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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2024/5/5-2>
U23アジア杯での日本の優勝を伝える読売新聞に、「山田楓ロスタイム決勝弾」の見出しが、本文中にも「後半ロスタイム」という表現があった。正しくは「アディショナルタイム」だ。紙面の関係で文字数の少ない「ロスタイム」にしたのだろう。しかし、節約するなら直訳的な「追加時間」の方がよいのではないか。または、「AT」と略すか。ただ、「追加時間決勝弾」「AT決勝弾」が一般読者に響くか。一般紙の悩ましいところだ。



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<スポーツ雑感 2024/5/5>
女子プロゴルフ公式戦「ワールドレディスサロンパス杯」は、15歳のアマチュア選手、リ・ヒョソン(韓国)が大どんでん返し優勝を果たした。日韓大混戦の最終日の終盤。最難関の16番で、この日2人目のバーディーを奪った佐久間朱莉が、悲願の初優勝を手繰り寄せたかと思ったが、17番で痛恨のボギー。18番もパーとし、クラブハウスリーダーのリ・ヒョソンに1打とどかなかった。しかし、佐久間の初優勝は、すぐそこにある。


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<スポーツ雑感 2024/5/4>
日本がウズベキスタンを破り、AFC U23アジア杯で優勝を飾った。互いに決定機をなかなかつくれない、守備力が上回る試合展開。延長、PKを覚悟した後半の追加時間にドラマが生まれた。センター付近でDF高井がボールを奪うと、その勢いで上がりながら、藤田にヒールパス。藤田、荒木、山田とワンタッチでつなぎ、山田が左足でゴール右隅に決めた。これまでも、高井の推進力が気になっていたが、決勝で実を結ぶことになった。


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<スポーツ雑感 2024/4/30-2>
AFC U23アジア杯準決勝、日本が最高のパフォーマンスでイラクを破り、決勝進出、パリ五輪出場を決めた。前半、藤田のアシストで、細谷、荒木がゴール。後半はイラクに押されたが、堅実に守り切った。ベテラン感漂う藤田のパスさばき。左サイドの平河、大畑のドリブル突破など、選手ひとりひとりが、その特長(=魅力)を存分に発揮し、90分間チャレンジしていたのが素晴らしかった。この勢いで、ぜひ優勝もつかんで欲しい。


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<スポーツ雑感 2024/4/30>
全日本柔道選手権は、中野寛太が原沢久喜を判定で破り初優勝した。この日のハイライトは準決勝。第1試合は、中野が、旭化成の先輩で前年王者の王子谷を、開始36秒、小外刈で秒殺。王子谷はしばらく立ち上がれなかった。第2試合は、原沢が、新鋭のグリーンカラニを攻め立てて圧勝した。パリ五輪代表の斉藤、ウルフアロン、世界選手権代表の太田彪雅が出場しないためか、空席が目立ち、また、一本勝ちが少ない寂しい大会だった。



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<スポーツ雑感 2024/4/26>
AFC U23アジア杯の準々決勝。日本は、地元カタールを相手に、開始早々に先制し、前半終盤には相手GKが退場するという優位な状況になったにも関わらず、延長の末にようやく勝利した。パリ五輪はほぼ手中に収めたと言えるだろう。試合終了後、主将の藤田が、喜び合う仲間と離れて、ピッチにへたり込んだカタールの選手、ひとりひとりをねぎらっている姿が映し出されていた。すばらしい主将だ。藤田への信頼感がより高まった。


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<スポーツ雑感 2024/4/17-2>
AFC U23アジア杯が始まった。日本は、前半に退場者を出しながら、中国相手に1対0で勝ち切った。ところで、後半の15分過ぎ、2002年日韓W杯のときの中国代表監督だったミルチノビッチの姿が映った。しかし、テレビ朝日の実況、解説ともに完全スルー。タブレットを手にしていたので、スタンドから中国チームをサポートしていたのか。かつての名将は、いまだ健在なのか。試合の行方とともに気になってしかたがなかった。


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<スポーツ雑感 2024/4/17>
パリ五輪開幕まで100日。前日には、アテネで聖火の採火式が行われ、聖火リレーが始まった。観戦チケットの最終販売も日本時間17日17時から始まり、開会式などはまだ買えるようだ。しかし、そうは言っても「円安」が悩ましい。昨年2月、最初に観戦チケットを買ったときは、1ユーロが約146円。2回目の同年5月は約151円。そして、今日は約164円だ。100日後はどうなる?現地ではいったいいくらかかることやら。


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<スポーツ雑感 2024/4/6>
Wリーグ(女子バスケ)プレーオフの準決勝で、久々にシャンソン化粧品の試合を観た。シャンソンといえば、1980年代、90年代にJOMO(現ENEOS)と2強時代を築き、特に90年代は絶対女王の座にあった。しかし、最近は、上位に顔を出すこともなく、昨季は内部の問題で揺れた。この試合では、富士通に敗れたが、古豪復活の兆しがうれしい。昔の記憶とからめて目の前の試合を楽しめるオールドファンの特権も実感した。


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<スポーツ雑感 2024/4/5>
「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」@石坂ゴルフ倶楽部に行った。朝から小雨が降り、冬に戻ったかのような寒さ。前日、この近所で、半袖で汗をかきながらゴルフをしたのがウソのようだ。選手にとっても厳しい天候の変化だったのではないか。そんな中、地元ともいえる川越出身の佐久間朱莉が、5アンダーでトップタイに立った。昨季、プレーオフで逃した初優勝を地元で飾って欲しい。そんな声があちこちで聞こえていた。


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<スポーツ雑感 2024/4/1>
昨日で、約8年3ヵ月間従事した日本馬術連盟の仕事から離れました。本日より、新たなスタートですが、今後のことは決めていません。まずは、スタートラインを探すことからです。とはいえ、自身の知見を役立てるために、スポーツにこだわりたい。そして、自称「スポーツ・オブザーバー(観察者)」として、スポーツの現場に出向き、そこで感じたことを、好き勝手に発信することは続けていきます。これからもよろしくお願いします。



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<スポーツ雑感 2024/3/30-2>
新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」に行ってみて、北海道北広島に昨年できた野球場「エスコンフィールド」を思い出した。それぞれ、サッカー、野球を観やすいのは当然だが、グループ観戦や飲食しながらの観戦にやさしい工夫がある。ともに大型ビジョンが特段に大きい。収容人数は、約28500人と約35000人で、地方都市らしい中堅規模。さらに専門競技場だ。首都圏に魅力的なスタジアムができない理由がみえてこないか。



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<スポーツ雑感 2024/3/30>
新スタジアム「エディオンピースウイング広島」を体験するために、広島対G大阪戦を観に行った。広島駅から京橋川を渡り、城南通りをまっすぐ、徒歩で約30分。近づくにつれてサポーターが増えるのが楽しい。席は2層目の最前列。チケットを買う際、追加料金で最前列を指定できた。約28500席とコンパクトなので、どの席でも強烈な没入感を味わえるが、2層目の最前列か最上段席がお勧めだ。熱戦になったのはスタジアムのせいでもある。




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<スポーツ雑感+ 2024/3/28>
組織委元理事、高橋治之被告の受託収賄の公判を傍聴した。東京地裁422号法廷で、一般傍聴券は35枚のところ傍聴希望者は約80人。運よく傍聴券を手にすることができた。証人は、組織委事務総長だった武藤敏郎氏と組織委総務局総務課長を務めた溝部康雄氏。立証趣旨は、前回、前々回同様、「理事の職務権限」と「理事がみなし公務員であることの認識」。
武藤氏への尋問から始まった。10時から11時10分まで、検察による証人尋問。武藤氏によれば、理事会の内外に関わらず、理事の発言は重く、事務局は真摯に対応すべきものであり、事務方トップの事務総長として、事務局職員には全力で対応すべきと指導していた。また、理事会としてマーケティングを森会長に一任決議したが、それ以後も、理事会はマーケティングに関する権限を維持していた。つまり、高橋被告による組織委のマーケ担当者に対する働きかけは、理事としての職務権限であり、重みが十分にあったと証言した。「理事には事実上の職務権限があった」ということだ。
弁護側の反対尋問は、11時10分から11時45分までと、昼休みを挟んで、13時15分から14時30分まで。どこか、ディベート的なやりとり、揚げ足をとるような尋問が目立ち、核心をついた証言を得られなかった。武藤氏の回答ぶりも、どこか「切れ者」を感じさせた。
その後、溝部氏に対して、14時35分過ぎから検察の、15時10分から15時40分まで弁護側の尋問が行われた。反対尋問のなかで、事務局から理事に対して「みなし公務員」であることを伝える際の緩さが露呈されたものの、武藤氏と同様、事前のリハーサルが入念に行われたようで、無難に終えた。
さて、この「理事の職務権限」についての争いはいつまで続くのか。次回は、4月16日(火)。証人は、高橋被告からの働きかけを最も多く受けたであろう組織委マーケティング局長だった坂牧政彦氏。裁判傍聴初心者は、この日の武藤氏と次の坂牧氏の証言で、検察側の狙いはほぼ果たせるのではないかと考える。



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<スポーツ雑感+ 2024/3/26>
日本スポーツ協会発行の情報誌「Sport Japan」3-4月号に載っていた「パリ五輪スポーツ指導者視察団」の募集をみて、その旅行代金に驚いた。6泊9日で、開会式を含む6競技を観て、1人約420万円。一番安いのは、2日間で陸上競技3セッションを観る3泊6日のパックで、約170万円だ。この代金には燃油サーチャージは含まれていない。実は、ぼくも、8月初旬に、6泊9日のパリ五輪観戦旅行を計画していて、パリ、リヨン、リールの3都市で、サッカー(3試合)、ハンドボール、馬場馬術を観る予定だ。今のところ、航空券、ホテル、観戦チケットを合わせて約35万円。これでも、いつものサッカーW杯観戦よりも高いと思っている。スポーツ指導者視察団の参加対象者は、スポ協公認指導者や加盟団体役員などだ。出張を見込んでの料金設定なのだろう。



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