水曜日、前日の右脳使いすぎで午前中はベッドで呆然と。
起き出して、なぜか身体が勝手に本棚を整理し始める。
ご飯を食べて、横浜へ。再演が決定したボートシアター「小栗判官照手姫」の稽古。
本番は7月の最初の週末に、藤沢の遊行寺本堂から始まり東京公演で終える。
桜の季節は過ぎてしまっていたけど、ツツジが満開。
この坂道をまた上がっていく。
空を見上げると、もちろん、ここに通った思い出が蘇る。
2018年の「さらばアメリカ!」からだもの。
前・主宰、演出の遠藤さんの椅子は今も稽古場に置かれている。
そして、船が冷えるのを忘れてた。昼間の暖かさはどこへやら。
稽古は、さまざま確認しつつ自分の最初の長いセリフまでで無事終了。
マッスル号で送ってもらう。
来月、旅の予定なんだけど円は暴落状態。
もちろん「お金はなければ刷ればいいんです」なんてことをやった人たちのおかげで。
自分は中学生の頃には「紙幣を量産すると価値が下がりインフレになって〜」と習ってきたので、恐ろしいことと考えていた。
そんな絵図を描いた人たちはとっくに資産は外貨建てにしているのだろう。
そして、もう30年くらい言い続けてきて、その通りになっていくのが恐ろしくて仕方がないのだけど。
一番恐ろしいのは、首を絞められている人たちが、どうしてそんな人たちに投票するのかが不明なこと。