みやわきさんの事を語る2回目のイベントを行った。
永山薫さんの企画で、内容は以下のような案内。
*** 一昨年、惜しくも世を去った漫画家・みやわき心太郎氏。
『桜井章一・牌の音』、『ハートコレクション』シリーズなど名作、
傑作は数多いが、その中でも「問題作」として挙げられるのが
『THE レイプマン』(原作・愛崎けい子)だ。タイトルだけで
「不埒なレイプ礼賛漫画」「性差別漫画」と勘違いされがちだが、
決してそうではない。漫画とエロティシズム、戦後日本の性表現、
当時の日本の社会とセクシュアリティを語る上でも重要な作品だ。
今回は編集者・漫画家・漫画研究者の飯田耕一郎さんをお招きし、
『THE レイプマン』とみやわき心太郎作品について語らい、
みやわき心太郎の、あまりにも緻密な構成と創作の秘密に肉薄する。
■内容
第1部:「『THE レイプマン』とは何だったのか?」
レイプファンタジーを補強する俗悪漫画だったのか?
その根底にある女性観とは?
第2部:「みやわき心太郎、創作の秘密」
緻密な構成、綿密な伏線を大解剖。漫画家、研究者必見!
■ゲスト
飯田耕一郎
編集者。漫画家。漫画評論家。
1970年頃から『COM』『ファニー』(虫プロ商事)、
『コミックVAN』(芸文社)の編集者として活動。
■司会
永山薫
編集者。作家。漫画評論家。ミニコミ誌『マンガ論争』共同編集人。
マンガ系ニュースサイト『Comics OH』編集長。
■開催概要:
日時:2012年1月31日(火)20:00~
会場:道楽亭(東京都新宿区 新宿2丁目14-5 坂上ビル1F)
http://www.ryus-dourakutei.com/pctop.html
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というようなものでありました。
近藤ようこさん、ダーティ・松本さん、堀内満里子さん、佐久間真理子さんや
コミケや米沢記念図書館の皆さんなどが来てくれてうれしかった。
そして忙しい中 すがやみつるさんもかけつけてくれたり、
イベント終了後にフランスから帰宅したばかりで時差ぼけ中の
みなもと太郎先生もおみやげのチョコを持ってやってこられて、
終わってからがまた盛り上がったのだった。
みなさん、本当にありがとうございました!!