ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

ジュゴンオンラインセミナーアーカイブ ”佐喜眞美術館より~沖縄戦の図と普天間基地~”を公開しました

2024年04月25日 | ジュゴンブログ
ジュゴン保護キャンペーンセンターは、ジュゴンの海、やんばるの森を守ろう!と
連続オンラインセミナーを実施し、各回参加費500円で視聴を呼びかけていますが、
配信から時間が経ったセミナーアーカイブを無料公開することにしています。

2024年2月18日に開催した第7回オンラインセミナーのアーカイブを公開しました 
「佐喜眞美術館より ~沖縄戦の図と普天間基地~」
講師:佐喜眞道夫さん(佐喜眞美術館館長) 
YouTube配信アドレス https://www.youtube.com/watch?v=cZdxaSwEJNg
どうぞご覧ください。

以下、第1回~6回のオンラインセミナーのアーカイブのご案内です。
どのセミナーも貴重な情報満載の良いお話しです。
ぜひご覧ください、そして広げてください。

第1回 2022年4月17日 
ジュゴンの棲む海はHope Spot「希望の海」
講師:安部真理子さん(日本自然保護協会)
   吉川秀樹さん(SDCC国際担当、Okinawa Environmental Justice Project)
YouTube配信アドレス https://youtu.be/6EdQQfi_VzU

第2回 2022年7月30日
アキノ隊員に聞く 世界自然遺産やんばるの森に、今も残る米軍廃棄物
講師:講師:アキノ隊員(宮城秋乃さん 蝶類研究者)
YouTube配信アドレス https://youtu.be/pp0Ab77Fv4U

第3回 2022年10月9日 
ジュゴンの海とやんばるの森を守るための国際的取り組み
講師:吉川秀樹(SDCC国際担当、Okinawa Environmental Justice Project)
YouTube配信アドレス https://www.youtube.com/watch?v=zgh6xQuVmBg

第4回 2023年1月22日
FAS汚染が問うているもの
講師:桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人、PFASから市民の生命を守る連絡会共同代表)
YouTube配信アドレス https://youtu.be/L452NOVKxTs

第5回 2023年6月11日 
辺野古埋め立てをめぐる住民の訴訟
講師:浦島悦子(ヘリ基地いらない二見以北十区の会共同代表、フリーライター)
YouTube配信アドレス  https://www.youtube.com/watch?v=tZ7cDpMW6mI

第6回 2023年10月15日
ホープスポットー辺野古・大浦湾を海洋保護区に
講師:向井 宏さん(北海道大学名誉教授、海草生態系の群集生態学とジュゴン研究者)
YouTube配信アドレス https://www.youtube.com/watch?v=VymIzpdGm6U

4月12日政府交渉(防衛、環境)の報告

2024年04月16日 | ジュゴンブログ
   伊波洋一議員とともにHOPE SPOT大浦湾を守る(バナー)


毎年4月、11月に政府交渉。今年は4月12日から始まりました。

防衛省には
「軟弱地盤の改良の実現性について米国政府は了解しているのか」と更に追及。
 軟弱地盤改良工事は日本政府の独断であると昨年来批判してきましたが、
 昨年9月、在日米軍幹部が「辺野古新基地建設工事に懸念」を示したことからも
 明らかです。(参照:昨年12月1日政府交渉報告

環境省には
「30by30」海洋保護区の実現に向けた環境省の姿勢を
具体的に明らかにさせることでした。

(防衛省交渉)
1.沖縄防衛局の環境監視等委員会が環境保全の役割を果たしていないと追及しました。

昨年4月、沖縄県が辺野古近隣の久志海域でジュゴンの糞を発見。
今年4月、沖縄県環境科学センター小澤所長らが英国科学雑誌(Scientific Reports)に、
論文「ジュゴンが琉球列島に生息している科学的証拠」を公表。
一方、環境監視等委員会の海生哺乳類関係委員3人は
同雑誌に論文「沖縄ジュゴン絶滅」を21年5月に投稿、
私たちの批判で「ジュゴン絶滅論文を修正」しています。(参考:22年4月16日ブログ)

この環境監視等委員会が3月19日(第46回委員会)で、
「ジュゴンの生息が確認されなくなったので」と、
「ジュゴンの生息調査を縮小する」(琉球新報3月20)ことを助言しました。

琉球列島で最大のジュゴンの餌場、海草藻場が密集している辺野古大浦湾を破壊することはジュゴンを絶滅に追い込むことになります。
2月22日沖縄県が沖縄防衛局に「ジュゴン調査の拡充」を要請しています。
事業者責任ある沖縄防衛局の横暴を許してはなりません


2.「軟弱地盤の改良の実現性について米国は了解しているのですか」との
厳しい追及に「答えられない」との本音を漏らしました。

軟弱地盤の改良工事の結果、陸海にわたる滑走路が「不同沈下」で1cm以上の誤差が起こると
軍用滑走路としては認められません。だから、在日米軍幹部も「懸念」を示しているのです。
軟弱地盤改良工事の結果がでない限り、米国政府が了解するはずもありません。

在日米軍司令部が懸念を示しているもう一つの理由は、
普天間飛行場移設条件である「緊急発着する固定翼機の代替滑走路を県内で選定する」対象が
明らかになっていないからです。防衛省はこのことについても明らかにしませんでした。


(環境省交渉)
1.生物多様性家戦略30by30の具体化について
 ①国立公園内の海洋公園地区を倍増し、保護地域の管理の質の向上を図る
 ②OECM候補海域の抽出・検討を進める
 としています。
 しかし、OECM認定一覧では海域が少ない理由については
「沿岸域の管理に係るステークホルダーの状況が一般的には分かりづらいので
 関係者の意見を聞いてから」に止まっています。

2.沖縄県が「おきなわ戦略」(2010~20)の行動計画で
「海洋保護区の拡充を検討」。今、「改訂版」の作業に入っています。

 今年2月、私たちは沖縄県知事に
 ①「改訂版」の検討を公開すること
 ②HOPE SPOT大浦湾を自然共生サイトのOECMに申請すること
  を提言しました。

 2月22日沖縄県議会の代表質問で山内末子議員(てぃーだ平和ネット)が、
 上記2点を質問しましたが「2024年度中にめどを出す」との答弁に止まっています。

 そこで、「環境省は自治体の取り組みにどのように援助するのか」と追及。
 自然環境計画課長補佐から「技術的な助言など全面的に協力する」と回答を引き出しました。

3.やんばるの森を真の自然遺産にするために、
 自然資源管理計画2024版の作成と
 「在日米軍、環境省と地域社会とのパートナーシップを早急に進めるべきだと追及しました。

 伊波洋一議員からは「米国政府は日本環境管理基準を守ることを在日米軍に指示している。
 だから在日米軍は日本の自然を守らなければならない」
 「環境省は在日米軍に日本環境管理基準を守らせるべきだ」と叱咤激励しました。

 防衛省、環境省に交渉で明らかにされなかった点などについては再質問を出しました。
 2週間後には文書回答があると思います。

 (ジュゴンの保護者より)

毎月15日はジュゴンの日

2024年04月14日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日

    
 
旧暦の3月3日沖縄では浜下り(ハマウリ)といい海水で手や足を清め健康を祈願したり豊漁を願ったりします

     

海勢頭豊代表の生まれ島平安座島では3日間龍宮祭が行われます 行ってきました

  

正午過ぎ自治会館をタマンやタコ、カメのみこしで道ジュネスタート 儀式を行うテントに到着 いたー豊さん神役です

  

ギャラリーも沢山集まってきました 神女に魚をささげ島民の無病息災などを願う「トゥダヌイユー」です

  

高級魚のタマンとマクブをもりで突き刺す舞を披露 太鼓や三線カチャーシで盛り上がります

 

記念撮影タイム

  

お次は海まで道ジュネ みこしの担ぎ手は地元の中学生 この日は午後は学校はお休みになるそうです

 

小学生は大きな声で「ワッショイワッショイ」

 

海に付きました 目指すは目の前の岩礁「ナンザ」です

 

レッツゴー みこしも担いでジャブジャブ 引き潮にあわせて・・・

 

・・・思ったより深いぞ ももまで浸かってるぞ

 

あぁー疲れた カメさん背中に乗せてちょうだい

   

まだまだ、見晴らしのいい頂上を目指すのだ 島の発展を願い祈願とお祝いの舞を披露します

 

ここでもカチャーシー

 



私も辺野古をはじめ沖縄の海の自然が守られ ジュゴンが戻ってきますように
 そして龍宮神の化身にちがいない豊代表の益々の健康を祈願

 

帰りも頑張って海歩くぞー

   

海岸沿いを少し歩いた先にある 龍宮神=ジュゴンを祭る祠へご挨拶によろしくお願いします

 

自治会館に戻り 仮想大会やら宴は続くのであった・・・(皆さん元気だなぁ



 





  

3/31「日本とフィリピンの 子どもたちとともにつくる平和の集い」参加報告

2024年04月07日 | 活動報告
2024年3月31日、大阪天満橋のドーンセンターで開催された
「日本とフィリピンの 子どもたちとともにつくる平和の集い」
(フィリピンABAKADA & AKAY JAPAN共催)に参加してきました。


ABAKADAは、フィリピン・マニラの貧困地域にある就学前の子どもたちの教育施設で、
AKAYはABAKADAを支援している団体です。


ABAKADAは子どもたちと家族と共に、平和な世界を築くための学習や取り組みを
されています。
今回、フィリピンでは、ガザの情報が手に入りにくいということで、
AKAYから多くの情報を送り、ガザの状況を共有したそうです。
ABAKADAのアカデミックプログラムディレクターのアミーさんが
「イスラエルの空爆でガザ地区の子ども、女性、その家族が大量殺戮されています。
私たちは、世界の人々と団結し、戦争を止めよう!」
とアピールされ、事務局長のポール・ガランさんからは、
2023年度の平和教育活動についての報告や今後の取り組みが紹介されました。


日本からは、AKAYの取り組み報告、関東子全の子ども和太鼓の演奏などがあり、
ジュゴン保護キャンペーンセンターからは、
辺野古の海はHopeSpot希望の海の動画を紹介しました。
フィリピンには、ジュゴンが生息し、かつて米軍基地がありました。
そんな共通点もあり、ABAKADAのセミナーでこの動画が教材として使用され、
親子で平和メッセージを書いたそうです
ジュゴンを守る事は平和を守る事。海をこえて平和の心をつなぎましょう

どうぞ動画をご覧ください。
辺野古の海はHopeSpot希望の海  @2024年「日本とフィリピンの 子どもたちとともにつくる平和の集い」


ZAN

ジュゴン ちゃんぷるニュースVol.133(2024年4月2日発行)を発送しました

2024年04月02日 | ジュゴンブログ
ようやく暖かく、暑く?なりましたね
4月ですね~、何か新しいことを始めたくなる季節でしょうか
春ですね

ジュゴン ちゃんぷるニュースVol.133号ができました
発送しましたので、会員の皆様にはもうすぐ届きます



目次 巻頭言 「いのちと暮らしを大切にする世界に」
    
   2-3 情勢 「辺野古大浦湾を保護海域に~沖縄県への提言」
          「殺傷兵器の輸出進める岸田内閣~国会で議論を」
          「ホープ・スポット辺野古・大浦湾を守れ! 世界自然遺産やんばるの森を守れ!」

   4ー5 報告 2/18第7回オンラインセミナー「佐喜眞美術館より~沖縄戦の図と普天間基地~」
          不当な「代執行」による大浦湾の埋め立てを許さない3・7学習集会報告
          ポスト「代執行」辺野古の闘いー取り組みのために~SDCC国際担当 吉川さんの東京での講演~
          辺野古 兵庫の仲間と海上行動に参加しました

   6-7 交流広場 「美ら海よ 永遠に!~沖縄のたたかいに心をよせて~」
       本の紹介 けーし風
       こらむ・コラム 「龍宮神の絶対平和思想」
       わんさか通信★ジュゴンのわ 「わびあい・やすらぎ・命どぅ宝」

   8   INFORMATION

今号も読みごたえがありますよー
辺野古大浦湾を海洋保護区に
国際的な取り組みも進めています
セミナーや各地での学習会、辺野古での海上行動
軍事化に抗う様々な取り組みを続けています
今こそ龍宮神信仰の絶対平和思想を広げていきましょう

新規購読会員募集中です
ジュゴン保護キャンペーンセンターの活動は
皆さまの会費やカンパによって支えられています
どうぞ購読会員(会費2000円)になって活動を支えてください
年6回、ちゃんぷるニュースをお届けします
ジュゴンを守る一人になってくださると嬉しいです

入会方法は⇒こちらから 
どうぞよろしくお願いします

 
          



2024 3月28日(木)のじゅごん茶話会の報告です。街頭行動をしました!

2024年03月30日 | ジュゴンブログ
春めいてきました~
心軽やかに動いていきたいです

今回のじゅごん茶話会は街頭行動をしました
京橋の連絡橋で。ここはグッドスペースです
屋根があって、メッセージが貼りだしやすく、程よい人通りなのです

春休みなんですね~
若い人たちが多くて何だかにぎやかな感じでした
反応もよかったですよ~


いつも通りに、Kさんが持ってきてくれたメッセージボードを設置します



そしてYさんが準備してくれたBGMを流してスタートです
今回は少し工夫しました

どう呼びかけたら振り向いてくれるかな
いろいろ考えました




じっくり話を聴いて署名してくれた人も
高校生くらいの子たちも、話を聴いて、全然知らんかったけど、そう思うわ~と署名してくれた
辺野古の海とやんばるの森を守るための署名、辺野古新基地建設ストップのバイデン米大統領宛の署名
そして、イスラエル大使館へFAXする抗議(平和)のメッセージを集めました





春だからなのか・・・?
今の政治のだめさからなのか・・・?
前回よりも手ごたえがありました
署名するまでいかなくても、メッセージを見てうなずいている人がちらほら
またやります

1時間ほど街頭行動をしたあと、お茶を飲みながら休憩して
感想などをシェアしました。次回はどんな工夫をしましょうかと考えました
そして、最近のニュースなどをみながらゆんたく(おしゃべり)

ひどい状況です

「ジュゴン調査規模縮小を」辺野古の環境監視委員会が提言 3月20日RBC 
普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、環境保全策を指導する国の第三者委員会が、ジュゴンの生息調査の規模を縮小するよう助言しました。

環境をジュゴンを守る立場の人たちが、ジュゴンの絶滅論文を書いたり、生息調査を縮小したり、、、
なんてことでしょう
専門家、いえ御用学者というのでしょうか
専門家としてのプライド、人としての良心はいったいどこへ
ジュゴンがいると困る人たちの愚かな行いです

でもジュゴンの糞が見つかっています
ジュゴンはがんばって生きています
私たちもがんばるからね

3月20日、沖縄県うるま市石川で、「自衛隊訓練場計画の断念を求める会」の市民集会が開かれ
1200人以上が参加し、女子高生が「政府による9条違反」を壇上から訴えたそうです

平和憲法9条は尊いです
取り戻していきたいです
取り戻していきましょう

元気になるじゅごん茶話会でした

今後の予定は
   4月25日(木)14時~
   5月23日(木)14時~  です
 




2/18第7回ジュゴンオンラインセミナー「佐喜眞美術館より ~沖縄戦の図と普天間基地~」報告

2024年03月24日 | 活動報告
たいへん遅くなりましたが、2月18日のジュゴンオンラインセミナー
「佐喜眞美術館より ~沖縄戦の図と普天間基地~」の報告です。

沖縄県宜野湾市にある佐喜眞美術館は館長の佐喜眞道夫さんが
「心静かに“もの想う場”をつくりたい」と、普天間基地に接収されていた
先祖代々の土地を取り戻して1994年に建てた美術館です。


かつて、普天間から首里に続く街道沿いには、見事な松林が続いていたのですが、
沖縄戦でほとんどの松の木が鉄の暴風で吹き飛び、残った木も米兵がすべて切り倒してしまいました。


米軍は戦争しながら、基地建設を進めていきます。
家も墓地も木も、米軍によって引きならされフェンスに囲まれてしまいます。
写真は、フェンスの外から地域の拝所(うがんじゅ)を拝んでいるところです。


佐喜眞さんは接収されていた先祖代々の土地を取り戻すため、那覇防衛施設局(当時)に
3年以上通い詰めますが、なしのつぶて。
そこで地元宜野湾市の桃原正賢市長や比嘉盛光企画部長に協力を求めると
在沖米海兵隊の不動産管理事務所長ポール・ギノザさんを紹介してくれました。
沖縄系移民3世のポール・ギノザさんは「美術館が出来たら宜野湾はよくなる」と
1回の会談で土地の返還をOKしてくれたのです。
「あんなところ(日本政府)に話をしたってだめだよ」とポール・ギノザさん。
日米安保条約は対等の関係ではなく、従属の関係であることが
ありありとわかった出来事でした。


佐喜眞さんと、地元の市長さんたち、沖縄にルーツのあるポール・ギノザさん。
佐喜眞美術館は、沖縄を思う3つの心が奇跡の化学変化を起こして出来たのです。
上の写真は、基地に食い込むように建てられた佐喜眞美術館(赤線が基地の境界)。


佐喜眞美術館は、「原爆の図」でも知られる丸木位里、丸木俊夫妻の
「沖縄戦の図」を展示するために設計されました。


6月23日の慰霊の、祈りの日。その日にちなみ、6段と23段でつくられた屋上の階段。
夏至の日には夕日が窓に一直線に差し込みます。



「沖縄戦の図」を描くために沖縄にやってきた丸木夫妻のもとには、
多くの人が集まってきて沖縄戦の体験談を語ったそうです。
またその方たちがモデルになって、沖縄戦の図が描き上げられました。
島ごとに異なる着物の柄も忠実に再現した細かい描写に
「沖縄の人にしか書けない絵だ」と言われるほどです。
“戦争をみんなで記憶し、描いた「沖縄戦の図」は、「命どぅ宝」の思いを可視化したもの。
沖縄の思いが世界に通ずる言葉になった”と佐喜眞さん。


「沖縄戦の図」を全国の人に知ってもらいたいという思いで
昨年、映画『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』が作られ、
2023年キネマ旬報の第3位に入り、全国で上映されました。
ミュージアムショップで、DVDを購入することもできます。

佐喜眞美術館での沖縄戦の図全14部の展示は、3月24日に終わりましたが、
いつも何作かは常設展示されています。
沖縄島を訪問される際は、ぜひお立ち寄りください。

ZAN

毎月15日はジュゴンの日

2024年03月15日 | ジュゴンブログ
 毎月15日はジュゴンの日 本土ではソメイヨシノが咲く頃でしょうか

   

沖縄では今年のサトウキビの収穫期が終わりました

 

あと10年後位には、もしかすると那覇の街に路面電車が走るかもしれないそうですよ
(今日の新聞に載っていました)

   

もうすぐお彼岸
 沖縄は小菊の生産はなんと全国一位なんですよ
 トルコギキョウの生産量も伸びています キレイでしょ 

3/8国際女性デーのつどい参加報告

2024年03月09日 | 活動報告
3月8日は国際女性デー
大阪・天満橋のドーンセンターで開催された「国際女性デーのつどい」に参加してきました。

メイン講師は在日コリアンの方で、2月、大阪法務局に
人権侵犯被害の申し立てをした3人の女性のひとりです。
3人の女性は、2016年スイス・ジュネーブの国連女性差別撤廃委員会に参加。
同じ場に出席した杉田水脈議員がブログなどで、
「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん・・・」
「はっきり言って小汚い」などの投稿をしたことは皆さんご存じかと思います。
2月18日杉田水脈議員は、このことで大阪法務局から『人権侵犯』の認定を受けました。

この方は、高校までは通名、大学になって本名を名乗り始めたといいます。
それでも、アルバイト先で通名を名乗るなど、幾度かの迷いがあったと。
日本社会の中で、在日コリアン、かつ女性であることの生きづらさを
語ってくださいました。

今年10月にスイスのジュネーブで国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)の
日本報告審議が予定されいて、それに向けて準備されているそうです。


ジュゴン保護キャンペーンセンターは、ブースを出して
署名集め、グッズ販売をしました。


国際女性デーのつどいに参加したのは、はじめてです。
フィリピンの子どもたちの支援をしているグループ、
アフガニスタンの女性や子どもたちの支援をしているグループなど、
色んな活動をされている女性たちから、報告があり、元気が出ました。
男性参加者が少なかったのが少し残念。
2023年の日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中125位、
web上のヘイトスピーチもひどい状態ですが、
みんなで平和で自由で人権が尊重される世の中を、作っていきたいと思いました。

ZAN

2024・2月のじゅごん茶話会の報告です

2024年03月02日 | ジュゴンブログ
3月になりましたね
暖かくなってくると気持ちもやわらいでくるような

2月29日にじゅごん茶話会をひらきました
日々のニュースに、世界の、日本の状況に焦燥感を抱きながらも
仲間が集って話し合うのは心が元気になります

今年のじゅごん茶話会のテーマは「自然再生の未来創造へ」です
大きな問いを皆で考え、学び、深めていけたらと思っています

・まずはいつも通りに、辺野古の近況をシェア
知事の権限を奪う「代執行」で工事は強行されて
キャンプシュワブゲート前での座り込み、海上行動、安和・塩川での阻止行動は続けられています

サンゴ移植前に護岸工事へ着手 新基地建設の「K5」護岸 「着工可能」と環境監視等委員会が結論 
「移植が必要」沖縄県は国と係争中 沖縄タイムス2024年2月7日

自然再生どころか壊している暴挙、早く止めたい

【速報】代執行取り消し求め国提訴 辺野古住民ら 那覇地裁 琉球新報2024年2月22日
原告団の東恩納琢磨団長(62)=名護市瀬嵩=は「豊かな海を壊すまで、新基地建設が必要なのか。
裁判所には中身の審理に入ってもらいたい」と訴えた。
そして「まだまだあらゆる闘いができる。不条理を止めたい」と話されています
あきらめてなんかいられません
全国から支援したいです
自然豊かな海をみんなで守りたい

そして、「自然再生の未来創造へ」を考えます
今回は、けーし風119号とごんずい170号を資料にしました



けーし風119号の中の「アキノ隊員訴訟が切開する グローバルな共闘と連帯」阿部小涼さんの論考から
~アキノ隊員のやんばるの森の生きものたちを愛するが故の、米軍廃棄物問題への直接行動をふまえて
 環境主義から米軍基地に鋭く抗議する市民の存在は、ますます重要性をおびている、とあります~

SDCCの取り組みも重要なのだと力づけられます
まさに軍事と自然保護は両立しないということ
戦争は最大の環境破壊だということ

世界遺産条約、生物多様性条約など国際条約を活かして、国際社会に訴え
やんばるの森と海を守っていく取り組みは重要で展望があります
自分たち(あらゆる生きものたち)が生きていくための環境を守っていく、そんな未来創造を


そして、ごんずい170号「特集 漁民たちの闘争から100年」から考えます
水俣病事件を考える時、「なぜ、排水は止まらなかったのか」が大きな問いです

「女島の虹に見る『水俣の思想』」小林直毅さんの論考より
~豊かな海に暮らす人々、漁民がいちばん求めたのは「排水を止めて、元の海に戻す」でした
 しかし「排水を止めてくれ」の切実な声は「チッソを守れ」の声に押し殺された
 そこに「傲慢で粗雑な経済価値」があったとあります~

2つ読み合せました
1つは「水俣病事件100年目に〈東北〉から」山内明美さん
~東日本大震災から、南三陸の漁師たちは「海の環境をもっとよくしたい」と願って
 養殖の過密が深刻だった海で、養殖イカダの数を1/3まで減らしてがんばってきた
 これからという、去年2023年の夏、汚染水(処理水)が海洋放出された
 漁師たちは反対の声を挙げ続けたが、その声は押し殺された~
水俣病事件と同じようなことが、今も変わらずに起こっているのです

2つ目は「南へ北へ~つないでひらいて百年の祀り」姜信子さん

屈することなく、周縁から、粘り強くしたたかに しなやかに行動しようと語られている
姜さんが呼びかけられている「百年芸能祭」はおもしろそうです
足元からできることをして、つながって、現状を崩していきましょう

資本主義、経済成長ありきの「傲慢で粗雑な経済価値」から離れて行こう
価値観の大転換を

最後はいつも通りにシェアタイム

映画の紹介をしてくれました
この映画のナレーションは、去年訪れた石垣島でお会いした山里節子さん
着々と強行される軍事化(自衛隊配備)の様子がえがかれています
観に行かなくちゃ

次回のじゅごん茶話会は街頭行動です
 3月28日(木)関西事務所に13:30集合、14時から街頭行動 京橋OBP連絡橋で