鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

やまのてせん

2024年04月10日 | 1:150 電車
新年度になってから、10日ほどが経ちました。
みなさまの周りでは、どのような変化が起きたでしょうか?

今年の4月は、朝の電車が混むなぁ…という印象をもっております。
去年や一昨年に比べて、それが著しいような。
いっぽう、列車の本数は完全には元通りになっていませんから、
ちょっと辛いのです。
山手線外回り電車の朝間4分毎とか、むちゃくちゃ待たされる印象です。

さてさて。
うちに、むかしからあった山手線の模型です。
冷房が載る前の時代、1970年代の103系非冷房車が手元にありました。

このたび、それに中間車を足しまして。


KATO製の103系です。
ご存知のかたも多いでしょうが、非冷房の「一般形」は発売から半世紀以上が経つロングセラー。
これに対し、冷房付きで量産され運転台が高くなった「新103系」も、いつしか30余年が経っています。


両者で、側面の窓ガラス表現などに、大きな差があります。
編成としてどう整えようかなぁ…と思ったのですが、
結局、屋根上と床下を塗り直すだけで留めました。
いちおう、パンタグラフや窓サッシも、塗っています。


「新103系」のほうは、屋上のクーラーが一体成型ですので、マスキングして塗り分けました。


クーラーの墨入れは、ちょっと濃すぎまして失敗ですね。


先頭車は、「一般形」です。
ジャンク箱をあさり、前頭部はダミーカプラーとしました。
グリーンマックス製キットのパーツだと思います。
信号煙管も足し、こちらはKATO製パーツ。
なお、山手線に、編成両端が冷房無しで中間に冷房付きという編成が実在したかは、わかりません。


いずれ、ワイパーくらいは付けようかな?


とりあえず、10輌編成で快走する黄緑色の編成が仕上がりました。
いまのところ、これ以上凝るつもりはありません。

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室内灯を組み込む KATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その5)

2024年03月10日 | 1:150 客車・貨車
3月10日といえば、東京大空襲のあった日です。
空襲に遭ったのはこの日だけではありませんし、東京だけでもありません。
それでも、忘れるわけにはいかない日付です。
それにしても、ひと晩の民間人の死者が万単位になるのですから、
あの時代は、やはり、狂っていたのだと思います。
でありながら、未だに戦乱はあちこちで起きているのです。
それが人類の本質の一部だと思うと、やるせなくなります。

さて。
室内灯を組み込みました。


KATO製の純正パーツを、使っています。


コンパートメントの色差しが、映えました。
この製品が出た当時の光源は電球だけでしたから、隔世の感があります。


両端の展望室は室内灯を7色に変えられると、登場時の雑誌紹介記事にあります。
赤、青、白の3色の蛍光灯を並べ、その組み合わせにより切り替えたそうです。
キャバレーみたいなピンク色だったという話しも聞きました。
それが豪華だった時代なんだなぁ…。
とはいえ、ピンク色に輝く室内灯を再現する勇気がありません。
無難な選択で、黄色いマスキングテープを巻いてみました。


コンパートメントは蛍光灯ですから、差が出せたと思います。


全室がラウンジカーの7号車は、こんな感じです。
ラウンジのじゅうたんの色がやや濃かったと思っていましたが、
黄色い光に照らされると、わりといい感じに思えてきました。


テールサインは、前回に述べたとおり、緑色LEDを用いたオリジナル仕様です。
こんな感じで、照らされるのです。
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台車を塗ったり KATOサロンエクスプレス東京の色差し(その4)

2024年03月09日 | 1:150 客車・貨車
ここのところ、模型工作から遠ざかっております。
わりと帰りが遅い日々が続きまして…。
言い訳ですがね。

さて。
台車と車輪の塗装です。

ちょっと画像が小さいですが、左側が製品状態、右が車輪の側面を塗ったものです。

集電板がわりと目立つので、油性マジックで黒く塗りました。

これだけでも大きく違います。
もっとも、最近の製品では上手く隠されていますので、不要となりつつある工夫です。

ところで。
年期物のモデルです。
テールライトの光源は、緑色のLED。
白色LEDは技術的に不可能とされていた時代の製品です。

交換しても構わないのですが、敢えてそのままに。

回路構成が、なかなか面白くて記念撮影。

ウェイトが、回路の一部を構成しています。

床下機器を成形した窪みを活かして、抵抗を挿入しています。
しかも、組立工程での半田付けを避けるためでしょう、線を曲げて接触させてあります。

これはこれで、組むのはたいへんだったかと。
なかなか位置が決まらなかったです。

テールライトの心臓部、緑色の角型LED。
これも、線を接触させて通電しています。

微調整が要りましたよ。
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仲ノ町

2024年02月23日 | 来た! 見た! 乗った!
調子まで行ってきたときの話しの続きです。
間が空いてしまいましたが。

銚子電鉄の仲ノ町駅で降りたのは、初めてでした。
銚子駅からひとつめ、充分に歩ける距離です。

知人で、この駅の見事なジオラマを作ったひとがおりました。

銚子電鉄の本社や車両基地がある駅です。
プラットホームは狭いですが。



折しも留置中の車輌は、伊予鉄を経由してきた元京王5100系。


撮れるときに撮っておきましょう。


駅を出ますと、公道から車両基地が見えます。
南海がいますね。


これは、京王時代から変わらぬ台車。
もちろん、輪軸は交換されています。


南海と京王の並びだ~などと喜んできました。


銚子方には、元営団地下鉄銀座線の車輌が。
車籍は無いはずですが、入換用に活用されているようです。


京王と南海と営団と。


このように眺めると、銀座線の車輌は小さいですね。

京王時代を彷彿とさせる並び。
瞼に焼き付けておきました。


10日ほど前の記録です。
南海電車の新たな活躍に期待します。







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銚子駅の線路の話し

2024年02月13日 | 駅めぐり
銚子電鉄に乗りに行ったときのこと。

列車を待つ間、なんとなく線路を見下ろすことがありますよね。
そのときに思ったのです。
これだけ使われていない線路に出会うのも、久しぶりだなぁ。

枕木が、かさかさです。

プレートを挟まず、犬釘だけで直にレールを固定している例も、久しぶり。


さて、レールの継ぎ目部分は強度的に弱くなるというのは、想像しやすいところ。
ここを枕木でどのように支えるか、よく見かけるのは幅の広い枕木を使う手法ですね。

このほかに、2本の枕木を近づけて、半々で支えるのような手法もあります。

2つの手法がほぼ同じ地点から見ることができます。
教科書みたいで面白いですね。

こちらは、銚子電鉄の電車が入る線路の車止め直前。
太さの違うレールをつないでいる部分です。

金具を切り継いでいるのは、初めて見ました。

ふだんは車両が通らない区間ですから、これで大丈夫なのかもしれません。

よければ、ご注目ください。

銚子電鉄の直吊架線も必見かも。







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