ラブレア@ロサンゼルス

南カルフォルニア大学(USC)でのMBA生活や家族三人でのロスでの生活の様子をお伝えします。

日本に戻って

2006-09-09 01:59:42 | Weblog
5月に無事卒業して、今は日本で働いています。
卒業証書は、後日郵送だったので本当に送られてくるかやや不安でしたが、無事到着しました。単位も予定通り取得ということです。

LAでの約2年間は夢のようでしたが、この思い出を胸にしまい、新たなる飛躍を目指していこうと思っています。

チームプロジェクト

2006-03-21 15:10:17 | Weblog
統計、ファイナンス、シネマとファイナルプロジェクトがあります。
統計は、マーケティングやファイナンスデータを用いながら、様々な分析手法を用いながら関連性を見出し、将来予測に役立てるもの。
ファイナンスは、色々なファイナンス的分析手法を用いながら、実存する企業のキャピタルストラクチャーなどを分析し、状況を把握するとともにRecommendationを考えるもの。
シネマは新たなコンテンツなどに関するビジネスを考案し、それについて市場規模などを多角的に分析するもの。

と多岐に渡っています。こういったプロジェクトを最後に行うことで、MBAから実際のビジネスに戻る下準備が出来ていくのかなという気がします。

下準備といえば、そろそろ帰りの航空機の手配や、引越しの準備が始まります。家財道具などの処分や携帯などの解約もしなければいけません。何かと忙しくなってくるし、LAを離れる寂しさも増してきます。

評価

2006-03-20 10:09:59 | Weblog
IOM547の中間試験はTake Homeだったせいもあって、結果は40点満点で平均点が37というとても高いものになったようだ。こりゃあ、Gradeつけるのは難しいね。Finalでは差がつくような難しい問題になりそうだ。

前半最後の授業で、授業に対するアンケートが配られました。これは特にやる日通用がないことなんだけれども、その結果を元に授業を改善しようという意気込みなんだろうな。

実際に結果を公表したんだけど、「いい点」は喜んで公開するのは当たり前だろうけど、「改善点」も包み隠さず公開したのは素晴らしいなと思う。

教授は、Internationalの先生のため決して英語が上手ではないんだけど、
・もっとはっきり話して欲しい。
・ちょっとNervousな感じだ。
・前を向いて。。。


などなど、できれば言いたくないようなこともちゃんと公開したのは立派だなあと感じます。それでこそ、中間にアンケートをとった意味がある。それはまた、上記点を出来るだけ改善しようという意思表示でもあるんだろうな。




病院

2006-03-09 20:03:38 | Weblog
4歳の息子はいつも元気なんだけれども、突然病気になることが多くて大変。男の子ってそんなことが多いんだろうな。

そんなレンの行きつけ(かかりつけ?)の病院は、リトル東京にあるNikkei PediatricのNakajima先生。日本にいる時から、何故か病院好きだったレンは、こちらに来ても病院好き。助かるなあ。

子連れで海外に来ると一番心配なのはやっぱり病院。微妙なニュアンスを伝えるのは難しいし、そもそも病気に関連する単語は理解するのに時間がかかります。そういったとき日系の病院は助かります。

でも、他の病院でもそうだったんだけど、最初症状を伝えるのは先生に直接ではなく看護師さん(だと思う)になります。Nakajima先生は、日本語でのやり取り可能なんだけれども、看護師さんは日本語しゃべれないので、そこは英語でのやりとりとなります。日本人慣れしているようだし、体温の話をする時など、ちゃんと摂氏と華氏の対応表を持っていてくれて意思疎通はうまく進みます。

Nakajima先生にいわれるがまま、おなかをだしたり背中を出したり、いきをすったりはいたりするレンを見ていると、ずいぶんと成長したなあと思います。昔は、待合室でもうるさかったのに、静かに本を読めるようにもなりました。(元々出来る子は多いんだろうけど。。。)

保険は東京海上の海外旅行保険に入っているのですが、ここはキャッシュレス対応なので、保険料を立て替える必要がないのもいい点です。

そういえば、こちらに来て家族で僕だけ病院に行っていない気がする。(カイロはいったけど)いいことだ! 

Double Midterms

2006-03-07 16:31:50 | Weblog
今日は授業が3つでそのうち試験が2つというスケジュール。
1つめは、苦手なファイナンス。これまでファイナンスのコンセプトテストにはずーっと悩まされてきたんだけど、今日は比較的ストレートな問題だったような気がする。でも、いつもそう思って失敗しているからなあ。。。

午前中最初の授業は、応用統計でようやくNewral Networkに入りました。相変わらずJamesは概念をわかりやすーく説明してくれるので、すぐに理解がすすみます。ちなみに、先日のMidtermがもどってきました。平均85、標準偏差9という状況ですが、まずまずの点で安心。

夕方からは、シネマの授業。まずは、Myspace.comというソーシャルネットワークの会社を立ち上げた人の話。10年くらい前にこの授業?を履修していたようです。こういった会社を立ち上げてそして運営していくのはとても大変なところです。結局はどうやってRevenueを得るのかが一番の問題。ソーシャルネットワークは、いわゆるDestination Siteということになると思うので、広告を出すにしても、One Timeのユーザ対象じゃないところが、広告主にとっては面白みがあるところだと思う。

そんな話を聞いたりしたものの、その後にMidtermが待っています。DRMなどの用語の説明を10問ほどこなした後、やっかいなエッセイ問題が待っています。
・従来の音楽レーベル側からみて、InternetやDigital Technologyの進展により、問題となる点を出す。というなどの問いに答えるものでした。

どうなるか分からないけど、4ページくらいかきなぐって終わっちゃいました。。。





週末試験

2006-03-06 08:52:41 | Weblog
IOM547の試験は、過去問の方が難しかったという状況でした。
本日夜の授業で、教授が平均点が高くなりそうだ。あっという間に提出した人もいたから、難しくなかったんだろうね。と言っていました。

もし、あれが時間に限りのある中だったら、もう少し結果は違うんだろうけど。明日は、懸案のFinanceの試験。
Financeの試験は失敗することが多いので、あまり期待していないんだけども、自分に残るものを用意しよう。ということで、自分用サマリーを準備するようにしています。色々散らばっている情報を簡単にまとめておくことで、将来的にも使えるものになるかな?

Finance 試験対策

2006-03-05 20:00:21 | Weblog
火曜日にFinance Strategyの試験があるためその対策の勉強会。テーマは色々。
Pro-Forma : 次期に必要な資金の額を算定
Sustainable Growth : 継続的成長を実現するために、何をすべきかを考える。
Capital Stracture : Agency Costなどを考慮に入れながら最適なものを探る。
Real Option :一括投資ではなく、段階的投資による価値算定。
などなど。

実際に使ってるのは、コアの教科書なんだけれども、改めて読み進めると知らないことが多いことに気がつくんです。もともと「コンセプト」が弱かったところを、秋に受けたDeAngeloの授業でそのコンセプトをなんとなくつかめたとうことろまでは進めた気がします。で、そこをさらに強化していこうってことが目標です。

明日は、シネマの試験対策もちょっとやろうかな。

EZ LUBE

2006-03-04 10:17:34 | Weblog
街中を走っていると、EZ LUBEというオイル交換などを行うお店を見かけます。僕は、何度か使ったことがあるんだけど、そこから手紙が。。

そこには、"Superior Court for the State of California"と書いてあります。用は裁判所。いったいなんだろうと思ったらこんなことのようです。

・EZ LUBEはオイル交換の際に、「Environmental Disposal FEE」などと称して、さも法律で求められている費用がかかるようにみせかけた。
・それによって不当に利益を得ようとした。

このような内容の裁判を起こした人がいてもうすぐそれが決着しそうだとのこと。決着の内容は、実際に利用した人に対して、一回あたり$2の割引券を送付することになりそうだとのこと。
サイトでその数をチェックしてみて実際利用した数よりも少なかった場合には、ある期日までに知らせるように、などといった内容が書かれていました。もちろん、そもそも「いらない」っていうことも出来るようです。

そんな訴訟がおこされていることなんて全く知らなかった。おそらく利用者でおかしいと思った人と弁護士が起こした訴訟なんでしょう。

その書面には、弁護士費用(原告側の)としてEZ LUBEが支払う金額が合計で、$220,000(約2500万:115円/$)ということまで書かれていました。(原告側の弁護士費用を被告側が支払うという制度のため。)訴訟大国の実際の様子を垣間見ることができたような気がします。

でもその$2のクーポンだけど、最終決着が4月半ばのようなので、こちらにいる間にもらえなさそうな予感。

最適解

2006-03-02 06:41:22 | Weblog
現在履修しているSpreadsheet based business model は非常にプラクティカルな科目です。ビジネスで生じる選択肢の中から出来るだけ最適な解を見つけようというもの。
その手法そのものは、基本的な数式で表すのだけれども、Finance portfolioだったり、最適な流通経路だったり、リソースの最適配置だったりと色々です。MBAでは、様々なシーンでも「モデル」や「フレームワーク」を用います。ビジネスで怒りうる様々な事象をモデル化したり、フレームワークで表すことで、より一般化したり、共通認識を持つようにしたりします。

目標や指針を決めていく際には、フレークワークを用いて最終的に指針を立てるんだけれども、いざそれを実行しようとする際に、具体的にどう決めていったらいいかが分からなくなります。いわゆる「戦略」というVisionが決まったとしても、じゃあ何をどのように作ったり売ったりしたらいいの?

方針として、より生産効率を上げよう!ということを挙げたとしても、具体的にそれを落とし込めないと意味がなくなってしまいます。そんな時に、あるモデルを構築して、最適な方法を探るってのは1つの助けになると思います。モデルやツールに頼りっきりになるのではなくて、そこから出てきた解をさらに噛み砕いて理解する姿勢かな。

今のクラスでも単に最適解を求めるのではなくて(それじゃあ単なるツール使い)最適解を求める中から、より深く洞察できるものを探ろうとしています。テクニカルな言葉や数字を使うのではなくて、説得力のある「言葉」を最終的に導きだそうという感じかな。

ときれいごとは言ってみたものの、週末はTakeHomeの試験。TakeHomeだから楽な気はするけど、教授曰く「難しくて解けない問題があると思うけど、頑張ってトライして。部分点も認めるよ」という連絡が。。。。かなり難解なものが出てきそうな気がします。。。。

数字のマジック

2006-03-01 16:00:21 | Weblog
明日は、応用統計の中間試験。
これまでに習ったことのおさらいと、持込用のシート作成を実施。
MBAの分析で比較的よく使われるものの一つとして回帰分析があるのですが、その結果があまりにもFITしすぎていると、予測には使えないことがあります。
数字の魔力って怖いもので、「過去のデータの分析から、A(売り上げなど)には、BとCとDがとても深く関わっています。」と言われただけで、なるほどーって思っちゃうところはあります。もちろん、それが過去のデータを分析するためだけだったら、いいんだけど、実際の場面ではそれが未来の行動に影響することになります。プロモーションのやり方とかですね。
その際には、分析結果がちゃんと将来予測にも使えることが必要になってくるのですが、MBAの通常のプログラムではそれ以上の深堀ってなかなかやらない。っていうか普通そんなことは気にしないって状態なのかな。

正しい判断をするためには、出された数字を鵜呑みにするのではなく、ちゃんと自分なりの分析や評価をする必要があります。それは、ファイナンス関連でもそうだし、オペレーションやマーケティングなど全てにおいてそう。その際に、データの勢いに押されずにきちんとした評価をできるようになりたいと思っています。
自分が数字を出す側になったら、そういった細かいことも含めて分析していくことで他との違いを出していくことも重要なんだろうな。