情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

自衛隊の基地や官舎の前で出入りする人の写真を撮ったらどうなるのだろうか…

2007-06-10 18:13:47 | 有事法制関連
 久間章生防衛相は7日の参院外交防衛委員会で、自衛隊による市民運動家などの情報の収集活動について「盗聴とか尾行ならけしからんと言われてもよいが、公開の場に行って情報収集することは悪いことではない」と強調したと伝えられているが(日経)、ならば、自衛隊基地の出入り口、自衛隊官舎の出入り口で写真を撮ることもけしからんことではないのか?

 この問題について抗議行動を企画している方がいたら、ぜひとも、自衛隊基地前、自衛隊官舎前での写真撮影企画も取り入れて欲しい。

 まぁ、変なトラブルを起こしてもつまらないからフィルムは入れておかない方がよいかもしれませんが…。

 自分たちがされる立場にならないと、自分たちがしていることの意味が分からないなんて、政治家としては、最低だ。こんな防衛大臣を更迭しない安倍も最低の政治家というほかない。

 ところで、メディアの皆さん、もう少し頑張って書きましょうよ。皆さんは、第2次大戦中、戦意を鼓舞する記事を競って書くにいたったのは何故か、考えてみたことはありますか?私は、そうしないと戦地に送られる恐怖が背景にあったように思うのです。戦意を煽る記事を書くことで記者としての価値を軍に認めさせ、自分は戦地に行かなくてすむ…。もちろん、これは私の想像です。でも、まったく、そういう気持ちがなかったと断言できるでしょうか?いったん、そうなってからでは、ジャーナリストとしての良心を発揮することすら困難になります。だからこそ、今が大切だと思うのです。

 平和的な反戦集会の写真を集会に参加した人の意思に反する目的で無断で撮影することは明らかにプライバシーの侵害です。このことを自衛隊が組織的に行ったのです。このことを批判しないならば、自衛隊は次々と違法行為を行い続けるでしょう。いま、ジャーナリストとしての良心を発揮しないと、永遠に発揮できなくなるかも知れません。

久間大臣を更迭せよ!












★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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福島菊次郎「遺言」講演「戦争がはじまる」~事実を知らずして改憲を語るべからず

2007-06-10 14:15:53 | イベント情報(行かれた方はぜひご感想を)
 帰ってきた伝説の報道写真家・福島菊次郎さんの講演会が6月16日(土)に明治大学リバティタワーにて行われます。
講演会のほかにも写真パネル50点の展示と代表作のスライド上映があります。
詳細は以下のサイトでご覧ください。 
●日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA) http://www.jvja.net/
●講演会の詳細 http://www.jvja.net/fukusima%5Econtents.html
<福島菊次郎プロフィール>
1921年、山口県下松市生まれ。
1960年、上京、プロ写真家となる。
原爆、政治社会、軍事、環境問題などがライフワーク。
『文芸春秋』などの総合雑誌グラビアに3300点を発表。
『ピカドン ある原爆被災者の記録』『戦場からの報告 三里塚1967-1977』『戦争が始まる』などの12冊の写真集を出版。

賞歴:カメラ誌ベストテン賞(1952~54年)、山口県芸術文化奨励賞(1958年)、日本写真批評家特別賞(1960年)などを受賞。
1982年、自給自足の生活をめざし瀬戸内海の無人島に入植。
1999年、山口県下関に写真資料館を開館。
2000年、8月、同県柳井市に写真美術館を開館。

■■以上、現代人文社のウェブサイトより■■











★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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安倍って人はどうしてこう問題企業の広告塔になるのか~アパに続きコムスンも

2007-06-10 03:00:44 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 アパグループとの方々との楽しげな(?!)ワインの会の記念撮影(ここ←九リリック)に続き、コムスンの宣伝にも駆り出されていたことがネットで伝えられている安倍、その雄姿を留めておきます。

 話題のコムスンタイムズは、こちら

 ちなみに、安倍は折口会長との対談で、高そうな食事をしている。ギャラはいくらだったのか。

 最後に安倍と折口コムスン会長の絶妙の対談を引用しておきます。要介護者を増やさないための新事業を展開しようとする絶妙のやりとり…。これでコムスンから献金を受けていたら、安倍は実質的には収賄ではないのか?

 安倍【あとはやはり民間の方の機動力で「事業として成り立つ」ことが大切ですね。今まではそういう制度は全部、国が税金でやっていた。そうなるとやはり悪い意味での親方日の丸になりますし、頼むほうも頼みにくい。介護措置されるということですからね。介護保険制度が導入されて、みんな権利として使える。これが私は非常に大事な要素だと思います。そういう中で、コムスンは一生懸命やっておられる。ただ、これからの課題は今のペースで要介護者が増えていっていいのだろうかということです。介護保険制度が理解されればされるほど、利用率は高まります。ある意味ではいいことですが、厚生労働省の予想を上回って利用給付が増えてくると、介護保険料と税金に頼っていますから、成り立たなくなる危険性があります。大切なことは、安易に要介護者を増やさないように、予防に力を入れることです。その時にも、民間の介護をやっている人たちのノウハウを活かしてもらえたらと思います。】

折口【プロの介護士が行う介護力が発揮できる場所は、そこなのです。その人が、その人らしく生きられるようにすることをお手伝いする。つまり、持てる機能は使っていただく。そして最後のところだけちょっとお手伝いをする。正確には医療的な言い方になりますが、それがいわゆる「リハビリ」となるのです。介護会社が絡まなければ寝たきりになってしまう人も、定期的なケアをすることによって寝たきりにならないで済む。すると将来的にさまざまなコストも減ります。システマティックで、きちんとしたノウハウで行っていれば大丈夫だと思います。コムスンの理念でも「高齢者の尊厳と自立を守る」というものが一つのセットになっています。どちらかというと家族介護は尊厳を守るだけで、自立は守れない。お母さんが寝たきりになってしまうと、お母さんが大変、かわいそうとなり、どんどん寝たきりになってしまう。本当はサポートしてあげればお手洗いも行ける。ところがプロの技がないとそれも危険なわけです。ですからまだ歩けるのに「その場でいいよ」となってしまう。私たちは自立を守るということも大切なポイントにして、いわゆるリハビリに近い介護にあたっています。】









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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