閃!よね日記CHEMEIA

引退を機に新たな旅に船出する男の徒然なる浪漫譚。明日の行方は一体どっちだ!?

春風にあてられて

2006年04月04日 20時14分14秒 | 駄文
パソコンの課題を進めに大学へ行ったら新入生の健康診断に
大学をジャックされていて凹んだ気持ちで帰ってきた筆者です。

その道中、東京ではとっくに満開の桜に目を奪われました。
つい先日まで寒い実家にいたので桜前線に完全に置いてきぼりです。
そんな桜を見ていると不思議と心が引き締まります。

桜の木は毎年春に満開の花を咲かせるために春の終わりには葉を伸ばし
栄養を蓄え、寒い冬を乗り越えて開花の準備をしています。
自分もこの一年粘って粘って次の春までにこんな素敵な花を咲かすだろうか
などと、らしくもない事をつい考えてしまうからです。
しかし、今日はそこから思考が別の方へ飛び火を始めました。

桜はその花びらも地中で分解され、樹木の栄養へ利用されます。
完璧なまでのリサイクル。実に見事な自然の摂理です。
なかなか不完全なものの多い人の世界には作り出せない一つの「完全」を
見たような気がしました。そうしてからこの都会の町を見上げていると
ありとあらゆるものが再利用されるために手間のかかる不完全なものばかり。
そして、「自然」とは一体なんだろう?と考えました。

よく地球が泣いている、という環境保護を訴えるコピーを見ますが
あれは地球が泣いているのではなくて、実はその逆で人間が汚れて
人間に牙を向いた自然を人間が見て泣いているのだと気づきました。
他人は自分を映す鏡、というのと同じです。
信用してない人からは信用されない、という理屈と多分同じ。
自然は人間を含めたもっと大きな存在で意思などは存在しないもの。

環境に関わる仕事に就こうと考えている筆者は自然との関わりを考えます。
本来自然と共存した人間との生活は日本で実践されていました。
人間のそばに自然のあるという生活は可能でした。
環境という観点から言えば、環境の最先端を走っていました。
つまり、田舎臭いところほど環境学的には進んでいるのです。
さて、その観点では都会という環境は異なった世界に見えてきます。

自然が全くといっていいほど存在しない都会では、その恩恵を受けることが
できません。単に空気が汚れているとか、川が汚いとかいうことではなく
ビル用のコンクリはそれ以外の用途には使えない。道路も披露とともに
アスファルトから敷き直さなければならない。トイレからの産物もただ
汚物として除外されなければならない。自然のない都会こそが
実は環境学としては自然世界の僻地、奥地なのではないでしょうか?

当然ながら整備された交通や莫大なエネルギーなど、もはや後戻りできない
事態も存在します。ただ、生活を昔に戻すだけでは不便になるだけです。
環境的奥地である現代の都会は、自然を取り込んだ新しい変化を求められる
ようなそんな気がします。当然ながら街路樹を増やすとか、公園をつくるとか
現状で行われていることを伸ばすのではない、質的な変化が必要です。
アスファルトの原料の石油だってもうすぐ無くなるのだから
そう遠い未来の話ではないと思うのですが、いまだ絵空事の域を出ません。

そんなことを考えながら桜の木々を見ていると
この桜も自然の山々にあればもっと綺麗に咲くだろうか?
と考えてこんでしまいました。
急に山の中に満開に咲く桜の林を見たいと思いました。

実はさらに悩ましい問題も思い浮かびましたが疲れたので
今日のぼやきはここまで。気が向いたら明日書くかも・・・。

回想、温厚教官。

2006年03月26日 01時23分12秒 | 駄文
なかなか進まない研究室の引継ぎに軽い焦燥感を抱く日々な筆者です。

ずいぶん前に自動車教習の話を延々とやっていましたが
そこである教官に出会いました。

一見強面(こわもて)の彼は助手席で唐突に切り出しました。
「こんな顔なんだけど、昔作家になりたいと思ったほど本が好きなんだ」
慣れない運転に戸惑いながら、なぜにそんな話題をふってきたのか
不思議に思っていると、続けてこう言いました。
「特に俺は○○という作家が好きなんだ、日本人の侘び寂びというか
なんだか人情の温かさ、ぬくもりを感じる作品が多いんだ。」と。

正直なところ活字に弱い筆者にそんな作家の名前など浮かびません。
なのでその作家を聞いてみたところ疑問が氷解しました。
筆者と名前が漢字まで全く同じで、親からも同じ話を聞いたことのある
作家でした。昔一冊読もうとしたのですが、読解力が足りず立ち読みで
諦めたのをふと思い出しました。教官は筆者の原簿を見てこの作家を
思い出したようでした。

で、教習のあとで「これも縁だろう」と一冊買って最近読み始めました。
その本は8編ほどの薄い短編集でしたが、どの作品でも決まって
一見見栄えの悪いが、腕の立つ侍が主人公になっています。
他人の悪評をものともせず、ここぞという時にだけ刀を振るい悪を討ちます。
主人公を取り巻く人間関係もそれほど複雑でないにしろ情にあふれ、
いぶし銀のような渋さと質素な生活感が織り込まれた作品集です。

しかし、たいていの主人公はその昔は地元の道場では師を凌ぐほどの
高弟だった過去があり、その流派もところどころで実在の流派が出てきます。
筆者が合気道を始めてなければ、実在の流派など知る由もないでしょうから
昔なら「ふーん」くらいで終わってしまったと思います。
今は知っているので居合道の流派だ、とか簡単に想像がついて面白い。

まるで過去から連綿と続く時間経過が今まさに頃合とばかりに筆者とこの本を
結びつけたようで運命めいたものを感じてしまいました。
そして勝手に「日々の稽古が大切だな」みたいな感想に至り、
近頃筆者を悩ませていた合気道への悩み事もタイムリーに解決されました。
この作家さんのファンになりそうな、そんな気がします。えぇ。

WBC優勝記念日記!

2006年03月22日 01時58分34秒 | 駄文
春がやって参りました。

ずいぶんまた長いこと日記をほったらかしにしていましたが
これからまたしばらく自分のペースでだらだらとやっていきます。

これまでの約一ヶ月にはなかなか多くの変化がありました。
ひとつは研究室配属が決定したことです。
なんとか希望の研究室に配属にはなったのですが、研究室の
先輩いわく「研究室一番の貧乏くじを引いたね」みたいな
分野を担当することになり、今からとても不安です。

加えて、部活関係では後輩の春合宿があって色々とあったことや
追い出しコンパや卒業式があったりと、時間の経過を思わせる
イベントがありました。それでも研究室に配属されると少しずつ
そちらにとられ始めて、なんだか部活その他のイベントへの参加率が
著しく落ちそうでやや心配です。なんとか帰省の期間を考慮して
合宿後稽古には行きたいと思っていますが。

今回の合宿では二段を取得された先輩が2人ほどいて、やはり
うらやましいと思う反面、自分はそんなとこまでいけるのか心配に
なったりしました。そんな感情とは別に以前先輩から聞いていた
甲野さん関係の古武術っぽい動きを研究しているクラブへ一度行って
きました。なんか今までの合気道の理屈とは違って楽しかったです。
ここで学んだことを稽古でやるときっと悪影響なので自分で消化して
合気道に活用できる部分から小出しにしていきたいと思います。

余談ですが卒業式では男性の先輩には白、女性の先輩には赤の
チューリップの花を贈りました。決して高価なものではありませんが
あるとよいかなという感じで送りました。偶然、この花の花言葉は
何だろうという話になったので検索した結果を掲載しておきます

白 ・・・思い出の恋・思いやり・失恋・新しい恋
赤 ・・・愛の告白・愛の宣告・美しい瞳

でした。やはり卒業とはあまり関係ないようです・・・。

かっこ悪いお別れ。

2006年02月10日 07時28分14秒 | お免許
本日2月9日は筆者にとって記念すべき日となりました。

2006年2月9日は前日までの曇り空を抜けて、澄み切った青空と
身を切るような冷たい風の吹き荒れる絶好の卒業検定日和です。
仮免の経験を生かし、卒検受付終了ギリギリに申請することで
試験の順番を2番手にするという作戦が功を奏し、見事47号車2番に。
やはり、1番よりは緊張しないものです。

検定直前緊張を抑えようとジュースを飲みまくり、眠気を取ろうと
コーヒーをがぶ飲みした結果すさまじい尿意と戦いながらハンドルを
握るという危機的状況ではあったものの、逆にそれが緊張する余裕すら
与えないという結果を生んだようです。検定コースは4つから決められた
コースをひとつ走るというもので偶然得意な2コースとなりました。

結果からいえば、検定員に「ほぼ完璧」と言わしめるほど筆者としても
これ以上ないほどのドライビングができたと思います。
実は内心ではコース中「ミスしないように」と恐れる反面、路上教習で
何度か走っていた時に言われた注意を一つ一つ思い出してしみじみして
しまいました。この教習を終えてしまうと仲良くなった教官たちと
路上教習する機会もないんだなー、みたいな変な寂しさがありました。

あとは学科試験を受けてくるだけなのですが、自動車学校としては
卒業なのです。それはここ一週間当たり前に通ってきた学校との別れ
に他ならないのです。お昼になると2階の喫茶スペースでまったりしつつ
本棚の漫画を読むのがささやかな楽しみでした。そこから眺める所内の
教習風景も好きでした。いろんな物に愛着が湧いてしまい、なかなか
出てくることができませんでした。

最後にそういったもの全てに小さく礼をして教習所をあとにしました。
夜には実家から出張に来ている父に会いに品川へ移動しました。
その移動中、電車の中で意外なものを見つけてしまいました。
ドアのガラスに映ったそれは今にもこぼれそうな涙をこらえようとして
顔がグシャグシャになってるバカみたいな顔した筆者そっくりの男でした。

内心で「だっせぇ、バカだ、かっこ悪ぃ」なんて思ってもちっとも
こみ上げてくる何かが止まりませんでした。中学、高校の卒業式でも
感動も感慨も何もなかった無感動男が、たかだか2~3週間通っただけで
教官とも車中で少し話した程度の関わりしかなかった自動車学校を卒業する
というだけで人目もはばからず目を真っ赤にしているなんて理解不能でした。

まぁリクツなんてどうでもいいのです。
ただ、運転免許費用約30万にプライスレスな思い出をもらえた
ことが嬉しかったのです。こんな出会いと別れがこの先も続くなら
きっと実り多い人生になるんではないかな、と思ったりしました。

壁の向こう側

2006年02月09日 07時55分52秒 | お免許
卒検の見極めを通過し、ついに本番を残すのみとなりました。

こんなに早く卒検に来れるとは思っていませんでしたが
この段階になってなんだか「物足りなさ」みたいな感覚に陥りました。
思えば朝早くから車に乗って隣に教官のおじさんと話をしながら
褒められたり注意されたりしてる時間がいつの間にか当たり前のように
なっていて、もう学科も実技もないとなって初めて
「あぁ、自分は楽しんでいたんだな」と気づいて驚きました。

教習所の二階には所内のコースを一望できるガラス張りの
喫茶スペースがあります。眼下には教習始めたての慣れない
運転をしている車が何台かあってエンストしてるのを見ると
「ちょっと前まであんな感じだったのかなぁ」なんて思い出して
感慨深くなったりしていました。それももう見れなくなるのかと
思うと(本当に自分でも意外なことに)残念に思います。

卒業検定が終わる前からこんなことを言うのはおかしな話ですが
いつか車を運転することになっても、ここで学んだ恩を忘れないように
学んだことを生かせるようにしようと心に誓うことにしました。
あぁ、落ちたらどうしよう・・・(笑)。

やっと養老氏の「バカの壁」を読み終わりました。
自分の中にあったいろんな壁に気づくと共に、世間にはびこる
壁の存在もなんとなくわかるような気がしてきました。
氏の壁の概念に立って世界を見ると世の中壁だらけにも関わらず
人々はどんどん壁を増やしていっているということになります。

それが社会の諸問題の根源とまで言い切れるのかは別にしても
それが原因なのだと考えると納得のいくところもありました。
そして増え続ける壁をほったらかしにしておくと大変なことに
なりそうです。人間が本当に動物でなくなってしまう時代が
やってきてしまうかもしれません。なんとなく心配です。
明日はいい天気であって欲しい。

無意識を意識する

2006年02月06日 23時02分39秒 | お免許
明日から関東では雪が降るとの予報だそうです。
以前大雪が降った際にはたかだか数センチと言われて10センチ近く
降りしきり「聞いてないよー」となったわけですが、また今回も
予報を大きく上回る積雪が予想されます。
そうです、明日筆者は「高速教習」があるというのに・・・。

さて、しばらくここ数日朝から晩まで車で頭いっぱいだった日々を
総括で紹介いたします。少なくとも路上教習では10回ほど
新小岩周辺を走りました。

最初の1~4回ではなかなか教官にも好評の運転ができました。
完璧と言わないまでも、まぁなんとかなるよ的なコメントでした。
当然「お調子もの+おっちょこちょい+ええかっこしぃ」の筆者は
意気揚々と後半の路上に向かうわけですが、ここから教官の態度が
豹変。(いや、全て同じ人ではないので個人差の範疇とも・・・)

5~8回の間はとにかく細かい点にも注意が及び、改めて自分の
運転技術の甘さと注意すべきポイントに気づきました。
交通法規に従った運転の難しさを痛感し、やや凹む筆者。
あるいは後半で厳しく教えることで卒検通過に足る技量をつけるという
指導方針であったのかもしれません。真剣度合いが倍増です。

初めて夕方に路上教習をやったときは交差点右折時に右の死角から
ぴゅーっと入ってきた自転車に気づかず、隣の教官がブレーキを
踏んでくれなかったら人身事故をやってしまうところでした。
普段乗っているときは全く気づきませんでしたが、自転車ってのは
本当に無茶苦茶な運転する人が多いものです。(自身を棚に上げっぱなし)
自転車乗るときは気をつけなければ、と思いました。

今日に至ってはドライビングシュミレータという機械で2人ばかり
天国へ召されるお手伝いをしてしまいました。一人は住宅街の塀から
いきなり飛び出してきたちびっ子お一人様。縦列で停止している車両の
隙間からいきなり横断してきたマダムお一人様、計2人。
いやー、本番でなくてよかったと思いました。
あのシュミレータ一かなり大きいのですが純粋に一家に一台欲しい・・・。

そんな教習の一方で、最近読んでいる本「バカの壁」について。
養老氏の著書で少し前に大ヒットしたことは知っており、ある本で
甲野氏との対談で著者にも興味があり、試しに買ってみました。面白いです。
そしてなぜ甲野氏との対談本が出版されたのかの理由も納得できました。
この本は決して問題を解決するためのHowto本ではないのですが
人生が今までと少し変わった色で見えるかも知れない、そんな本です。

結果報告。

2006年02月01日 00時33分51秒 | お免許
一度書いてた記事がいきなり消えてやや憂いを背負いつつ
それでもめげずにお知らせを書き直す筆者です。

今日教習所にて無事学科試験をクリアしたことが分かりました。
これにて晴れて仮免許(第1段階)通過です。いやー、緊張した。
友人からは「仮免はまず落ちないから」と言われていたのですが
筆者としてこれは本当に嬉しいことです。
きっと周囲には理解されないでしょうが密かにガッツポーズしておきます。

驚いたことに第2段階のスケジュールを組んでもらうとなんと1週間で
卒検までできてしまうのです。第1段階はテスト期間をはさんでまったり
半月かけてやっていたので、これは合宿ばりの強行日程といえます。
ただ、研究室などでこれから忙しくなることを考えるとサクサク終わるのは
好都合なので、しばらく気合入れていこうと思います。

それだけ思い入れのあった仮免試験の前日に実は飲み会がありました。
高校の同級生が就職を控えて今後なかなか会う機会がなくなるということで
関東同窓会をやることになったのでした。年末帰省せずに仲間と会えなかった
筆者には翌日の試験をもってしても大切な機会でしたので堪能してきました。
いやー、酒飲んで語るなんておっさんになったものです。

BLTといえばベーコン、レタス、トマトですがこれを文字ったニュースを
今朝やってました。小泉政権悩みの具材BLTです。
B・・・BSE問題(輸入再開直後に危険部位付牛肉の発見)
L・・・ライブドア問題(自民党があんなに肩入れした結果)
T・・・耐震偽装問題(東○インとかいう新顔も仲間入りです)
だれがこんなことを考え出すのでしょうか。

ライブドアの強制捜査の時、一部では耐震偽装問題に関わる与党の
関連を霧隠れさせる意図があったのではないかという疑惑がありました。
実際はどっちも与党の足引っ張ってるということは、作戦失敗なのか
はたまた邪推だったのか。苦しい局面に立たされた時の対処に期待です。
一番筆者に関係ありそうなBSE問題あたりから腰を据えていただきたい。



傾向と対策。

2006年01月31日 02時01分59秒 | お免許
突然ですが小話をひとつ。
最近の関東圏の子供たちの遊び場は少なくなってきているようです。
公園そのものが少なくなったというよりは、安全な遊び場がなくなった
というのが本当のところです。子を持つ親としても手放しで
遊ばせるのが心配らしく「不審者はいないか」とか「怪我をしないか」
とか、田舎者+一昔前の筆者には過保護にも思える気の使いよう。
しかし昨今の凶悪事件で被害にあう児童を思うと否めない感はあります。

そこで室内向けの子供用遊技場が今人気なのだそうです。
室内なら不審者の侵入は防げますし、保育士の資格を持った人が自分の
子供の相手をしてくれるとあって、楽だし安全。好都合です。
近所の東京ドームシティにも似たような施設がありますが、休日なんて
もう親と子供でひしめき合っています。幼少の筆者ならきっと泣くでしょう。
今、「子供は風の子」が死語になる瞬間に立ち会っているのかもしれません。

さて、自動車教習は早くも一つ目の山場を迎えております。
すなわち第一段階の実技+学科測定であります。
いやー、緊張しました。実技測定。いきなりミラー確認忘れそうでした。
余裕でクリアでした。なんて自慢を書くのはこの日記のポリシーに反します。
この日記を読んでくださった読者の方には包み隠さぬ真実を伝えましょう。
本当に本当にギリギリでした。冷や汗ダラダラもんの試験でした。

実技の合格点は70点。全てのミスに対応する減点方式。
憎らしいエンストは10点減点。2回もやってしまいました(汗)。
違うんです、違わないんですけど別に。順番が1番で余計に緊張したんです。
対照的に筆者の番の時に後ろに乗っていた2番手の男性がとても上手でした。
はっきり言って慣れてます。クラッチを使いこなしてる感がありました。
唯一のミスが、試験最後の右折で停止線を確認せず越えたことでした。

15分後、教室で緊張の結果発表!!
「筆者さん。・・・・・合格です。エンスト少し気をつけてね」
ふー。恐る恐る教官の持ってる用紙を裏から除くと70、30の数字が。
きっと30は減点数。と・い・う・こ・と・は!あと1ミスで失格!?
「次に○○(2番)さん、残念ですが今回は失格にします。これをバネにしてね」
人が落ちる瞬間のいたたまれなさというのは言葉にできません。

教官の言葉がやたら耳について離れませんでした。
「何事も基本が大事。慣れてる人ほど確認を忘れがちになってしまう。」
たとえ運転技術が優秀でも法通法規に従った運転をしないと失格になる。
ある意味で一番免許試験らしい性格の落とし穴を見せ付けられたようでした。
運転を交代するときに「お疲れ様」といってくれるいい人だっただけに
なんとも胸のつまる一期一会になってしまいました。

30分後の学科試験では4人いたMT実技の人が2人に減っていました。
合格率50%とは・・・。結構きびしいのかなぁ。しんみり。
学科は事前に受けていた効果測定でかなり苦戦していたのでこれでもかと
学科教本を読みました。おかげであまり悩まずにできたのですが結果は
まだこの日記を書いている段階ではでておりません。
まぁ、人間なるようにしかなりません。がんばります。

SだとかMだとか

2006年01月28日 23時56分09秒 | 駄文
大学の試験も終わり、いよいよ運転免許に重点を置いた生活に
なってきた筆者です。学科はすでに終了し、効果測定も無事に
通過したのであとは技能と一発本番の学科試験に通りさえすれば
晴れて「仮免許」が手に入ります。あー、なんだか飽きてきました。
こういうのは短期にズバッとやってしまうのがいいですね。
ちなみに試験は明日の予定です。うまくいって欲しい・・・。

などといっているうちに来月には研究室ガイダンスです。
ついに4年次から教授の研究室に配属されて勉強から研究にシフトした
実践的な日々が始まります。というわけで過去3年分の勉強のやり残しも
なんとかしなければならないので復習を始めました。
もしかしたら他大学の院試を受けるかもしれない対策としても必要と
思って始めてみたらもういろんなことを忘れてて軽く凹みました。

朝から喫茶店に飛び込み、日中は車をブンブン鳴らして
夕方帰ってからまた喫茶店でカリカリ復習するという計画を一日
実行しただけで頭が痛くなってきました。世間の受験生の気分で
追い込むように勉強しようと思いましたがなかなかどうして・・・。
充実した一日ではありましたが軽い頭痛がその証とは、マゾヒスティック。
耐性をつけるか、負荷を減らすか、持続的な活動が大切です。

あいLOVEこまったさん・・・

2006年01月18日 01時03分19秒 | 駄文
困ったものです。
テストが近づくととたんに集中力が増すのか知りませんが
ものすごい勢いで数ヵ月分のノートが数ページにまで
まとまっていきます。こんな短時間で勉強できるなら
毎日コツコツやっておけばよいのに、と思いつつも
毎日コツコツやってたらこんな集中力なんか要らないし
あぁ、困ったなぁ・・・。すいません、ちっとも困ってません。

ふと思います。
自分にとってどう考えても正しいことが、もし誰かを追い詰め、
傷つけていたのだとしたら、それは本当に正しいといえるのでしょうか?
社会的な常識で武装しても、受け取る相手がつらいものであるならば
正義というにはあまりに軽薄なものになるのでしょう。悲しいことに
自身が正しいと信じた道を曲げることができない性分なのです。

結果として誰かに被害が及ぶと知りつつ、考えを曲げられない。
それは人の心の痛みが分からない嫌なヤツの仲間入りでしょうか?
つまらない思考です。答えなんてないことくらい知っているのに。
たいてい人が悩むときは選択肢が見えないのではなくて
答えのひとつを選択する覚悟がないのです。あぁ、困ったな。

意味不明な文章はこれくらいにしてライブドアですよ!
なんだか事件の波紋が一気に表面化してきましたね。
時価総額が1日で1500億円も下がるって尋常ではありません。
社長自らの日記でも応援と批判、双方の意見が乱立です。
とにもかくにも影響力は絶大ですね。

記者会見でこういう機会を狙っては「辞任の意思は?」としつこく
聞く報道陣の方々の辞任追い込み衝動も納得できませんが
企業としてこういう場面では真の結束と実力が試されるのでしょう。
それにしても社長日記(堀江氏のブログ)のコメントを見ていると
日本の将来を託す的なリーダーとして扱う方、逆に徹底的に
責任を追及し、消えろ!犯罪者め!!的な厳しく扱う方のほぼ2極化。

人間というのは明るい未来を描けない社会に強いリーダーシップを
発揮した英雄のような人物を求めがちになるのかもしれません。
現在の首相然り、今回の堀江氏然り、他にもまだまだいそうですが。
すごく共感もできますが、なんだか人によっては「自分じゃ無理だから
アンタなんとかしておくれ」のような他力本願の発想にも聞こえます。
そういう人は次のホリエモンが現れるのをただ待つだけなのでしょうね。

「オレが次のホリエモンになってやる!!」くらい言えると
もう少し人生に深みと面白みが増えるのだと思います。
あぁ、全ての言葉が自分に返ってくるようです。
テスト勉強がんばります。(いきなりスケール小さいな・・・)