治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

薬機法違反はてめえの方だバーカ

2024-03-12 19:02:28 | 日記
っていうブログを今日は書きます。

心理職っていうのは、人を類型化し、したり顔して誰それは犯罪者だとか言っても許されるとカンチガイしていますが、それは立派な名誉棄損、という話を書きました。

ただ私は、一部の自閉症者のことを「犯罪者予備軍」と書いています。犯罪者、ではなくその予備軍。
なぜなら彼らにさんざんストーキングされ、彼らの誤った正義感(「自分が嫌いなものは、罰せられるべき。どこかにそのための法律があるに違いない」という思いこみ)はまさに「個々人の自由を尊重する」刑事司法の対象となる事件を起こした犯人たちに等しいものだからです。

彼らは嫌いな私が何かの法律に違反していると一生懸命思いこみ、「薬機法違反だ」と主張していました。
そもそも条文を読んだかも怪しい。
一行目から違うってわかっちゃいますから。
ただ彼らは「発達障害が治らない世界線」に安住していたい。
そして彼らは、権威に弱い。権威に依存することでしか生きられない。権威に背いたり、権威に物申すことなど考えられない。勇気がない。
だから気に食わない浅見をなんとか法率が罰してくれないかと夢を見て、薬機法ってやつを見つけたのですね。

よく読めよ条文。
まあ、読まないだろうな。
だって読んだら夢破れちゃうもんね。浅見はこれに該当しない、という。

まあともかく、個人の判断のはずのマスク着用が店舗とかで半ば強制されていた暗黒の時代、私は素顔のままあるドラッグストアに入っていき、買い物をしました。あたり一帯では一番大きいチェーンです。

そうしたらレジのときそんなに若くない女性店員が「マスクをしてください」というので
「感染予防のためにと謳って薬機法違反にならないマスク、この店に売ってる?」ってききかえしてあげたことがあります。「ドラッグストアが薬機法違反したらまずいんじゃないの?」そしてもちろん、マスクはせずに買い物を終えた。

そもそもその辺のドラッグストアに売っているマスクは雑品で感染予防のエビデンスなどありませんから、ドラッグストアが薬機法違反に問われたくなかったら顧客にマスクは強制できない。ただみんなが前もって従ってしまっていただけです。

あの頃は医クラもマスクマスクうるさかったと思いますが、そして病院ではまだマスク圧続いているみたいだし妊婦さんもマスク強制分娩をまだやられているみたいですが、雑品のマスクを感染予防とか言って顧客に押し付けている医療機関をみていると

「薬機法違反はてめえの方だバーカ」って思いますわ。
そして運よく今、医療機関に世話にならないでいい境遇であることに深く感謝します。今の私は社会保険加入者として金を納めているだけ。純粋なスポンサーであり、医療従事者を飼っている身分です。

それにしてもさ、なんとか気に入らない浅見を権力にどうにかしてほしいという虚しい夢を見て火を発見した原始人のように振り回していた医クラとその洗脳者、いたかったね。まだしてんだろうねマスク。

一生してなよ。
それでろくな空気も吸わずに健康害して早く〇んじゃえばいいよ。
〇んだら祝杯上げるわ。

いつも言いますけど、これは〇しにいくということではありません。そんなつまんないことはしない。
ただ〇んだら嬉しいだろうな、というだけ。

皆さんにききたいの。
彼らは花風社が、浅見が、潰れろ潰れろと呪ったじゃないですか。
じゃあなんで、こっちは彼らの〇を望んじゃいけないの?
おあいこじゃないの?

さて、明日はこの春最初のライド旅。
そろそろと始動します。
今年もケガしない、ケガさせないでいきたいです。

たんに嫌いなだけ

2024-03-11 18:05:26 | 日記
重なるときには重なるんだな、と思うのですが

私と知人あるいは友人あるいは利害関係者の二人
AさんとBさんがいるとする。
この二人が仲悪い。
というより、AさんがBさんを嫌っている。

というケースを二つ抱えています。
いくつになっても人は争うのね。

っていうか当たり前なんですよ。
そっちの方が健全なの。
だって別に誰とでも仲良くしなきゃいけないわけじゃないから。

まあともかく、Aさんが浅見に「Bさんとは付き合ってほしくない」と思っているとする。
そうすると、色々言い訳をするわけ。

「あの人は差別する人」
「あの人は金に汚い」
「愛着障害がひどい」

etc

とかなんとか。

でも突き詰めてみると単に

「嫌いだ」っていうだけなんですよね。
虫が好かないっていうだけ。

ところが大人の世界では
「あの人が嫌い」ってあまり言ってはいけないらしく
その言葉を避けるために色々と正当化をする。

「あの人にはこれこれの人格的欠陥があるから付き合うべきではない」という大げさな論議に発展するわけ。

たんに「大嫌い」って言えばいいだけなのに。

とくに心理系の人は、人間を類型化して上から目線で語るのが平常運転なので、「たんに嫌い」を「人格の問題」に格上げしてめんどくさい。

前科の何もない私も詐欺とかなんとかさんざん言われたけど
あれはたんに「浅見嫌い」「発達障害の世界にいて目障り」っていうのをストレートに言えなくて人格をいじったんだな、って今になるとわかりますわ。

だって私詐欺してないし。
犯罪おかしたこともないし。
むしろ被害体験あるくらいだし。

犯罪者じゃない人を犯罪者と呼んだら名誉棄損だけど
それを心理士ズがやっちゃうのは、人の類型化になんの罪の意識も持っていないからなんだな。

もっと素直に「あの人嫌い」って言った方が、まだ健全なんじゃないかな。

勝手にカウンセラー番付発表

2024-02-29 14:01:07 | 日記
昨日、2024年2月28日、Xのトレンドに「臨床心理士」が上がっていました。私はのべつまくなしに臨床心理士の悪口を言っていますが、もちろん私の発言の影響ではなく、なんかもめごとがあったようでした。

そういえば公認心理師導入前の騒ぎも面白かったですね。口ではきれいごとばかり並べながら、表向きの志とは真逆の利権確保に汲々とする醜態を意識高い心理士のみなさんがさらしていて面白かったです。ま、あっちが本性ですな。

昨日の騒ぎは要するに、臨床心理士も公認心理師も持っていない勝手なキラキラ民間資格の人が(まあ臨床心理士も民間資格ですが)カウンセラーを名乗って商売することが気に食わない、というギルド的な党派心むき出しのクレームでした。

そして臨床心理士や公認心理師がいかに優れているかの証左として、公の機関、たとえば学校のスクールカウンセラーは資格が必須だとか、そういう根拠を並べ立てているのでした。

実にコミカルです。

人々がカウンセラーに何を求めるかというと、問題解決です。そして今のところ、臨床心理士や公認心理師といえど問題解決できない人の方がずっと多いことはもうばれてるわけです。

だから我々は、臨床心理士や公認心理師の免許を持っていてもそれが「優れたカウンセラーである証」としてはみなしていないわけです。

どうせ民間の勝手資格のカウンセラーだって愛着障害と承認欲求の塊みたいな人だらけで問題解決なんかしないでしょうけど、どっちみち問題解決しないのなら免許の種類がなんだろうと消費者には関係ないわけです。

もし、万が一、民間の勝手資格の保持者で問題解決に力がある人がいたら、それはとても素晴らしいことで、役に立たない臨床心理士や公認心理師よりずっと役立つカウンセラーなわけです。

それくらい、消費者にとっては資格の種類など関係ない。
役に立つかどうかだけが大事。

もし公的機関に雇われるのに特定の資格が必要だとするなら、それは行政上の管理の問題であり、行政が雇う資格を持っているカウンセラーだからといって質が保障されているわけではありません。

いや、まだ事情を知らない消費者だと、そういう資格保持者に騙される人もいるだろうけど、我々はあまりに知りすぎています。
大抵の臨床心理士や公認心理師は役立たずだと。

だから行政がこの二つの資格保持者を雇うというならば、それは「濃厚接触者」を決めるにあたりマスクの有無を目安にしたのと同じような線引きのための目安にすぎず

つまり、資格には一枚10円くらいの不織布マスク程度の価値はあるんでしょう。

でも不織布マスクをしていたから濃厚接触者にならなかったように、臨床心理士や公認心理師を持っていたからスクールカウンセラーに雇われたりするのなら、

何が何でも官で働いてどや顔したい! と願う心理士諸氏には価値はあるんでしょうけど

でも大抵のスクールカウンセラーは役に立たないから
不登校もいじめも教師のメンタルヘルス問題もなんにも解決していないから

ギルドの中にいない我々にとっては、臨床心理士だろうと公認心理師だろうとそのほかのキラキラ資格だろうとどうでもいいわけです。

というわけで、私的に考えてみました。心理士番付。

ナンバー1 治す人

これは当たり前だと思います。レアだけど。

ナンバー2 治す人で民間(自費)の人

治す人がもしいたなら、できれば民間人である方がありがたい。公金食わないからです。

ナンバー3 治す人で官側(スクールカウンセラー等)の人

まあ愛甲さんくらい治すのなら公金食っててもいいかな、ということです。ただし皆さんもご存じのとおり絶滅危惧種。

4 治さない人で民間の人

顧客が勝手に選んで勝手に自分の金払ってくれるなら、治さないカウンセラーの迷惑もあまり大きくありません。

そしてもちろん最悪なのが

5 治さないで官の人

ですね。役立たずのスクールカウンセラーとか、そういう人たちです。で、心理士ズはここに入りたがるし、ここが利権のありどころなので、ここに入るための二つの資格は彼らの中ではすごく大きいんだと思う。色々文句ばっかり言ってるのもここをめぐっての争いのゆえ。志望者のボリュームゾーンがでかいみたい。

そのためには、さぞ貴重なんでしょう。彼らにとっては。この二つの資格が。

まあこっちからみると、ぺらっぺらの不織布マスク程度の目印にすぎないんですけどね。


患者様(笑)

2024-02-28 09:16:58 | 日記
『発達障害治療革命!』を作ったとき
著者である脳神経内科医田中伸明先生は当然、自分の身を置く業界のしきたりに則り、患者さんのことを「患者様」と呼んでいました。あっち業界をリスペクトし、そのままにしました。
ただ自分自身はとうてい「患者様」と呼ぶことはできないので、私は「患者さん」で通しています。

我々の業界では流通関係のことを話すとき「書店様」と言います。
でも他業界の人にそれを強いようとは思わない。
うちの著者の人たちに「本を売ってもらうのだから書店様と言え!」とは言わない。それぞれ医療とか福祉とか整体とかそういう業界の人だから、こっちの習慣は押し付けない。
それと同じで、私が患者様呼ばわりを強制される筋合いはない、という判断でした。

患者様という呼び方は、なんらかのリスペクトの表れで
きっと医療の人々にとっては、「自分ところに売り上げをもたらしてくれる人」という位置づけなんだと思いますね。
だから様付けで呼ぶ。
一方で医療従事者は、一般人に対しては威張りまくる。時給1100円の事務員も田舎のSTも威張りまくる。
彼ら彼女らが国民皆保険を享受していながらその仕組みがわかっていない証拠です。
そしてまた、医療の教育機関も、病院も、どこも教えないんだろうね。健康な人々こそ医療を支えているということを。
だから彼ら彼女らは、養生で健康を保つ我々を罵倒するし、強制ではないワクチンを打たない選択をすると「反ワク」、これまた強制ではないマスクをしないだけで「反マスク」のレッテル貼り。
ええっと、結局感染なんかしませんでしたけど?
反医療反医療言うけどさ、この四年間ずっと社保払い続けてまったく医療に負荷かけてない私は純然たるスポンサーですが?

国民皆保険において一番の顧客は誰?
目の前にいる子ども部屋おじさん? 高校のときいじめられたのがトラウマで一度も社会に出ないまま50歳になった。親はそれなりにいい時代に生きて年金もまあもらっているから今のところ親にパラサイトしています。そしてその親は退職金やらなんやらで数千万資産はあるけど今は年金収入のみで非課税世帯としてときどき政府からなんとか調整金が送られてくる、とか、そういう身分。当然親は医療費一割負担。子ども部屋おじさんである患者様(笑)も自立支援で一割負担。

この場合ねえ、
この子ども部屋おじさんの医療費を負担しているのは、当人でも親でもなく健康な労働者です。
健康で、バリバリ働けて、強制的に社会保険料を取られ、住民税もきちんと納め、そしてめったに保険証など使わない一般の健康な労働者。たまに歯医者行けば三割とられるのよ。
健康な人たち。これが医療従事者の、本当の顧客です。
それをこの層に医療従事者は無礼なことばかりしている。

当該子ども部屋おじさんがもっと早く愛甲さんと出会えていたら
トラウマ処理を習い、社会に出られたかもしれない。
でもそういうトラウマ処理を
凡医療従事者たちはきっと「トンデモ」と言うだろう。

うちは一家そろって病気していないが、病気しないように気を付けていることはたくさんある。
まあだいたい睡眠食事運動だけど
それを保つために整体的なものをすることもあるし
ちょっと不調なときには手当で治す。
ところがそれを「トンデモ」と罵倒するのも医療従事者たちだ。

我々のように、きちんと仕事をして社保を納付してしかも病気をしない、医療を使わない人こそ医療従事者の給料の原資であるのに
それが見えない。
またそういう教育を一切しないんだろうね、医療業界は。

なんで生涯働いていない子ども部屋おじさんが治療を受けられるか
それは働いている人が支え、そして健康で医療をめったに使わないからです。
なのに医療従事者は、それがわかっていない。
だったら一回7割引きとか9割引とかなしで、素で勝負してみろよ。

治せない発達医療がどや顔しているのは
国民皆保険があるから。
だったらそんなもんなくして
その分国民は資産形成して
億り人続出で
健康な人は遊んで暮らせばいいよ。
病気の人だって
億&民間保険でもあれば、健康保険など要らないだろう。

その方が活気があるジャパンになると思いますけど。

まあともかく
私の健康を保っているのは医療ではないですね。
一次産業の人とか
交通インフラの人とか
観光業の人とか
ともかく医療がコロナ禍で威張って抑えつけた人たちによって私の健康は支えられています。



怒りの下にあったもの 花風社創立28周年&ハッタツ大戦から5年記念旅行のご報告 その3

2024-02-26 09:03:11 | 日記
三日目の朝。今日は帰るだけ。
2月23日。花風社創立記念日。帰ってお祝いするのです。
空はどんより。夏日に遊びましたが、今日からお天気悪くなるようです。ちょうどいいタイミングできました。
いつもいつもタイミングに恵まれるとは限りません。ただワタクシ、タイミングにはわりと恵まれがちです。

思えば、コロナ禍の前にハッタツ大戦があったのもグッドタイミングでした。
あれがあったから医療を信頼せず、マスクも毒💉もせず、それでいて感染することもなく乗り切りました。
マスク強制出産など、医療のやる残虐行為も知って
あの産業の魂胆がわかりました。
医療が発達障害を治す日は来ないだろう、来るのをむしろ阻むだろう、ということも。

着いた成田は気温3度。雨。
これだけの違う気候の地が、国内にあるのは豊かなことです。
小さい頃私たちは、日本がちっぽけな国だときかされて育ちましたが、あれこそ洗脳だったと今になるとよくわかります。
今は「日本は資源のない国」を疑っています。

今回マウンテンバイクという新しい乗り物に出会い、買いたくなったけど、夏の間は買わないだろうな。
おそらくお金を旅行に使うでしょう。
3月には自分たち的自転車シーズンも始まり、その皮切りとしてまた霞ケ浦を一周してきます。冬の間あまり走っていないから、きついかもしれません。
そして3月末には母と小笠原への船旅。
これも楽しみです。
そして泳げるようになったら、奄美大島に行ってこようかな。
夢はふくらみます。

母は88歳でエアロビ週に4回やっていますが、60代だか70代の頃、婆にありがちな膝痛も経験したそうです。整形外科行っちゃうと変形性なんたらと診断され絶対治らないあれです。
お友だちもみんな膝痛を抱え、整形外科に行ったりしたそうです。治療とか湿布とか手術とか。そして治りません。あきらめます。そして杖生活に入っていきます。
母は最初から、そんなもの医者が治すわけがないとわかっていたので、医者には行かず自分で自分の膝を観察して自分で治しました。
そして今なお健脚です。
毒💉も打っていません。予約していたのですが、先に打った友だちが調子を崩すのを見て、やめました。打った人はどんどんぼけていっているそうです。
娘にヒステリックな医療従事者とかがいたら、母もうるさく言われて打ったかもしれませんが、娘が私だったので、打たないことはむしろ大歓迎でした。もちろんコロナ未感染です。

ハッタツ大戦のとき花風社を「反医療! トンデモ!」と大騒ぎした凡STの母親は膝で入院とかしていたそうですし、夫は免疫抑制剤、本人と子どもは喘息等の持病があるそうです。
医療に依存し、国民皆保険のもと公金チューチューして給与をもらい、そして彼女が「カルトの信者」と罵倒した花風社読者が治している子どもの喘息すら治せない。
一家で病気ばかりして、医療費使って、まさにごくつぶしです。

彼女の一家が寄生している医療費は、健康で養生で医療費を使わない人が納めているのですが、バカだからその仕組みも理解せず養生する人たちを「トンデモ」とか罵倒しているのです。
我々が反医療なのではなく、彼女が医療依存。
どっちが健康を保っているかよくみてもらいたい。

私の家族は医療に依存することなく健康を維持していますし、読者は医療を使うことはあっても依存することなく家庭での発達援助で支援の必要度をどんどん下げています。結果的に、他の納税者の納めたお金を無駄に使っていません。

ところが、凡STを始めとする「治らない! 治すなんてトンデモ!」と叫んだ医療従事者、それに洗脳された当事者保護者には、この構造が見えない。
バカだから。
無知だから。
社会性がないから。
そして傲慢だから。
先に金取っていく国民皆保険のもと、医療側が「治らない」と断言することが怠慢だとわからない。社会への裏切りだとわからない。・自分たちは先に金取っておいて仕事をしない宣言をしている。
・自助努力で公金を使わず治す努力をしている人たちをカルトとかトンデモとか罵倒する。
これが自分たちの実態だとわかるほどの社会知もない集団なのです。

一家揃って病気でも仕方ないかもしれない。それぞれ体質があるのはわかります。
でも、せめて、国民皆保険という制度を理解して
自分たちの給与が、あるいは受ける医療行為が、
健康に労働して社保を納め病気をしない人のおかげで支えられていることくらい凡STは理解できなかったんですかね。
その人たちを罵倒する前にさ。

理解できなかったんですよ。
なぜ?
無知だから? 傲慢だから? バカだから?
その全部です。
そしてその全部を兼ね備えた人間がうじゃうじゃいる。それが医療の世界、支援の世界です。

あんな人たちに治せるわけがないのがよくわかるでしょう。

医者も心理士も少数の例外を除いて本当に性格が悪い。
そして民間資格のセラピストみたいな人たちも
まともに会社員ができなくて、でも一発逆転狙いたくって、ライセンスビジネスに大金貢いで、なんの力もないくせにどや顔して人にアドバイスしている、みたいな人ばかり。
それでSNSにポエム書いて集合写真のっけてなんかやっているつもり。
客なんか来ないでしょう、たいていの人は。

そもそも人が人を癒せるはずがない。
それをわかっていない人が多すぎます。

こういう世界で生きていて、だから私はなるべく友だちを増やさないように努力していて、努力の結果つまらない人間とつきあわなくてよいので
おかげで健康を保っています。
それでも日々医療や福祉は観察していて、ずーっと自分が感じているのは怒りだと思っていたのですが
怒りの下にあるものに気づいたのは、松島さんの先日の講座のおかげかもしれません。

こういう医療や福祉への怒りがどういう手当で治まるか。
自分で膝を治した母のように私もそれを観察した結果
私の根源にあるのは怒りではありませんでした。
むしろ、悲しみでした。
これは大発見でした。

障害がない私たちは、社会知のない、それでいて傲慢な医療福祉の公金チューチュー人間と無縁で暮らせます。
でも障害があると、彼らに首根っこをつかまれて一生水牛のように繋がれる羽目になる。
この体制が私は悲しい。
そこから一人でも多く解放することが、私の仕事のモチベーションなのだ。

だから怒りに対する手当より、悲しみに対する手当の方が、ギョーカイトラウマを癒すことに私は先日の講座の後気づきました。

ともかく、医者も心理士も民間のセラピストもごくごく少数の例外を除いて大嫌いな私が
大嫌いな人たちに囲まれて
それでも病気をしてこなかったのは
何かストレス解消がうまく行っているんだと思います。
それが何かはわからないけど
自分で作る肉・魚・温野菜・生野菜のシンプルな料理かもしれないし
自転車かもしれないし、南の島かもしれない。
ジムかもしれないし、温泉かもしれない。
酒かもしれない。
ともかく何かが奏功して、私は病院にかからないで済んでいる。
このまま医療と無縁でいたい。
担ぎ込まれるのは、心肺停止になってからでいいや。
だから、ケガもしないように気を付けよう。
ハブにもかまれないように、気を付けよう。

そして少しでも、医療に首根っこつかまれないでいい人が増えるように、民間の知恵を伝え続けよう。

そんなことを誓って帰ってきました。

というわけで花風社創立28周年+ハッタツ大戦から5年の記念旅行終わり。
南雲明彦さんからお花が届いていました。
イケメンな人はやることもイケメンです。

そして、どっとこむのロゴ
あの空と太陽は
最初に思いついたとおりのイメージで小暮画伯が描いてくれたものだけど

5年前の5月、西表島に一人旅したとき
船からあの景色を見ました。

私は空と太陽と水が大好きで
それこそが神様だと思っていて
その神様と私の間に、医療を介在させる必要はなく
時期が来たら命をお返しするだけなのだと
改めて思った旅でした。





怒りの下にあったもの 花風社創立28周年&ハッタツ大戦から5年記念旅行のご報告 その2

2024-02-25 09:45:07 | 日記
2月17日に愛甲さんの会があり、その翌日法事で鎌倉へ。北鎌倉も車窓の小町通もそして精進落としで訪れた長谷も内外の観光客でいっぱいだったのをみて、私は思いつきました。

そうだ。西表島へのツアーも予約しておこう、と。
石垣島から船で西表島に行き、そこでジャングルクルーズしてマングローブの森を見る。それからバスで移動し由布島まで水牛車に乗って見学、また水牛車に乗って帰ってくる、というガイドツアーを二人分ネットで予約しておきました。

当日、8時に港に着き手続きをします。切符をもらって船に乗りました。そして西表島大原港へ向かいます。今日も天気は上々でした。
でも本来西表島は「水の島」。亜熱帯の島で雨も多い。ガイドのしまんちゅのおじいもこんないい天気は珍しいとおっしゃっていましたよ。

最近松島さんに教えてもらったところによると、私は一白水星という人らしいです。水と縁がありそうです。昔から水は好き。それで2019年のGW、ツイッターの垢けしをしてぼーっとしていたとき、テレビで見た「西表島は水の島」という番組を見て、即行くことを決めたのでした。

5年前のGW、色々あったなあ。ハッタツ大戦からの垢けし→なおそうはったつしょうがいどっとこむのドメインを取得→「治そう! 発達障害どっとこむ」のサイトを構想し、ウェブ業者さん複数に見積もりを依頼。その合間に、西表島への旅行も予約していたのでした。

その西表島に今日は二人で上陸。
早速遊覧船に乗り込みます。これで今日はマングローブの森を行くのです。

ふと、お尻を蹴られました。
どうやら後ろに足癖の悪い坊やが座っているようです。
とんとんとんとんと我々の背面や椅子を蹴ってきます。
「ほら、〇〇、やめて」とジジババに注意されています。
どうやらパパママはよそにいて、ジジババが船の中の坊やのお世話担当のよう。

私は後ろを向いて、坊やに直接話しかけました。
「けらないで」

ジジババは恐縮していましたが、ジジババは関係ありません。ジジババは蹴っていませんから。
蹴ってきたのは坊やですから、だから私は坊やに直接けらないでといったのです。
「人を蹴ってはいけません」とか主語を大きくする必要もない。ただ、私が蹴られるのは不快だから蹴るなといったのです。

その坊やにしても、きっとマングローブなんて面白いわけもなく、大人の都合で船に乗せられて、落ち着かなかったのでしょう。手足を動かすことは発達にも大事ですが、でもこちらは楽しみにしていた遊覧船の間中、けられるのはいやです。

発達障害者にストーカー行為されたとき、支援者に止めることはできませんでした。彼らは不要だった。今回もジジババは不要。
本人に働きかけるのが一番です。

一発でした。その後坊やが我々を蹴ることは二度とありませんでした。空を蹴っていたかもしれませんが、それはどうぞご自由にですわ。

というわけで、島のおじいガイドさんの詳しい説明で、マングローブの森を楽しみました。
「マングローブぅ?」みたいに船から木を見ることの何が楽しいかわかっていなかった夫も、西表島の大自然に感動したようでした。

船を下りてバスに乗って、水牛車乗り場へ。
その途中も色々島のことを説明してもらいます。
田んぼはすでに青く、稲が伸びている。亜熱帯のこの島では稲は二毛作で、5月末には一回目の稲刈りです。

水牛車に乗り、海を渡って由布島へ。
水牛の名前はみなみちゃん。女の子でした。車と我々合わせて1トンくらいあるということですから、苦労をかけました。

島に渡ってきれいなガーデンを楽しみ
水牛のRui君と記念写真。観光地でよくある、勝手に撮って売りつけるやつ。まんまと買わされました。まあいい記念ですし、ダウンロードもできるのです。
映った写真を見ると、Rui君はつまらなそうな顔をしていますが、「車引くよりはラクなんじゃないの」と夫は言っていました。たしかにそうです。
水牛たちは週に二日か三日休みみたいです。
ちやほやされていますが、しょせん家畜です。
鼻に縄つけられて、口枷勤務の医療従事者そっくりです。
医療従事者は自分たちも家畜なので、人を家畜化するのにためらいがありません。近づかない方がいい人たちです。

そして船でまた石垣島に戻りました。
八重山のきれいな海を見ながら。
夫にとって、思っていたよりずっと楽しいガイドツアーだったようで、いいツアーだったと喜んでいました。
二人で西表島に行きたい、というのは私の勝手な5年前のリベンジでしたが、喜んでもらえてよかったなあと思いました。




それから八重山そばを食べ、着替えて、レンタサイクル屋さんに。
マウンテンバイクの貸し出しをしているというのです。
マウンテンバイクに乗るのは初めてでしたが、楽しい乗り物でした。海沿いの道を走っているとしばしば舗装が途切れたりしますが、安定感あって怖くありません。
どっかの岬まで行きました。
そして戻ってきました。往復21キロくらいだったそうです。



ああ、思い切り遊んだ一日でした。
短いけれど、いい休暇でした。身体を思い切り動かせたからだと思います。
三泊くらいしたいなあと思っていましたが
来てみれば二泊で十分でした。
明日はもう帰ります。

ふと気づいたこと。
ここでは日本語しか聞こえません。
よくインバウンドが増えたとか、日本人がもう価格的に追い出されているスキーリゾートとかの話が行き交っています。
そして先日鎌倉で見た光景の中にも、たくさんの外国人旅行者がいました。

でも石垣島は、日本人旅行者が主力でした。
島のおじいガイドも、もちろん多言語対応はしていませんでした。
それでいて船が着くたびに旅客がどどっと下りてきて、自転車を借りたり、船に乗ったり、水牛車に乗ったり、グラスボートに乗ったりしています。
どう見ても日本人が日本円を盛大に使って遊んでいるのです。

同日、日経平均株価が34年ぶりに最高値を更新しました。
実体と乖離している、という街の声などもありましたが
34年前、私は20代だったので、もちろん今の方が経済的に余裕があります。
当時20代でしたが、有価証券もちょろっと持っていました。でも会社を作るときにすべて売却→総動員し、その後の相場には巻き込まれませんでした。そのかわり会社経営に苦心してきたわけです。
「花風社、潰れろ、潰れろ」と公金チューチュー勢に言われながら28周年を迎えたわけです。

ていうかバブルの頃は沖縄旅行なんてものすごく高くて無理だったと思います。
その後、何もかも安くなって、その恩恵で出かけてこられるようになった面もあります。
デフレとコロナ禍が国内旅行のアクセスを高めた面も確実にあると思います。
バブルの頃と比べて~という決まり文句は多いですが、そんなに単純に比べられるもんでもないと思います。

日本人が米国株に投資して円安になっている、なんていう人もいますが
衰退国で安くて世界一便利なインフラを享受しながら経済成長する国の成長を分けてもらうのは、なかなか賢い選択かもしれないと思います。
安くて安全だからここから離れない。
成長は成長している国の果実を分けてもらう。
でもこれはいつまでも続かないから先の長い若い人は考えた方がいいよ。
せめて発達障害は治そう。国の衰退の大きな原因である医療福祉への依存を減少させよう。そのための知見は提供するよ。
そういう生き方もありだと思っています。

とにかく私が見た石垣島で遊んでいる主力は日本人でした。
横浜で遊んでいる主力も日本人です。
鎌倉はたしかに外国人が多かったけど、もちろん日本人も多く、国民性のせいか日本人のせいかみぎれいで、みじめな姿には見えません。
バブル越えに実体がないものなのか
自分で考える必要がありそうです。
発達障害が治るか治らないかもそうなのですが。

ともかく治る治らないで5年前論争が起き
医療従事者たちがその卑怯な本性をさらし
コロナ禍で彼らがなぜあれほど卑怯なのかがわかり
すっきりと説明がついて
なるべく医療を使わない人として
私は老後を迎えようと心がけているわけです。

国民皆保険のもと、医療を使わなくても社会保険料を払わされる制度には腹が立ちます。
そして国民皆保険がまさに
「発達障害は治りません!」と言い放ち、治そうとする親御さんたちをカルト信者呼ばわりした鬼畜医療従事者軍団を育てた悪魔的制度だと思います。
医療従事者のくせに治らないと言い張り、治そうとする人を罵倒する。この医療従事者たちの腐った性根は
「治さなくても公金チューチューできる」制度に基づいています。
あのとき主導者になった凡STは、仙台広南病院勤務。高齢者の病院、つまり給料の九割が公金チューチューです。
それでいて治らないと言い張り、治したい親心をバカにする。
衰退国日本には、こういうごくつぶしを飼っておく余裕はもうありません。

それでも決まり事だから払います。
払うもの払ってしまえば
その他のお金は、どう使おうと私の自由です。
私は健康を維持するために
三割負担の医療ではなく
十割負担のアクティビティや自分でできる養生を心がけ
今後年を取っていっても、なるべく社保加入者に迷惑をかけないようにしている、というわけです。


続く

怒りの下にあったもの 花風社創立28周年&ハッタツ大戦から5年記念旅行のご報告 その1

2024-02-24 09:55:02 | 日記
ポイントがたまっていた関係で、今回の旅はLCC使用でした。
目的地は石垣島。離島ターミナルの側に泊って、離島に日帰りする二泊三日の短い旅作戦。
私の一番の目的は、5年前、ハッタツ大戦のあと、一人で行った西表島に夫とともに上陸すること。
今はあまりひどくないけど、元花粉症の夫はこの時期、ちょっと植生の違うところに行くのが好きなのです。

クソコロナ騒動が終わり、旅客が戻ったせいか、LCCはひどい時間帯に追いやられていました。
朝7時半成田発。前泊が必要。っていうことで20日の夕方成田へ。急遽予約した空港周辺のホテルですが、安かったのに、立派でびっくりしました。どこかのエアラインのクルーもいるし、使わなかったけどジムやプールも完備。そして・・・なんかなでしこジャパンに見える女子の一群が。テレビでみたところ、北朝鮮戦がどこで行われるかわからず成田にとどまっているそうですから、あの女子たちは本物のなでしこジャパンかもしれません。お風呂で一緒になりましたが、マナーが素晴らしかったです。
クソコロナ騒動で唯一残ってほしかったのが「黙浴」ってやつです。あの貼り紙がなくなったとたん大声でしゃべり始めた温泉婆ズに爪の垢でも煎じてのましてやりたいほど、お行儀のいい女子たちでした。頑張れニッポンです。

翌朝早く空港に行き、本当にLCCめんどくさいからしばらくは使わん、などと思っていましたが、石垣島が見えてくるとそれまでのめんどくささが吹っ飛んでしまいました。本当に来てよかった。お天気も上々です。

そして離島ターミナルへのバスに乗り込んだのですが、これが順調とは行きませんでした。直行便ではなく、ほぼ各駅停車状態。私たちは運よく空港で座れたけど、途中も乗り降りが激しく、車内はギューギューです。途中病院の前の停留所で、イスラム系の女子がたくさん乗ってきます。医療従事者は私の敵のせいか鋭くかぎ取ったのですが、どうやら医療系の人々です。研修中のナースか、あるいは介護要員か。高齢化のさらに激しい地域においては、介護の担い手も都会よりさらに少ないかもしれません。飯山陽氏のYouTubeを日常的に見ている私としては、これほど宗教観、死生観の違った人々による介護が進行していくのも、一種の医療崩壊であろうと思いました。
ま、長い歴史の中ではおそらく一瞬のことです。そのうち日本には、そもそも人がいなくなりますから。

45分かけて離島ターミナルに着き、急いで竹富島へ。冬なので船の本数が少なく、黒島には行けませんでした。そして竹富島で前使ったのと同じレンタサイクルのバスに乗ってしまったのですが、これが失敗でした。

別にギアがないこととか、電動アシストでないことは我々の健脚の前にはどうでもいいのですが、そもそもさびてぎこぎこいいます。島のレンタサイクルなんてこんなもんだろう・・・と思いましたが、よその店はもっと新しい自転車を提供していてうらやましかったです。自転車クオリティ的には、ドツボにはまってしまいました。夫は「これもトレーニングだ」と前向きにとらえ、さびた自転車をこいでおりました。それでも呼び鈴がついていないのは、道交法違反ですわよ。
今後竹富島に行く方には、「使ってはいけないレンタサイクル屋さん」をこっそりお教えしますから、ご興味のある方はメールくださいね。

さて、それでも、気温28度の青空の下、久々の汗だらだらサイクリングは本当に気持ちよかったです。最近関東では走っても寒い時期からそもそも寒すぎて走りたくない時期だったので、「そうだ、夏のサイクリングってこれだよね」と思い出しました。ぎこぎこ自転車は残念でしたが、思い切り楽しみました。途中けものみちみたいなところに入っていったら、烏帽子岩みたいなのがあったり、気ままに走りました。

そして夕方の船で石垣島に戻りました。まだ日は高く、八重山の美しい海を楽しもうと思ったのに、短い船旅をほぼ寝てしまいました。気持ちよかったです。

そしてホテルに着きました。港ビューのホテルでした。目の前には「JAPAN COAST GUARD」の船がいます。横浜にも仲間がいますが、ここのお船は尖閣諸島を守るのですね。これもまた、頑張れニッポン、です。

そしてシャワーを浴びて、洗濯をして、そして適当な居酒屋に繰り出しました。泡盛を飲んで、眠りにつきました。

続く


長い一日 療育整体見立て編講座ご報告

2024-01-15 09:48:51 | 日記
毎週末全国に飛び回っている松島さん。
私が講座をやってもらいたいテーマがあり、同意していただいたとき、まず日にちを抑えないといけませんでした。
日にちは1月14日をあててもらいました。
そのあとは会場探しです。
もううるさいこと言われないので、まともな会議室を取りたい。
コロナの間に、色々な会議室がリニューアルされていて、オンラインがやりやすくなっていました。
のでそこを抑えようとしたのですが

いつもの時間帯(午後一)くらいだと空いていない)。
というわけで1月14日の講座は、午後15時15分始まりということに。
終了するとだいたい17時半。
お食事するのにいい時間かもしれません。

ということで準備を進めていた三日前
従兄から電話が入りました。
伯母がなくなったということ。告別式を14日に家族葬で行うと言うこと。うちの母に電話したけど、つかまらなかったということでした。
母はジムの日です。スタジオで踊っている時間帯でした。でも伯母の葬式には万難を排して行くでしょう。私は「ごめんなさい、私は当日自社イベントで」と従兄に詫びを言いました。そしてその葬儀場を検索して地図をプリントアウトし、母のところには渡しに行くと言いました。

地図をプリントアウトしてジムに出かけました。
もしかしたらここでつかまえられるかな、と思いました。
そうしたらつかまえました。
そこで伯母の訃報を告げ地図を渡しました。

そしてよく考えてみたら、講座は15時15分からであり、14時
時45分に会場入りなので、午前中に辻堂で行われる告別式に行っても大丈夫なのでした。よほど電車事故でもない限りは。
その日の講座が、いつもと違う時間帯だったからこそ葬儀に出られるので、これも天の配剤だなと母と出かけました。

そして伯母に焼香し、別れを告げました。
コロナぶりに会った従兄は孫が三人になっていました。
三歳の女の子もいて、一族久しぶりの女の子。
よく考えたらなんと私以来、57年ぶりに一家に生まれた女の子です。
嬉しく思いました。
故人にとってはひ孫。
私も同じくらいの年に、曾祖母の葬儀に出たことを覚えているのです。
あの頃は自宅での葬儀でしたね。
今はこぎれいなセレモニーホールでプロの手で粛々と葬儀が進行する時代になりました。

伯母は92歳で入院二週間前まで鰻とか食べに行っていたそうです。
でも年末急に具合が悪くなり、二週間の入院ののちなくなったそうです。
枠があろうとなかろうと、立派な実質老衰、大往生ですね。

霊柩車を見送り、タクシーを呼んでもらいました。
これからとんぼ返りです。
今回、辻堂の駅前がおしゃれな街に生まれ変わっててびっくりしました。
海の方は最近も自転車で通るけど、駅まで行ったのは本当に何十年ぶりです。
街の感じに既視感があったのですが、あとからよく考えると、港北ニュータウン的な雰囲気です。あくまでも雰囲気ですが。

でも田舎は田舎なので
ぽこっと電車のない時間帯に駅に着いてしまい、15分待つことになりました。
下りはそのあいだにもどんどん来てたので、偶然空いた時間帯だったとは思うのですが
15分電車を待つことに慣れていない都会人としては、ちょっといらっと来ました。
やっと電車が来て、横浜に着いたときにはほっとしました。
電車が止まったりせず、ここまで帰ってこられたら、あとは歩いてでも講座に間に合います。

家に帰って着替え、少し休んで、前の日から用意していた荷物をもって会場に向かいました。
夫がセッティングにあとからきてくれるということ。
ところが、夫が会場近くに来た時に、私がパソコンの電源を持っていないことに気づき、取りに帰ってもらいました。まともな会議室でブロンプトンを置く場所があったので、自転車でやってきました。
その間にもボリンゴさんが手際よくセッティングしてくださって助かりました。
この長い一日でやったへまはこの一つだけで、夫のアシストに救われました。

参加者の皆様も続々到着されます。
もちろん松島さんも。
松島さんが頭蓋骨の標本模型、「こじろうくん」を机に置きます。今日の講義に使うみたいです。

そして講座が始まりました。
本当にこの講座を企画してよかったと思いました。
最初のご挨拶でちらりと触れましたが
西洋医学の主導は、政治的な決着であり効果とは関係ないのだとわかったコロナ禍でした。
花風社は、神田橋先生、小田原の大先生、そして松島さんという流れの中で、すでに東洋的な見立てが発達援助に関して有効であることに気づいています。
そして今、「難病対応を早くから志したからこそ学生時代から東洋医学を勉強した」脳神経内科医の先生ともご縁を得たのです。


当日の講座は録画成功し、今ボリンゴさんが編集中です。
今からでもお申込み間に合いますので、家庭で見立て、そして問題を解決したい方はぜひ見ていただきたいと思います。
たとえば栄養療法とかも、概念が変わると思います。
それぞれ応用力は問われるでしょうが、たとえばしょっちゅう問題になっている(そして解決しない)強度行動障害の人たちにも栄養療法は可能だと思いました。
気質と内臓。
気分と内臓。
そこに対する手当。
の一つとしての料理。
とかもヒントになります。即日活かせます。
私は今朝の朝ごはんから活かしましたよ。

もちろん整体コーナーも。
そして小田原の大先生時代から続く、ホットタオルやなんかの効果がなぜあるかも説明していただきました。



講座のあとは皆さんとお食事して、楽しいおしゃべり。
そして解散となりました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
そしてボリンゴさん、ありがとうございました。
私の忘れ物で三往復してくれた夫にも感謝です。
夫は午前中、私が辻堂に行っていた間、所用で目黒まで一往復しているのです(自転車)。
61歳、驚異の体力です。

ボリンゴさんとも話していたのですが
頭脳労働者にも体力は一番大切です。
ましてやなかなか引退が難しい時代になり
年をとっても働かなければならないのがこれからの世代です。
今回の松島さん講座でまた、
自分や家族に適切なケアをできる人が増えて
丈夫な人が増えるといいなと思います。

2023年末の振り返り&医療はなぜ発達障害を治さないのか完結編

2023-12-30 09:18:51 | 日記
さて、ブルーさんの連載にインスパイアされて「医療はなぜ発達障害を治さないのか」を連載してみようと思ったわけです。
当初は二回でした。
医療が発達障害を治さない理由。

その1 機序見えない障害の人が相当数入り込んでいる。彼らはガイドラインを覚えるのに必死。それ以外は「トンデモ」。
その2 医療従事者の間には友だち原理主義があり、他の医者・医療従事者そして他科を批判してはいけないがゆえに、発達障害の本当の原因とその治療にたどりつけない。

でした。

さて、その3、と思っていたのですが年末の大掃除やなんやかんややっているうちに日々はすぎ、今日は料理の日ですね、皆さん。野菜をいっぱいむく日です。

というわけで、一年の振り返りの記事も兼ねて、書くことにしました。

浅見的今年の一年の成果。

・新刊面
3月に『療育整体』
12月に『発達障害治療革命!』
どっちも売れ行きがよいだけではなく、エポックメーキングだとあとでわかる本になると思う。
それを何度も花風社はやってきたのは皆様ご存じの通り。


・健康面

還暦の一年だった。
今年もまた無事これ名馬の年だった。
ノー枠ノーマスク未感染を通した。
気を付けていたので、怪我なし
夏に8年ぶりに発熱したが一晩で治った

・自転車面

真夏、奥多摩から多摩川を下り横浜の自宅まで帰ってきた
海老名から平塚へ県央縦断
三浦半島何回も走る
相模湾あちこち走る
鶴見川行ったり来たり毎週
9月 さくいち(桜島一周)
10月 奄美大島北部ママチャリライド
11月 かすいち(霞ヶ浦一周)

来年は四国とか南西諸島とか沖縄に行きたい。

・奄美大島
3回行けた

改めてみると楽しい一年でしたね~。

2022年の2月初頭に小田原の大先生が出て行って、それ以降の出版の予定がなくなり、遊んでいたら9月初頭に松島さんと会いました。そして2023年3月に『療育整体』出版。ひそかに全国で根っこを張っていた松島さん、全国でひっぱりだこに。
そしてそれを読んで田中先生からメールが来て、6月に初めて会いに行って、夏中講義を受け、12月に『発達障害治療革命!』出版!

すごい巡りあわせ。

世の中占いとか引き寄せのなんとかとかパワスポ巡りとか御朱印とか色々開運に血道を上げている人多いけど、私からみるとそれは「さもしい」。私はどっちかというと、「開運のためになんかする」ってさもしいことだと思うので初詣もパス。こんでるし。まあイベントだし、別に初詣行ってもいいけど、あそこはたいてい気が悪いですよ。
平時に神社の前を通りかかってお声がかかるとお参りします。それだけ。

なのになぜこれほど出会いに恵まれているかはわかりませんが、まあ別に深く追求することもないかな、と思っています。ただ私は、わりと自分はどうでもいいと思っている。健康だけには気を付けるけど、それ以外はどうでもいい。それよりみんながどうなるかを気にしている。そのためには自分が犠牲になってもいいと思っている。

たとえばマスク警察を恐れてマスクをする、というのは、巷にいわれる公衆衛生を守っているように見えて逆効果だし勇気のないことです。健康な人のマスクが健康に悪いのは自明の理。だったらそのせいで自分が非難されようとしない姿勢を貫くのが社会正義。そこで保身のためにいやいやしてしまっていた人は結局自分がかわいかったわけです。

それと同じで、どうやら発達障害治るのに医療が治さないだろう、ということを吠え続けてきたわけですが、それで非難されてもそれは私が引き受ければよく、治る人が増えればそれでいい。

でもそれに耐えきれない人は著者でもいるんですよ。体制側に回った人が楽だと私に見切りをつけて出ていく人はいる。そんなに喧嘩したくない。自分はみんなと仲良くしたい。という人はいる。

それはもう、別々の道を行くしかないんです。

『NEURO』に書いたように「昔発達障害だったよ。でも治った」と言いながら自分の好きな仕事をして社会貢献している人が増えるのが私の願いだから。その願いを追及しているだけ。

そうするとその願いがなぜかかなってしまい、そのご褒美として私には楽しい生活がある、みたいな感じ。それが実感です。


さて、『発達障害治療革命!』の意義はさらに大きく

医療側から、しかも(珍しく)なんとか治そうとしている医療側から、「実は花風社がやっていることこそ世界的にみると標準医療だ」と教えてもらえたのが大きかったですね。それを皆さんは堂々と家でやればいい。一度習えば大してお金のかかることじゃないし。

そしてなぜそれが日本で保険適用にならないかは、コロナ禍の経験と田中先生から本の中で教えてもらったことでよくわかりましたね。

日本のアクセス良すぎる国民皆保険のもとでは、医者は外車を買うために数をこなさないといけない。そうすると4000円を3分で稼がないといけない。薬物中心になります。

だから田中先生が本の中で教えてくれたあの方法で必死にエビデンスを出しているのだけど、つまり多くの人は実は治らない薬を出され続けている。

うちの母が健康を保っている自費の民間療法は4000円らしいですけど、30分か40分みてもらえます。それはその代替療法家の人が欲深くないから、それだけ稼ぐのにそれくらい時間を使っていいと思っている。そして母は健康。

母があまりに健康なので友だち婆ズもたくさん行き始めたらしく、そうすると社保を食わないで健康婆が増えるのでいいことです。ヒマなんだしいくらでも資生堂パーラーに列作って3000円のパフェ食ってさらに経済回していればいいと思いますね。

自分はそういう老後は理想ではないけど。

えっと話がそれたけど、コロナでよくわかったように日本の国民皆保険にモラルハザード起こしている医者たちは「本当に治るものを探す」よりも「ラクで儲かるもの」を選ぶので、40分のセッションとかは絶対に保険診療にならないわけですよ。

それはコロナ禍の初期、日本がなぜかコロナに強かったのに誰もファクターXを探さなかったのと同じ。あのときつきとめていれば、子ども達にこんな負担をかけることはなかったのです。

そして発熱患者をみないで民には効果のはっきりしない自粛を強いたのも同じ。自分たちがラクするためならエビデンスは関係ないし、とにかく面倒なことになりたくないんです。

ごくまれにシアさんのようにきちんと権力側が薬害被害者として認め、賠償もした人だと、バイオフィードバックとかの手段をとってもらえる。っていうことは知っているわけですよ、少なくとも医療のトップは。世界では薬物療法以外にいい方法がたくさ~んあることを。それを日本でやると国民皆保険の中での縛りが多すぎるから持ってこないだけ。機序の見えないイクラ底辺はそれをわからずにガイドラインに外れたものをトンデモ呼ばわりしているだけ。

田中先生は医療法人のトップとしてそういうお勉強をしてみんなに伝えてくれたわけです。「諸外国ではもう抗うつ剤はあまり処方できない。なぜなら効かないから。効くというエビデンスが出ていないから」と。

そして「だからこそ、花風社がやっていることこそが標準医療なんだ」と。

残念なことに腐れ切った日本の医療の現状では、それでも身体アプローチが標準医療になる日は来ないでしょう。医療カーストの中でOTとかPTとかも力なさそうだし。

でも幸い、身体アプローチはちょっと習ってしまえばおうちで毎日やれるし。効果は抜群だし。

そして今や、それが標準医療なんだとわかったので、皆さん自信をもってやればいいんです。

今年も大変お世話になりました。
来年の出版の予定は全く立っておりませんが
来年も本を出すようでしたら、どうぞよろしくお願いいたします。
とりあえず1月14日と2月17日の講座でお目にかかりましょう。

浅見淳子@花風社




医療はなぜ発達障害を治さないのか? ブルーさんの連載に教えてもらったこと  その2

2023-12-26 10:02:41 | 日記
さて、ブルーさんの連載に触発されて連載する! と言った割には23日も経ってしまいました。

まあその間に本が出たわけです。そして皆さんすごいすごいとおっしゃっている。よかったよかったなのですが、何しろワタクシ、最近年に二冊がせいぜいなので、いちいち忘れちゃっているんですよね、新刊時のあれこれ。

で、それを思い出しながら、へまをしたりしながら、神経使うので、その前後はわりと疲れるかもしれない。

既刊は毎日毎日売っているんです。ありがたいことに、既刊が売れない日というのはないわけです。逆に、既刊が回ってくれているから新刊出さずにすむのです。

そして普段使わないものはどんどん忘れていくのも対応スキルの一つなので、いざ新刊出すとなると「あわわわ」になってしまうわけですね。

言い訳はこれくらいにしますが、間をあけたおかげでいいことがありました。それは「なぜ医療は発達障害を治さないか」の理由があと二つわかったからです。つまり連載は三回になります。

一つ目の理由は前回↓書いたように「医療従事者は機序がわからなくてもなれる仕事」「機序みえない障害の人がまぎれこんでいる」ということ。

そして二つ目を今日書くわけです。

そこで杉様の登場です。

杉様は失言癖があるとご自分でどこかに書いていました。30代だった浅見淳子への失言(その後のギョーカイトラウマの出発点)も今思うとその失言の一つだったのかもしれませんが

でもそういう局地的な影響をもつ発言だけではなく、「あれ、これ言っていいのかな」って私ですら思う発言を本に書いたりしていることがあります。

まあ脇が甘くていいのですが。褒めてません。褒めてませんが実は医者たちが何を考えているか垣間見えて便利な失言です。

一番すげえなと思ったのは不妊治療と発達障害の関係です。

「できないならできないだけの理由がある。それを無理やり作ると発達障害になる」みたいなことを堂々と書いていて「すげえな」と思ったのです。

「不妊治療の結果発達障害になるんですか」ってそのへんの凡医にきいたら凡医たちは揃って首をぶるんぶるん振って否定すると思います。

帝王切開とか、吸引分娩にしてもそうでしょう。発達障害と関係ない! というのが公式見解だと思います。医療の。

ところがお母さんたちの実感としては「うちもそうだったし、周囲も多い」みたいなことは肌身で知っていたりします。

「帝王切開で生んだ子と経腟で生まれた子は明らかに違う」と実感している人もいます。

一方で医療はそんなこと認めません。

その割に根掘り葉掘り訊くみたいですね、診断の時。
「関係ないと言いながらあれほどしつこく訊くんだからなんか関係あるんだろうと思った」というお母さんのお話もよく聞くところ。

これは医療ギョーカイの情報流通の特性が出ています。

あの人たちは「同ギョーカイに都合の悪いことには(それがたとえ真実だったり患者のためになるとしても)口をつぐむ」のです。

そのサークルから自由な民間の知恵方面の人は
「帝王切開ですか。ならば原始反射が」とか
「周産期の影響で頭蓋仙骨が」とか指摘して、そこを治し、発達障害が治っていくのです。
だから標準医療()がもたもたしている間に、民間療法が治しちゃうのですね。

小児科学会が子どもへのコロ枠を推奨したことで憤っていたお母さんたちいましたが

小児科学会がコロ枠を推奨するのは既定路線なのです。同ギョーカイの商売に差し支えあることは言わないのが医療ギョーカイなので。大事なことだからもう一度書きますと

・たとえ真実でも
・同ギョーカイの都合の悪いことは民草に知らせない


のが医療従事者たちのやり方です。
だからコロ枠を子どもにも推奨するのは当たり前で、「じゃあ本当に必要なの?」「効果あるの?」「副作用は?」「諸外国ではどうなっているの?」と順々に考えていって自分で結論を出せばいいだけです。いちいち小児科学会をあてにする必要はないのです。

医療者たちは自分たちの言動が同ギョーカイへの思いやり(笑)に縛られているのを知っていますから、だから心ある医療者ほど無理強いはしません。

「私は打ちません」と言えばそれで済みます。「打たないやつはかかっても病院に行くな~」とか言っているのは底辺だけです。

それに行政もよく知っていますから、一度も打たなかった人には二度と接種券を送ってきません。電話一本かかってきません。へんなしがらみに勝手に縛られなければ日本はまだまだ自由の国なのです。

公金チューチュー志望の医療従事者志望の人たちは、いくらでも打ってほしいですが。在庫処理は同業界内でやってもらいたいですからね。

不妊治療は医療ギョーカイにとってドル箱です。そしてイスラエルにとっては命綱。敵が一夫多妻なのですから。イスラエルでは無料みたいですね。

だから不妊治療はこの世から消えないし、どうしても子どもがほしい人たちも消えないのでしょう。日本の場合、一夫多妻の敵に囲まれてはいないけど「墓守」とかへんな縛りが残っており、不妊治療の需要は続くと思われます。

未だに医療はPCR陽性だと強制帝王切開とかやっているみたいですが、今後働き方改革とかも出てきて、おそらく医療側都合の分娩は増えるのかもしれませんね。

それでも発達障害児の増加がそこに由来するとは、医療は死んでも言わないでしょう。

『発達障害治療革命!』の中で、ドクター田中はエピジェネティクスに触れています。親由来と受け取って騒ぐ人がいるかな、と思ったのですが、「親も必死で生きてきた結果だ」と言ってくださいました。

私はそこで「医療も必死でしょうけど、医療の必死な努力の結果生じる障害もありますよ」と思い切ったことを言いました。こよりさんの体験談を話したのですね。お母さんとしてではなく、障害当事者としてのこよりさんの体験談。

そうしたらP162の表が出来上がってきました。こっちの意見も入れてくださったのだなあと思いました。

珍しく頭が柔軟なドクターなのかもしれません(今更)。

というわけで
『発達障害治療革命! 脳神経内科医からの提言』
絶賛発売中です!

続く