今年は3E「リテイク・シックスティーン」が頭一つ抜けていた。他の7クラスは「クラス映画」だが、これだけは「映画」らしい出来になっている。
豊島ミホの原作を60分の映画にするにあたり、必要な場面を適切に抜き出して映像化している。実は地方の中堅共学校を舞台とする原作の設定がわからないとわからないところがあるが（調理実習の野菜を用意できなかった油屋さんを孝子が助けるところや、基和が下宿をしているところ . . . 本文を読む
例年、戸山祭特集号といえば各クラスの戸山祭HR代表からコメントをとってきて並べる構成が続き、戸山祭運営委員会が発行しているパンフレットとは別に新聞部が発行している意味あるのかしらってものだった（『戸山高校新聞』は戸運の機関誌か）。
でも今年は内容をがらりと変え、新聞部の独自性が出たものになっている。参加団体一覧とタイムテーブルは残しているが、来年度はこれも削ってよいと思う。新聞のタイムテーブルは . . . 本文を読む
今年度はこの映画が頭一つ抜けてました。1日目午後の時点で既に40人の行列、2日目は「満員御礼」、3日目は上映開始20分前で客があふれ出し、リピーターも続出。見たいのに見られなかった方も多いのではないでしょうか。
【詳しめな概要】
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とある都立高校。数学の授業。やる気のない生徒たち。そのくせ授業が終わってから参考書を開いてみたりして。真面目な今宮学には彼らの気持ちが理解できない。 . . . 本文を読む
原作何巻分の話なのかと思ったらパンフ読むと1巻だけなのね。例年「クラス映画で原作ものは地雷」だけど、これはうまくはまってた。
【概要】
幼いころに両親を亡くし伯父夫婦に育てられた夕士は、これ以上負担をかけまいと全寮制の高校に合格。しかし入学を前に寮が焼けてしまう。途方に暮れる夕士の前に謎の子どもが現れ不動産屋に導く。そこで紹介されたのは水道光熱費賄い込み月2万5千円ただし曰くありのアパートだっ . . . 本文を読む
本編のタイトルは「人間秤」って漢字表記になってたけど、ひらがなでいいのかな？
【概要】
2011年5月、世界中で強力な感染症「NEONITRO」が蔓延。臓器移植のほかに治療の術はなく、日本政府は移植用臓器確保のため「HAPPINESS」計画の試験運用を始める。「HAPPINESS」計画とは、希望者を募って安楽死させ、その臓器を移植に用いるというもの。
仁美は家族の無関心や友人がいないことから . . . 本文を読む
【概要】
チャンスの神様に与えられたミニゲームをこなしてヒロインに告白できるイベントを発生させた主人公だがヒヨって神様は去りなぜか違う女の子のフラグが立つもこれをへし折り自力でヒロインに告って幸せになりました。（100字）
【感想】
いい感じにまとまった青春ドラマ。だいたい10分おきに話に区切りがつく（導入：4分／課題1（時間通り登校）：7分／課題2（数学勝負）：11分／課題3（クラス対抗ド . . . 本文を読む
3本目、3H「レッテルのある教室」。WEBコミックの短編が原作なのでまずそちらを読んでいただくとして（読解アヘン）――
この話から“私は、他者の中で生きる上で他者にとってどうあるべきで、私自身にとってどうあるべきなのだろう“って問題提起で映画作るのかー。うーん、そんな話かなー？。
【概要】
柏木理沙は人の背中にあるものが見える。他の人がその人に与えた「評価」の書かれた紙が、背中に張り付いてい . . . 本文を読む
T: 次は3Cのだらゆる系ギャグ映画、「バナナマン」です。
B: なんですかその「だらゆる系」って。
T: だらーっとした展開にゆるいギャグが乗ってるの。
B: 空気系4コマみたいなものですか? でも最初っから飛行機出てきましたよ。X国の高級ホテルだって。「戸山高校新聞」の紹介文によると「ある一人の少年のドラマで、ヒーローものである。」だそうです。なんか壮大。
T: ざっとあらすじ紹介を済 . . . 本文を読む
例年通り戸山祭映画の概要と感想を書いていきますが1年ぶりなのでどうも勝手がつかめません。
今年は1日目の9時過ぎに戸山入りして5本、2日目も朝から3本見ました。節電のためなのか本編上映前の他クラス予告編は流れず、問題提起をべらべらしゃべっちゃう監督挨拶もなく、「飲食禁止、ケータイ電源切って、以下略」な諸注意をさらっといって速やかに本編という流れ。上映が始まってから来たお客さんは後ろから入っていた . . . 本文を読む
Google カレンダーで夏の高校野球・東西東京大会の試合予定を作ってみました。
球場ごとに作ってあります。
便宜上、試合開始時刻から2時間で枠を作ってあります。
個人が作成した非公式のカレンダーなので。あくまで参考としてご利用ください。
天候による日程の変更や、試合開始時刻の遅延には対応しきれない場合があります。あらかじめご了承ください。
お出かけの際は東京高野連天候のウェブサイト等で公式の日 . . . 本文を読む
年末に4時間半かけて『「10年後の東京」への実行プログラム2011』の勉強会をやりました。自遊空間のファミリールームで。
200ページ近くある行政文書を1人で読むのはきついので、みんなで読みながら気になることがあったら話してみようよ、そんで後期の試験やレポートが片付いたらテーマ絞ってまた勉強会やろうよってプランです。
で、こんなこと考えました（ページは「本文」（PDFファイル注意）のもの）。
. . . 本文を読む
菅内閣がgdgdすぎるのでそろそろ第二次又吉内閣を組閣しようと思う。
なお、第一次又吉内閣についてはこちらを参照のこと。
組閣にいたるシナリオを考えていないのだが、とりあえず「この国難の時代には宗教者しかない！」ってことでひとつ。
外山恒一は「仕分けなんて意味ないんだよ！」「スクラップ・アンド・スクラップ」「建設的な提案なんて何一つないっ」ということでひとつ。
〔又吉外閣閣僚名簿〕
総理 . . . 本文を読む
※戸運表彰部と戸山祭来場者では、同じクラス映画でも見ているバージョンが違う。なので表彰部の出した表彰とは単純に比較できない。※
＊最優秀作品賞
3H『幸せの空』
審査上映に編集が間に合わなかったのか、戸運表彰部からは完全にスルーされた3H。戸山祭で上映したバージョンなら（2005年以降の戸山祭映画としては）『30光年むこうから』（2008, 3H）の次くらいに出来がいいだけに残念。
＊優秀 . . . 本文を読む
新聞部は戸山祭に合わせて『戸山高校新聞』を発行し、在校生には戸山祭前日に配布、来場者にも受付で配布するのだが、内容が戸山祭の〈第二パンフレット〉のようで気になる。
大見出しは戸山祭スローガンの《“楽しい”のその先で》をそのまま使っているし、紙面のほとんどは各クラス・クラブの出し物紹介で占められている。その紹介文にしても、取材先に依頼した原稿や、代表者に取材してとってきたコメントをつなぎ合わせたよ . . . 本文を読む
※ あらすじとかラストシーンとか書いてあります。本作品をこれからまっさらな気持ちでご覧になりたい方は読まないで下さい ※
とりあえず「また『デスノート』かよっ!!」と言わずにおれない『ルーズリーフと召還獣』であります。戸山祭映画で『デスノート』っぽいのが出てくるのは『A NINE DAYS' WONDER』（2006, 3D）、『幸せ報告書』（2008, 3E）に続き3回目。2012年には『 . . . 本文を読む