進め!マンガ道

★人生は趣味です★

2013謹賀新年

2013-01-01 09:01:21 | マンガ
バタバタと忙しくてすっかりなブログですが、
今年もよろしくお願いいたします!

うわぁ年末だ。

2012-11-23 23:40:58 | マンガ
11月も終わりが近い。

なんだかすっかりブログを書く気力がなくなってしまっていた。
しかしそれとは反して相当なイベントや個展には顔を出している。

逆にイベント多すぎて書くのがおっつかなくなったのかもしれない。

そのイベントのひとつひとつが自分にとっては意義も大きく、
価値のあるものばかりだなぁと感心している。

でもまあそれを書いても、なんだかいろんな人に会ったと
自分の自慢めいた話になってしまうのかもしれない。

でもやっぱりTwitterだけでは書ききれないことも多いので、
時々はこうしてブログに帰ってきてすこしは書きとめておきたいものだ。


というわけで半年経ってしまいましたが、
またよろしくであります!

6月のこと。

2012-07-13 22:13:49 | マンガ
やっぱりそれなりに日々忙しいのか、
なかなかブログも進まないものであります。

6月9日。
阿佐ヶ谷のcobuでの永島慎二遺作展へ行く。
ほとんど作品は売れてしまっていたが、どうして
こんなに安いのいうくらいの値段。
なんて謙虚なご家族なんだろうと思ってしまう。

自費出版の作品集があり、それを予約すると
この本の落丁版があってそれも一緒にもらえるという
ファンにはたまらないサービスで迷わず購入。
おまけにカレンダーもいただいて
もう本当に行ってよかった。

6月の10日は、短大の方でオープンキャンパスが
午前中にあったのだが、早く終わったので、
創作まんが同人誌即売会・MGMへ。
会場は板橋区立グリーンホール。
コミケから比べると天と地のように小さな規模なのだけど、
ここはここだから来られる皆さんがいてまったりとした
空間があってこれはこれでいいなーと思う。

6月22日。
神保町の日本マンガ塾の授業が終わってから急いでかけつけた。
吾妻ひでお×菊地成孔トークイベント。
西武池袋本店別館8階池袋コミカレホール。
がんばってチケットを事前に買いに行った甲斐があった。
菊池さんは本当に楽しくトークを展開して、
そして吾妻さんは見る度にトークの量が増えてて、
今回は完全にエンターテインメントだった(笑)。
菊池さんのことはじつはよく知らなかったのだけど、
検索してみるとすごいですね。

トークイベントは終わりにたいてい質疑応答があるのだけど、
最近そういうのに慣れてきて試しに手をあげてみたら
なんと一番最後の質問者になってしまった。

吾妻ひでおのベスト選集シリーズ第2弾
「ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお」
このムック刊行によるトークイベントだったのだが、
それを編集した穴沢さんが進行も担当していて
用意したスライド画像をずっと見ていたら、
とんでもなく吾妻さんが微妙なこだわりを持ちながら
作画に向かっていることがみえて、
それについての質問だった。

6月23日。
その吾妻さんの翌日は、夜に青山の「月見ル君想フ」
という変った名前のライブハウスで
江口寿史×とり・みき さんの二人でフォークユニットを組む
というのでそれは観たいと出かけて行きました。

この日の出演者のメニューは、
MAMALAID RAG、寺前未来、白い原稿用紙、安齋肇率いるフーレンズ、
木村豊(DJ)、ぼくらのええ音楽BAND(サンコンJr.、諸岡大也、伊藤健太)
となっているが、これがどれも気持ちのいい音楽のバンドばかりだった。

行ってみると前回の高円寺ライブに行ったときとまったく
おなじように川崎ぶらさんがいて青木俊直さんがいてヤスコーンさんがいてと
なんだかデジャヴのようにおなじ人にあうので笑ってしまった。
あ、今回はデザイナーの関さんもいたけど。

6月24.
その翌日は朝も9時から御茶ノ水に出かけて
日本マンガ学会のイベントに。
毎年あるこの大会、今回初めて参加してみた。
明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー。

第1部「マンガ同人誌の歴史と役割」

司会:村上知彦[神戸松蔭女子学院大学教授]
パネリスト:真崎守[マンガ家・アニメ演出家]
霜月たかなか[コミックマーケット初代代表・フリーライター]
波津彬子[マンガ家、マンガ同人誌『らっぽり』主宰]
中村公彦[同人誌即売会コミティア代表]

パネリストもあれだけど、聴講者がもうかなり豪華な人たちが
来ていて、時間があればゆっくりご挨拶したい面々だったよね。

司会の村上さんは大阪から来ているのでなかなか会えない。
ちょっと挨拶したかったので、質疑応答の時に手をあげてみた。
内容は貸本時代の話。真崎守さんへの質問になりました。

イベントが終わって真崎先生に挨拶してみやわきさんのことを
少し話してからコミケスタッフの面々と昼食。

午後のイベントもすこし見学してから
米沢嘉博記念図書館へ寄って「谷口字ロー原画展」へ。
トーン処理が職人のような緻密な谷口さんの原画でありました。

とまぁなんだか連ちゃんな感じでしたが、
どれもこれも行ったら面白いというか楽しいであります。


あ、6月も主なイベントの話はこれで終わりかな。
写真が後日、入れられたら挿入することにしよう。

『増刊ヤングコミック』と青年劇画の世界 2012.5.19

2012-06-09 20:46:38 | マンガ
米沢嘉博記念図書館でのイベント。
『増刊ヤングコミック』の編集にたずさわった橋本一郎、
戸田利吉郎、筧悟 各氏に司会進行が赤田祐一さんで行われた。

あらかじめ夜に仕事があってこのトークイベントに行っても
すぐに帰らないと間に合わないので、ムリしなくてもいいかなと
思ったけど、せっかくだからと出かけてみたら
予想以上に面白いトークイベントで行ってよかった。

『増刊ヤングコミック』というのは当時かなりマニアックにして
洗練された雑誌でその存在は群を抜いてかっこいい雑誌だった。
毎号そのクオリティの高さに出るのが楽しみだった。

そんな雑誌がどんなふうに作られていたのか、
三人の編集者が語るのだから時間2時間では足りないのは当然だったが、
その内容に関しては、
大友克洋に心底詳しい鈴木淳也さんのブログに詳しく語られているので
ぜひそちらを読んでいただきたい。

『「増刊ヤングコミック」と青年劇画の世界』レポート

このイベントの開始前に一階で『COM』展を見ていたら、
旧知のつか絵夢子女史が来て、久しぶりと話してたら
そこへ待ち合わせしてたのよとふたりの女性がやってきて、
それがなんと上村汀さんと末永史さんだった。

上村汀さんは上村一夫さんの娘さんであります!
上村一夫さんとは仕事でお世話になっており、
こんなふうにお会いできるなんて本当にうれしかった。

末永史さんは、最近新刊を出されて個展も開催されていた。
行こうと思っていながら間に合わなくて残念だったのだ。

時間もなかったので末永さんとはご挨拶もできなかったけど、
汀さんとはすこしお話ができた。

そんなわけでダブルで行ってよかったイベントでありました。

コミティア春。2012.5.5

2012-06-08 10:29:54 | マンガ


すっかり常連になってしまったコミティアだが、
友人たちがたくさん参加してるから行ってるようなもので、
まだまだ同人誌を見てまわる流れにはなっていない。
じっさい面白そうな作品はたくさんあるのでそのうち作品を
中心に見て回りたいものだ。

今回のコミティアは東日本大震災復興支援の企画も充実していて
iPhoneアプリで漫画家有志27人が新作を描き下ろした「僕らの漫画」が
書籍販売の単行本として刊行され、その発売と記念サイン会が開かれた。
たくさん売れてくれるといいなぁ。

詳しくは「僕らの漫画」公式サイトへ。

そして、みうらじゅんさんと喜国雅彦さん。
なんと二人の単行本2巻分約300枚の原画に、2人でその場でサインを入れて
原画販売し、その売り上げはすべて復興支援にという太っ腹な企画。

こういう企画がど~んと出来るのもコミティアのいいところだよね。




5月です。2012.5.3

2012-05-04 22:56:24 | マンガ
まったく追いつかないブログだけど、
もうTwitterのつぶやきをそのまま持ってこようかなー。

五月に入って3日はイベント集中していた。
あいにくの大雨だったけど、まず午前中に阿佐ヶ谷ロフトAで
山田ゴロさん司会の「石ノ森スピリッツ」というトークイベントへ。
ゲストは吾妻ひでおさん、とり・みきさん、すがやみつるさんと
豪華メンバーで客席も満席。かなり長時間でお知りは痛かったが、
これだけのメンバーでは時間も足りない。

自分も手塚治虫先生は大尊敬して大好きだったことは当然だけど、
一番は石森章太郎先生の影響のほうが強いので
出る話題みんな納得の楽しいトークだった。

チャリティーサイン会も更に続いているところを切り上げて
吉祥寺のギャラリー創での江口寿史さんの「「tone」展へ。
懐かしくもみんな見覚えのある作品がズラッと。
これをみんな売ってしまうとはすごい。

江口さんが在廊していいていろいろ話が聞けてよかった。

そうこうしているうちにコミケの米澤英子ちゃんらも
阿佐ヶ谷ロフトからかけつけて来て、
そしてなんと吾妻さんととりさんもやってきた。

寄せ描きの大サイン大会!

閉店の時間になって皆さん帰宅。
自分はコピス吉祥寺のソーラーギャラリーで行われてる
ヤスコーンさんロビン西さん土佐正道さんの展示イベントへ。

ヤスコーンさんはマンガ・イラスト・音楽とすごい多彩な人。
いろいろ楽しく話して寄せ描きしておいとました。


この日はじつにたくさんの漫画家さんにあったものだ。
さすが三連チャン、帰りの電車では居眠りだったよね。

萩尾望都×水野英子トークイベント&大友克洋イベント 2012.4.7

2012-04-14 11:29:49 | マンガ


なんというか。
ふたつ体が欲しいとはこういう日のことを言うんだと
思ったしだいであります。

この土曜はじつは仕事もありました。
本当に申し訳ないながら両手を合わせてお願いして
この日を空けたのであります。

「マンガのあなたSFのわたし」出版記念で企画された
萩尾望都×水野英子 両先生の滅多にないトークイベント。

これは行かねばならないと前売りチケットも購入して
万全の体勢を整えていたわけですが、

なんとTwitterで大友克洋新作アニメの試写会参加の募集があって
何も考えず募集してみたら当選の通知が。
え、おなじ日?!

それから悩みの日々。

どうしよう、どっちに行くべきなのか?

いやぁ悩みましたね。
チケット売ろうかと思いましたが、結局譲る人も現れず当日に。

そうだ映画はまた観られるがトークイベントはその日限り、
そう思ってこちらにしようと思ったのではありますが、
試写はペアチケット、誘った編集さんが自分が行かないと
入れない仕組みになっていることになっていたのです。

結局、移動距離が30分弱ということで
ぎりぎりまでトークイベントを観て
(もう後ずさりするようにトーク聞きながらお店を出ました)
それから試写へ。

短編アニメ「火要鎭」の前に大友克洋GENNGA展の内覧会が
一時間あって、これを見たときに、ああこちらも来てよかった!
と思いました。

もちろんアニメはよかったです。
さすがの作り込みでインパクトもありました。
短いのが残念、もっと長く観たかった!

で、原画3000枚もの数を展示するこのGENNGA展がど迫力!!
いやぁ圧倒されました。「AKIRA」全ページ展示とか半端ないですね。

とても一時間で観られるものではないので、
これはまた改めて行くことにしたいです。

しかし寒い日で、終わってから家に戻って、じつは定例の集会が
この夜にあったことに気づいたのですが、あわただしすぎて
すっかり忘れてしまいました。

なかなか大変な日でありました~。


「「COM」のコミュニケーション」 2012.3.17

2012-03-30 09:37:15 | マンガ


明治大学/米沢嘉博記念図書館のトークイベント。
斎藤次郎さんと真崎守さんで司会は司会は霜月たかなかさん。

この日は忙しかった。
この前に卒業式があって、終わってから謝恩会や二次会があったのだが、
それをやめて明治のリバティタワーへかけつけた。

なんと村上知彦さんがわざわざ大阪からかけつけて来られていた。
「朝まで迷っていた」そうだが、滅多にない機会ということで。

我々は『COM』の編集仲間と待ち合わせて聴講。

吾妻ひでおさんもやってきた。

前回の『COM』トークイベントの時も思ったが、
内部にはいたものの知らないことがいっぱいあってあらためて興味深い。

特に斎藤次郎さんは自分のなかでまったく接点がないので
こういう方だったんだと再認識。

しかし真崎さんのマンガに対するスタンスはいいものだよね。
体温を基準に交流があり、そこにあったかいものがあるのどうか。
みやわきさんの漫画熱はここにあるんだなぁと思ったのだった。

そういえば真崎さん、
「みやわき心太郎にコミケに連れていかれて人も多くて帰ろうかと思ったら、
まだ帰ったらあかん!これからやねん、というので最後までいたら、
終わったとき全員の拍手がず~といつまでも続いていて涙ぐんでしまった」
とおっしゃられていた。

「そのみやわき心太郎が亡くなって、あれからオレはどっか欠けてるんだよね」

という言葉にぐっときてしまった。

トーク内容に関しては宮本大人さんのブログに詳しいので
こちらを。
宮本大人のミヤモメモ"


終わってから打ち上げにも参加したかったが、これもあきらめて
すぐに調布での「ゲゲゲ絵師のオフ会」に向かわねばならないのだった。
一日に三つもイベントが重なるのは正直きびしいよね~。

2月の覚え書き

2012-03-03 23:14:28 | マンガ
矢のように早く時が過ぎていくので、
2月のことを少しだけメモしておこう。

2月5日の日曜日はコミティアだった。
今回、Twitterでいつもお話させていただいている
内田美奈子さんがブースを出しているので
緊張しつつご挨拶をさせていただいた。

それから特設会場で「好きです、この少女マンガ。」の
コーナーがあり、おおやちきさんの原画を展示していたので
それも楽しみにしていた。

じつは池袋のジュンク堂でもおなじ企画があって
それも行ったのだが、こちらは更に表紙絵のラフもあって
それがまたすごいので観られてよかった。

2月11日は米澤記念図書館で『COM』展での企画イベント、
編集長の石井文男さん編集者の野口勲さんのお二人での
『COM』誕生秘話。進行は霜月たかなか氏。
まあこれははずせないイベントなので当然出かける。
それにしても野口さんは当時のことをよく憶えておられる。
はじめて聞く話も多かった。
客席もメンバーがすごくて我々編集仲間もけっこう来ていたし、
山田ゴロさんも手塚るみ子さんなども来られていた。

終わってからの打ち上げに参加したかったが、
仕事もあって断念で残念。

2月12日はプランタン銀座での高田明美・高田美苗二人展に
行きましたけど、この日は続けて国立新美術館での
『DOMANI・明日展』にも知人が出展しているので連荘。
とにもかくにも原画を生で観るのはいいもんであります。

2月22日、原宿の表参道Gallery80での
板橋しゅうほう+ヨシカワゴエモン二人展へ。
両方の作品が素晴らしいものでいったかいがありました。
おまけにお二人とも在廊でいろいろ制作の話も聞けて
じつにためになりました。

2月23日の夜、マンガジャパンの「新春の会」の集まりに出かける。
偉い先生ばかりなので名前をあげてもきりがないが、
望月三起也先生とお話してツーショットの写真を撮らせてもらったのが嬉しい。

2月24日、みやわき心太郎先生の家へ。
COM終刊号とコミティア関連の用事で霜月たかなか氏と米澤英子さんの三人でお邪魔。
奥様といろいろお話はつきない。貴重な原画と仕事場を少し見せてもらってきた。

2月28日。
京都精華大学で行われる「マンガ教育法研究会」に呼ばれて
何十年ぶりに京都へ行ってきた。
会議室に入ったらいろんな先生のなかに竹宮恵子先生もいて
けっこうな緊張感のなかいろいろ質問に答えたり説明したりして
一緒に参加した田中誠一先生と夜は懇親会。
写真もアップしたいけど了承を得ていないのでやめておこう。

翌日は姉と父親のお墓参りをして帰ってきた。


時が流れてこんなふうに京都に来ることも不思議。
人生は彩りを変えていくもんだなぁと思うばかりの日々。

忙しい2月だった。

漫画使いの話をしよう。2012.2.22

2012-02-22 23:27:42 | マンガ
「漫画使いの憂鬱」
ある国に漫画使いがおりました。
漫画使いは人々に笑いや元気や夢を見せて楽しませていたのです。
ところが国の神官たちが漫画使いは民衆の欲望を刺激し犯罪の元凶だと決めつけて、
漫画をよくわからない王様は神官たちの云うままに
国じゅうの漫画使いを牢に閉じ込めてしまったのです。

続「漫画使いの憂鬱」
神官たちはこれで犯罪のない平和な国になりますぞと自信満々だったのですが、
不思議なことに犯罪が増えていったのです。
神官たちは慌てて犯罪をした者の罪を重くしました。
そうすれば罰を恐れて犯罪は減ると思ったのです。
ところが減るどころか更に犯罪は増えていったのです。

続々「漫画使いの憂鬱」
王様は神官たちを問い詰めました。
いったいこれはどういうことだ!
こ、こんな筈では…神官たちはしどろもどろです。
王様は、そういえば漫画使いを閉じ込めてからこんなふうになってしまったと思い、
漫画使いの漫画を手にとってみました。
するとどうでしょう、思わず引き込まれ…

続々々「漫画使いの憂鬱」
気がつくと王様は笑ったり泣いたりゾクゾクしたりして
いつの間にかさっきまでのイライラがなくなっていました。
そして気づいたのです。
お前たち漫画使いはいろんなモノを発散させてくれるのじゃな。
喜怒哀楽も欲望も夢の世界で楽しませてくれる。
だからこそ…

続々々々「漫画使いの憂鬱」
そうなんです。いくら罰を重くしても犯罪はなくなりはしません。
きれいごとを並べて欲望を抑えこむほど反動となって溢れ出してしまうものなのです。
王様は漫画使いを牢から解放しました。
神官たちは何も言えませんでした。
何故なら実は神官たちのなかにも犯罪を犯した者が…

完結「漫画使いの憂鬱」
神の使いといいながら人は人です。
醜さも欲望もあってこそ人間なのです。
裏と表は等しく価値があって、だからこそ楽しいということに
意外にも頭のいい人ほど気づけないのですね。
国にはまた空を飛びかう漫画使いの姿が戻ってきました。
めでたしめでたし。
おわり。


せっかくTwitterで長いものを書いたので
こちらにまとめておくことにしました。
誰かマンガにしませんか?(笑)

道楽亭イベント_みやわき心太郎を語る 2012.1.31

2012-02-21 09:51:14 | マンガ


みやわきさんの事を語る2回目のイベントを行った。
永山薫さんの企画で、内容は以下のような案内。


*** 一昨年、惜しくも世を去った漫画家・みやわき心太郎氏。
『桜井章一・牌の音』、『ハートコレクション』シリーズなど名作、
傑作は数多いが、その中でも「問題作」として挙げられるのが
『THE レイプマン』(原作・愛崎けい子)だ。タイトルだけで
「不埒なレイプ礼賛漫画」「性差別漫画」と勘違いされがちだが、
決してそうではない。漫画とエロティシズム、戦後日本の性表現、
当時の日本の社会とセクシュアリティを語る上でも重要な作品だ。
 今回は編集者・漫画家・漫画研究者の飯田耕一郎さんをお招きし、
『THE レイプマン』とみやわき心太郎作品について語らい、
みやわき心太郎の、あまりにも緻密な構成と創作の秘密に肉薄する。

■内容
第1部:「『THE レイプマン』とは何だったのか?」
 レイプファンタジーを補強する俗悪漫画だったのか?
 その根底にある女性観とは?

第2部:「みやわき心太郎、創作の秘密」
 緻密な構成、綿密な伏線を大解剖。漫画家、研究者必見!

■ゲスト
飯田耕一郎
編集者。漫画家。漫画評論家。
1970年頃から『COM』『ファニー』(虫プロ商事)、
『コミックVAN』(芸文社)の編集者として活動。

■司会
永山薫
編集者。作家。漫画評論家。ミニコミ誌『マンガ論争』共同編集人。
マンガ系ニュースサイト『Comics OH』編集長。

■開催概要:
日時:2012年1月31日(火)20:00~
会場:道楽亭(東京都新宿区 新宿2丁目14-5 坂上ビル1F)
http://www.ryus-dourakutei.com/pctop.html

***

というようなものでありました。

近藤ようこさん、ダーティ・松本さん、堀内満里子さん、佐久間真理子さんや
コミケや米沢記念図書館の皆さんなどが来てくれてうれしかった。
そして忙しい中 すがやみつるさんもかけつけてくれたり、
イベント終了後にフランスから帰宅したばかりで時差ぼけ中の
みなもと太郎先生もおみやげのチョコを持ってやってこられて、
終わってからがまた盛り上がったのだった。

みなさん、本当にありがとうございました!!

MGM98へ。2012.1.22

2012-01-29 23:58:18 | マンガ


同人誌即売会と原画展示を柱とした、
まんが創作の発表の場としてコミケの一方の柱として
このMGMというのがあったということだ。

98というのは年度ではなくその開催回数というから驚く。
まんがギャラリー&マーケットの略でMGM。

じつは自分はコミケすら昨年と一昨年に初めて参加したので
こうした経緯はあまり詳しくなかった。
やってる人たちは知り合いなのだけど…

しかしコミケとはあまりに違う会館の一室を借りての
この即売会。ほのぼのといいものだった。
顔見知りの人も多いし、また落ち着いて話も出来る。
四半世紀というのでさすがに年齢層はかなり高かったけどね。

亜庭じゅん代表がこのMGMを運営していたというが、
コミケの米沢嘉博といい、もう少しこうしたことに目を向けて
いれば喜んで参加して二人ともいろいろ話も出来たのに。。

2012新年 とりあえずHPを開設。

2012-01-21 21:37:55 | マンガ
こんな時代なのでHPもどれだけ使い方があるものか
わからないのですが、以前からみやわき心太郎先生の
作品目録の場を置きたいという希望もあり、
とりあえずHPをつくってみました。

HPはその昔も自分の絵やCGを飾った過去もあるのですが、
そういうのも含めて少しずつ更新していこうかと思います。

よろしくです。↓
「うさぎはねたか!」


そして今年もよろしくであります。

コミケ冬 2011.12.31

2012-01-14 10:25:54 | マンガ


年末の最後は初めて大晦日のコミケに行ってみた。

とはいっても2時に着いて終了の4時までの2時間しかなかったので、
そんなに見てまわるということは出来なかったのだけど、
それでも例によって適当にぶらついていたら、
いつものように楽書館のブースにたどり着いて
その隣からなんと青木光恵さん永野のりこさん
そしてあすなひろし&みなもと太郎各先生の
ブースが並んでいるので実にありがたかった。

その他、竹熊さんや浜田ブリちゃんなどに会ったりしたけど、
驚いたのが帰りがけに武富健治さんのブースに出会ったこと。
先日お会いしたと思ったらこんな形でまたばったりと再会。
一度出会うと人はなにか出会いの因果律が上がるみたいだね。


大晦日に家をあけてこんな所に来るなんて
いままで考えてもみなかったけど、
これはこれで面白かった。

というわけで2011はおしまい。

石ノ森章太郎の「ジュン」シリーズ全五巻完結!

2011-12-27 21:00:05 | マンガ


石ノ森章太郎の「ジュン」シリーズ全五巻完結!

以前にも紹介したこのシリーズが完結したので
あらためて読み返してみると、いやぁ完全復刻というのは
すごいなぁとちょっと感動してしまう。

おそらく誰もこんなに「ジュン」があったとは思わなかったのではないだろうか。

そして発表当時そのままの復刻ということは、
当時の印刷の悪さで再現できなかったカラーがしっかりと
原画に近く新たに体験できるという喜びもあるよね。



それとおなじことを思ったのが
今年発売された おおやちきさんの『回転木馬』だ。
自分は当時のスクラップを持っているので比べてみたところ
あまりの印刷の違いにもうびっくり!
こんなに色や線がとんでしまったのを見ていたのかと。

あすなひろしさんの原画展に行ったときも
やはりその原画の素晴らしさに感動した。

そんなわけで、そういう「ジュン」の労作の完結に心から拍手である。


全五巻を揃えて、ぜひ特典の「魔法世界のジュン」アイディア・スケッチ
全9枚を入手してもらいたいものだ。