感 話

浄土真宗の坊さんがかってにほえています。

初心に帰って

2020年01月22日 | 普通のお話
 お寺の行事に参加してくださっている方の
顔ぶれも少しずつ変わってはきているのですが、
だんだん平均年齢が高くなってきています。
昨年までなんとか継続してきた書道教室とパソコンクラブは、
参加者が減少したので、当面休会とさせていただきました。
 その時代、時代でお寺に求められるもの
も変わってきているのでしょうか。
 昨年途中からからお講の内容も少し変
えてみました。違う宗派の坊さんにお話い
ただいて、仏教とはなんなのか、お寺とは
どういうところなのか、いっしょに考えて
いくことにしました。
 本年はその続きとして、四月から浄土真
宗のお寺と仏事についてみんなで考えて
いきたいと思います。

復活(2011年の原稿)

2016年01月30日 | 普通のお話
心の痛み
◎お寺がなくなる
私のいるお寺は、首都圏の開教寺院です。開教活動を始めて十年ちょっとで、開教寺院の中でも比較的新しい方ではないかと思います。そんなお寺ですが、何とか大谷派の寺院名簿にも登載していただき、非法人教会として活動しています。
法事や葬儀のご縁もいただき、このまま順調にいけば・・・と思っていたところ、一昨年火災になってしまいました。一晩で状況が一変してしまったのです。
少しやけどをしたので救急車で病院に運ばれましたが、病院で寝ているときもさまざまな気持ちが沸き起こってきます。建物が燃えてしまったという心の痛手、これから再建できるのだろうかという不安な気持ち。バザーなどさまざまな行事を行い、地域でもなんとかお寺として認められてきていたのですが、信頼関係を再構築できるのだろうかという不安など、次から次といろんなことを考えてしまいます。
翌日からの消防署や警察署の現場検証や事情聴取、損害保険の手続きなどもあり、精神的にかなり疲労感が大きかったと思います。すべてを投げ出して、誰も知らないところに行けたらどんなに楽だろうとも考えました。また、救急車や消防車のサイレンの音にも敏感になり、街中で救急車や消防車を見かけても目をそむけたくなる自分がいました。
◎私の心
その後、プレハブの仮寺務所の設置や法務などで忙しく過ごしてきましたが、なかなか「心の痛み」は無くなりません。「何かお手伝いできることは」という申し出もたくさんあり、それはそれでありがたかったのですが、そっと見守っていてほしいという気持ちのときもあり、また時間が経過してからはもうそのことには触れてほしくないという気持ちにもなりました。
火災から二年目でようやく再建の目途もたち、なんとかお寺として活動していけそうかなとも思えるこの頃ですが、施設が完成したからといって、完全に「心の痛み」が解消できるとも思いません。
「心の痛み」は何も特別な事故や災害ばかりではありません。私自身、障害のある方の施設のお手伝いをしたり、被爆された方のお話をお寺でみんなで聞いたり、まったく無関係のところにいたわけではないのですが、今まで以上にいろいろなことを考えさせられています。
また、ニュースを見ても今までの私と受けとめ方の違いがあるような気がします。電車の事故にあった方が今でも電車に乗れなくて苦しんでいたり、災害や事故にあった方やその遺族のお話、空襲や被爆された方のお話を聞いた時など・・・。
◎大切なこと
私にはそのような「心の痛み」を解消できるような知恵や技術はなにもありませんが、お話を聞いたり、共感しあえることはできるかもしれません。それで痛みが少し和らぐこともあるでしょう。
お寺として、何かを伝えたり発信することも大切ですが、それと同時にさまざまな人のお話を聞くこと、そのような場としてのお寺を目指していました。私自身が大切なことを忘れかけていたのかもしれません。あらためて、そういう願いを込めたお寺でありたいと思います。
また、火災のニュースを知った障害をもっているグループホームの友人たちから、「大変なことになり皆で心配しております。山吹さん、体に気をつけて。私達もがんばります。」という手紙をいただきました。私が運営する側、彼らが利用する側という立場を超えて、長年おつきあいしている友人たちですが、ありがたい便りでした。いっしょに歩んでいくという気持ちを、私は出会った人たちと大切にしていきたいと思います。

(以前の原稿を公開しています。)

夢まつりー3

2008年11月12日 | 普通のお話


11月9日(日)の夢まつりをなんとか終えることができました。
9日の前後に葬儀があったので、何がなんだかわからないまま
終わってしまったような気がします。
今日、やっと半分後片付けが終わりました。

当日はバザーのお休みから一年のブランクがあったので、
来場者は少ないだろうなと思っていたのですが、
開会前からボツボツと人が集まり始めました。



マジックショーも観客がいないときはお手伝いのスタッフに
見てもらおうと考えていたのですが、、
近所の方がこどもづれでたくさんきてくれました。



今年は石川県輪島の野菜を持ってこれなかったのが残念でした。
でも、ご近所の方たちとお話しする時間がもてたのは
よかったですね。

夢まつりー2

2008年11月05日 | 普通のお話
11月9日(日)の「正覚寺夢まつり」については、
ホームページにも掲載しましたが、次のとおりです。

近所の方への案内チラシは、書道教室などの参加者に
配っていただきました。



こどものころ、何かをいっしょうけんめい作った思い出をもっている方も多いと思います。
こどもの夢、おとなの夢、みんなで話し合えたら楽しいかもしれませんね。

万華鏡手づくり教室
世界でただ一つのあなただけの万華鏡を楽しく作ってみませんか。
万華鏡が大好きな、長沼豊さんが皆さんのお手伝いをしてくれます。
不思議で美しいオリジナル万華鏡が手軽に作れます。(所要時間30分)


マジックショーとバルーン(風船)遊び
???不思議がいっぱいのマジックショーと、風船を使ってかわいい動物などを作るバルーン遊びです。
多彩な特技をお持ちの中平典子さんといっしょに楽しいひとときをお過ごしくさい。


福祉関係の団体や施設の手づくり製品の展示販売もあります。
千葉特産のさつまいも、ニンジン、石川県輪島の物産などのお楽しみ
販売もあります。
楽しい一日をごいっしょしませんか。

夢まつり

2008年11月02日 | 普通のお話


2ヶ月くらいブログも休みになってしまいました。
気がついたらもう11月、部屋のカレンダーは
まだ10月のままでした。

11月9日(日)に行事の予定があり、
その準備もあってアタフタしています。
一昨年まではバザーを行っていたのですが、
今回は内容も多少変更します。

正覚寺
ホームページにもなんとか掲載できました。

どれだけの来場者があるか心配です。