愛おしいモノ(Sriracha編)

シラチャー暮らしの日々を綴ります。

身の丈ゴルフ

2010-01-26 17:10:05 | 日々雑感
相も変わらずゴルフに熱中しています。毎週土曜日は仲間内との例会が常設と
なってます。毎週毎週コースに出れば少しは上達します。おかげで最近はあとちょっとで
100切り達成というスコアがちょこちょこ出るのですが依然と無駄打ちが出て
100切りの夢は無惨にも打ち砕かれてしまいます。あと、4~5打なんだけどなぁ~。

先週の土曜日の例会はワンジャンでした。時々ここのコースは天空に打ち出す快感を
味わいたくて行きたくなるコースです。知ってる方はフムフムとうなづいて頂ける
ようにかなりトリッキーなコースです。まるでTVゲームのコースみたいなのが続き
ます。グリーン場に池があったりラフがあったりと・・・。グリーンが無茶苦茶でかい
のでグリーンに乗ったからと安心出来ませんしグリーンの起伏も半端じゃないので
変なとこに落とすと後が大変です。

ワンジャンは「プレイフィー+カート」に朝食・昼食と飲み物4本がフリーでついてるので
ちょっぴりお得感があります。カート付きで2,050バーツ。クラブタイランドのチェックも
厳格です。他のとこのように持ってますよだけコールやチラ見せだけではプレイさせてくれ
ません。きちんとカードの番号を控えられますので見えないとこでの貸し借りは通じません。
名物のハイランドコースは下のクラブハウスから大型トラックの荷台を改造した車で上の出発
地点迄上って行くのでスタート時間に余裕を持っていた方が無難です。

今日は私のゴルフスタイルも大方固まって来たのでそれについて書きます。ゴルフを初めて
およそ120ラウンドをこの1年半で消化しました。やり始めた時はチョロやダフりやトップ
などミスのオンパレードでスコアは全く縮まりませんでした。トラブルショットは数知れず。
最初はボールの行き先はボールに聞いてくれ状態でしたからコース場で起こるトラブルショット
は大方経験してます。従ってどのように脱出すればいいかもコース場での貴重な経験から学び
ました。

ゴルフを始めた時、誰も教えを請う人が居ず自分で見よう見まねで始めました。教則本を
何冊も買いましたが、皆違った事が書かれている教則本の内容に戸惑いながら練習場通い
をして自分にあった打ち易いフォームを探しました。最初、体重移動がうまく行かず飛ばない
時期が長く続きました。最初の頃のプレー仲間に「明治の大砲」「ヘタを固める練習場通い」
などなどと揶揄されながらも兎に角、練習してコースに出て実戦を通して自身のフォームを
固めて行きました。一緒に回る巧い人から多くのヒントを貰いました。最初、出来なかった
体重移動も自分なりの解釈でトライし自分なりに会得出来たと思います。感覚的なものが多い
ので書かれたものや口で説明だけではなかなか難しい。実戦を通して自分の中に感覚として
入ってくればしめたもんです。頭で憶え理解したものではないので「へぇ~、こういう事かぁ」
と言うのがはっきり理解出来る。

コースを回る時に決めていることが幾つかあります。1つ目は「欲を出さない」です。
ゴルフではこの欲心を抑えるのが一番難しい。人より飛ばしたい、きれいなショットを打ち
たい・・・などなど、コース上では欲が一杯出て来る。それを実現出来る充分な技術があれば
問題ないですが大半は技術の伴わない欲求でその欲に負けて実践したら200%失敗に終わり
ます。私の個々のフルショットでの飛距離は下記の通りです。ドライバー-180Y~200Y、
FW3-180Y~190Y、FW5-170Y180Y、I-150Y、6I-140Y、7I-130Y、8I-120Y、9I-100Y、
P-90Y、A-80Y,SW-60Y, 60度ウェッジ-50Yてなとこです。クリーンヒットでこれですからね・・・・。

飛ばないのは自分が一番知ってますからグリーン迄は絶対無理をしません。長めのパ-4なら
DR-FW-残りの距離に因って9I~60度、短めのパ-4ならDR-5I-残りの距離に因って9I~60度
のように狙って行きます。190Yの長めのパ-3でも取り敢えず5Iでグリーン近くのフェアウェイ
に持って行きそこからPかAか60度で載せます。2打目3打目に池越えやクリーク越えがあれば
距離を確認して水際近く迄セーブをして確実な距離で池越えをします。こんな調子で兎に角、
手前手前のフェアウェイ狙いです。御陰さまで最初の頃の大スライサーから脱出しましたので
最近はコンスタントにフェアウェイにボールを置きに行けます。1打目、2打目は兎に角トップ
でもいいから前にボールが進んでくれさえすればいいんだと最近思うようになりました。
素晴らしいドライバーショットは望みませんし望めません。ランを含めて200Y飛んでくれれば
私にとっては「よう飛んだなぁ~」って感じです。

ティーショットを含め打つ迄に時間はかけません。アドレスしたらすぐに打ちます。パットも
同じです。カップ位置を見定めたらすぐに打ちます。打つ時に固まることはありません。
ショットやパットはほんの0コンマ何秒の世界です。そこにあそこを気をつけてとかあぁしなく
ちゃとか考えても出来る訳ありませんもん。今持っている自分の技術でしか打てないんですよ。
高望みしたショットは幾ら考えても打てないしそれをやれば確実に失敗しチョロやダフりを誘い
ます。私は身の丈にあったゴルフ(自分のゴルフ技術でのプレイ)を心掛けてます。

飛ぶ人とラウンドすれば最初から100Yや50Yは簡単に置いて行かれます・・・・がグリーン
廻り迄の到達ショット数は余り変わらないのです。後はアプローチ技術の優劣がスコアにハッキリ
出ます。グリーン廻り迄は同じように寄って来たけどもプレーが終わればスコアに20~30の差が
出るのはアプローチで如何にミスをしていないかです。私の今からの課題は如何にアプローチでの
ミスを少なくするかでしょう。最近練習場に行けばドライバーを5球、同じくFWも5球、アイアン
を各番手で同じく2~3球づつ、残った多くのボール+追加でウェッジやショート・アイアンを
打ちます。大きな番手は打った感触が良ければ1球で終わる場合も多いです。それ以上の深打ちは
しません。

最近はグリーンの寄せに60度のウェッジを多用してそれが段々、様になって来たので最近の
スコア短縮に寄与してます。60度もあるので満ブリしても飛びません。このウェッジを実際の
コース上で使用し練習しましたから、その時の10ゲームぐらいはスコアは結構崩れました。
まぁ、練習場でいろいろとグリップの長さを変えたり振りを変えたりしてどれだけ飛ぶの
かは一応確認して使いましたけども・・・。結果、20~40ヤードの寄せが楽になりました。

振り幅の調整をせずにグリップの長さで距離を打ち分けるようにしてます。出来るだけ寄せ対策
はシンプルにしたいんです。それでもグリーンそば迄よったら状況に応じて9番アイアンで
ピッチング・ランで寄せたり確実性のあるパットでの寄せを加えます。昔はピッチング1本で
寄せをやってましたが近い距離を合わせるのが難しかったのです。

最近は状況に応じて60度ウェッジ、9番アイアン、パットの3本で寄せてます。この60度
ウェッジはうちの工業団地のコンペで2位(大きなハンディの御陰)になった時に賞品で手に
入れたもの。それ迄、SWが不得意でよくシャンクするので使うのが嫌だったのですがこの60度
はヘッドが重く振り易い事で今はシャンクも滅多になく気持ちよく2~40ヤードの距離を狙えます。
バンカーに捕まれば当然、慣れたSWを使います。

これからの重点練習クラブはFWの7番、最初ユーティリティが入っていたのをFW7に替えて
貰ったのです。このクラブを使いこなせて160~170Y飛べばI5とFW5の間を埋めるクラブに
なってプレーが楽になるんですけどね。コース上では時々使いますが飛距離が安定しない。
天プラになるケースも多い。方向性がまだ今イチなので自信を持って使えない状況です。右左に
打球が散るんです。長いシャフトのFW3とかFW5を使わず短いFW7を使いたいんです。やっぱ、
プレイに実際使って慣れるしかないのかなぁ。練習場ではいい当たりはするんだけど。FW5は
ちゃんと真っすぐ打てるのになぁ・・・おかしい・・・。

最近の目標は兎に角どのコースでも110以上は打たないこと。ハーフを40台後半~50台前半
です。1ホールで大叩き二桁のスコアを出さないこと。変なとこで妙な意地を張ってドツボに
嵌るケースが多々あるんです。今後も精進、精進。週末1のゴルフを楽しみに毎日を頑張ろう。

8連チャンゴルフ

2010-01-13 11:59:07 | 日々雑感
年末・年始はゴル三昧でした。年末・年始休みに入った初日から8連チャン。
大晦日・元旦も飽きもせずいつものゴルフ仲間と毎日プレーしました。ちょっと
勿体ない感じはしましたが、8連チャンなので毎回カートを使用。ラクチンなぁ。

昨年のソンクラーン休暇時にも9連チャンを決行し、結構疲れましたが楽しかった
思いしかなかったので今年も8連チャンを決行した次第。

初日、2日目はバンプラ、3日目、4日目はカオキオ、5日目はパタヤ・フェニッ
クス、6日目はタノンビュー、7日目はセント・アンドリュース、最終日の8日目
はグリーン・ウッドでした。8連チャンの平均は108でベストスコアは102でしたの
でまぁまぁかなと思います。初日のバンプラでハーフ47が出たので後半期待して
ラウンドしましたが大きく崩れ大波小波の47・61で108・・・・。トホホな結果に
終わりました。

やっぱグリーン廻りのショートゲームにミスが多いんでしょうね。グリーン廻り
迄は上級者と同じようにパーオン以内で持って行けるのですがそこからのアプロ
ーチの詰めが甘くイージーなショット・ミスが多い。また、パターがここんところ
絶不調で3パットも目立つ。いろいろと反省点が見えてくるのですがその修正と
なるとなかなか・・・・。人の欠点はすぐにわかるんだけどもなぁ。

6日目のタノンビューは初めて私がコースに出た場所で思い出深いとこです。
一般的にはフェアウェイが広く平坦ですので「癒しのコース」と呼ばれてますが
意外と戦略性のあるコースで面白かったです。ホントにこのコースを廻ったのか
と、全くコースを憶えてなかいのは当然で初めてのコース・デビューではコチ
コチに固まってしまい168を叩いた筈。今回は109とその差59が1年半の修練の
賜物でしょうか。

これ迄に廻ったラウンドは110近く。毎回の記録を全部付けてますがそれを見ると
上達度がよく判ります。130台はRED、120台はPINK、110台はLITE BLUE、100台は
GREENでハイライトしていますが始めた頃はREDとPINKで真っ赤っか状態が徐々に
後半になるとLITE BLUEが多く混じるようになりそこにGREENもちらほら入って
来ます。まぁ、タイじゃなきゃ1年半での100ラウンド以上のプレーは無理かなぁ
と思う。

年末年始にプレーしたのでパタヤ方面のゴルフ場は観光客のプレーも多くフェニッ
クスやセント・アンドリュースは詰め込み過ぎの感がありました。特にフェニック
スは最悪だったなぁ。前が余り使えすぎて待ち時間が多くなると渡しのようなヘタ
なプレヤーでもリズムが崩れてミスも多くなります。タノンビューなどは私達は
5人打でしたが全員が早いプレーを心掛けてますのでヘタな4人打ちより早く、
すぐに前に追いついてしまいます。特にグリーン上はさっさとテキパキとした
プレーを心掛けてます。

年末年始でいつもと違った事をして後悔。それはおせち料理を頼んだ事。一人で
元日からマクドというのもうら寂しくておせちでもと考え日本亭のおせち2名用
3,900バーツを発注。日本亭に取りに行って注意書きに書いてた要冷蔵でしたので
冷蔵庫に入れて元旦に食すよう思ってましたが元旦のセント・アンドリュースで
プレー終了後に食堂で休憩となった折りに、同伴者が皆カレーライスを注文した
ので私もついついカレーの匂いに負けて注文。その夕刻に初めておせちを開けた
ところ料理の殆どが汗をかいていて何か不気味。

鼻を近づけクンクンと嗅いで見るけどよくわからない。痛んでいるように思えて
しょうがない。結局、黒豆、栗きんとん、伊達巻き等に口を付けただけで残りは
3日の夕刻全て廃棄処分。まぁ、お雑煮だけは2人分美味しく頂けましたが。
勿体ない投資だったなぁと後悔しきりでした。まぁ、一人でおせちをつまむと
いうのもねぇ。酒を飲まないから酒の肴にもならないし・・・。
短期間であんなに汗をかいた料理はおかしくないかい?

まぁ、お腹の調子は悪くならなかったので最終日もプレー。しかし、3,900バーツ
あればサイアム・カントリーかプランテーションでプレー出来たよなぁ~なんて
思ってしまう。で、最終日は翌日が仕事始めなので完全休養で1日部屋でゴロゴ
ロ。何か物足りない感じ。テレビもつまらないし・・・。翌日からは週一ゴルフ
に戻るんだぁ・・なんて溜め行きついたりして。

毎朝、眠い目をこすりながら日参した各ゴルフ場でしたが8連チャン楽しかった
です。

自分がゴルフをやるなんて・・・

2009-12-11 12:29:20 | 日々雑感
何とか生きてます。最近、ベトナムからの製品移管でやたら忙しい。
最初の生産計画と大幅に違うもんだから当初副資材の手配等が追いつけず
毎日胃が痛む思いでしたが最近、少し落ち着いて来ました。

今年の初め、発注/内示0が続き一時はこれからどうなるかと気を揉んで
ましたが五月を過ぎた辺りから徐々に回復してホッと一息もつかぬ間に
先述した移管品の立ち上げで毎日バタバタしている昨今です。

こういう忙しい日々の中でも欠かさないのが週一のゴルフ。プレー代を
捻出するのに毎日の節約が譲れません。最近、親しい仲間と何年かぶりの
忘年会を挙行し食事の後、カラオケに繰り出し大いに騒ぎましたが、カラオケ
は1年半ぶりぐらいでしょうか。カラオケに行く位なら節約してゴルフへと
思ってしまいます。コストパフォーマンスの低いカラオケはもういいです。

ゴルフにまだ興味がなかった頃の私のゴルフに対するイメージは余りよく
なかったです。特にジャンボ尾崎の印象が強烈でよく言われる紳士の競技と
言うイメージは到底湧かなかった。田舎くさいゴルフ・ウェアー・コーデで
おっさんのするスポーツというイメージでしたね。凄いプレヤーだったのか
も知れませんが成金的な臭いのする垢抜けないイメージのみありました。

スポーツを普及するにはやはりイメージは大切でしょう。いつの頃から女子
プロがモテはやされブームとなり今は石川遼の人気で男子プロも活気を帯びて
ます。こういう打ち出し方が競技人口の裾野を広くする訳です。カッコ良さそう、
ちょっとやってみっか・・・てな具合にね。最近はゴルコンや婚活ならぬゴル
活というのもあるくらいだから。NHKのかわいいTVでは何度かゴルフウェアーを
取り上げてましたし。こういう軽いのりから入るのもまた有りなんでしょう。

実際、やってみると嵌ります。昔、ゴルフのTV中継等があると画像的に静的な
ものですから「何が面白いんや・・?」でしたが、プレーしていると見る観点が
全く違って時には手に汗握る興奮も湧きます。たかが停まっている球を打つのに
なぜにあぁも大騒ぎするのかと思われるでしょうが兎に角やると面白い。

メンタルな部分も大きくプレーに影響するので単に黙々と打っているだけでは
上達しませんし。最近は食事に行って料理が運ばれる迄、読む雑誌もゴルフ雑誌
という場合が多い。いろいろと多分ゴルファーには有益な情報が書かれてるん
だろうけどもあの、一瞬の時の中で「肩をどうだら・・・、腰をどうだら・・・」
などと出来る訳ないでしょうがやっぱり読んでしまう。それがやれればプロで
食って行けるって。

我々のようなゴルファーは朝早いティーグラウンドに立ってきれいな空気を吸い、
その日の第一弾ショットがまぁまぁの弾道で一直線に飛んでくれれば後は気持ち
よくプレー出来ます。欲はかきません。欲をかくとゴルフは自滅の道にまっしぐら
ですもん。己の技量を忘れ万に一つ位しか出ないショットを期待しても無理ですし。

現在、毎週土曜日は親しいゴルフ仲間と定例会のようにプレーしています。カート
なんかには乗りません。歩きです。次のショットに行く迄にお互い軽口を叩いたり
して楽しみます。これでストレスを発散している訳ですから。仲間との気おけない
プレーが一番楽しい。私のゴルフ仲間は同じ年齢が1名と後、30台後半が
2人とかなり年が離れてますがお互い遠慮せずにズケズケともの申し合います。

師匠、御館様、大先生、会長・・・訳の判らん称号が各自についており名前を呼ぶ
よりこの名称で呼び合います。

タイは本当にゴルフ天国ですね。こんなに頻繁に手軽・安価にゴルフ場でプレー
出来るなんで日本じゃ無理でしょうし。打ちっ放しに行くよりコースで練習と
いうのが出来ますからね。私の場合は今年で既に70ラウンド程度こなしてます。
年末年始が近づいてますから休みはゴルフ三昧になることでしょう。最近、それ
だけが唯一の楽しみになって来ました。因ってプレー代捻出も涙ぐましい努力です。

御陰さまで手首からヒジは真っ黒、手の甲は白いというゴルファーをはっきり
証明するお印も慣れました。まだ、ゴルフをやったことのない方、一度騙された
と思ってやってみられたらいいですよ。私のようなスポーツ音痴でもこの1年半
の精進で何とか同伴者と廻っても迷惑を掛けない水準にはなります。現在、105
から115をうろうろしております。1度だけ切れた100切りはあの以後、再度の
機会に恵まれていません。悔しい・・・。だから頑張るの繰り返し。自分の現在の
スキルからすればギリギリは理論上出来る筈なんだけど・・メンタル面で自滅する
場合が多いしなぁ・・・。

これからもサタデー・ゴルファーをやれながら生きていければいいかなぁ。

心臓バクバク

2009-07-11 15:50:16 | 日々雑感
最近は野ざらし状態で相済まないことです。

数日前にゴルフで初めての100切り(50-48の98)を達成しました。
嬉しい!!!!ゴルフを初めて1年半も経ってからです。道のりは遠かった。
最近は先祖帰り風で110台後半に戻ってたのでもう続けても駄目かもしれない
なんて思ってたとこでした。

去る日曜日、前日の夜半にゴルフ仲間から「明日暇?」という電話。「別に
用事はありませんけど」「じゃ、7時にカウキオで集合ってことで」「予約は?」
という問いにも答えはなく電話は切れてしまいました。日曜当日の早朝に「悪い
けど予約入れておいてください」との連絡。すぐにカオキオに電話して予約を
取った。

いつもの常連メンバーが二人欠けた2人打ちでスタート。お客は少なく快適な
プレーでした。前半の9ホールを終わった時点で「惜しいなぁ、あのホールの
1打の失敗がなければハーフを初めて50切ったのに・・・」と同伴者に漏らした
ところ「後半頑張ったら念願の100切りのチャンスじゃないですか・・」と言われ
俄然100切りが現実的な目的として目の前に浮上。「いつものことだからまたどこ
かで崩れますよ・・・」なんて心とは裏腹の答えを返してしまったが内心では
「うほっ!チャンスやで、チャンス」と心に期すものが芽生えました。

後半の最初のホールはかなり緊張しました。ここで出だしをつまずいたら元も子も
ないやんという気持ちで一杯ですからね。しかし、何とか最初のホールはボギーで
上がったので「いけるかもしれんぞ!」って思いました。

スコアメークを真っ先に考えたプレーです。パットでOKが出ればすぐに球を拾い
上げ、次のホールに向かい、飛ばそうとは決して思わず兎に角フェアウェイに球を
置くショットを考えました。変に力まなかったのが結果良かったのかな・・と。
自分の力量を無理しないを第一に考え考え進んで行きました。

後半8ホール目のパ-5で池ポチャを2回・・・う、う、こりゃ今回は駄目かと
思いましたが何とかそこをオングリーンで1パットでしのぎダボで納めホッと
する。いつもはそこから崩れ大叩きで終わるのですが。ここを凌いだのが大き
かったように思います。最後のホールはドライバーショットで池横の大きなバン
カーに球が・・・。

そこに辿り着く迄スコアカードを確認しつつ頭はフル回転。「あのバンカーから
フェアウェイのグリーンにより近く出してオン・グリーン後は3パット以内なら
100切れるぞ・・・」「バンカーから5アイアンで低く打ち出そう」などと作戦を
決めてバンカーに。深呼吸しいつものアドレスを固めて打つ。球は自身の希望を
載せた球は思い描いた通りにフェアウェイのグリーン手前40ヤードに落ちた。
その時点で「いける、いけるぞぉ!」と一人心の内で飛び上がらんばかりに
はしゃいでいました。

最終パットの2打目をきちっと打って沈めたとこで全身の緊張がようやく解け
その日の同伴プレイヤーのK氏に「おめでとう!」と言われ顔がくしゃくしゃに
なったのを憶えてます。なんか拍子抜けみたいな気持ちも同時に襲います。
まさか今日、念願の100切り達成の日が来るなんて・・・と。ゴルフを始めた人は
必ず最初の目標になる100切りです。これからは90切りとか80切りに変わって行く
のですが・・・。

まずは95切りに今後は挑戦。私のゴルフ仲間での好敵手のベストスコアが95だから
です。私より後にゴルフを初めてすっと抜かれてしまった相手のスコアです。
まぁ、私より20歳以上も若いんですから体力的にも負けます。救いは、まぁ、
ゴルフは数少ない「年齢でのハンディキャップを感じない」スポーツですから
追いつくチャンスはあるでしょう。

またまたゴルフに熱中出来る目標が出来ました。タイに来てからそれも60から
始めたゴルフで一応、当初の目標を達成出来たのが嬉しいです。

ゴルフはメンタルの部分がかなり重要なスポーツです。先週、金曜日に有給休暇
を取って別のゴルフ仲間とプレイした折り、プレイ中に会社から業務上での連絡
が入り、それ以後その業務の解決法を部下に指示する過程でプレイへの集中心が
急激に途切れ、それ以後のプレイはガタガタとなって大崩れし不甲斐ないスコア
になってしまいました。平日プレイはそれが困る。24時間、私の携帯は受信可能
と皆に公言してるからしょうがないですし。また、時間を争う内容だったので
一緒にプレーしている方にもご迷惑が掛かるとは思いつつの対応でした。

でもその方は私が頻繁に携帯を取っていた後半を39(場所はワンジャンのハイラン
ド・コース)で廻られました。100切りの当日はこの方のプレーをかなり意識して
プレーしたんですよ。スィングの間の取り方とか・・・・。勉強になりました。

さてさて次回は我が好敵手とのガチ勝負を予定。100切りを電話で報告したら
「嘘やん!」の第一声。そこで俄然、対抗心がメラメラと燃え上がり挑戦状を
叩き付けた次第!結果は如何なるや・・・・。

理不尽・理不尽・理不尽

2009-02-25 00:29:40 | 日々雑感
タイに来てもう6年、その間一度もタイから出国していない。ビザの
延長、延長で過ごして来た。今、日本に帰国して戸惑わずに家迄辿り
着けるだろうか?まぁ、そんな事はないとは思うがやはり家路に着く
ルートで若干、考え込む場合があるかもしれないなぁ。

毎日が自分のアパートと会社の通勤で終わるのは日本に居る時と全く
何の変わりもない。シラチャーという街はバンコクに次ぐ日本人が多
く住む街だがかなりこじんまりとした街なので日本の小さな地方都市
に住んでるのと大差ない。最低限のインフラは揃ってるので生活だけ
なら不足は感じません。ゴルフ場も近くに沢山あるし・・・。

シラチャー近辺のチョンブリ郊外とかパタヤには新たにセントラルの
ショッピングセンターが開店や建設中だけどシラチャーはロビンソン
を核にした小規模なショッピングセンターがあるだけ。カルフールと
かロータスとかビッグCとかの大型スーパーもシラチャー市内にはな
い。あるタイ人から聞いた話だがロビンソンや住宅開発をしているあ
るデベロッパーグループがシラチャー市と結託してそういう競合店を
出店させないようにしていると。う~ん、さもありなんという感じ。

タイは一応、国体は法治国家ではあるが実質は人治国家だと思う。
なぜかと言うと監督権とか認可権を持ってる役所の担当や警察、軍隊
などの担当者のさじ加減で昨日迄OKだったものがその場でNOに判断
が簡単に切り替わる。まず、公務員は国民に奉仕するという概念は全
くないと言っていい。自分の利権や損得に関わればそれに都合の良い
判断が下される事が多い。あの最悪の空港占拠にしても未だ責任者は
処罰されていない。あの事件はタイという国の国際信用を失わせたば
かりか観光立国の存亡自体にも関わる傷跡を残したままだ。

そのゴリ得法は後でいろんな工業団地に飛び火した。小さな労働争議
が発生すると当事者の従業員達が道路封鎖を簡単に実行し近辺の交通
渋滞を引き起こしその騒ぎを利用し雇用主に要求を呑ませる事例がこ
こ最近多くなったような気がします。テレビの報道ではにこやかに空
港占拠を行なった人々を待ち受けたものは余りにも大きいと思んだけ
どなぁ。

つい最近、うちの会社の関税の還付手続きで「なんだよそれ?」という
出来事があった。輸入品の関税の還付を担当している部下から「すいま
せん、ちょっと話があるのでお時間いいでしょうか?」との問いかけ。
「・・・何だ、また何か大きな問題かよ?」大体、この部下がこのよう
な問いかけをする場合はもうその問題が手の施しようがない状況に進ん
でいる場合が多い。還付の手続きで間違いが指摘され罰金を課されたと
の話。訂正書類170セットを1セット当たり1,000バーツの罰金だと
のこと。総額17万バーツの罰金となる。馬鹿馬鹿しい出費だ。

担当はちゃんと事前に追加書類の要不要を税関職員に尋ねたが必要なし
との事だったのでその書類を添付しなかったのがまずかったとのが話の
骨子だった。「う~ん、でもおかしいよな。申請間違い、即、罰金は!」
「申請書類を受け取った時点でこちらは問題なく受理されたと思うのじ
ゃないか?」「あなたの言う通りだったらそのアドバイスをした税関職
員にも責任があるだろう・・・」そうすると部下は税関側を庇うような
言い訳をする。「いずれにせよ一度、申請した書類を一度返してもらっ
て再申請する方向で考えよう?」などなどと部下に質問したが彼女から
否定的な答えが返ってくるだけ。挙げ句に「チェック担当の係官にお礼
を少し渡せばうまく行くかもしれません」と。「それは袖の下を渡せと
いう意味?うちの会社はそんな事はしないよ。小額でも本社が絶対許さ
ないだろうからね」

話は堂々巡りになるばかりだったので「じゃぁ、アシスタンス・マネー
ジャーを付けるから一緒に行ってもう一度交渉してみよう。ただ、こち
らの言い分はきちっと主張しないと行けないよ。それでも駄目なら罰金
を払わざるを得ないだろう」どうもそのチェックをした職員の上司が許
可出来ないと言い張ってるらしい。申請して間違っていたら即、罰金と
言うのは絶対承服出来ないと強く部下に説明した。一度、間違いを指摘
されてそれでも間違ったというのなら罰金はわからないでもないが・・。

「だからさ、追加書類が必要か必要でないかが曖昧だったら取り敢えず
それを作成して添付すればいいと思わないか?もし使わなかったとして
も今回のような状況にはならないと思うよ」部下は膨れっ面をしていた
が会社の方針を何度も言い聞かせた。

こちらも強行に税関と争いたくない。こじれるとどんなしっぺ返しを受
けるかたまったもんじゃないからです。タイの許認可権を握ってるお役
所は強気ですからね。事を荒立てずに袖の下で済むならそれでというの
がタイ人の考えです。日本ならもう完全な犯罪行為ですがタイはその辺
りがとても緩い。ある意味、助かる場合も多いんですが・・・・。

警官だって副業するし・・。工業団地の見回り依頼等は人手がないとい
う理由で簡単に断られる。そこで警察に相談すると1日何回で幾らとい
う風にしたらどうかとなる。署内でいくつかのグループに話が廻って見
回りを引き受ける。うちの団地もそうやってます。働きの悪いグループ
に当るとそれと契約を解除し別のグループと新たに契約します。タイで
は結構、窃盗は重い罪なんですよ。ですから警官が工場団地内の契約工
場に見回りに来ると結構抑止効果があるんです。

話がそれましたが税関には年末には毎年、申請窓口の下っ端職員にも年
末ギフトを渡してるし・・。これをやっておかないと結構、待ち時間に
影響するんですよ。馬鹿馬鹿しいですが・・。結局、罰金の件は再度、
税関に交渉に行かせ罰金も止むなしの背水の陣で交渉したことで今回は
大目に見るが次回、同じ間違いをしたら罰金だからとの事で一件落着。
こちらの主張が通った結果となりました。部下も頑張ったと思います。
朝の朝礼で皆の前で褒めました。

税関で以前、関税率が今迄、5%だったのが税関担当が代わったことで
急に10%に変わったこともあった。いろいろ抗議したが無駄だった。
前の担当との見解が違い、私の見解が正しいの一点張りで取り付くシマ
もなかった。関税が5%から10%と2倍になったら今迄の販売コスト
を改訂せざるを得なくなる。1年以上も5%で通関出来てたのが次回か
ら倍の関税ですから・・。お客様に説明して何とか納品価格を改定させ
て頂いたが・・・。

そんな理不尽が後から後から出て来るタイと言う国が私が暮らしている
国です。少々の理不尽さに嫌でも慣れないと精神が病むなぁ。

言い訳ゴチョゴチョ

2009-02-24 13:17:41 | 日々雑感
半年も更新なしなんですね・・・(人ごとのようですいません)

タイで頑張ってますよ。幸い、リストラ対象にもならずに渋とく
生き延びてます。

ご多分に漏れずうちの会社も自動車関連業種なのでこの大不況を
免れる事は出来ません。昨対50%です。無茶苦茶なダウンです。
昨年の11月位迄はまだまだ余裕をかましてたんですが12月から
一気にジェットコースター並みの落ち込みでした。まぁ、4月頃
迄はこんな調子で客先の在庫調整状況が続くでしょう。

最近は生産調整で時短休暇(いわゆる自宅待機/給与25%カット)が
毎週金曜日に始まって休みは多いけど先立つものがなくて部屋で
本ばかり読んでます。ゴルフは時たま打ちっ放しに出る位でしょう
か・・・・。また、コースに出るのは月2回くらいかな。

前回、前々回と110を切りましたので少しは上達したのかなと
気分はいいんですが・・・。仕事では我慢我慢の日々が続く事でしょう。

そろそろ更新しようと思ってキーボードには向かうのですが数行書い
てはすぐにアイデアがあっちこっちに飛んでその結果煮詰まってしまい
そのまま放ったらかしになります。何を書けばいいのかが最近、よく
分からないのです。単なるダラダラ私日記は嫌だし・・・・

タイにもう6年(その間一度もタイを出国してません)居ると身近に
あるものも全てが当たり前のような感じで自分が異国に暮らしている
というか当初はあったいろいろな感動や興味が薄れているんでしょう
ね。身近なお金はバーツであって円ではないし。殆どバーツの価値観
でモノを考えてますしね。

何かテーマでいいアドバイスがあれば教えて下さい。

いいコースで目標達成!

2008-09-17 12:48:24 | 日々雑感
9月の第一日曜日に日本本社役員が訪タイの機会にサイアム・オールド
コースでゴルフ懇親会が開催された。うちの会社とバンコクの兄弟会社
から駐在員全員と工場側の幹部社員3名(タイ人GM2名と私)の総勢
13人4組で開催された。私達が呼ばれたのは本社役員とも顔見知りに
させて置きたいといううちの社長の意向だった。

サイアム・オールド・コースは改装後に非常に評価が上がったコースで
とてもきれいで難しいところです。これまで上司のお供をして2回程プ
レーする機会があったが初回は125、2回目が最後のホールで3回OBを
叩いて130という結果でした。

その1週間前の日曜日に会社のコンペがグリーン・ウッドで開催された
のだがその数日前から体調を崩し前夜は飯粒1粒足りとも口に出来ない
状態だった。廻りから今日は大丈夫なのかと心配されながらも久々のコ
ンペなので参加を決行した。最初のハーフは何とか廻っていたのだが後
半の3ホール目から目眩がして第二打迄歩くのが辛くなった。

途中から背中が痛み正しいアドレスがキープ出来なくなり心の中で「後、
まだ6ホールもあるのかぁ・・・いっそ、ここで棄権しようかなぁ」と
思った。いつもは「もう、終わりなのか・・」と時間の経過が早いのだ
がさすがこの時だけはその場に何もかも投げ出してうずくまりたかった。
前半57で後半は65とガタガタに崩れてしまった。最終ホールを終え
てこれ程ホッとしたラウンドはなかった。プレー後の食事も満足に摂れ
ず早く部屋で横になりたい一心で結果発表を聞いていた。

サイアムでのコンペの日迄には体調を万全にと節制に努めた甲斐があっ
て先の日曜とは変わって身体も軽かった。その日の自分が立てた目標は
120を切る事。借りたカートの車番が119だったのは何となく幸先
がいいなぁと感じた。最終組で上司と日本の役員の3人でスタート。
最初のパ-5のホールで左にドライバーを引っかけ林の中に。第二打は
道路縁の木に当って林の中に戻った。第三打でフェアウェイに出して
ようやく6オンの2パッドで3オーバーの8という出だし。う~ん、思
い描いたようには行きません。

何とか木を取り直しその後の前半のホールはダボ2、ボギー4、パー1
で、最後でまた崩れて4オーバーの51で終了。私の良きライバルのH
氏に2打差で勝っていた。後半はダボ2、ボギー4、3オーバー2、4
オーバー1の54でトータル113で終了。う~ん、自分では上出来で
した。その日の目標を6打も上回ったのですから。気分いい。まして難
しいサイアム・オールド・コースだったので少し自身がつきました。

途中、後半6ホール目で降雨。30分近く休憩所で雨宿りし再開したが
飛ばないしランが全く期待出来ない。それでも気分のいいコースなので
気持ちよく廻った。グリーンのうねりが難しいけども3パッドは2回、
2パッドが11回、1パッドが5回という結果。その日の目標は2パッ
ド以内でパッドを決める事は大方達成で来たと思う。やはりコースを廻
る前にパッドの練習をしておくと随分と違う感じがします。何となく距
離感がプレー前に出来る感じです。日本本社の役員の方々も和気あいあ
いと接して頂き話も弾みます。

次は姉妹コースのプランテーションでリベンジやなぁ。前回プレーした
時は140の大叩きだったしボールを4~5個無くした。ウォーターハザ
ードがそんなに多くはないのだがブッシュに入れるとまず無理。だけど
コース内の草木の配色がきれいでビジュアル的に好きなコースです。
ショートホールで1オン9パッドというのがありました。グリーンの後
ろ側が数メートルの段差になっていてそちらに流れ落ちるともう・・・
「もうっ!嫌だ!」という目の前が真っ暗な展開になる。機会があれば
再チャレンジしたいんだけど結構高いしなぁ。オールド・コースの方は
上司が会員なので一緒に行けば会員価格と私のゲスト価格を足して2で
割るので1,800バーツぐらいでカート付きで廻れる。

やっぱ、ラウンドを重ねるとそういういいコースでやりたいなぁってい
う気持ちがムクムクと湧き上がるけど先立つものがねぇ・・それを可能
にしてはくれないのが致し方ない。私が一番良く通うグリーンウッドは
あるコース評でかなりいい評価を貰っていた。同じ評価表ではサイアム
は1位の評価でした。最近、ようやくいろんなコンペからお誘いがあっ
ても即答で参加しますと言えるようになったような気がします。一緒に
廻る方々に迷惑を掛けずについていけるかなと思えるからです。来週は
またコンペがあるしいろんなお誘いも頂くので当分、土日はコースに立
つ機会が多いでしょうね。まだまだ精進精進。早く110をコンスタン
トに切ってそれから100を切る挑戦をします。それに従って小娘の許
可願いも難しいものになりそうです。「また、ゴルフゥ?最近毎日曜じ
ゃん!」という声をかわしながら参戦の日々が続きそうです。


Siam Country Old Courseは楽しかった!

2008-08-04 13:53:08 | 日々雑感
Siam Country Old courseは期待に違わず全ホールきれいに整
備された気持ちいいコースでした。私達がプレイした当日はバッ
グ預かり所に到着するとなんとも物々しい雰囲気。兵士のSPみ
たいなのが大勢居たので誰かお偉いさんが来るのかなと・・・。
聞いて見るとアジアの軍人さん達の親睦ゴルフ会が行なわれると
のこと。40名くらいのコンペが正にスタート直前のようだった。

スタッフに聞けばマレーシアやインドやミャンマーの軍人さんが
集まってると言う。待ち合い所に居ても初めて聞く言葉が飛び交っ
ていた。しかし、これだけの警備が必要なのかなぁ・・・。取り
巻き連中が多過ぎる。何となくゴルフ場にそぐわない雰囲気でも
あった。どこに行っても警備担当の兵士が居て物々しい雰囲気を
巻き散らかせてるしなぁ。ロッカー室入り口もガードが居て睨む
し。

スタート前にパットの練習。キャディさんに時間が来たら教えて
くれと伝えパット練習場に。20分ぐらい練習して近くの茶店で
休憩。するとスターターが近くに寄って来て「予約されてるMicky
さんですね」「そうだよ」「出来ましたらあそこに居る白人さんを
一緒にお願いできますか」見ると背の高い痩せ目の白人が一人サン
ド・ウィッチを頬張っていた。断る理由もないので相方の上司と共
にOKを出した。その白人が挨拶に寄って来た。結局、日本人2名
とスイス人1名の3名で廻る事となった。

コーチ役である上司が言うには「知らない人が入る事で適度の緊張
が出るからいいんだよ」とのこと。「今日は技術的な注意はしない
けれどマナー違反があれば構わず注意するからね」とのお達し。い
つも廻る懇意な上司の方ではないので二重の緊張感だ。一緒に廻っ
たスイス人(最初名前を聞いたんだけどすぐに忘れてしまったので
日本人同士プレイ中に何度も声かけする時になんて言う名前だった
っけ・・と問い合うばかりであったが結局名前は思い出せずじまい
だった。外国人の名前は1回聞いただけでは憶えられないぞ)との
コミニュケーションは私が窓口になって気を遣わなきゃいかんし。

このスイス人は今年の4月にタイに来たばかりで今日はパタヤ近郊
のゴルフ場巡りをしてるとのこと。ゴルフ歴は20年だが最近は余
りやってないので調子の波が大きいよと話してた。私と言えば「私
はまだ初めて間もないビギナーで今日は迷惑をかけるかも知れない
が宜しく」と事前に彼に挨拶をしていた。同じようにキャディにも
「私は余り上手じゃないのでいいアドバイスをお願いしますね」と
一言プレイ前に伝えた。キャディにこう伝えて置くと背伸びしたゴ
ルフをせずに済むし気が楽だ。大体のアベレージも一緒に伝えた。

それが功を奏してキャデイはいろいろあれこれと世話を焼いてくれ
ます。ミスショットしてもスライスしても「マイペンラ~イ」いい
ショットが出れば「スゥーアイ・マーク」と褒め殺しの嵐。グリー
ン廻りに行けば必ずクラブ3~4本持って来てくれるしね。プレイ
中は全くストレスは感じなかった。プレイそのものは適度の緊張の
中、小さなミスショットはあったが肝心のティーショットはちゃん
と飛んだので一安心。昔に比べれば格段の進歩です。前にウォータ
ーハザードあれば以前はかなりの確率で池ポチャだったけど今はそ
れも過去の話になった。

プレイは淡々と進みました。私もゴルフ歴何十年組2名に遅れまじ
とちゃんとついて行けたと思います。誘ってくれた上司はアベレー
ジが80台。私と言えばここ最近は120の壁を破れない足踏み状況。
ついぞ数ヶ月前は110代前半で廻っていたのになぁ。最近の10ラウ
ンドはおよそ125で落ち着いている。課題は自分なりにはわかって
るのですが・・・。同じ過ちを毎回同じ所で犯して進歩が全くない
なぁと少々自己嫌悪気味です。ショートゲームがまずい。ほんの数
ヤード届かずオン出来ないとかここぞという時にトップしてオーバ
ーしたり。詰めが甘いというか・・・。ただ今回はグリーン廻りの
ガードバンカーからの脱出は1発で全部出せたのは気持ちよかった
なぁ。

また運良く池ポチャ・ショットでボールが向こう側岸際に乗った場
合に7番を使っての脱出ショットも会心のものでした。プレイ中に
そんな小さな喜びを感じながらもいつもの凡ミスも出て憤慨しなが
ら廻りました。基本的には規定パー内でグリーン廻り迄は寄せるの
ですがそこからのミスが多い。また、いらぬパットを重ねたりで終
わると結構な数を叩くという感じ。グリーン廻りをもっと練習と経
験を積まなきゃなと思うこの頃。

ゴルフをする人は皆同じでしょうがここを改善出来れば5打、10打
はあっというまにスコアを縮める事が可能です。上司から「micky
さん、もっと頭を使ったゴルフをしないとスコアメイクは出来ない
よ。漫然と目の前にある球を打つだけじゃね」パー3のショートホ
ールで2オンだったけどパットが3打とか・・・何やってんだか。
ロングショットも1打、1mのパットも同じ1打だもんなぁ。

スイス人も結構ミスショットが多かった。「オーッ、ノォッ!」と
何度か聞いたしね。私は結局前半64、後半61のトータルはアベレ
ージ通りの125でホールアウト。ゴルフで「たら、れば」はいけな
いけどもスコアを縮められるショットや場面が少なくとも7~8回
はあったなぁ。でも結局は上がってナンボだからね。私の今の実力
からすればこの難しいコースをいつものアベレージで纏められたの
は上出来といったとこかな。あのうねりの大きなグリーンを前半は
1パットで沈めたホールも多かったし。ちょっとパットのコツがわ
かった感じが収穫。

木の中に入って結構広い隙間があるのでそちらからフェアウェイに
打ち出す時も7番で打ち払うように打っても打ち上げ気味になり木
の枝に数度と跳ね返されたりでとほほの気分でした。ブッシュに入
れば無理せずフェアウェイに出すことにしているのだけど木の幹に
近接してクラブが振れない時等のトラブル対処法はまだまだですね。
今回はパットの頭を後ろに振って当てて辛うじて出したけど。フェ
ァウェイウッドの2打目がバンカー顎の際ギリギリに残ってバンカ
ーに入って打つのもしんどかった。1ホールだけ寄せのボールがグ
リーンに乗ったけどグリーンの傾斜でコロコロと元に戻って来た時
は焦ったなぁ。

しかし、きれいに整備されたコースでのゴルフは正直気持ちいい。
だからダフってターフを削り取ったりしたらもの凄く申し訳ない気
持ちになってしまうよなぁ。当初は名門コースと言うことで若干緊
張してましたがホールを重ねる毎に気分もリラックスしコースを楽
しめました。また、今回プレイ料金は誘ってくれた上司が会員なの
でそのキャデイフィと私のビジター料金+カート代(強制)で3,660
バーツ。それを上司と折半ということで1,800バーツという各安料
金で廻れたのは嬉しかった。ロッカーも各自の名前がちゃんと個々
に掲示されて気分いいしシャワールームなども豪華だしお湯の出も
申し分ないし。やっぱりいいコースで廻ると気分もいいなぁ・・と
プレイ後も満足満足。

いやぁ、楽しかったです。スコアはそこそこでも気分良く廻れた事
が良かった。キャディも最後迄いいアドバイスとアシストしてくれ
たし。次回、キャデイにまた来る機会が今後多くなるからその時は
予約するよと約束しました。いつも他を一緒に廻る上司もメンバー
登録したからここを廻れる機会は多くなるでしょうから次回がとて
も楽しみです。GFが3,000バーツを越えるGCは私にはそう度々の
プレイは無理ですが1,800バーツ程度で収まるなら月一は行ってみ
たいなと思います。その他はリーズナブルなコースで練習、練習で
グリーン廻りの経験を積むのがいいかなと。アイアンをもうちょっ
と正確に打てる練習をしなきゃ。練習場ではいい球打ててもやはり
コース内ではショットがブレるのを痛感。方向性をもうちょっと安
定させたいなぁ。やればやるほど課題が出て来る私のゴルフだしそ
れを克服すればすぐにスコアに跳ね返るから今が一番面白い時期な
のかも知れません。早く120台からの脱出を計らねば!


割高感

2008-08-01 17:43:50 | 日々雑感
うちの会社でSiam Country Old Courseの会員権を購入すること
となり社長を始め3名が会員登録を済ませた。Siam Countryは今
年、宮里藍も出場したLPGAツアーコースの1つです。以前からタイ
国内では五指に入るコースでしたが他にもいいコースが出現し若干、
影が薄くなってましたが最近コースを全面改装し隣接の姉妹ゴルフ
場のPlantationコースと共にその存在感を新たにしてます。

Plantationは以前上司に誘われ一度プレーしましたが私のようなヘ
タッピには難しかったです。水のハザードが少ないのにボールを幾つ
もも無くしたしなぁ。しかし、とても洒落たきれいなコースはヘタク
ソながらに心に残ってます。そういうとこで毎回プレー出来ればいい
なぁ・・と思うのですがいかんせん緊縮財政の私の財布では数ヶ月に
1度行けるかなぁ・・という感じ。(ナン・ナン・ティー・ヌン・カン
ダイ)私にとっては今はラウンド回数をこなす方が重要でPlantation
1回で割安コースやSport Dayに当れば3回はプレー出来ますからね。

今回は上司からメンバーになったから一緒に行こうとのお誘い。メ
ンバーはGF代はタダだから私の支払い分を2名で割った分を個々の
プレー代とするとのことで一人2,000バーツ弱で廻れる事になった。
たまたま会員登録の書類を届けるためSiam Countryに出向き手続き
が終わる間、コースを見てたがとても整備が行き届いたきれいなコー
スだなぁと。明日はここでプレー出来るんだと思うとなんかワクワク。

昔、チョンブリで一番安く出来るというGCに行ったことがあるが
GFを払うカウンターで食事を一緒に売ってるしロッカーはコイン・
ロッカー程度の大きさで多くが変形しまともに扉が閉まらないなど
何か切ない気持ちで準備した事がある。コースも禿げたままのとこ
が多く放置されたところを廻りながら「こんなんならもうちょっと
奮発して気分よく廻れるとこにしよう。惨めやなぁ」と切実に思っ
た。

まだまだ訪れたコースは少ない。どうしてもGF代が先にたってしま
うのでコースが限られるし。値段なんてどうでも良ければ毎回何とも
気持ちのいいコースで廻れるんだろうけどね。今は回数を行きたい
段階だし財布と相談してその週毎に行くコースを決めている。
平日のスポーツデイ設定がある場合は私が有給休暇をとって一緒に
廻る上司は仕事を抜け出て、示し合わせて一緒に廻る。平日ゴルフは
空いていて気持ちいい。後は土日であれば出来るだけ料金設定が下が
る昼からのラウンドというように涙ぐましい努力です。

カートは強制でなければまず乗らない。ゴルフは歩くのも一つの魅力
だからというのも一つの理由。らくちんゴルフは邪道と思ってる。時
たま1日に2ラウンドする後半は借りる時はあるけども疲れてなけれ
ば出来るだけ歩きで廻る。キャディがうるさく「疲れた、疲れた」と
言うが「嫌ならキャディ代わってもいいよ」と応酬していつもケリが
つく。

Siam Countryを誘われた前後にブログの知り合いの方にもお誘いを
頂いた。場所はBangpra GC。ここはシラチャー市内から車で15分
程度です。現在、クラブハウスを改装中でそのしわ寄せがロッカー室
に出てる。ホテルの部屋の一部をロッカーに充ててるのだがシャワー
のお湯が出ない。何でもボイラーが故障してるとのことだが、この数
週間何度か行ったがいつもお湯が出ない。いくら火照った身体と言え
ど冷水は堪える。そういう小さなマネージメントが出来ていない。

日曜の午前中プレイでGF1,600バーツとCF220バーツの計1,820バー
ツ。ここは昼からだと一気に400バーツ下がるしSportsdayは1,120
バーツだ。Siam Countryと比べては致し方ないが1,800バーツはもの
凄い割高感を憶える。それなりの料金なのにお湯がいつも出ないとはお
かしいし駐車場がやたら狭くて毎回下の入り口近くの駐車場に停めなけ
ればならないのも面倒。先週の日曜の午後に予約して行ったら予約した
キャディが勝手に朝のコンペの方を希望し私は袖を振られた格好。キャ
ディ予約なんて全く意味ないじゃないかとフロントにクレームを入れた
らプレイ途中にマーシャルが予約係担当を連れて謝りに来たが・・・・。

たった400バーツですがされど400バーツです。これだけあればちょっ
と豪勢な食事が出来ますよ。日本の方から見ればたった1,200円ぽっち
じゃないかと思われるでしょうがタイ在住が長くなれば400バーツは
ちょっとした金額なんですね。割高感を抱いて廻るのは一緒に廻る方に
も迷惑をかけそうなので思い切って折角のお誘いをお断りしてしまいま
した。本当は行きたかったんですが。

パスした日曜日は漫画喫茶で「風の大地」の読み残し分10巻あたりを
読破し、その後打ちっ放しでも行って過ごそうかと。夕刻は小娘を迎え
に行って食事しなきゃいかんし。(これ最近面倒になって来ましたね。小
娘よりゴルフ優先って感じが強くなって来ました。それを小娘も感じ取
ってるのでゴルフに行くと言うと余りご機嫌麗しくないのです。)

まだまだ廻ったコースの数は少ないです。私を誘ってくれる同僚や上
司も料金を気遣ってくれてリーズナブルで面白いコースに誘ってくれ
ます。その上司と同僚は現在一時帰国でいないので今回は別の上司の
お誘いにのったのです。2日続けて1,800バーツは辛い。大体2,500
バーツは使ってしまう結果になりますからね。当然、小娘に文句を言
われるし。ゴルフ代の遣繰りはゴルフが面白くなる程、厳しさが増し
て来るなぁと感じるこの頃です。


プワット・トーン・キー

2008-07-11 15:58:54 | 日々雑感
先週の土曜日に客先のゴルフコンペに参加した。まだまだ
胸を張って参加出来る程の腕前ではないけれどこれも経験
ということとタイ人マネージャーがそれ迄ずっと参加して
たので次の組にバトンタッチしたいと言うことで話が廻っ
て来た次第。

場所はトレジャーヒルCC.ここは以前プレー中に腹の調子が
おかしくなって急遽林の中に入って用を足した憶えがあった。
スタート前は胸がドキドキして「さぁ、最初のティーショット
がチョロだと嫌だなぁ・・・」という思いで一杯だった。
兎に角、ティーショットがうまく行けば後は気が楽になりま
すからね。

さて、そのティーショット。力を抜いて軽く振り抜くことに
最初から決めていたからまぁまぁのショットでフェアウェイ
に。その時は腹具合の事は全く忘れていた。最初のハーフの
4、5番目だったと思う。腹具合がまたまたおかしくなって
来た。アイアンのアドレス時に若干気張るとお尻からプスッ
と空気が漏れだす。それがキャディにも聴こえたらしく「まぁ、
お客さんったら・・・」と言われる始末。う~ん、このまま
次の茶店迄、腹具合が持つかなぁ・・という不安が過る。

アドレスにも力が入らないし、もしインパクトの時に不覚に
も漏らしたりしたらそれこそ客先でこの有様は尾ひれがつい
て面白おかしく語り継がれるだろうし。多分、クラブハウス
で食べたアメリカン・ブレックファストがまずかったようだ。
ハムやウィンナーの鮮度が悪かったような・・・。丁度、臨
界に達してたのはショートホールのティーショット前だった。
キャディに次に茶店はあるか?と問うと次の次という返事。
腹の急降下度は益々ひどくなってもう限界迄達した感じ。
次の次なんて間に合う筈がないと腹を括った。

キャディに「ティッシュ持ってるか?」と恥も外聞もなく聞
く。「ありますよ」と言って持ってたバッグからシワシワに
なった数枚のティッシュを手渡してくれた。足りるか?とい
う一抹の不安は過ったけども今はそんな贅沢を言ってられな
いからそれをひったくるようにして林の中に一目散に駆け込
んだ。適当な場所を見つけ一気に用を足す。

おぉ~!この安堵感!!!と爽快感!!!決壊寸前の防波堤
が間一髪で助かった。用を足し終えてグループに合流する時
の顔がなかなか難しい。他のプレイヤーは私が草むらの中で
用を足して来たというのは全員知ってる訳だしキャディさん
達も同様。何となくばつの悪い感じがするんだなぁ、これが。
何食わぬ顔でドライバーを受取りティーショットに向かう。
腹の具合が直ったのでショットも快調。途中でボトルの水で
手を濯ぐ。「朝のクラブハウスでの食事がまずかったみたい。
前もここで同じような状況になったんだよ。食堂に文句を言
っておいてよ」とキャディに告げると「私達はそんな事は言
えないんですよ」

しかし、同じコースで同じ経験を2回もしたのは偶然か、そ
れとも朝食の鮮度が悪かったのか・・・。また、ここに来る
機会もあるだろうけど何だかトラウマになりそうな雰囲気で
す。まぁ、いわゆる野糞というものだけど日本で若い頃に仕
事で客先からの帰り道に腹の具合がおかしくなり一気に臨界
域に達してしまった。車を運転してたのは大きな国道の幹線
道路だったのだがGSがなかなか見つからなかった。横を見る
と海岸線とその国道の間に広い埋め立て場が広がっており好
都合にも茅が密生していて格好の場所だと目に映った。

埋め立て地に向かう脇道に入り一目散にベストプレイスを目
指して車を走らせる。適当な場所を選んで車を停めて一気に
用を足す。この時が初めての戸外での用足しであった。
「救われた!神様ありがとう!」とマジで思いましたね。

今回のゴルフ場では再度お腹が急降下するのだが幸い今度は
茶店があってちゃんとトイレを使う事が出来た。お尻を洗う
ノズルから出る水の勢いの凄い事。痛い!痔持ちの人ならト
イレの中から大きな叫び声が聞こえるのは確実だ!ボールは
グリーンに乗っていてパットの順番だったが皆さんに申し訳
を言って茶店のトイレに飛び込んだので用を足して出て来た
時には私のパットは省略されていて「ミッキーさん、2パッ
トのボギーとしましたから悪しからず」と言われてしまった。
ま、しょうがないか・・・。あの距離なら2パットだろうし。

まぁこれに懲りて次回からは腹の調子を整えてゴルフ場に向
かおう。ゴルフの結果と言えば良くなかったです。以前の頃
に先祖帰りした感じのスコア。唯一、ニアピン賞をとって賞
品のゴルフボールをゲットしたのが救いだったかなぁ。毎回
うまくリカバーしてくれたフェアウェイウッドが絶不調だっ
たのも影響してるかな。何せ、私のフェアウェイウッドの打
ち方はかなり変則的なので下半身に力が入ります。腹具合の
悪かった最中はすべてトップ気味で飛ばず情けなかったんで
す。