お久しぶりです。
あるいは、はじめまして。
MIU404のヒットにより改めて綾野剛さんの存在を認識した方が、検索の結果こちらにお越しになった可能性があるかもしれません。
当方は朝ドラ「カーネーション」での綾野さんのブレイク以前の作品についてはそれなりに、ブレイク以後はポツリポツリと自分の感想を載せているブログです。
さて、MIU404は自分も楽しく見ていましたが、ちょっとなかなか感情を整理することができそうにないので、まだ記事としては手が出せません。
代わりに、色々(ほんとうにいろいろ)ネットに出た記事の中から、次の記事に触れたいと思います。
(ちょっと妄想・思い込み過多)
「綾野剛 みんなが幸せになれる作品ってどんなのだろう エンタメ! NIKKEI STYLE」
本文は各々読んでいただくとして(必要最小限の引用はさせていただきますが)、自分はなんともしみじみとしてしまいました。
綾野さんの役作りについてはこのブログでも過去に触れたことがありますが、ああ、とうとう、やっと、次のステップに行かれたのだな…と。
抜き身の刀という表現に、まったくその通りだったよな、と笑ってしまって、やっと鞘を得たのかよ、と(笑)
ただ、彼という刀は他者を傷つけるものではなく、自分自身に向かうもので、彼が大きな役、深い役として立ち現れるのを目撃するたびに、その後ろに彼が役を自らのものにするために流した血を幻視していました。(あぶねーな我ながら)
ほんとに、やっと鞘を得たのかよ…。ほんとにほんとだな?
また、以前からずっと「来た仕事は可能な限り受ける」と言い続けていた人が、ちょっと違うことを言っている。ずっとある意味「自分が無い」と同等のことを言い続けていた人が…。自分の可能性について触れている。
またまた。
>>それまでは、自分の身を削りながらやる作品がどうしても多かったし、
ほんとそれな。ほんとそれな。
自覚あったんですか。
『ようやくかぁ』ってこっちのセリフですよ!
とにかく。
第2ステージ、おめでとうございます。
ひたすら血を流しながら走り続けていた人が、不思議なことに走りまくる役柄の中で、振り返り、周囲を見ることを覚えた…。
ゼロか100か、しかない人だとわかっているから、これからも全力疾走し続けるのだろうけど、体…だけじゃなくていろんなものを労り、気を付けつつ、新しい綾野剛を見せてくださるとうれしいです。