ウイング マレーシア・クアラルンプール校

総合学習塾ウイングマレーシア・クアラルンプール校。マレーシア・アジア経済・政治・社会情報など幅広い話題を提供。

政権交代への熱い想い・マレーシア

2013年05月05日 | マレーシア

この写真は今朝の投票所の様子。

明らかに中国系の家族が寝たきり老人をベットのまま投票所に連れてきた様子。

2級市民の中国系の熱い政権交代の想いが伝わるものである。

多民族国家であるマレーシアは長年マレー系の優遇策が取られて、インド系、中国系は2級国民とされてきた。

民族間の壁を取り払い、平等な社会を求める声が今回の選挙で反映されるのだろうか。




海外逃亡が噂されたマハテール元首相も投票・マレーシア

2013年05月05日 | マレーシア


先ほど、正式に午後1時までの投票者数は59.6%であると公表された。

今日午後5時までの投票は8245ヶ所で行われている。

野党指導者Anwar元副総理の政敵 Mahathir元首相は海外逃亡の噂が流れていたが、夫婦で地元投票所に現れた。

両氏の確執は根深く、野党連合が勝利すれば元首相への汚職などの追及は間違いない。

あと少しで歴史的な選挙結果を見ることになり、政権交代が実現するのか、与党が死守するのか、どちらにしても混乱は避けられそうにないだろう。

外出は控え、選挙関連の会場などには近寄らないことが賢明である。






チェンジ(UBAH)・マレーシア総選挙

2013年05月05日 | マレーシア
今回は本気で政権交代を望んでいる人々が、非常に多いことはマレーシア在住者であれば感じていると思う。

今朝の各投票所では長蛇の列ができ、一部海外報道では午前中に有権者の半分以上が投票したとも報じられた。

与党がマレーシアのマスコミを握り、報道制限されている現状にも不満を持つ人々は多い。

海外であれば政権交代の文字が躍るはずのマスコミにはそれはなかった。

BN(与党連合)への腐敗政治、ブミプトラ優遇政策による人種差別社会への不満などが大きなマグマになっていることは明らかである。

新たな投票権を持つ若者が今回の選挙では20%近く増えており、それらは前回2008年選挙では投票権を持たない若者たちである。
彼らはインターネット社会で育てられ、政府の腐敗を目にしてきた。

中華系の多くは今回は歴史的な政権交代であると信じており、各投票所では噂されていたバングラ人などのICを入手した外国人が投票所に現れて小競り合いになる映像は早くもインターネット上で流れている。

政権交代が実現しても、野党連合はまったく違った政策理念を持ち、連立での舵取りは簡単なものではない。

大方の予想は拮抗しておりどちらが勝利しても不思議ではないと言われているが、今朝の投票所の状況を見聞きする限り中国系の投票行動は本気であり、野党側有利にも見える。

しかし、どちらが勝つとしても絶対安定過半数は見込めず、マレーシアの政治は転換期を迎えることになるだろう。

選挙結果によりデモなどの暴動なども予想されるが、何事も起こらないことを祈るばかりである。






マレーシアは総選挙で生まれ変わるのか。

2013年05月05日 | マレーシア
今日の総選挙は独立後初めて政権交代の可能性を秘めた歴史的な選挙戦である。

英国から独立して以来世界最長の連立政権、過去12連勝の与党は前回選挙で絶対安定過半数を初めて失い、今回の総選挙では政権与党から引きずりおろされることも十分に考えられる。

中国系はシニア層を除けば、多くが野党を支えており政権交代を実現しようとしているが、中国系の人口は人口の4分の1程度であり、インド系、マレー系の投票行動次第である。

今回の選挙は前回同様に野党側がインターネットでの選挙戦略を進め、前回以上の反政権、政権交代実現を強く多くの人々に伝えたことは我々在住日本人の目にも明らかである。

FacebookやSNS、メールでの連日連夜の政権交代のメッセージは多くの人々の目に触れたはずである。

BNの牙城であるジョホール州や東マレーシアや農村部地方では与党有利は揺らぎ無いだろう。

政権交代が実現しない場合は、野党側は与党による選挙結果捏造や不正な投票行動について激しく抗議することは間違いない。

どちらが勝利しても、明日以降のマレーシアでは混乱することも考慮しなければならない。

いずれにせよ、愛するマレーシアが選挙結果により混乱することは誰も望んでいないが、その可能性があることを理解して我々日本人も行動しなければならないだろう。

(写真は投票所前に早朝から長蛇の列)

明日のマレーシア総選挙 世論調査

2013年05月04日 | マレーシア
1600人を対象にした総選挙の世論調査によると与党連合、野党連合の差はごく僅かなものである。

42%が政権交代を望み、41%が与党の政権継続を望んでいる、また13%が投票先は未定で、4%が回答拒否となっている。

アンケート回答者は59%がマレー系、32%が華僑系、9%がインド系である。

人種別の与党支持者はマレー系59%、インド系32%、華僑系でみるとわずか10%である。

逆に野党支持者である政権交代支持派は華僑系が63%、インド系は44%、マレー系は31%となる。

Najib現首相の支持率は64%から61%に低下しているが、この高い支持率の維持は選挙前からのバラマキ政策の効果が如実に現れていることになるが、野党は与党の大票田であるJohor、Sabah、Sarawakの3州でも支持を集めていることを表明しており、正に激戦である。

また野党側も政権交代が実現すればガソリン価格の値下げや奨学金返済免除、高速道路料金の見直し、廃止などのこちらもばら撒き政策を表明しており、恥ずかしい話であるがどこかの国の政権交代時の様相でもある。

絶対安定過半数は与野党ともとれない状況でありどちらが勝利しても不思議ではないということになる。

買収などの噂などが絶えないが、明日の総選挙がどのような結果になるのだろうか。

政権交代が本当に実現するのかは月曜日には判明することになる。



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世界チャンピオンも同様に・マレーシア

2013年05月04日 | マレーシア
ハリウッド女優Michelle Yeohと同様にバトミントンの世界チャンピオンであるLee Chong Wei氏も与党の巨大夕食会に参加。(写真は両方とも当日のものである)

こちらも、また野党サポーターからインターネット上で袋叩きにあう。

スポーツの世界では数少ないマレーシア人の世界ランキング1位の人気のある選手も与党サポートを表明している。

皮肉にもこの開催場所の Port Klang Free Zone (PKFZ) は、連立与党の中華系政党であるMCAの元運輸大臣ら大物が絡んだ汚職疑惑の土地である。

ハリウッド女優Michelle Yeohが批判の矛先に・マレーシア

2013年05月04日 | マレーシア
先日開かれた与党BNの夕食会は中華系マレーシア人のサポートを誇示した。

なんと5万5000人が参加した食事会。 Malaysia Book of Recordsに記録認定されることになるほどの巨大夕食会である。

写真は当日主賓で参加したマレーシア人のハリウッド女優Michelle Yeoh。

最近ではミャンマーのスーチー女史を描いたThe Ladyに主演している。

しかし、彼女のFacebookは大炎上、野党サポーターから袋叩きになった。

彼女の家族は連立与党MCAにかなり肩入れしていることは周知の事実、おそらく父親からの依頼でマレーシアに帰国したと推察するがこれほどまで批判を浴びるとは想像もしなかっただろう。

同じ華僑系からこれほどまで叩かれるには、それほど野党支持者が多いのだろう。


政権交代が実現するのか・マレーシア総選挙

2013年05月03日 | マレーシア
いよいよ、マレーシア総選挙を5月5日に迎える。

マレーシアの連邦下院と州議会(サラワク州を除く)の解散に伴う総選挙は下院222議席、各州議会計505議席が争われているが、独立以来の極めて激しい選挙戦が繰り広げられている。

1957年から一貫して政権を担ってきたBN(与党連合・国民戦線)と、政権交代を目指すアンワル元副首相率いるPR(野党連合・人民同盟)の戦いである。

前回2008年選挙では与党が大きく議席を減らしたが、今回は5分5分の勝負と予想する人が多い。

野党側はインターネットを酷使した戦略で、FacebookなどのSNSを利用して反政権ネガテブキャンペーンを繰り広げている。

連日反政権、政権交代実現のメールなどを受け取っている方も多いと思う。

これらはマレーシアの報道機関、マスコミは全て与党系に牛耳られており、政権交代などという表現はまったく見られない。
またマレーシアには選挙に関する世論調査をする独立系の調査機関が存在しないことも一因であろう。

多くの華僑系、インド系マレーシア人は本気で政権交代を望んでおり、一番人口の多いマレー系の投票行動次第である。

現政権の恩恵を受けている華僑系、インド系が多くいることも事実だが、それはわずか一握りであり、アジアで多く見られる汚職は今なお深く蔓延していることは否定できない。

即日開票のため6日月曜日には結果が判明することになるが、本当に政権交代が実現することになるのだろうか。

マレーシア独立以来13回目の選挙でマレーシアの政治は新しい1ページを開くことになるのだろうか。








原子力発電所の是非・マレーシア

2011年03月14日 | マレーシア
既に何度もマレーシア政府が原子力発電所の導入について検討していることを書いた。

(マレーシアの原子力発電所導入に関する当ブログ 2010年12月20日、2009年11月17日、2009年07月01日、2009年06月29日、2008年06月22日)

日本の巨大地震による福島原発の事故により、The Environmental Protection Society Malaysiaはマレーシアでの原子力発電所導入に対して危機感を表明した。

昨年12月にマレーシア政府は、2021年を目処に1,000メガワット級の原子力発電所2基の導入を決めている。また第2の原子力発電所建設についても今年中に計画を公表する予定である。

マレーシア首相府直轄のMalaysia Nuclear Power Corporationは、福島原発の今後の動向を見守るしている。

インフラビジネスは日本が積極的に海外に売り込みをかけており、原発を大きなビジネスに結びつけようとしている東芝は迅速に福島原発の安全性を示すことが非常に重要である。














在日マレーシア人1888名と連絡が取れず。

2011年03月14日 | マレーシア
在日本マレーシア大使館によると、被災地で連絡のついたマレーシア人は544名。しかし1,888名と未だに連絡が取れない状況と言う。298名は無事各地の避難所にいるという。

東京のマレーシア大使館に登録しているマレーシア人は5009名。

多くの人命を奪った巨大地震であるが、犠牲者には多くの外国人も含まれる可能性もある。

マレーシア外務省の今回の日本の巨大地震の対策室は24時間体制で03-88874570/03-88892746。
東京のマレーシア大使館は+81334763840。

被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。





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