海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海のテムズタウンへチャリで

2024-04-27 | 写真日記

外からテムズタウンを

 

 

テムズタウンの中で

 

 

テムズタウンは結婚前写真やコスプレ撮影のメッカ

 

 

THAMES TOWN

 

 

上海はまだマンションを建設中

 

日本への帰国前にチャリで自宅から近い上海テムズタウンへ。上海の自宅から松江のテムズタウンはLRTでもいけるのだが、あえてシェアチャリで行ってみた。ここはイギリスの街並みを再現した居住地だが、住民より観光地として遊びに来る人の方が多く撮影場所のメッカと化している。とりあえずチャリで回ってみたが、写真を撮る事もなく15分ほどでテムズタウンの外へ。

テムズタウンはイギリス風の街だが、他の地域にフランス風・イタリア風・ドイツ風・スペイン風などの街が存在すると聞いている。日本だと長崎のオランダ村に住むようなものかな。このテムズタウンは緑も多く環境は最高に良いが、買い物なども含め住むに不便かもね。私の友人の上海人は、ほんまもんの海外に移住した人や留学した人が結構多い。

帰りはチャリで違う路を選んだが、今もマンション建築は継続中。

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上海の地下鉄内で

2024-04-25 | 写真日記

上海の地下鉄で

 

直座りも多い

 

日本も同じだが上海の地下鉄車内では、ほぼ全員がスマホを見ている。このスマホのおかげで、大声で会話する乗客も居なくなり、地下鉄内はとても静か。それと、老人に対して席を譲る人は東京より圧倒的に多い。今月の事だが、上海で抜歯後に鎮痛剤が効かず気分が悪くなり地下鉄車内で車両の壁に向い俯いていると、ありがたい事にそれを察した品の良い上海人が声をかけてくれた事この日は2回。見て見ぬふりをする東京より、上海の方が圧倒的に人間味があるのは、20年前からずっと変わってない。

私の住んでいる地域は地下鉄9号線地域なので、上海で一番混む地下鉄として有名。そんな事もあり携帯用ミニ椅子を持ち込む人も多い。そして、車内の下を見るとスニーカーを履く人が多く良く手入れをしてあり靴が綺麗。これは、20年前から大きく変わった事。

☆過去に上海の地下鉄車内で席を譲られた事は数限りないほど経験しているが、私の場合は運動の為に走行中はかかとを上げて立っていて、次の駅に着くとかかとを下す繰り返し運動をしているので席にはほとんど座らないのだ。これ、運動不足には最適。私はこれを"ルソー立"と勝手に名付けている。

 

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上海孔子廟前に新しい壁画が

2024-04-23 | 写真日記

2024.4月18日 iPhoneで

 

2024.4月18日 iPhoneで

 

2024.4月18日 iPhoneで

 

2024.4月18日 iPhoneで

 

老西門駅付近 iPhoneで

 

私の帰国寸前に機材販売会社のスタッフに呼ばれて、また文廟横の孔乙己酒家で夕飯を。数日前に行った時に無かった孔子廟の前の壁にはに新しい壁画が。この壁画の雰囲気は、前世紀のまだ貧しい時代の上海旧城内を描いたもの。

私の親しい上海人は、前世紀に日本へ留学した人や働いていた人が多いので全員が60歳以上の高齢者。1980年代の上海での生活を聞くと、当時の食料は配給制で肉は脂身の多い豚肉がメインで、月に一度くらいしか鶏肉を食えなかったそうだ。その時代の日本はバブル絶頂期だったので、日本に行った中国人達は、寝る時間を惜しんでアルバイトに精を出し、上海で働く1ヶ月分の給料を日本では1日で稼げた時代。

私が初めて上海へ行ったのが1995年。確かその頃は、3Cと言われカラーテレビ・クーラー・車が三種の神器だった時代と聞いている。その後、上海は右肩上がりに豊になりマンションはとんでもなく高騰し、車とマンションを持ってない男は結婚出来ない時代になってしまった。そして、数年前からはデジタル都市上海と言われる街に。

一度高騰してしまった中国のマンションの値段が中々下がらないのは、一ヶ所の販売価格を下げると連鎖的に下げざるをえないからだろうな。そこが、日本と大きく違うところ。

 

 

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閉鎖中の上海孔子廟

2024-04-21 | 写真日記

左側の2階が孔乙己酒家本店

 

右側の2階が孔乙己酒家

 

何処に行ってもクレーンがフレームイン

 

孔子の像がある本堂

 

孔子廟内 1996年撮影

 

孔子廟内 1996年撮影

 

孔子廟内の茶館 1996年撮影 誰でも生演奏で歌える茶館 昔は一人の日本人がこの舞台に立ったと聞いている

 

茶館の外側 1996年撮影 当時の緑茶一杯の値段は確か1元(約13円)

 

前回からの続き

孔乙己酒家本店に行った時に、現在閉館中の孔子廟の中に特別に入れてもらった。ここに入ったのは十数年ぶりだが、2010年の上海万博前に改装した後からは変わってない。この付近は古本屋街でもあり結構楽しめた場所だが、その後に入園料を取るようになり客は激減した。前世紀は誰でも入る事が出来て、中には茶館もあった地元民の憩いの場だったのだ。この孔子廟の中の茶館を上海人でも知らない人がほとんどだったので、当時の画像は誰も撮ってないし残ってないそうだ。当時はあまりにも日常の風景なので、誰も記録してないのだろうな。確か2006年頃に上海TVが私のドキュメントを撮影した時には、すでに茶館はなく茶器などの展示場になっていた。

当時のメインカメラは、ドレスデン製のNoblex135Uだ。この薄暗い茶館の中でのシャッタースピードはf8で1秒だが、露光時間はシャッターを押してから露光が完了するまで2分30秒もかかる。つまり、最初の半回転はモーターを安定させる為に露光は行われず後半の半回転で露光が終わる。露光中に三脚を蹴飛ばされたり、露光中に人がレンズ前を横切ったりで、60カットほど撮影したが使えるカットは2カットのみだった。

☆すでに私の親しい上海人は、数年間の日本滞在マルチビザを取得している人がほとんど。なので、いつでも日本に行けるので、今度は日本で会おうねという話に。

☆何度も書くが、私は上海を去る訳ではない。少なくても今年は一度上海に戻り成都に行き、来年の年明けには再び上海に戻って来る。

 

 

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孔乙己酒家本店は今年改装予定

2024-04-19 | 写真日記

文廟横の孔乙己酒家本店 学宮街 2014年4月

 

まだ孔乙己酒家出店してない同じ場所 1996年当時は花鳥市場だった

 

前世紀からお世話になっている孔乙己酒家本店 車は元アシスタントのJeep

 

私はこの旗をずっと見続けてきた

 

孔乙己像が目印

 

 

 

貧杯

 

2階の店内 

 

ここの蒸し鶏は雄の鳥を去勢して育てた鶏で上海では孔乙己酒家だけでしか食えない(食いかけ画像)

 

小海老と上海蟹

 

名前は忘れたが花の蕾

 

孔乙己酒家本店(文廟横)との付き合いは約20年以上になり、この店が出来る前の1996年からこの付近を重点的に撮影していたので、おそらく日本人では私が一番詳しいエリアだろうな。この日に呼ばれた理由は、この本店が今年中に店内も外観も大改装するので、私が慣れ親しんだ雰囲気を見ておいて欲しいとの事。この日は、三茂と宝くんとありがたい事に他の2支店のオーナーもわざわざ来てくれ、席は隣の文廟の庭が見える2階の一等席だ。

この日はランチという事もあり、オーナーが食べておいて欲しい料理が出てきた。ここの蒸し鶏は、雄の鶏を去勢して育てたので肉が柔らかく、上海では孔乙己酒家各店でしか食えない紹興市の絶品料理だ。そして、ビールと生紹興酒もいただいた。その後、孔子廟は現在閉館中だが特別に中に入れてもらい十数年ぶりの廟内を。

☆以前にも書いたが、私は今回上海を去る訳ではない。今回は、ちょっと長めに帰国するだけで、今年中に上海に戻り四川省の成都にも行く予定。

 

コメント (2)
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