技術構造分析講座ブログ

東工大の科学史・技術史・科学技術社会論・科学方法論研究室のブログです。公式情報、研究の詳細はホームページをご参照下さい。

『技術文化論叢』第22号(2019年)ができました (くりはら)

2019-05-22 17:32:06 | Weblog
私たちが編集・発行する『技術文化論叢』の最新号ができました.2019年5月25-26日に岐阜大学で開催される日本科学史学会年会の会場で無料頒布いたします.目次は下記のとおりです.

『技術文化論叢』第22号(2019年) 目次

<論文>
東京大学と工部大学校の帝国大学工科大学への継承とそれを支えた人たち
  恒川 清爾

<研究ノート>
教員の負担を減らしながら学生の自立的な研究力を高める教育手法の開発――大学教養科目における科学史PBLの実践報告
  和田 正法

ニュートンの音楽手稿における音の様々な表記方法
  工藤 璃輝

新渡戸稲造の『武士道』と日本の近代化
  Yakup BEKTAS

<資料紹介>
武谷三男の1938年検挙時の手記
  八巻 俊憲

「久保亮五資料」
  河野 洋人・北原 和夫

<2018年度 修士論文 梗概>
物理学者・久保亮五の初期研究過程
  河野 洋人

半導体産業における日本と中国の比較研究
  雷 翔

日本の宇宙電波天文学研究史――野辺山宇宙電波観測所建設を中心として
  千葉 庫三

日本と中国における新エネルギー車に関する政策の比較研究
  叢 心怡

日本と中国における食品安全性に関するリスク管理の比較研究――三鹿メラミン混入粉ミルク事件と森永ヒ素ミルク中毒事件を事例として
  孫 如瓊

<研究動向紹介>
近世日本測量術史研究の動向
  小山 桂佑

2018年10-12月の火ゼミの日程が決まりました (くりはら)

2018-09-18 19:53:48 | Weblog
火ゼミの日程 2018年10-12月

10月
2日 山野 直樹「放射線リスクコミュニケーションの実践と課題」
9日 休み
16日 山崎 正勝「原爆と戦争廃棄・放棄論」
23日 加藤 和広,「スウェーデンにおける産業構造の転換 1815-1915年」
30日 縣 秀彦「天文学と社会―科学コミュニケーションにおける個人と社会の文脈」

11月
6日 林 優来『イタリア航空機史 ――黎明期から第一次世界大戦まで――』
13日 浜野 志保「X線写真に続けなかった写真たち――V線写真からXx線写真まで」
20日 小谷 眞男「イタリア震災リスク裁判・再考:科学者として言うべきことを(あえて?)言わなかった責任について」
27日 (この日は14:00開始) 河村 豊「科学研究における軍民転換問題を考える (仮)」

12月
4日 (この日は15:00開始) 小林 学「19世紀英国橋梁技術の発展 (仮)」
11日 富屋 桜子「被災地における多文化共生――福島県における中国人移住女性を事例として」
18日 太田 岳人「イタリア未来派の芸術と「機械」」

開催地: 東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
会場: 西9号館4階407号室(正門左手に学内の建物案内地図がありますのでご確認ください)
開催時刻: 原則として午後1時30分(講演者の都合により変更有)
火ゼミホームページ: http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/seminor.html

修正や追加が生じた場合、火ゼミホームページでお知らせします。直前に変更する場合もあるので、事前に確認をお願いいたします。

<火ゼミとは>
東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史・科学技術社会論(STS)の研究会で、原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由です。運営は東工大とは一応、独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。


『技術文化論叢』第21号(2018年)ができました (くりはら)

2018-06-11 16:42:43 | Weblog

私たちの講座が編集・発行する『技術文化論叢』の最新号ができました.2018年5月26-27日に東京理科大学葛飾キャンパスで開催された日本科学史学会年会の会場で無料頒布しました.近日中に,下記のサイトに全文を掲載する予定です.

【2018年6月11日,バックナンバーをすべて掲載いたしました】

http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/activities.html

最新号の目次は下記のとおりです.

『技術文化論叢』第21号(2018年)

<論文>
多久和理実「「決定実験」と「実験による証明」―アイザック・ニュートンが用いた二つの概念の比較」

<研究ノート>
益田すみ子「「四元数およびそれに関連する数学の研究促進のための国際協会」が目指したもの」

洲見菜種「「近代沖縄糖業史における「発展」を問い直す」

Yakup BEKTAS「宮沢賢治の「ビジテリアン大祭」」


<2017年度 修士・博士論文 梗概>
冉奥博「東京の上水道システムの変遷に関する歴史研究, 1870s-2010s」

古谷紳太郎「アインシュタインによる古典論の限界の発見: 量子論黎明期において固体比熱理論が量子論受容に果たした役割について」



2018年7月3日の火ゼミ中止のお知らせ

2018-04-10 20:35:56 | Weblog
2018年7月3日に予定していた以下の火ゼミが中止となりました.申し訳ありません.

2018年7月3日 (この日は15時開始)
山野直樹「放射線リスクコミュニケーションの実践と課題」


<火ゼミとは> 東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史・科学技術社会論(STS)の研究会で、40年以上の歴史をもっています。原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由で、事前の連絡は不要です。東工大とは独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。

火ゼミのホームページ: http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/seminor.html

修正や追加が生じた場合、火ゼミホームページでお知らせします。直前に変更する場合もあるので、事前に確認をお願いいたします。

2018年4-7月の火ゼミのスケジュール (くりはら)

2018-03-29 19:34:18 | Weblog
2018年4-7月の火ゼミのスケジュール(予定)

時間:13:30開始
場所:東京工業大学 大岡山西9号館4階407号室

4月
17日 有賀暢迪 「科学史とは何であるべきか?――博物館における5年間の試行錯誤から」
24日 長谷川哲夫「アルマ望遠鏡:対等な国際協力巨大プロジェクトの中で見えた日本の課題」

5月
1日 河野洋人「1940年代の久保亮五―手稿からみる研究の展開―」
8日 西尾成子「なぜ石原純研究か」
15日 高野諒「AI技術の今までとこれから~若手研究者の視点から~」

6月
5日 田中浩朗「科学技術動員体制史から見たデュアル・ユース研究の奨励(仮)」
12日 阿部大地「ウィーン万国博覧会における展示品収集―派遣局員に注目して―」
19日 佐藤賢一「関孝和研究の新展開」
26日 河野通之「風船爆弾開発が残してくれたもの ~複合材・複層品・飛行機への応用~」

7月
3日 (この日は15時開始) 山野直樹「放射線リスクコミュニケーションの実践と課題」
10日 小山田圭一「トマス・アクィナスの因果論と事物の究極的な根拠」
17日 ホ・ドゥイム(Huh Duim)「市民教育としての理科教育:1930年代の日本の中等教育における「一般理科」の導入」
24日 加治木紳哉「宇宙科学研究所における理学と工学の連携の系譜(仮)」

<火ゼミとは> 東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史・科学技術社会論(STS)の研究会で、40年以上の歴史をもっています。原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由で、事前の連絡は不要です。東工大とは独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。

火ゼミのホームページ: http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/seminor.html

修正や追加が生じた場合、火ゼミホームページでお知らせします。直前に変更する場合もあるので、事前に確認をお願いいたします。

火ゼミ 追加のお知らせ (くりはら)

2018-03-05 20:29:45 | Weblog
直前で申し訳ありませんが、以下の日程で火ゼミを追加します。みなさま、奮ってご参加ください。発表者は、ロンドン・インペリアル・カレッジ(ICL)から東工大に調査に来られている方です。

日時: 2018年3月13日(火) 15:00開始
会場: 東工大大岡山キャンパス西9号館407号室(いつもと同じ)
発表者: Rosie Riley
表題: "An Introduction to Imperial College London; our research activities from the perspective of one Ph.D researcher"

<火ゼミとは> 東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史・科学技術社会論(STS)の研究会で、40年以上の歴史をもっています。原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由で、事前の連絡は不要です。東工大とは独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。

火ゼミのホームページ: http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/seminor.html

修正や追加が生じた場合、火ゼミホームページでお知らせします。直前に変更する場合もあるので、事前に確認をお願いいたします。


2018年1-3月の火ゼミスケジュール (くりはら)

2017-12-27 11:54:49 | Weblog
2018年1-3月の火ゼミのスケジュール(予定)

時間:13:30から
場所:東京工業大学 大岡山西9号館4階407号室

1/9 河西棟馬「コンピューティング史におけるチューリングの位置付けを巡って」
1/16 古谷紳太郎「量子論黎明期の物質観: 量子と粒子の実在性について」
1/23 田中幹人「『科学のメディア化の時代』を考える」
2/13 杉本舞「日本の新制大学における科学史教育の変遷」
2/20 米山晋「「プロジェクト」を創る―シンクタンク、コンサルティングファームでの経験から」
2/27 栗原岳史「冷戦期の日本における科学研究活動と米国外交政策」
3/6 雨宮高久「日本における核融合研究体制の構築」

<火ゼミとは> 東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史・科学技術社会論(STS)の研究会で、40年以上の歴史をもっています。原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由で、事前の連絡は不要です。東工大とは独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。

火ゼミのホームページ: http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/seminor.html

修正や追加が生じた場合、火ゼミホームページでお知らせします。直前に変更する場合もあるので、事前に確認をお願いいたします。

講座のホームページがリニューアルされました

2017-10-31 14:55:13 | Weblog

技術構造分析講座は、2017年4月の東工大全学の改組で、「環境社会理工学院 社会・人間科学系 科学技術社会分野」となりました。

それにともない、ホームページがリニューアルされました。

↓こちらです。

http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/index.html

火ゼミの情報もこちらの新ホームページに掲載いたします。

今後とも技術構造分析講座、改め、科学技術社会分野をよろしくお願いいたします。

広報担当


2017年10月~12月の火ゼミスケジュール (くりはら)

2017-09-26 20:11:01 | Weblog

<2017年10月~12月の火ゼミスケジュール>

時間:13:30から
場所:東京工業大学 大岡山西9号館4階407号室

10月3日 斎藤宏文、アレクサンドル・セミョーノフ「ロシアにおける生物学教育の歴史と現在」

10月10日 洲見菜種「明治・大正期における沖縄への近代製糖技術の導入と人々の抵抗(仮)」

10月17日 阿部大地「明治初年における博物学の動向――文部省博物局文書を手掛かりに(仮)」

10月24日 高原太一「中学生の見た砂川闘争」

11月7日
第一部(13:30開始):野津憲治「110年前の新元素ニッポニウムにまつわる諸問題」
第二部(15:30開始): FANG Zaiqing (方在慶), "On the Educated Middle Class and Modernization in Germany"

11月14日 Susanne Brucksch, "Studying innovation governance in medical devices between disciplinary, institutional and body boundaries (provisional)"

11月21日 田島俊之「宇宙はどのようにして描かれてきたのか――スケッチ、写真、そしてCCD」

12月5日 前田春香「結局人工知能とは何だったのか」

12月12日 中尾悠里「企業における学際研究と生み出される知(仮)」

12月19日 (この日は15:00開始) 稲葉肇「状態和・分配関数の形成:量子統計力学の形式と実践 1902-1938」

<火ゼミとは>
 東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史の研究会で、原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由で、事前の連絡は不要です。東工大とは独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。


2017年7月25日の火ゼミ中止のお知らせ

2017-07-20 17:37:00 | Weblog

2017年7月25日に予定していた火ゼミ

古俣めぐみ「ヘルムホルツの生理学における数量化」

が中止となりました.この日の火ゼミは休みとなります.