鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

ようやく4輌揃って塗り直す 鉄コレ阪急1010系(その9)

2024年05月26日 | 阪急電車の模型たち
日が伸びてきまして。
まだ湿度も低くて。
過ごしやすい日々が続いています。
町中の花々も美しいし。

時期に蒸し暑い季節がやって来るはずです。
今のうちに、満喫しておきましょう。

さてさて。
3年前に、塗装を落としていたのでした。
2021年7月11日のブログ記事一覧-鉄道模型・色差し三昧
仕掛品を少しでも減らさねば、という思いで再着手。

ようやく、4輌編成を揃って塗り直しました。

1980年くらいまでの阪急電車の車体色は、今と違って見えるのです。
渋い、とでも言えばいいのかな?
それを狙いまして、塗料はクレオス#29「艦底色」とGM#26「近鉄マルーン」を混ぜたモノ。
すこしは違うかな?

屋根色は、クレオス#35「明灰色」と#36「グレーグリーン」、#72「ミディアムブルー」から。
床下色も同じです。

ルーバー屋根の塗り分け、まあまあ上手くできました。

パンタ車のヒューズ箱には、製品では省略されていた支え板を足してあります。
それらしく。
いっぽう、パンタ撤去車については、なにか痕跡が残っていそうなものですが、
調べた限りではわかりませんでした。
きれいに仕上げた工作例を見かけたのみですので、それに倣ってつんつるてんに。


社紋は、GM製のインレタです。
これが入るだけで、阪急電車らしくなった気が。


このあと、車番に悩みまして。
最終的には、晩年4輌編成だった1016-1017-1024-1025としました。
数字をひとつづつ拾うことになりまして、土日休みを費やします。


保護も兼ねて、クリヤーを吹いておきました。

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室内色を塗る

2024年05月04日 | 1:80 プラ製キット
4連休です。
今年は、お天気に恵まれそうです。
遠出する予定はありません。
しかし、のんびりできるお休みの朝が気持ちよく晴れていると、
それだけで幸せな気分になるものです。

というわけで。
前回は、昨年の9月でした。https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20230918
半年ぶりの工作です。

承前。
このキットは、塗装を考えたのか成型色が明るいのです。
そこで、遮光のために車体内側に銀色を吹いていたのでした。


このままでは、なんともはや、です。
はじめから、室内色を塗るつもりではいました。
手始めに、乗務員室を塗ります。


いいお天気です。
グリーンマックス#41「ブルーC」を使っています。
伊豆急の車体色ですね。


塗りあがり。


続いて、客室です。

実車の乗客ドアは、室内側がステンレスの無塗装でした。
ですから、ドア部分だけをマスキングしておくと、それらしくなるはずです。
一定の幅で貼りたいところです。

12mm幅のマスキングテープがありました。
ドア窓に合わせて、一辺を貼ります。


そして、貼り重ね。

これで、だいたいの精度を出すことができます。

グリーンマックス#5「クリーム1号」を使いました。
横須賀線の色です。


ちょっと暗めだったかもしれません。
座席を入れると、違って見えてくるかな?
ともあれ、半年ぶりに進みました。
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やまのてせん

2024年04月10日 | 1:150 電車
新年度になってから、10日ほどが経ちました。
みなさまの周りでは、どのような変化が起きたでしょうか?

今年の4月は、朝の電車が混むなぁ…という印象をもっております。
去年や一昨年に比べて、それが著しいような。
いっぽう、列車の本数は完全には元通りになっていませんから、
ちょっと辛いのです。
山手線外回り電車の朝間4分毎とか、むちゃくちゃ待たされる印象です。

さてさて。
うちに、むかしからあった山手線の模型です。
冷房が載る前の時代、1970年代の103系非冷房車が手元にありました。

このたび、それに中間車を足しまして。


KATO製の103系です。
ご存知のかたも多いでしょうが、非冷房の「一般形」は発売から半世紀以上が経つロングセラー。
これに対し、冷房付きで量産され運転台が高くなった「新103系」も、いつしか30余年が経っています。


両者で、側面の窓ガラス表現などに、大きな差があります。
編成としてどう整えようかなぁ…と思ったのですが、
結局、屋根上と床下を塗り直すだけで留めました。
いちおう、パンタグラフや窓サッシも、塗っています。


「新103系」のほうは、屋上のクーラーが一体成型ですので、マスキングして塗り分けました。


クーラーの墨入れは、ちょっと濃すぎまして失敗ですね。


先頭車は、「一般形」です。
ジャンク箱をあさり、前頭部はダミーカプラーとしました。
グリーンマックス製キットのパーツだと思います。
信号煙管も足し、こちらはKATO製パーツ。
なお、山手線に、編成両端が冷房無しで中間に冷房付きという編成が実在したかは、わかりません。


いずれ、ワイパーくらいは付けようかな?


とりあえず、10輌編成で快走する黄緑色の編成が仕上がりました。
いまのところ、これ以上凝るつもりはありません。

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室内灯を組み込む KATO「サロンエクスプレス東京」の色差し(その5)

2024年03月10日 | 1:150 客車・貨車
3月10日といえば、東京大空襲のあった日です。
空襲に遭ったのはこの日だけではありませんし、東京だけでもありません。
それでも、忘れるわけにはいかない日付です。
それにしても、ひと晩の民間人の死者が万単位になるのですから、
あの時代は、やはり、狂っていたのだと思います。
でありながら、未だに戦乱はあちこちで起きているのです。
それが人類の本質の一部だと思うと、やるせなくなります。

さて。
室内灯を組み込みました。


KATO製の純正パーツを、使っています。


コンパートメントの色差しが、映えました。
この製品が出た当時の光源は電球だけでしたから、隔世の感があります。


両端の展望室は室内灯を7色に変えられると、登場時の雑誌紹介記事にあります。
赤、青、白の3色の蛍光灯を並べ、その組み合わせにより切り替えたそうです。
キャバレーみたいなピンク色だったという話しも聞きました。
それが豪華だった時代なんだなぁ…。
とはいえ、ピンク色に輝く室内灯を再現する勇気がありません。
無難な選択で、黄色いマスキングテープを巻いてみました。


コンパートメントは蛍光灯ですから、差が出せたと思います。


全室がラウンジカーの7号車は、こんな感じです。
ラウンジのじゅうたんの色がやや濃かったと思っていましたが、
黄色い光に照らされると、わりといい感じに思えてきました。


テールサインは、前回に述べたとおり、緑色LEDを用いたオリジナル仕様です。
こんな感じで、照らされるのです。
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台車を塗ったり KATOサロンエクスプレス東京の色差し(その4)

2024年03月09日 | 1:150 客車・貨車
ここのところ、模型工作から遠ざかっております。
わりと帰りが遅い日々が続きまして…。
言い訳ですがね。

さて。
台車と車輪の塗装です。

ちょっと画像が小さいですが、左側が製品状態、右が車輪の側面を塗ったものです。

集電板がわりと目立つので、油性マジックで黒く塗りました。

これだけでも大きく違います。
もっとも、最近の製品では上手く隠されていますので、不要となりつつある工夫です。

ところで。
年期物のモデルです。
テールライトの光源は、緑色のLED。
白色LEDは技術的に不可能とされていた時代の製品です。

交換しても構わないのですが、敢えてそのままに。

回路構成が、なかなか面白くて記念撮影。

ウェイトが、回路の一部を構成しています。

床下機器を成形した窪みを活かして、抵抗を挿入しています。
しかも、組立工程での半田付けを避けるためでしょう、線を曲げて接触させてあります。

これはこれで、組むのはたいへんだったかと。
なかなか位置が決まらなかったです。

テールライトの心臓部、緑色の角型LED。
これも、線を接触させて通電しています。

微調整が要りましたよ。
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