いつでも夢を」がてんこ盛りの、ドリーミンな一品。

 

<ドリーミン♪あ、これはBOφWY。昭和ポップロックのワクテカ感よ…バクチクは平成だけど。令和のジャパニーズロックはどうなるのか気にしつつ、つづく>