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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2024/4/17-2>
AFC U23アジア杯が始まった。日本は、前半に退場者を出しながら、中国相手に1対0で勝ち切った。ところで、後半の15分過ぎ、2002年日韓W杯のときの中国代表監督だったミルチノビッチの姿が映った。しかし、テレビ朝日の実況、解説ともに完全スルー。タブレットを手にしていたので、スタンドから中国チームをサポートしていたのか。かつての名将は、いまだ健在なのか。試合の行方とともに気になってしかたがなかった。


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<スポーツ雑感 2024/4/17>
パリ五輪開幕まで100日。前日には、アテネで聖火の採火式が行われ、聖火リレーが始まった。観戦チケットの最終販売も日本時間17日17時から始まり、開会式などはまだ買えるようだ。しかし、そうは言っても「円安」が悩ましい。昨年2月、最初に観戦チケットを買ったときは、1ユーロが約146円。2回目の同年5月は約151円。そして、今日は約164円だ。100日後はどうなる?現地ではいったいいくらかかることやら。


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<スポーツ雑感 2024/4/6>
Wリーグ(女子バスケ)プレーオフの準決勝で、久々にシャンソン化粧品の試合を観た。シャンソンといえば、1980年代、90年代にJOMO(現ENEOS)と2強時代を築き、特に90年代は絶対女王の座にあった。しかし、最近は、上位に顔を出すこともなく、昨季は内部の問題で揺れた。この試合では、富士通に敗れたが、古豪復活の兆しがうれしい。昔の記憶とからめて目の前の試合を楽しめるオールドファンの特権も実感した。


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<スポーツ雑感 2024/4/5>
「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」@石坂ゴルフ倶楽部に行った。朝から小雨が降り、冬に戻ったかのような寒さ。前日、この近所で、半袖で汗をかきながらゴルフをしたのがウソのようだ。選手にとっても厳しい天候の変化だったのではないか。そんな中、地元ともいえる川越出身の佐久間朱莉が、5アンダーでトップタイに立った。昨季、プレーオフで逃した初優勝を地元で飾って欲しい。そんな声があちこちで聞こえていた。


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<スポーツ雑感 2024/4/1>
昨日で、約8年3ヵ月間従事した日本馬術連盟の仕事から離れました。本日より、新たなスタートですが、今後のことは決めていません。まずは、スタートラインを探すことからです。とはいえ、自身の知見を役立てるために、スポーツにこだわりたい。そして、自称「スポーツ・オブザーバー(観察者)」として、スポーツの現場に出向き、そこで感じたことを、好き勝手に発信することは続けていきます。これからもよろしくお願いします。



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<スポーツ雑感 2024/3/30-2>
新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」に行ってみて、北海道北広島に昨年できた野球場「エスコンフィールド」を思い出した。それぞれ、サッカー、野球を観やすいのは当然だが、グループ観戦や飲食しながらの観戦にやさしい工夫がある。ともに大型ビジョンが特段に大きい。収容人数は、約28500人と約35000人で、地方都市らしい中堅規模。さらに専門競技場だ。首都圏に魅力的なスタジアムができない理由がみえてこないか。



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<スポーツ雑感 2024/3/30>
新スタジアム「エディオンピースウイング広島」を体験するために、広島対G大阪戦を観に行った。広島駅から京橋川を渡り、城南通りをまっすぐ、徒歩で約30分。近づくにつれてサポーターが増えるのが楽しい。席は2層目の最前列。チケットを買う際、追加料金で最前列を指定できた。約28500席とコンパクトなので、どの席でも強烈な没入感を味わえるが、2層目の最前列か最上段席がお勧めだ。熱戦になったのはスタジアムのせいでもある。




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<スポーツ雑感+ 2024/3/28>
組織委元理事、高橋治之被告の受託収賄の公判を傍聴した。東京地裁422号法廷で、一般傍聴券は35枚のところ傍聴希望者は約80人。運よく傍聴券を手にすることができた。証人は、組織委事務総長だった武藤敏郎氏と組織委総務局総務課長を務めた溝部康雄氏。立証趣旨は、前回、前々回同様、「理事の職務権限」と「理事がみなし公務員であることの認識」。
武藤氏への尋問から始まった。10時から11時10分まで、検察による証人尋問。武藤氏によれば、理事会の内外に関わらず、理事の発言は重く、事務局は真摯に対応すべきものであり、事務方トップの事務総長として、事務局職員には全力で対応すべきと指導していた。また、理事会としてマーケティングを森会長に一任決議したが、それ以後も、理事会はマーケティングに関する権限を維持していた。つまり、高橋被告による組織委のマーケ担当者に対する働きかけは、理事としての職務権限であり、重みが十分にあったと証言した。「理事には事実上の職務権限があった」ということだ。
弁護側の反対尋問は、11時10分から11時45分までと、昼休みを挟んで、13時15分から14時30分まで。どこか、ディベート的なやりとり、揚げ足をとるような尋問が目立ち、核心をついた証言を得られなかった。武藤氏の回答ぶりも、どこか「切れ者」を感じさせた。
その後、溝部氏に対して、14時35分過ぎから検察の、15時10分から15時40分まで弁護側の尋問が行われた。反対尋問のなかで、事務局から理事に対して「みなし公務員」であることを伝える際の緩さが露呈されたものの、武藤氏と同様、事前のリハーサルが入念に行われたようで、無難に終えた。
さて、この「理事の職務権限」についての争いはいつまで続くのか。次回は、4月16日(火)。証人は、高橋被告からの働きかけを最も多く受けたであろう組織委マーケティング局長だった坂牧政彦氏。裁判傍聴初心者は、この日の武藤氏と次の坂牧氏の証言で、検察側の狙いはほぼ果たせるのではないかと考える。



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<スポーツ雑感+ 2024/3/26>
日本スポーツ協会発行の情報誌「Sport Japan」3-4月号に載っていた「パリ五輪スポーツ指導者視察団」の募集をみて、その旅行代金に驚いた。6泊9日で、開会式を含む6競技を観て、1人約420万円。一番安いのは、2日間で陸上競技3セッションを観る3泊6日のパックで、約170万円だ。この代金には燃油サーチャージは含まれていない。実は、ぼくも、8月初旬に、6泊9日のパリ五輪観戦旅行を計画していて、パリ、リヨン、リールの3都市で、サッカー(3試合)、ハンドボール、馬場馬術を観る予定だ。今のところ、航空券、ホテル、観戦チケットを合わせて約35万円。これでも、いつものサッカーW杯観戦よりも高いと思っている。スポーツ指導者視察団の参加対象者は、スポ協公認指導者や加盟団体役員などだ。出張を見込んでの料金設定なのだろう。



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<スポーツ雑感 2024/3/22>
日本がDPRコリアに1対0で辛勝した。前半は、開始直後にゴールを決めた田中碧が、攻守の要所を抑えたプレーぶりで存在感を示した。何度も好機をつくりながら追加点が奪えなかったことは大きな反省点だ。後半、DPRコリアが圧を強め、ロングボールを多用してくると、日本は防戦気味になる。最後は、遠藤を投入し、さらに5バックにして、1点を守り切った。平壌での次戦が心配になったが、その試合は取りやめになった。なぜ?




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<スポーツ雑感+ 2024/3/18>
競泳の「国際大会代表選手選考会」2日目を観るために東京アクアティクスセンターに行った。今夏のパリオリンピックの競泳日本代表選手を、この大会一発で決める。選考方式は潔いが、会場ではもどかしさばかりを感じた。そもそも水泳連盟のスポンサーの関係で、大会名でもわかるとおり、「パリ」「オリンピック」という言葉が使えない。会場内の応援は、「Go!Go!Go!」「センターポールに日の丸を!」といったぼんやりした合言葉ばかり。そして、オリンピックでメダルを獲れる選手だけを派遣するという水泳連盟の方針により、派遣標準記録を突破しなければ代表になれない。だから、会場の大声援を受けて接戦を制し1位になったのに、パリへの切符を逃した選手がいた。応援する方も、優勝を喜んだ後に落胆するという、究極のもどかしさを味わうことになる。選考会は今週の日曜日まで。もどかしさを吹っ飛ばす、豪快なパフォーマンスに期待したい。



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<スポーツ雑感+ 2024/3/8>
第170回芥川賞受賞作、九段理江さんの「東京都同情塔」という小説の中では、あの「ザハ・ハディドの国立競技場」が建っている。主人公の建築家は、隣のホテルの部屋で、「黄昏時に刻一刻と表情を変えていくスタジアムの屋根に陶然と浸り」ながら「ザハ・ハディドが東京に遺した流線型の巨大な創造物からは、何か特別な波動みたいなものを感じずにはいられない」と語る。ぼくはというと、すでに何度か、今の国立競技場に足を運んでいるが、建築物として何の魅力も感じないし、まして「特別な波動」なんて感じたことはない。観戦のためのスタジアムとしても最低クラスだ。小説を読んだ後、あのザハ・ハディドの国立競技場が完成していたらどうだったのだろうかと、あらためて想像を膨らませた。小説の一節「民主主義に未来を予測する力はない」が、重く心に残っている。


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<スポーツ雑感+ 2024/3/7>
東京2020組織委副会長で、理事であった山脇康氏(現日本財団パラサポセンター会長)が証人として出席した「東京五輪汚職疑惑」公判を傍聴した。一般傍聴券35枚のところに、5、60人の傍聴希望があったが、運よく傍聴券をゲットできた。
午後1時15分に開廷。冒頭、裁判長が検察、弁護側、双方に「今日は長くなりそうなので、3時ごろに休憩を入れたい。それをふまえて質問を進めてください」と言ったのだが……。実際は、検察側が約1時間、弁護側が約15分、その後裁判官からの尋問と今後の手続きを確認して、午後3時前に閉廷となった。
前回同様、立証趣旨は「理事の職務権限」と「理事がみなし公務員であることの認識」。検察は、理事の役割や活動範囲等を確認することにより、高橋被告のような業務執行権すなわち職務権限をもたない理事の「理事としての影響力の大きさ」を立証しようとしたようだ。しかし、副会長・理事として「職務権限」を有していた山脇氏に聞くこと自体がおかしい。さらに、そもそも「職務権限をもたない」ことを前提としているので、まるで弁護側が立証しようとしていることを補強するかのようにも思えた。
「みなし公務員」について、山脇氏は「理事会か、事務局スタッフからか、書面か、のいずれかで知った」と答え、理事本人への伝え方の甘さは払しょくされなかった。
入念にリハーサルを積んだと思われる検察と証人のやりとりはスムーズだったが、理事の選考、理事の役割、理事会運営の緩さが、あらためて浮き彫りになったかのような内容だった。弁護側の証人尋問が短時間で終わったのも当然だった。
次回は3月27日。証人は、武藤敏郎元組織委事務総長と文部科学省から総務担当として出向していた溝部康雄氏。元事務総長の登場で一般傍聴券の倍率は高くなりそうだ。



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<スポーツ雑感 2024/3/4>
今日、都内を移動中、昨日の東京マラソンの完走メダルを首にかけた外国人を何人か見かけた。フルマラソン後の疲れもみせず、東京観光に繰り出していたようだ。「コングラッチュレイション!」と声を掛けると、にっこりと、少し誇らしげにメダルを掲げてくれた。一方、日本人ランナーの多くは、早速、会社だろう。そこで、「東京マラソンの翌日は完走メダルで出勤」としたらどうか。東京マラソンの余韻を、みんなで楽しめるのでは?


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<スポーツ雑感 2024/2/29>
1日遅れの「なでしこジャパン」観戦記。DPRコリアと引き分けた第1戦から、熊谷を最終ラインの中央におく布陣に変更したことが、最大の勝因だろう。守備が安定し、中盤から前の選手の推進力も高まった。池田監督の采配もよかったが、今の「シン・なでしこジャパン」は、頭がいいし、それを個人でも、組織でも体現できるのが素晴らしい。パリのサッカー会場「パルク・デ・プランス」で、彼女たちと会えるのを楽しみにしている。



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