南相馬市から新潟県三条市へ集団避難した人たちの現地報告として以下のような話しがブログに載っていました。
○ 福島県は6月24日、15歳未満の子供と妊婦に線量計を配布した県内の市町村に対し、購入費を全額補助すると発表した。
放射能の影響を心配する県民の強い要望を受けた措置で、対象者は子供約28万人、妊婦約2万人の計約30万人。当面は1年程度、継続的に測定してデータを蓄積し、今後の対策に役立てる。
線量計は、目視で表示が確認できない「ガラスバッジ」と呼ばれるタイプで、定期的に回収して線量を調べる。
この報告を読んで想い出した。 これに先行する政策決定がありましたね。
福島県は、4月だか5月に、福島全県民200万人の健康調査をすると発表した。
取り敢えず、6月下旬から、先行して計画的非難地域に住んでいた人々2万8千人に対して問診を開始した。
そして、8月から順次問診票を送付して、その結果を踏まえ、具体的に医師による検診スケジュールを決定するそうだ。
まったくヒドイ話しですね。
チェルノブイリの被曝調査に、世界の放射能関係者が長年熱心に取り組んできたのは、放射能の人体への影響を調査できる希有の機会だからです。
福島の原発事故については、予防疫学や放射線防護を研究している医師は今後長きにわたって調査研究をするだろうけれど、軍関係者だって、こういう機会は逃したくない。
不謹慎な表現で恐縮だけど、福島を中心とした100mSv以下の汚染地域は,絶好の人体実験のチャンス。低線量の放射線が人体に与える影響調査の宝庫となっている。
200万人も被爆者固まっているのが連中にとって嬉しい限り。(チェルノブイリより人口が多い)
どうやら政府は、この面でアメリカの欲求を完全に満たしてあげるつもりのようだ。 フランスだって是非追跡調査をしたいだろう。
だから、まず全福島県民の身体検査の実施を早々と決定した。
避難地域の拡大、ホットスポットの特定、除染など、緊急の対策がなかなか煮え切らないのに、身体検査については、実に素早く大規模なスケールで決定しましたね。
まず身体検査。 ここがスタート地点。 ここから人々の健康がどう変化してゆくかが興味の中心。
次にガラス線量計の配布。危険回避行動のためなら自分で数値を読めなければ意味がない。でもそれではデータが当局に集まらない。
だから回収可能な線量計にした。本人が数値を確認出来なくたっていい。被曝防御行動を助ける為ではないからね。
意図は一目瞭然。 県民の被曝回避より、低線量の被曝影響を時系列で大規模に調査をすること。
一方で、御用学者を動員して、放射能汚染の矮小化に政府、官庁は熱心に取り組んでいる。
まったく、ひどい話しです。
○ 福島県は6月24日、15歳未満の子供と妊婦に線量計を配布した県内の市町村に対し、購入費を全額補助すると発表した。
放射能の影響を心配する県民の強い要望を受けた措置で、対象者は子供約28万人、妊婦約2万人の計約30万人。当面は1年程度、継続的に測定してデータを蓄積し、今後の対策に役立てる。
線量計は、目視で表示が確認できない「ガラスバッジ」と呼ばれるタイプで、定期的に回収して線量を調べる。
この報告を読んで想い出した。 これに先行する政策決定がありましたね。
福島県は、4月だか5月に、福島全県民200万人の健康調査をすると発表した。
取り敢えず、6月下旬から、先行して計画的非難地域に住んでいた人々2万8千人に対して問診を開始した。
そして、8月から順次問診票を送付して、その結果を踏まえ、具体的に医師による検診スケジュールを決定するそうだ。
まったくヒドイ話しですね。
チェルノブイリの被曝調査に、世界の放射能関係者が長年熱心に取り組んできたのは、放射能の人体への影響を調査できる希有の機会だからです。
福島の原発事故については、予防疫学や放射線防護を研究している医師は今後長きにわたって調査研究をするだろうけれど、軍関係者だって、こういう機会は逃したくない。
不謹慎な表現で恐縮だけど、福島を中心とした100mSv以下の汚染地域は,絶好の人体実験のチャンス。低線量の放射線が人体に与える影響調査の宝庫となっている。
200万人も被爆者固まっているのが連中にとって嬉しい限り。(チェルノブイリより人口が多い)
どうやら政府は、この面でアメリカの欲求を完全に満たしてあげるつもりのようだ。 フランスだって是非追跡調査をしたいだろう。
だから、まず全福島県民の身体検査の実施を早々と決定した。
避難地域の拡大、ホットスポットの特定、除染など、緊急の対策がなかなか煮え切らないのに、身体検査については、実に素早く大規模なスケールで決定しましたね。
まず身体検査。 ここがスタート地点。 ここから人々の健康がどう変化してゆくかが興味の中心。
次にガラス線量計の配布。危険回避行動のためなら自分で数値を読めなければ意味がない。でもそれではデータが当局に集まらない。
だから回収可能な線量計にした。本人が数値を確認出来なくたっていい。被曝防御行動を助ける為ではないからね。
意図は一目瞭然。 県民の被曝回避より、低線量の被曝影響を時系列で大規模に調査をすること。
一方で、御用学者を動員して、放射能汚染の矮小化に政府、官庁は熱心に取り組んでいる。
まったく、ひどい話しです。