泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

スパイスが効いたカレーで汗をかく

2024-04-24 22:14:48 | 丹下一の泡盛日記
水曜日も27日(土)のシェイクスピア朗読会の稽古。
気温が下がり、霧雨。まるでワルシャワを思わせる天気。
そういえばNHKのラジオ深夜便でワルシャワからの便りを聞いたばかりだった。
稽古の方はサクサクと進み、あとは本番当日に衣装を持って集合するだけ。
帰路、どうしても晩御飯のイメージがわかない。
作る気になれない。
まあ冷凍したご飯を温めて適当にかっ込めばいいだけなんだけど。
ふらりと前から気になっていたインド料理屋に。
大当たりだった。
店内が多分、元は居酒屋で、そのままインド料理屋にしている雰囲気がちょっと不思議なんだけど。
豆とほうれん草のカレー、きちんとスパイスが効いていて辛さだけでなくスパイスで汗が吹き出してくる。
膝を痛めてから汗をかくことがなかなかなくて。
やっぱり気持ちがいい。
帰宅して久しぶりにチャイを淹れて飲む。
今週は、これ以上の無理はしないでおくべし。
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カツオが呼んでいる

2024-04-24 14:04:48 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は下北沢でシェイクスピア朗読会の稽古。
「お気に召すまま」は久しぶりだ。
それにしても若い男の役がしんどくなってきている。
なんかやりにくいんだよなあ。
じーさんの方が楽なのは何故だろう。
帰宅途中、スーパーに寄ったらカツオの刺身が呼んでいる。
こないだも呼ばれたのだけど、我慢したのだった。
大好きなんだけど、一人で食べるにはさすがに大きすぎる。
半分でいいのに。
値段も気がつけばジリジリと上がり続けていて、厳しいものがある。
悩んだ末に、購入。
そのうち、もっと値上がりして手が届かなくなるかもしれないもの。
近い将来、徴兵制が敷かれると妄想している。
最初は志願制だろう。
そして学校や職場ごとに裏でノルマが課せられるだろう。
男女共同参画の建前のもと、女性も徴兵されるだろう。
表向き志願制にしておけば、支配層の子供達は軍隊に行くことはない。
弟の息子の世代が対象になるのではないかと心配で仕方ない。
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米がどんどん減っていく

2024-04-24 13:54:46 | 丹下一の泡盛日記
あんかけ焼きそばは冷蔵庫の中を整理するのに便利。
お客さんが来るのなら白菜とか使うのだけど、自分用だから気にしない。
冷凍庫にちょっとだけ残っていた「シーフード」パックも使う。
昨年秋にいつものように30キロ購入した玄米のなくなるスピードがいつになくはやい。
旅ばかりしていた時には、秋の新米の季節にまだ少し余裕があるくらいだったけど、多分5月中にはなくなるだろう。
旅公演がほとんどない(今年は2本予定されているだけ)のと、やはりほとんど外食をしなくなったことが大きい。
コロナの季節から舞台を見た後に飲みに、とかお呼ばれとかもほとんどなくなった。
自分が呼ばれてないだけか。。。
食料自給率がこれほど低いのに、ますます食生活が破壊されていく。
これは徴兵制の下準備なんだろうか、と疑ってしまう。

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野菜不足とみた

2024-04-20 00:29:42 | 丹下一の泡盛日記
練馬のツツジも満開。駐車場の地べたに這いつくばっているようなタンポポも満開。
百草頭上無辺の春。
昨日、連れ合いが野菜不足と見てたくさん料理して出かけたのだけど、バクバクと食べてくれたようで一安心。
やはり身体は野菜を欲しがっていたのだ。
今朝も筍ご飯を仕込み、食パン用の卵のディップも仕込んでお仕事へ。
もちろんお弁当持参。
なんだかんだで隙間時間なく。
仕事の電話はつながらず。
明日も朝イチなんだけど、ちょっとだけお仕事。
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新しい地平か?

2024-04-20 00:29:42 | 丹下一の泡盛日記
金曜日は、お仕事へ。
ちょっと懐かしい感じのある時間。そして夜はプロの職人技を堪能。
仕事用の記録写真ばかり撮影していて、ブログ用の写真を撮るのを忘れていた。
20代の前半、能楽堂でアルバイトをしていたのだけど、理事長の計らいでいつも会場整理係に。
つまりドアの内側にいて、遅れてきたお客様の案内などしながらも舞台は全部見ることができるのだった。
若い頃は何が何だからわからぬまま、だったこともあったけど、この頃は目が肥えていくのを感じている。
無事終了後、電話打ち合わせ。帰宅して提案書。
新しい地平が近づいてきているのかもしれない。
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料理三昧

2024-04-18 16:58:06 | 丹下一の泡盛日記
自宅の前のツツジもどんどん開いている。
5月連休の京都を思い出す。そして、長崎も。
朝、お茶だけ飲んで整体に。かなり歪みがきていて、昨夜の稽古場の寒さのせいかもしれないけど、終了後、目を開くと世間が明るくなっていた。
冷蔵庫の中がかなり寂しくなっていたので、買い出しに。
明るいうちにスーパーに来るのも、なんか久しぶり。
野菜をたくさん買い込んで次々に料理していく。
とりあえず筍を茹でる。
干しエビと干し椎茸を戻しつつ、明日のお弁当のおかずを作ってしまう。
ナスの煮物は汁ごと冷蔵庫へ。ピーマンも。
夜はアジの叩きで一杯やるべし。洗った餅米、1時間たったら油飯を仕込むのだ。
食べるのは自分と連れ合いだけなので多少失敗しても大丈夫。
こんな風に、次々と料理している時間は、本当に楽しくてストレス解消になる。

と、電話がなり、新しいお仕事の打診をいただく。
打診というかご相談で、長話になる。
プログラムをきちんと考えないといけないが、とりあえず明日までにご提案の予定。
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「小栗判官照手姫」稽古再開!

2024-04-18 00:10:11 | 丹下一の泡盛日記
水曜日、前日の右脳使いすぎで午前中はベッドで呆然と。
起き出して、なぜか身体が勝手に本棚を整理し始める。
ご飯を食べて、横浜へ。再演が決定したボートシアター「小栗判官照手姫」の稽古。
本番は7月の最初の週末に、藤沢の遊行寺本堂から始まり東京公演で終える。
桜の季節は過ぎてしまっていたけど、ツツジが満開。
この坂道をまた上がっていく。
空を見上げると、もちろん、ここに通った思い出が蘇る。
2018年の「さらばアメリカ!」からだもの。
前・主宰、演出の遠藤さんの椅子は今も稽古場に置かれている。
そして、船が冷えるのを忘れてた。昼間の暖かさはどこへやら。
稽古は、さまざま確認しつつ自分の最初の長いセリフまでで無事終了。
マッスル号で送ってもらう。
来月、旅の予定なんだけど円は暴落状態。
もちろん「お金はなければ刷ればいいんです」なんてことをやった人たちのおかげで。
自分は中学生の頃には「紙幣を量産すると価値が下がりインフレになって〜」と習ってきたので、恐ろしいことと考えていた。
そんな絵図を描いた人たちはとっくに資産は外貨建てにしているのだろう。
そして、もう30年くらい言い続けてきて、その通りになっていくのが恐ろしくて仕方がないのだけど。
一番恐ろしいのは、首を絞められている人たちが、どうしてそんな人たちに投票するのかが不明なこと。
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演劇ワークショップ、12回目。

2024-04-16 22:58:20 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は演劇ワークショップのお仕事へ。
今回で12回目。月に一度なので1年が経った。
もちろん3回目です、から12回全部出ました、まで様々。
それでもここ数回のワークを踏まえて、テキストを離して、即興の時間で声に向き合うプログラムに。
メニューは前夜考えて、例によって朝見直して。そして本番は、その通りになるわけがない。
だって、みんな一生懸命で素敵なんだもん。
もちろん「場」への安心感も前提として、ある。
だからこその一生懸命。そして、その「感覚」を、きっと、あなたの脳は忘れない。
終了後、一人が質問しに来た。いい質問だったので、ついつい長い話に。
そのまま四谷に移動。
この建物に来るのも久しぶりだなあ。
なんの仕事で来たのかも忘れてしまった。
大事な先輩が歌う場面に立ち会う。
30年くらい前か。彼女(と9人、合わせて10人)が歌う舞台で、なんと「音響」を担当していたことがある。
かつて渋谷にあったジァン・ジァンという劇場で。
そして大きなホールで、さすがの存在感。
ご飯食べたのに、帰宅して風呂に入ると、なぜ食べたくなるのだろう。。。

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久しぶりの赤坂へ

2024-04-16 09:18:25 | 丹下一の泡盛日記
起きたら連れ合いがパンを全部食べてしまっていた。
(自分は普段朝は米なので彼女が悪いわけではない)。
パンがないならクレープを食べるべし、と焼く。
一切れ残ったスモークサーモンとクリムチーズのクレープ。

月曜日午後は「春琴抄」の主宰者藤田祥子さんが出演する舞台へ。
しかも作者がオオタスセリさんだと言うので楽しみに出かける。
会場は久しぶりの赤坂で、地下鉄の出口を出たら、自分がどこにいるのかわからなくなるくらい周囲の景色が一変していた。
海外のカフェみたいな店も増えていて。
自分としては海外の旅先に立ち食い蕎麦屋があったら、戸惑うなあ。
(緊急事態なら入るかもしれないけど)
自分ちの延長なんて「植民地」でしかない。異文化に触れに行く「海外旅行」じゃないね。
と戸惑いつつ会場を探す。
藤田さんは、もちろん三絃奏者なので俳優ではない。その彼女が俳優にチャレンジ。
さすがオオタさんの台本。かなりできている、つまり難しい。
そして藤田さん、なかなか闘っていた。最後の場面の「妖怪」のような怪しさ。かなりいい感じ。
終演後、お目にかかってねぎらって、連れ合いと居酒屋へ。
いい芝居の後だもの。
ビール2本でへろんへろん。
帰宅してちょい寝してからの、ワイン。
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まず神に向かって演技せよ

2024-04-16 09:18:25 | 丹下一の泡盛日記
土曜日、日曜日はお仕事へ。
「時間論」を読み進めている。
難しい言葉たちなんだけど、ゆっくりと、そして刺激的な話が続く。
そこには多神教と一神教の違いについても書かれていて。
1983年10月に迦樓羅舎を旗揚げしたのだけど、その舞台「桜の森の満開の下」をすぐ12月に再演することになり、豊島区のお寺の本堂で。
以来、なぜかお寺や神社で舞台を持つことが多い。
なので自然とさまざまなお話を伺うようになったのも「ご縁」のようなものか。
能舞台も寺や神社の続きのような空間で。
能舞台での公演で、ある日本舞踊家の稽古場をお借りして稽古。立ち会ってくださった彼女にとても評価していただいた。
その後、当日のゲネプロも見てくださり、強いお叱り、というか励ましをいただいた。
「こないだあれほど素敵だったのに、今の(通し稽古)は何と言うことか。何が違うと言って、あなたは目の前にお客しか見えていない。我々はまず天、神に向かって演技するもの。それに立ち会ってくださるのがお客様」。
結果、自分でも別世界に行けたような時間になった。
終演後、その方もとても喜んでくださった。
この体験は生涯忘れることはないだろうし、あの時の言葉は今も身体に刻みつけている。

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