オーレ 大宮アルディージャ

大宮アルディージャについて、ホーム+近場のアウェイ観戦の感想を中心に綴っていきます

2007年J1第12節横浜FC戦

2007-05-20 20:51:19 | Weblog
【5月19日 大宮対横浜FC 1対0で大宮の勝ち】

【雹が降った!】
 当日の降水確率を確認し、念のためポンチョを持っていったけどあまり役に立たなかった。3歳の次女は雹に当たって泣き叫び、不本意ながら通路に退避した。試合中(中断前)でも多くの人が通路に行ってしまうのを見ると、ちょっと寂しかった(子供がいなくても通路に行ってしまったかもしれないので、人のことは批判できません・・・。)。でも、ほとんどの人が帰らずに戻ってきたのでほっとした。下半身がずぶ濡れになり、このままでは風邪を引きそうなので車で駒場に来るよう嫁にお願いしたけど、車が近くのコンビニに到着したのは試合後結構経った後だった(5月20日現在、なんとなく体がだるい・・・。)。

【左SBは誰を起用?】
 波戸が故障してしまったため、誰を左SBに起用するのか注目をしていた。去年までのイメージだと、冨田を左SBに起用し、CBは奥野。結果は田中だった。いつもの右でもまだ安定していないので、ちょっと心配だったけど、大きな破綻は無かったのではないか。高い位置でボールを失い、カウンターをくらいそうになったシーンもあったけど、運動量が多く、相手ゴール近くでプレーできたと思う。

【サーレス・・・】
 サーレスを起用するのであれば、森田か若林を使ってほしい。サイドをえぐってセンタリングを上げ、ゴールに迫るのであれば長身の選手が役に立つとは思うが、サーレスがヘディングで競り勝つシーンはあまり無かったと思う(ポストプレイヤーとしては如何かと思う。)。スポーツ新聞によると新外国人獲得の噂があるが、首を切るのであれば、サーレスにしてほしい。

【残留争いのライバルは?】
 仮に横浜FCが17位又は18位になるとして、残りの自動降格枠をめぐって争うのはどのチームになるのだろうか。
5月20日現在で、
13位FC東京勝ち点14
14位ヴァンフォーレ甲府勝ち点14
15位大分トリニータ勝ち点12
16位ジェフユナイテッド千葉勝ち点10
あたりがライバルとなりそうだけど、当該チームとの対戦は全て終わっていて、「全敗(引き分けもなし)」という結果はいかにも厳しい。
まずは自動降格圏脱出が当面の目標だと思うけど、後半、残留争いのライバルとの対戦において、戦い方を間違えないでほしい(勝ちに行くよりも負けないことが大事だと思う。)。

【ロバートは続投?】
 富田が得点を決めた後ベンチ方向に走っていったけど、ロバートと抱擁等はしなかったのではないか(コーチと抱擁?)。勝ち点は取ったけど、監督と選手に溝が出来ているのであれば、早めの対策が必要と思う(監督の試合後のコメントを読んでも、監督のベンチワークが選手に効いているように思えない。)。
 

2007年ナビスコカップ予選リーグ清水戦

2007-05-14 20:45:18 | Weblog
【5月9日(水) 大宮対清水 1対2で大宮の負け】

【小幅なメンバー変更】
 連戦の疲れを考慮して選手を大幅に入れ替えることを期待したけど、荒谷と小林(慶)以外は現時点のレギュラー級を先発に起用した。これを書いているのが5月14日だから結果論だけど、何故小林大悟を先発で使ったのか疑問。中途半端に起用して腰痛を悪化させることに何か意味があるのか?気のせいかもしれないが、小林大悟が交代でピッチを去り、ロバートとすれ違うとき、握手もせず、視線すら合わせなかったような気がした。気のせいかもしれないけど、腰痛は仮病含みで、ロバートと大悟はうまくいっていないのではないかと勘ぐってしまう。

【奥野の中盤起用は?】
 メンバー発表を聞いて、「あれ、CBが3人いる、ひょっとしてシステムは3-5-2?」と勘違いしてしまった。中盤の底を奥野がつとめたようだけど、あまり機能していなかったのではないか。ボール回しにほとんど参加していなかったし、たまにボールを受けても前を向いたプレーはほとんど無かったのではないか(CB又はSBにパス(戻す)のみ)。「バイタルエリアを埋める」という最低限のプレーはしたかもしれないけど、あれなら、4-4-2で戦った方がよっぽどましではないか。ロバートのコメントで、「次の神戸戦で片岡が出場停止なので云々」というのがあったけど、ナビスコカップの実験をリーグ戦で生かせないのは如何なものかと思う。
 あと、レアンドロ(冨田)と奥野の役割分担が不明確だったと思う。家に帰って録画を見直したけど、レアンドロがボール保持者に対してプレスにいっているのに、その後のケアを誰もしていないことが1失点目につながった。(推測だけど)奥野がCBのケアをする約束が無ければ、あの位置までレアンドロが飛び出すことはしないのではないか(そうでないとすると、レアンドロのチョンボ)。この試合は、かなりレアンドロが攻撃に絡んでいたので、奥野(又はSB)との受け渡しが「お約束」として存在したはず。

【いいぞ、エニウトン!】
 この試合の光明を見出すとすると、エニウトンの初得点。周囲とのコンビが合わず、オフサイドを連発していたけど、運動量とパフォーマンスは今後も期待を持たせてくれる(少なくとも、サーレスよりは良い選手だと思う。)。ただ、最後の10分くらいはヘロヘロだった(ほとんど走らずに歩いてた)ので、ベンチワークは「?」だった。

【島田、人気はあるけど・・・】
 島田が投入されたとき、好意的なコールで迎えられ、人気の高さが伺える。しかし、「王様プレー」は相変わらず。「良いパス出してやるから、お前ら動け!」という感じで、サイドライン付近からほとんど動かなかった。島田投入はお約束だったかもしれないけど、主税との途中交代が予定通りだったのであれば、最初から使ってほしくなかった。
 草津は、島田がいなくなって、皆が動く(運動量のある)サッカースタイルを指向しているようだ。1本のスルーパスで点が入ることは魅力的ではあるけど、それ以外の時間チンタラしているのであれば、そんな試合は観たくない。個人的には、島田を使ってほしくない。

【潔く引きこもり!】
 去年の前半に広島と戦ったとき、広島はどん底で、大宮に対して引きこもりサッカーを選んだ。結果、カウンターからのワンチャンスで佐藤が得点し、1対0で負けたと記憶している。次は横浜FC戦だけど、中途半端に攻めると相手の術中にはまるので、思い切って引きこもってはどうか(半分以上冗談だけど。)。とにかく、見栄やプライドよりも勝ち点3に拘ってほしい。横浜FCに勝てないようだと、J2降格の白旗を揚げざるを得ないと思う・・・。

【言い訳】
 5月9日の観戦途中から急激に体調が悪化し、土日は寝て終わってしまった(
仕事が休めると良かったのだが)。気力が無いため、水曜日の観戦記が今日(5月14日)になってしまった。試合があったその日のうちに書くことを目標としていたので、かなりショックです。

2007年第10節浦和戦

2007-05-06 21:37:01 | Weblog
【2007年 5月6日 大宮対浦和 1対1で引き分け】

【選手の気持ちを感じた試合】
 今日は選手の集散が早く、ワンタッチ・ツータッチでボールが動き、セカンドボールも良く拾えていた。後半15分くらいまでは、すばらしい出来だったと思う。選手間の距離が短くなった(いつもよりも、サイドの選手が若干真ん中よりにポジションを取っていたと思う。)をおかげで、サイドの空いたスペースを有効に使えたのではないか。ボール際への執着も感じ、危ないシーンでのスライディングタックルも気持ちがこもっていたように感じた。
 後半途中以降、疲れのせいか、縦の間隔が空きはじめ、セカンドボールも拾えなくなり、尻すぼみに終わったのがちょっと残念。

【ロングボール戦術】
 浦和は後半途中から、トゥーリオがあがったままになり、パスで崩すことをあきらめ、ゴール前にロングボールを放り込むばかりの攻撃となった。大宮はCBを中心に良く跳ね返していたが、ワシントンとトゥーリオらの高さと強さの前に無失点を続けるのは難しかった。浦和に対して1失点はやむをえない、冨田を中心に守備は良くがんばったと思う。

【ホームジャック】
 試合内容では負けなかったと思うが、ファン・サポの人数は完敗。メインもバックも、ほぼ赤色に染まっていた。ゴール裏は浦和が9割以上埋めていたにも拘らず、大宮のゴール裏は6割くらいしかいなかったと思う(大宮のゴール裏に座っていたので、大宮ゴール裏の人数はあまり正確なイメージはつかめなかったが、ゴール裏上段はスカスカに近かった。)。J1リーク戦のダービーの過去2試合(ホーム)と比べると、一番、オレンジのシェアで負けていたと思う。天気が悪いせいだと思うが、浦和の人たちは、チケットを持っていたら天気が悪くても応援に行く人の割合が高く、大宮は低いということが如実に現れた日だと思う。一朝一夕にサポは根付かないということが良く分かった。

【監督は、今日がホームでダービーだと分かっているのか?】
 順位等に差があっても、(少なくとも大宮にとっては)ダービーは特別な試合だと思う。先に1点とって、どの様なゲーム運びをするのか興味を持ってみていたが、「2点目を取ろう」というメッセージは選手交代を見る限り感じられなかった。いくらホームジャックされたからといって、今日がアウエイとロバートは思っていたのだろうか・・・・。
 ① サーレスをなぜ引っ張る?
 前半から、サーレスは機能していなかった。ロングボールは競り勝てないし、足元に入ったパスも、満足にトラップできない。パスを止められないどころか、相手にダイレクトパスをしているようだった。足も遅いようでスペースにも入り込めない。1対1の場面でで、1度もDFを振り切れない。前半で交代させるのが妥当だったと思う(できれば、エニウトンを先発で使ってほしかった。)。

 ② 西村アウト、奥野インは何故?
 ホームだから、最後まで勝利にこだわってほしかった。西村を奥野に代えることで、ロングボールの競り合いに対しては効果があったかもしれないが、「もう攻める気は無く、引き分けを狙います」というメッセージしか感じなかった。中盤に元気な選手を入れて、ロングボールを上げる相手へのプレス、カウンターの起点等攻めの姿勢を見せてほしかった。

 ③ 3人目のカードを何故切らない?
 今日は、各選手ハードワークし、運動量が多かったと思う。後半途中からは運動量が落ちて、プレス、フォアチェックが出来なくなっていた。そういう場面でフレッシュな選手を投入するのは、自然なことと思う。

 ④ 小林大悟をメンバーに入れたのは何故?
 使わないなら、休養させ、腰痛を直すことに努めさせた方が良かったと思う。

【次のナビスコはターンオーバーで・・・】
 小林慶行、片岡など、ずっと出場している選手は疲れが溜まっているのではないか。現在、予選リーグトップで決勝トーナメントにいける可能性があるが、J1リーグ優先の発想を持ってほしい。長いリーグ戦は怪我や出場停止が避けられないので、島田、田中、西村(陽)など生え抜きの選手に、バックアップの能力があることを証明できる機会を与えてほしい。

2007年J2 東京V対水戸(5/3)

2007-05-04 10:22:14 | Weblog
【久しぶりの国立競技場】
 アウエイの広島は遠いことと、家族サービス(日中は上野動物園、激込みで後悔。)もあり、東京Vと水戸の試にいってきた。国立で試合を観るのは一昨年の天皇杯準決勝(浦和対大宮、延長の末惜敗【スコアは2-4】)以来。「負けたけど、あの試合はみんなハードワークしてて良かったな」とちょっとサンチマンタリスムな気持ちになった。

【東京Vのゴール裏に座る】
 試合開始後の16時10分くらいに国立競技場へ到着。金澤と土屋が在籍いることもあるので、東京Vのゴール裏に座った。6連敗中のチームのゴール裏なので殺気立っているかと思ったら、コアサポの皆さんは応援に集中していた感じ。悪くいうと新興宗教の念仏みたいに聞こえた。びっくりしたのが、コールのベースとなる曲?が大宮と同じものが多いこと。他チームとかぶることはよくあることだけど、僕の経験では一番かぶってた(一昨年の大宮公園(大宮対東京V)を見に行ったはずだけど、そんな記憶なし。)。

【足元ばかりのパスサッカー】
 今日の試合を見る限り、東京Vのサッカーは怖くない。ボールは保持するけどDFの4人(CBの2人とSBの2人)でパスをまわすことが多く、2列目の選手にボールが渡っても足元ばかりで、結局、後ろの選手又は横の選手の足元にパスするだけ。そういうところは、今期の大宮のサッカーにちょっと似ている。大きく違うところは、DFが高めにポジションを取ることと、ロングボールを蹴らないことか(相手が水戸なので単純な比較は出来ないと思うが・・・。)。

【短気な采配?】
 東京Vは前半終了時で負けていたこともあって、後半開始時に選手を1人代え、後半10分ちょっと(まだ30分以上時間が残っている段階で)3人の交代枠を使い果たしてしまった。サッカーは激しいスポーツだから怪我はつきものだし、選手交代がチームの(良い)流れを壊してしまうこともあるので、いろいろな観点から検討し、交代のカードを切るのがプロの監督と思う。今日の交代を見ると、「負けているから早めに攻撃的な選手を投入」ということしか考えていないと推測してしまう(まったくカードを切らないどっかの監督も問題だけど・・・。)

【アルディージャもがけっぷち】
 広島にも負け、第9節が終わって勝ち点4の17位。16位のFC東京の勝ち点8はダブルスコアだ。現時点の目標は「15位(のチームに離されない。)」だと思うが、入れ替え戦出場でさえ早めにあきらめるような展開は避けたい。
 次の相手は浦和なので、正直勝てるとは思わないが、浦和の(メンタル的な)チーム状態が良くなさそう(監督と選手に確執がある模様)なので、唯一、隙があるとするとその点か。
 チームの上層部は、今の監督を使い続けて上昇できる感触を得ているのだろうか?「自分たちが選んだ(連れてきた)監督だからすぐには交代させづらい」というような後ろ向きの考えではなく、これからチームを良くするには(J1に残留するには)どうすればよいかということを念頭にチームを運営してほしい。

2007年第8節甲府戦

2007-04-28 21:06:43 | Weblog
【4月28日 大宮対甲府 1対2で負け】

【妥当な敗戦】
 サッカーの勝負にに判定はないが、仮に判定であっても大宮の負けだと思う。最初の5分くらいと最後の10分くらいは良い流れがあり、チャンスも作れたが、それ以外は・・・・・。
 いつも同じだが、ボールを持っている選手へのサポートが無い。仕方が無いので、ボール保持者は結局ドリブルを選択し、結果、ボールを奪われることになる。
 また、自陣深いときにボールをもった時は、単なるクリアを選択することになる。

【個別の選手への感想】
 サーレス:足元に収まらない、ポストがこなせないなど2列目の選手が上がる時間を稼げず。ブラジル人らしくなく、技術が無い。なぜこんな選手を採ったか疑問。
 小林大悟:本調子でないのか、足元でこねくり回しているうちに甲府の選手に囲まれ、ボールを奪われるシーン多数。
 波戸  :チャンス時に彼の足元にボールが来ると攻撃が停滞。左足でのボールの扱いがぎこちない。
 森田  :時間が少ない中で、良いポストプレイを披露。いくつかチャンスをつくった。
 橋本  :テクニックは魅せてくれた。バーをたたいたシュートは惜しかったが、もう1本決定的なシュートがあったと思う。あれを決めていれば・・・。
 藤本  :PKは落ち着いて決めたが、後半の最後の方は足が止まっていた。
 ロバート:早くオランダへ帰ってほしい。3枚目のカードをなぜ切らなかったのか疑問。

【長いシーズン】
 仮にJ2に落ちることになっても、それは仕方の無いことだと思うが、これからまだたくさん試合が残っているので、少なくとも、点を取るためにどうすればよいかを、チーム、選手、とスタッフのそれぞれの立場で考えてほしい。これまで見た試合で手ごたえを感じた試合は1試合も無い。負けても次につながるような敗戦であれば、「次の試合も見に行くぞ」という気持ちになるが、今シーズンの試合を見る限り、「アウエイは見に行くのやめようかな」という気持ちになってくる。
 

【サポーター】
 今日のコアサポのサポートは、いつもよりも元気が無かったように感じた。5月6日のレッズ戦のチケット販売状況を先日確認したら、アウエイ側は(たしか)完売、ホーム側は結構残っていた。去年、おととしのホームの試合はにおいて、3割5分から4割近くはホーム(オレンジ)で占めていたと思う(個人的には善戦だと思う。)。明らかなホームジャックはされたくない。5月6日は、ぜひオレンジを着て埼玉スタジアムへきてほしい。

第7節を終えて勝ち点4、17位

2007-04-22 20:41:49 | Weblog
【4月21日 千葉対大宮 1対0で負け】

【第7節を終えて】
 千葉戦は所用があって観戦できなかったため、どの様な内容だったかは分からないが、結果だけでなく、試合内容も悪かったらしい。まだ、大量失点の敗戦がないので、選手たちの気持ちは切れていないと信じているが、試合内容が向上しないのは気になる。甲府も、出だしは躓いたが、大木監督が「試合内容は悪くない、結果が伴わないだけ」とのコメントが続いていたとおり、ダイジェストの内容を見る限り、負けても内容はそれほど悪くなかったように見える。翻って、大宮は、僕が見た試合の限りで言うと、「結果も悪いけど、内容も悪い」というのが感想。意図して(計算どおり)守備的に試合を運ぶのと、結果的に守備的になるのとは大きく違うと思う。去年まで(三浦監督時代の)の大宮は、「前半は0対0でOK、後半1点取ったら逃げ切ろう」というサッカーだったと思う。三浦監督が守備的な戦術を好んでいたというよりも、大宮の選手層、実力を考えたときの現実的な選択としてやむをえなかった部分は大いにあると思う。
 名古屋戦の前に、「アルディージャの誓い」を発表したが、すべては「J1にいること」が前提だと思う。今シーズンの目標は「残留」であることがはっきりしてきたと思うので、残留に向けた現実的な検討が行われるべきだと思う。
 J1の2シーズンを終えて、多少チームに色気が出てきたのはやむをえないと思う。観客動員が伸びない中で、「魅せるサッカー」に取り組んで欲しいとのサジェスチョンの可能性もあるだろう。しかし、現有戦力を見たときに、現実的な目標が「J1残留」というのは、そんなに低いハードルとは思わない。まずは、足元を見て、色気を出さずに「負けないサッカー(引き分けでもいいから勝ち点1をもって帰る。)」を目指して欲しい。

 【どうすればよいか】
 打開策の選択肢としては、①監督交代、②選手補強、③先発の(大幅な)の入れ替え、④システム変更、⑤現状のまま我慢等が考えられるが、そろそろ⑤の時期は終わりにした方が良いと思う。今の監督はトップチームの監督としての実績がないようなので、チームが低迷したときの「引き出し」に乏しいのではないか。去年の監督交代を見ると、早めの交代が功を奏した事例が多い。タイミングは難しいかもしれないが、対策が後手に回ってJ2に落ちていくよりも、仮に拙速と批判されたとしても、早めに手を打った方が良いと思う。GWの3試合で勝ち点4以上が取れない(特に甲府に敗れる)ようだと、大胆な手を打つ必要があると思う。少なくとも、次の監督の検討を始める時期には来ていると思う。

2007年第6節名古屋戦(追加と反省)

2007-04-15 09:53:19 | Weblog
【お詫びと訂正】
 昨日、第6節の文章を書いて、何か引っかかっていたのだが、今日、大きな間違いに気がついた。
昨日、
「3.2011年までにユース出身からの日本代表選手輩出!
→ 今のところ金澤と川辺しか対象者がいないと思うが・・・(「代表」とはフル代表と理解している。)。」
と書いたが、ユース出身者には、西村(陽)選手がいる。本人又は関係者が読んでいる可能性は少ないと思うが、お詫びして訂正するとともに、西村(陽)選手には、トップチームにおける試合での活躍を祈念したい。

【惜しいぞ、片岡】
 昨日の試合で、大宮の選手のヘディングがポストをたたいたのは覚えているが、誰のヘディングだか分からなかった。スポーツニュース等で確認したら、片岡だった。もう1本の決定的なシュートも決まらなかったが、あの位置にいることがとても大事だと思う。守備の役割が大きいのだとは思うが、常にゴールの意識を持っていてほしい。

【雑感】
 試合が終わって帰宅直後にこの文章を書くことにしているが、頭の中がホットな状態で書くと、結構過激な表現になってしまい、「お前は大宮の敵か?」と我ながら思ってしまう。

2007年第6節名古屋戦

2007-04-14 19:34:45 | Weblog
【4月14日 大宮対名古屋 1対0で勝ち】

【勝った!】
 今シーズン、リーグ戦の初勝利。嬉しい。ひょっとしたら今シーズンは1勝も出来ないのではないかと思うくらい、リーグ戦の出来はよくなかったので、ほっとしている。ヨンセンと杉本を(ほぼ)フリーにさせず、スペースも与えなかったので、決定的なピンチはあまりなかったのではないか。

【システム】
 スタジアムに着いたのが試合開始10分くらいだったので、先発メンバーを把握するのが遅れたことと、相手が攻めている時間が長く、大宮のラインがきれいにそろっていなかったので、どんなシステムで戦っているのか良く分からなかった。
 最初、橋本と主税がFW登録になっていたので、4-3-3か?と思ったけど、(本来の)FWが1人であること、斉藤が先発していること、慶行が前目にポジションをっていること等から、システムは4-1-4-1なのかなと判断した。ただ、途中、慶行がかなり前目にポジション(サーレストほぼ平行)を取っていることがあったので、4-4-2かな?、と思うときもあった。
 三浦監督のときは、「攻撃的にいきたいときは4-1-4-1」と言っていたような気がするが、今日のそれは、かなり守備重視ではなかったか。

【理想と現実】
 理想のサッカー(ポゼッションをしっかりとって、ミドルパスで左右に振り回し、相手の穴を探してフィニッシュ?)を追求するのか、現実的に勝ち点を取りに行くのか、難しいことではある。選手層が厚ければ、理想と現実を両立させることも考えられるが、今の大宮を考えたとき、「引きこもり&カウンター」という選択はやむをえないような気がする。
 ただ、ボールを奪う位置が低いと、カウンターがはまりにくいので、個人的には、「(もう少し)高い位置からプレスをかけて、奪ったらすばやくフィニッシュ」というサッカーを目指してほしい。イメージでいうと、今の柏のサッカーは小気味良くて、見ていて気持ちが良い。ロバートが目指すサッカーとは相容れないかもしれないが、もう少し運動量のあるサッカーを希望したい。
(僕が感じているロバートサッカーは、「スピード、運動量はいらない。(パスの)スキルとフィジカルでゴールに押し込め!」という感じ。)

【アルディージャの誓い】
 今日、社長がアルディージャの誓いを発表した。個々の感想は下記のとおりだが、どうやって「誓い」を実現させるのか、ブレークダウンさせたものを示してほしい。たとえば、ユース出身者から代表を出したいのであれば、まず、それなりの人数をトップチームに昇格させるところから始めると思うが、「毎年○人はユースからトップに昇格させます」等、具体的なものを出してほしい。

1.2011年までにJ1リーグ優勝!
→ 心意気は良いが、「カップ戦を含めて何かタイトルを取る!」くらいにしておかないと、「無理に決まってるだろ」という突込みが聞こえてきそう。

2.2009年までに年間観客動員300,000人!
→ こんな良い天気の日でも、7000人以下なので、ナビスコと天皇杯に決勝までいっても無理ではないか。

3.2011年までにユース出身からの日本代表選手輩出!
→ 今のところ金澤と川辺しか対象者がいないと思うが・・・(「代表」とはフル代表と理解している。)。

4.2011年までにスポーツクリニック参加者100,000人!
→ 地道に頑張ってほしい。

5.2011年までにスポーツキャラバン500回!
→ 地道に頑張ってほしい。

6.ホームタウンへの練習場整備!
→ ぜひ、旧大宮市内につくってほしい。

7.アルディージャのある明るい街づくり!
→ 抽象的でイメージがわかないが、アルディージャがさいたまの地域に根付いてほしい。

2007年ナビスコカップ予選横浜FM戦

2007-04-11 23:53:27 | Weblog
【4月11日 大宮対横浜FM 1対1の引き分け】

【天気】
 今日の天気が悪いだなんて知らなかった。朝は晴れていたのに・・・。折り畳み傘は持っていたけど、ポンチョを忘れ、ちょっと後悔。北浦和から駒場までの道すがら、『こういう日のお約束として、「天気が悪かったけど、試合内容も悪かった」、「試合内容もお寒かった」等のコメントが思い浮かぶけど、そういうことは書きたくないな』と思っていたけど、「試合内容もとても寒かった」というのが感想。

【志向】
 早い時間に1点とって、その後、どういう展開を志向するのか興味があったが、(今日の)チームに、「志向」という概念はないようだ。
 「相手に攻めさせてカウンター狙い」、「1対0でゲームをクローズさせる」、「カップ戦なので得失点差を考え、とにかく攻める」、「リーグ戦のことを考え、連携を熟成」等志向(テーマと言い換えた方が適切か?)するものがないように感じられた。

【お役所サッカー】
 お役所と特徴のひとつとして、「縦割り」というものがある。権限とか責任とかが明確になることが長所として挙げられ、連携しづらいという短所がある。(今日の)大宮のサッカーを見ていると、「僕は守備専用のボランチなので、攻撃には参加しません」、「僕はウイングバックなので、サイドに張り付いています」、「僕はポストプレイが仕事なので、敵のボール保持者にプレスはかけません」等、自分の役割に固執しすぎるのではないか。マイボールになってもサポートが足りず、相手に囲まれ、苦し紛れにロングボールを蹴るシーンが、いつもより更に、非常に多かった。

【田中輝和】
 公式戦でははじめて見たけど、ちょっとがっかり。ひょっとしたら西村(卓)を押しのけてレギュラーを奪取できるのかもと期待していたが、フィジカルが弱いし、判断が悪い。運動量を発揮していたと思えず、攻守ともにイマイチ。右のコーナーポスト付近の守備はSBの仕事だと思っていたけど、慶行がその付近まで下がって守備していた。早い時間のイエローカードもいただけない。今日の出来では、もう少しサテライトで鍛えた方が良いと思う。

【選手交代】
 今日の交代は、攻撃的の選手ばかり。「攻めろ」というメッセージと解せば、良いことだと思う。でも、若林は器用な選手ではないので、あの位置(主に左のウイングバック)においても機能しないと思う。あの時間の交代であれば、トップを1枚はがして、守備的な選手を入れる選択もあったのではないか。たしか、失点は、若林投入の数分後だったと思う。

【せっかくのライブなのに】
 (大宮の)ゴール裏から見ていて、後半はほとんど自陣に釘付けだったため、何をやっているのか分からず。ただ遠くの方で人間がごちゃごちゃしているのが見えるだけ。人数は少ないけど、こんな天気の悪い日に観戦に来た人間に対して、ホームの試合としてはとても失礼と感じる。横浜の選手の方が気合を感じた。

2007年第5節鹿島戦

2007-04-07 23:40:07 | Weblog
【2007年 4月7日(土) 鹿島スタジアム 0対0の引き分け】

【鹿島の出来】
 鹿島の調子がよろしくない。開幕前には優勝候補の一角に数えられていて、言わずと知れた強豪チーム。ここまで結果が出ていないとはいえ、今日は苦戦すると思っていた。しかし、今日の鹿島はバックラインでの横パスの繰り返しが多いし、スピード感がない(言い方は悪いけど、大宮のような戦い方)。中盤での華麗?なパス回しが見られなかったのは、ちょっと残念。他人事だけど、チームの状態はかなり重症のようだ。あと、気のせいかもしれないけど、鹿島サポも元気がなかったように感じられた(一番声が出ていたのは、試合後のブーイングでは?)。

【守備】
 今日は、コンパクトにライン及びブロックが形成されていて、最終ラインがズルズル下がることも少なかったと思う。ゴール付近でのクリアにも気迫が感じられ、僕の中では「good job!」という感じでした。強いて不安を上げれば、コーナーキック等によるヘディングでの競り合いに負けるシーンが結構あり、ヘディングのうまいFWがいるチームには、やられてしまいそうな気がする。

【攻撃】
 両サイドバックの攻撃参加が結構あり、効果的なサイドチェンジも何回かあった。点が取れそうな匂いが漂ったけど、
① センタリングがダメ。
 → 誰を狙って蹴っているのか意図が分からないくらい精度が悪いし、球速がないので、キーパーに余裕でキャッチされている。
② 最後の決定力。
 → ディフェンスに寄せられていたけど、フリーに近い状態で打ったシュートが2、3本あったと思う。ゴール裏から見ていたので、シュートコースがあったのなかったのか分からないけど、1点くらいは入ってもおかしくないチャンスがあったのではないか。

【システム】
 今日は、2人のFWが横関係にあって、ふつうの442(これまでは4411)だったと思う。吉原がサイドに流れたりサーレスがボールをもらいに下がったり、流動的に動けていたので(システムの変化によるものかどうかは分からないが・・・)、良かったのではないかと思う。

【選手起用】
 退場者が出たこともあって、片岡が途中からボランチに入ったようだけど、CBをレアンドロと冨田で固めて、片岡はボランチで使った方が、慶行が攻撃に軸足を置けて良いのではないかと思う。吉原の2列目起用は得点のにおいがして、好き。人材不足はSB。石亀と田中の成長に期待したいので、田中をナビスコでどんどん起用してほしい。また、石亀が左SBで目処が立つのであれば、波戸は右SBで起用してほしい。西村は、ドリブルで切れ込むところまでは「オオ!」と思わせるけど、フィード、ラストパス等の精度にゲンナリ(ただし、今日の守備はしつこくて良かった。)。

【最下位】
 甲府が初勝利を上げたので、ついに最下位に落ちてしまった。この時期は順位を気にしても仕方がないのだが、気持ちよいものではない。鹿島の出来が悪かったので、勝ち点1を素直に喜べないが、負け続けた流れがこれで止まったので、次節の初勝利を期待したい。