そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2024年2月5日(月)雪が降ってきた

2024年02月06日 | 公開
雪催いの天候で、不要不急の外出は控えるよう、呼びかけられていた。荊妻どのは、多摩の奥地?の資料調査を延期、終日家にいらっしゃるという。私は某業者と約束があり、他に所用もあったので早稲田へ。

文化推進部から依頼されていた原稿の審査書を送り、破損した手鑑台を持って、雨の中を徒歩十五分、文化財の修補もしているという鶴巻町の表具屋さんに、赴く。なあんだ、汐見のすぐ近くじゃないか。

総長室が受け入れた、勧修寺家にゆかりの手鑑、ほぼ調査は終わったのだが、滅茶無茶破損していて、貼り直すしかない。さいわい?研究室に、まあ状態は悪くない手鑑台が一帖投げてあるので、これを直して、貼り替えようと考えた次第。

修理可能ということで、お預けしてきた。日大の院生Sさん、ご紹介ありがとうございました。
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11月11日(土)脱稿

2023年11月11日 | 公開
12月15日締切の原稿を書き上げました。画像(白黒)の架蔵写本の紹介。活字になるのは来年6月。(-_-;)
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8月4日(金)いふまいと

2023年08月04日 | 公開
  おもへどけふの あつさかな

 春学期が終わり、成績処理も済ませたので、すこし手が空いた。大阪・京都へ行ってきたが、寺町通りで1枚、伝法然筆の仮名仏書?断簡を拾ってきた。お分かりの方に、ご教示を乞いたい。



 来週は大学院の合宿。松江で行う。そのままお盆は帰省する予定。
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6月8日(木)今週は忙しい

2023年06月09日 | 公開
 昨日のM先生の講演会、コメンテーターをお引き受けしていて、M先生はイギリス人、講演は英語と日本語併用とあったから、英語でコメントしなければと緊張していたが、キンチョーだけで蚊は落ちず、M先生もっぱら日本語でお話になったので、肩透かしだった。(-_-;) 直会は少し歩いたところのフレンチで6名。どうして日本の物語には和歌が入るんでしょう?という話題を持ち出すと、J教授が、T教授が和歌はアリアみたいなものだとおっしゃっていて、感銘を受けたとお話になった。さすがT教授、学部長になられたほどの御仁、なれなかったおいらとは、だいぶん出来が違うわい。(-_-;) 物語中の和歌をアリアと思いなせば、能や浄瑠璃の構成にも共通するし、お経やインド映画の唄なんかにも、通底しそうに思われる。
 
 それで今日、隣の個人研究室のT教授とばったり出会った際に、昨夜J教授が先生のお話をかくかく…と申し上げたところ、それはT教授の師匠であった故U名誉教授の受け売り…と言われた。なるほど、U教授なら、おっしゃりかねない発想だ。

 卒論演習は、教育実習に行っていたのが戻って来て、全員が揃った。各人の発表を進めているが、半分が済んだことになる。とにかく夏休み前までには、仮目次を作らせるのが目標だ。

 早めに終えて、飯を食いに「たかはし」へ行く。2時限が12:20終りになったので、混んでいた。いつも刺身定食にしていたが、ここのところ刺身を食う気力が起こらず、二重弁当にした。おかずの品数が半端でなく、しかも千円札でお釣りが来る。


 午後は修士の演習に、博士の研究指導、それから学生の研究会と連チャン。研究指導は居眠りしたらしく、途中で記憶が喪くなったが、院生諸君同士でうまくアドバイスしたみたいだった。学生の研究会にも、教育実習から戻ってきた御仁あり。大学院の推薦入学試験に合格したというので、お祝いだ!と「北京」で乾杯。餃子を各人1枚ずつ食って、唐揚げ・青菜炒めを2人前ずつとり、6名で諭吉1枚だった。やれやれ。(^^;)
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5月13日(日)学会参加

2023年05月13日 | 公開
13:30から靖国神社脇のN大学で学会。早めに会場校へ向かい、「ムンバイ」でビリオニセットを食う。


並びの「花田」にも立ち寄って、小皿を一枚、箸置きを一個買う。小皿は孫、箸置きは英国F大学のM先生に、あげようと思った。

さて角を曲がると学会会場。ちょうど事務局のSofia大はY教授がお入りになるところだったので、原稿が遅れて申し訳ありませんでした…と、お詫びを申し上げた。

研究発表3本。対面参加が60名、リモート参加が70名だったよし。だんだん、コロナ前に戻ってきたが、会員数、かつては1000名を超えていたのが、今や660名なのだそうである。少子高齢化は、学会でも進んでいるのかも。

今日は質疑に加わらなかったが、2本目の発表について、私の研究室の院生2人ともが質問に立ったのは、よかった。(^^;) 私の真横にお座りだった、帝国大学のK教授が、教育的な指摘?を、割とねちねち仰っていたが、帝大の院生が結構来ていたからだと思う。そういえば本日は、院生の参加が多かった。同じ大学に奉職するT教授は、修士課程の院生全員?を引き連れて来られたようで、紹介されたが、10名もいた。引き比べて私の研究室は、修士課程ゼロ、博士課程2名である。T教授とは年齢が同じなんですけどね。超一流学者と三流学者の差だな、きっと。(-_-;)

なお来月の同学会では、帝大K教授のところの院生(留学生)C君と、ウチの研究室のUさんが発表することになっている。C君も修士課程の時、半年ほど私のところに来ていたから、またまた出席が楽しみである(会場は渋谷神道大学)。

学会が終わって、例会委員を務める3名ほか、5名ほどで市ヶ谷まで歩き、タイ料理店にあがって飲んだ。学会の後は、こうでなくてはウソである。今日はインドから、タイだったわい。

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