さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】この世をば(上)

2024-05-06 23:22:03 | 読書録

永井路子/ゴマブックス

試用期間中のKindle Unlimitedを利用して読んでみた。

まるで、まひろ(紫式部)が全く出てこない「光る君へ」をみているようだ。

ちょうど上巻の終わりが、今週の放映分と重なり、道兼の急死後、詮子の息子(一条天皇)への夜中の直談判を経て、道長が内覧の宣旨を受け、関白を辞退して、右大臣になったところなのだ。

本作は「光る君へ」の原作ではないから、「光る君へ」と本作を比べて、異なっているところが創作っぽい・・という感覚が働く。民の訴えにより横暴な受領が罷免されたのは事実であり、それの類似事例が宮廷で話合われたのは事実の様であり、だが「光る君へ」では道長は民よりの発言をし、本作では逆の発言をしているので、どこからが創作なのかがわかりやすい。

また、道隆や道長の死因は酒の飲み過ぎによる糖尿病と言われるが、現代人の方がよほど甘いお菓子を食べてるのに、酒の飲み過ぎで糖尿病になる?とちょっとしっくりきていなかったのだが、この時代の酒は今のものより断然甘いと言われれば納得はいく。食事も糖質に偏っているかもしれないし。

大河ドラマより、宮廷の駆け引きに関わる記述が多いので勉強になる。小右記を記した実資のことも頻繁に出てくる。大河ドラマの副読本として読むと楽しそうである。


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大河ドラマ「光る君へ」第18話を見て

2024-05-06 23:06:54 | ドラマ鑑賞

最後の最後にずいぶんイイ人になってしまった道兼。そしてどんどん嫌な奴になっていく伊周。

道兼も嫌いだが、伊周よりはマシ・・という公卿の声を隠れ聞き、道兼を関白にする一条天皇。

だが、道兼が7日関白であることは誰でも知っている事実なので、どう演じるのか楽しみにしていたが、とにかく道兼の倒れ方、すさまじかった。顔面から床に倒れて・・・・たくさん練習したのかなぁ。

疫病から治った人もいる・・と猛烈に説得力のある言葉を発して介抱しようとする道長を、伝染するからと拒絶するが、結局抱きしめられているうちにナレ死。

大納言以上の者は伊周と道長以外全員疫病で死亡するという凄まじい勢い。

中宮定子を愛する一条天皇は、次こそは定子の兄の伊周を関白にしようとするが、真夜中に押しかけて、必死に道長を推す詮子。

もう伊周に決めたからと言って引き下がらない一条天皇だったが、翌朝、内覧の宣旨を受けたのは道長。

伊周の怒りの形相・・・イケメンが台無し。

そして改めてすれ違うまひろと道長。。。。まひろ・・助けてもらった礼くらい言った方が良いのでは・・。

ということで、野心がないことになっている道長がようやく政権トップに躍り出た。

さて、何をやってくれるかなぁ。


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1泊だったけどとても充実した家族旅行でした。

2024-05-06 22:05:40 | ただの日記

三郷駅前のホテル、なかなか快適でした。

ところどころ和風で品がよく、いつも力尽きて大浴場に行けない私としては、久しぶりに大浴場の湯を堪能しました。

熊谷でレンタカーを借りているので、弟の運転で熊谷まで行き、そこで弟夫婦とは別れました。

後は行田ゆかりのお菓子を買って、両親と一緒に鰻重を食べて帰りました。

こちらが行田のお土産。買ったのは熊谷ですが。

蓋を開けるとふふふ。

十万石饅頭、白い皮の部分がまるでかるかんのような風味がするなあと思いました。

山芋の一種、つくね芋というのを使っているのですね。

お天気に恵まれ、美味しいものもたくさん食べれた、貴重な5人家族旅行でした。

古墳と関係ないけど、ちょっとした衝動買い。


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埼玉(さきたま)古墳群と忍城に行ってきました

2024-05-05 23:45:00 | ただの日記



今日は快晴。両親と弟夫婦と一緒に、埼玉古墳群と忍城を回ってきました。熊谷からレンタカーを借りて、行田へ。車から一歩踏み出して、この風景を見たときには思わず、パラダイス!と叫んでしまいました。

正面に見えるのが二子山古墳と言う武蔵野国最大の古墳(前方後円墳)です。


そして絶対外せない稲荷山古墳に登ります。


前方部分の段差がこんなにはっきり見えるなんて。


後円部分、有名なワカタケル大王名の刻まれた鉄剣の出た跡の展示です。


稲荷山古墳は隣の丸墓山古墳(円墳)から見るとこんな感じです。


その丸墓山古墳にはかつて石田三成が陣を敷き忍城を水攻めにするために堤を築きました。古墳に続く道一帯が石田堤と呼ばれていますが、結局忍城攻めは失敗したのでした。


丸墓山古墳頂上からも、忍城が小さく見えます。


将軍山古墳には展示室があります。ここからは全国で三例しかない馬冑が出土しているのです。


実際に葬られている様子を復元した展示です。左側に馬冑が見えます。韓国時代劇の朱蒙にも出てきた、高句麗風の馬冑ですね。


忍城にも行ってきました。行田市郷土博物館と一緒の場所にあり、見応えありました。

夜は三郷の方に出て、たくさん食べました!











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治らない気管支炎ながらも・・

2024-05-04 23:42:19 | ただの日記

4月13日夜に風邪を引き、一旦回復するが、4月15日にだんだん声が出なくなって、4月16日はついに一声も出なくなり、急性気管支炎と言われてから半月、止まらない咳に悩まされながら声は少しずつ出てきた。

そして迎えた日本歌曲コンクールの本選。

つつじの咲き誇るこのよき日。南大沢にて。

昨晩、ホカロンを肩甲骨の内側に当てて寝たのが良かったみたい。一応歌える声にはなっていたが、中低音域のコントロールが今ひとつ効かない状態。

それでも

 ・たたへよ、しらべよ、歌ひつれよ

 ・歌をください

を、とても気持ちを込めて歌うことができた。

順位は去年と同じ。入選(4位)。1つでも順位を上げたかったけど、この状態では歌えただけでも御の字。

7月の受賞者発表会には、万全を期して臨もう。

帰途、可愛らしいキッチンカーに惹かれて、クレープを食べた。


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【読書録】古代日本の超技術〜あっと驚く「古の匠」の智慧〜

2024-05-03 22:26:44 | 読書録

志村史夫/講談社ブルーバックス

硬い勾玉に紐を通すための穴を開ける技術のように、今の技術と原理的には同じであるものもあれば、古代瓦(呼吸する瓦)やたたら製鉄で作った釘(錆びない)のように、1つ1つをとって見れば現代のものよりも良いものもある。大量生産と効率を求めるあまり失われてしまった古代の技術・・それにスポットを当てた本である。とても人気の本であり、図書館で順番待ちをしてやっと借りることができた。

とても読み応えがあったが、五重塔はなぜ倒れないか・・というのは別の本でも読んだから置いておくとして、私が一番感動したのは古代の瓦だった。

古代の瓦は気孔を多く含み(全体積の30が気孔。現代瓦の2倍)、水を良く吸収する。天気になると吸収した水を外へ排出するから、まるで呼吸する生き物のようであり、下部の木材を痛めたり結露させたりすることなく、木造建築の保存に貢献してきたのである。

後輩に、古代の瓦を使って花を活ける趣味の人がいるが、その古代瓦がものすごく心を打つのは、一つ一つ丁寧につくられているだけでなく、優れた機能を隠し持ちつつ自然と調和しているからだろうか・・なんて風にも思ってみる。


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金曜ロードショー「(実写版)シンデレラ」を見て

2024-05-02 23:58:27 | 映画・番組等、各種鑑賞録

還暦を間近に控え、未だこういう心理世界を漂っているかもしれない私、極力現実的に鑑賞することにした。

今まで全く忘れていた父親の存在・・父親とシンデレラの継母となる女性が寄り添うシーンは全く描かれていないが、君は何のために結婚したの?

王子様はひょっとして父親似?

一番遅れてきた奴が、なぜ一番上から登場するのか?

ガラスのハイヒールを履いてロングドレスで走る娘に全然追いつけないほど王子様は鈍足なのか?

馬車も御者もドレスももとに戻るのに、なぜガラスの靴だけ残るのか・・それはフェアリーゴッドマザーの得意魔法だったからか。

色々あるけど、昔見慣れたアニメのシンデレラとは違う設定もあり、新鮮で面白かった。

舞踏会のダンスシーンはとても見応えあったわ。ふわっと揺れる、多層的な色合いのブルーのドレスもね。

 


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ブリごはん

2024-05-01 23:12:40 | 下手くそ料理帖~ごはん系

サブリごはんではなく、ブリごは〜ん!

リュウジ兄さんのレシピを参考にしてます。

▼天才なの...!?【ブリを炊飯器にドーン!】リュウジさん"まるで旅館の朝メシ"「旨い食べ方」午後3時に爆食!

https://share.smartnews.com/k5qSB

【材料(2人分)】

・ブリの切り身…1切れ

・米…1合

・白だし…小さじ4

・酒…大さじ2

・生姜(皮付きのまま千切り)…15g

・塩…小さじ1/4

・小ネギ…適量

お米を洗って、白だしとお酒、生姜と塩を入れたところで、水を1合のラインのところまで入れる。その後、ブリの切り身をドーンと入れる。後は炊くだけ。

炊き上がり、いい香り。皮付きのまま千切りにしている生姜が爽やかさを演出。

そのままかき混ぜます。

茶碗に盛って小ネギを散らしていただきます。

ブリをこんなふうに手軽に食べられるっていいじゃない!!

一気に一人で全部食べちゃった私は食い過ぎ?・・だよね。

レシピ良くみたら2人分って書いてあったよ。

 

 


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【読書録】天子蒙塵①

2024-04-30 23:38:10 | 読書録

浅田次郎/講談社

第一部 蒼穹の昴 全4巻      (戊戌の変法と政変)

第二部 珍妃の井戸        (光緒帝の妃の死の真相は・・)

第三部 中原の虹 全4巻      (西太后の死と張作霖、袁世凱の台頭・・)

第四部 マンチュリアン・リポート   (張作霖爆殺事件の真相・・)

と読んできたが、本作はこれらに続く第五部の1冊目である。

天子とはここでは愛新覚羅溥儀のことであり、蒙塵とは変事の際に天子が難を避けて逃げ出すことを言う。天子は本来整えられた道を歩むものであるが、変事の際はその余裕がないため、頭から塵を被って逃げる・・都落ちする・・と言うような意味である。

映画ラストエンペラーだとボヤッとした表現になっていた溥儀の紫禁城追放の場面(私はこの時、胡弓で奏でられた蛍の光に耳が行き、胡弓に興味を持ったのであるが)がこれにあたり、急に紫禁城を去ることになったのは馮玉祥のクーデター(北京政変)のせいで、命の危険を伴うものだったのだ。当初、家庭教師のジョンストンを通じて英国側に庇護を求めたが受け入れられず、日本の租界に身を寄せることになる。

溥儀と第一夫人の婉容と第二夫人の文繡は、天津にある日本租界の張園というところに住むことになるが、紫禁城のように広いスペースと異なり、一つ屋根の下の一夫二妻というのは文繡にとっては耐えられないものとなる。すぐ癇癪を起こす婉容はアヘン中毒がひどくなっていく。

ラストエンペラーだと文繡は「傘なんていらないわ」と叫んで、爽やかに逃げていくが、本作ではどのように苦労して文繡が溥儀と離婚したかが語られる。

ラストエンペラーに出てくる溥儀は、美形のジョンローンのおかげで何だか素敵な人になっているが、本作にでくる溥儀は貧相で人間的な魅力が感じられない。 文繡は一度自殺未遂事件を起こし、張園に軟禁状態になるが、再度の自殺未遂を恐れ、妹のサポートを得ることを許されたことから、逆に妹と共謀してフランス租界への脱出に成功、弁護団に助けられて、晴れて離婚を勝ち取ったところで、本巻が終わる。

 


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最近ハマっているサバ干

2024-04-29 23:56:46 | 食いしん坊レビュー

市川にいた頃から、週末に良くサバサンドを食べていたが、横浜に移ってきてからも食べている。

最近良く買うのが、焼酎仕込みとか描いてあるこれで、骨も大体取ってある。

グリルで焼いて、1つはサバサンドにして朝食べる。

もう一つは、

サラダの上に乗せて、昼や夜に食べるようにしている。

ちょっと健康的な生活をしているかのように錯覚する。


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練習モード

2024-04-29 23:40:33 | ただの日記

今日は外出の予定がなかったので、一日中ゆっくりして、絵など描いていた。

割り箸の先を削り、

ホルベインのアクリルインクを少し水で薄めて使う。

こちらが墨汁の代わり。割り箸を立てるようにして、インクをつけた方と反対側の端っこをつまむようにして持って、下書きを書かずに、ゆっくりと線を描く。

こんなふうに線画だけ作っておいてから、一気に色付け。

何だかとてもうまくできて嬉しい。やはり先日、割り箸ではなく古い竹箸を使い、インクも薄めずにやったのに比べると、格段に良い出来である。

今回は、ネット上の絵手紙講座(通常は墨汁&筆で輪郭をとり日本画用の顔彩を使っている)などに使われている絵を、筆ではなく、お教室でやったみたいにアクリルインクを使って割り箸で輪郭線を描き、透明水彩で色付けしてみたもの。大体のパターンがわかってきたので、今度は写真や実物を見て、オリジナルの作品を描き起こす訓練をやりたい。


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大河ドラマ「光る君へ」第17話を見て

2024-04-29 23:12:38 | ドラマ鑑賞

ついに道隆が倒れた。伊周を関白にしようと躍起になるが、一条天皇は認めなかった。

一条天皇が道隆の言いなりであると参議たちが陰口を叩いているのを盗み聞きしたせいなのか、はたまた母の詮子の画策なのかはわからないが、若いだけでなく人望もなかったらしい伊周を自分の後の関白にして欲しいという道隆の末期の願いは聞きとどけられなかった。

その道隆の半狂乱ぶりはなかなかの名演だった。が、御簾を捲り上げて一条帝に迫るなんて、あそこまでする?

そんなに憎ったらしかったはずなのに、和歌一首にやられた。

百人一首にもある、有名な一首

 忘れじの行末までは難ければ 今日をかぎりの命ともがな

を口ずさむ道隆。作者は儀同三司母。つまり道隆の妻の貴子だったのだ。

この歌に惚れた・・こんな歌を作れる人だから貴子がいいと思ったのだと言う道隆。

まるで蜻蛉日記や日記中の歌を誦じながら褒める兼家のイメージとダブル。

夫がどんなに傍若無人で、独裁者であろうが、自分の昔の作品を誦じていて、いまわのきわに褒められたら妻としてはたまらないだろうな。見ている私でさえ、全てを許してしまいそうだ。

ドラマは創作だけれど、本歌取るなどが行われていたことを考えると、平安時代の人たちは膨大な数の和歌を暗記していたはずである。そんな雅なやりとりができる人たちが羨ましいと思った。


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小岩:バッハザールでメンバーズコンサート

2024-04-28 22:21:08 | ただの日記

これからの発表会シーズンの準備のために、意欲的に申し込んだコンサートではあったが、市川からバイオリンとトランペットとドレスを持って参加するのと、横浜から参加するのでは相当に負担が違う。

また急性気管支炎の方も、良くはなってきているものの、いまだに燻っており、時々咳払いをしないと耐えられない。幸い、今回選曲した歌は難しい音域のない歌なのであるが。。。

演奏したのは以下。

トランペット:ロパルツ作曲/アンダンテとアレグロ

声楽:山田耕筰作曲/たたへよ、しらべよ、歌ひつれよ

ヴァイオリン:ラロ作曲/スペイン交響曲第1楽章(5分短縮版)

・・・・

びっくりなのはトランペットのロパルツのアンダンテの部分が震えるほど良い出来になったこと。こういう曲を吹く時に私がイメージするのはヨーロッパの古戦場。荒涼として何もないように見えるがそこには幾多の人々の苦しみや人生を吸い込んでいる・・そういうものを思い出しながら演奏。アレグロの出だしにちょっと音がうまくはまらない箇所があったが持ち直した。課題はあるけれどもすごくいい出来になったと思った。演奏し終わった後の客席の空気は狙い通り。

声楽も、気管支炎の治らない中では良く頑張ったし、伝わるべきものは伝わったと思う。

ヴァイオリンは、やはり一番難しかったなぁ。自分の好きなテンポで弾いていたものが、ピアノと合わせた途端に弾けなくなり、何とか頑張ったり誤魔化したりしたけど。だが人の気持ちはわからないもので、他のお客様が声をかけてくださったのはヴァイオリンの演奏の後で、とてもカッコよかったと言ってもらえたし・・・。弦楽器の辛さがわかる人たちだからかもしれないけど。

・・

ということで、7月・8月の発表会本番に向けて、もっと完成度を上げるべく練習しようと思う。

演奏会のあと、声楽レッスンを受けて、横浜に帰ってきたけれど、予期せぬ腹痛もあったりで、ものすごく疲れてしまった。師匠と相談し、声楽のレッスンを土曜日にシフトして、日曜日の市川行きをなくす方向でやってみることにした。

 


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描き落款の練習

2024-04-27 23:11:38 | ただの日記

昨日描いた絵に、描き落款を施す。

元々落款用には昔、こんな消しゴム印を作って、今でも持ってるのだが、先日お教室で習った描く方法の方が、おしゃれだと思ったので練習してみた。

枠内に二重線で文字を描いて外を埋める方法だと、中の白字が細くなってしまうので、外側から塗って、なるべく白く太い「さ」の文字を残すにはどうした良いか、ボールペンで練習してから描いてみたらうまくいった。

下手っぴな絵も、落款を施すとぐんと引き立つから不思議だよね。


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【読書録】敗者の古代史〜「反逆者」から読みなおす

2024-04-27 00:08:38 | 読書録

森 浩一/角川新書

試用期間中のKindle Unlimitedより。これは結構読み応えのある本だった。

神武東征に先立ち、物部氏の祖であるニギハヤヒの東征の物語が存在し、ニギハヤヒは神武に帰順することでヤマト政権内を生き延びるが、本来はニギハヤヒの東征の話だったものが、神武東征の話に組み入れられているとする話はツカミOKだ。

また古墳の被葬者についての踏み込んだ見解を示している。

私は、若い頃、古事記・日本書紀が好きだったが、この人物は実在生が薄いなどと言われると、そこの部分丸々頭から消えてしまう感じだったが、実在性の薄い人物に関する記述でも、何かが反映されているわけであり、そこをまるで深読みしてこなかったことを反省。

しばらく遠ざかってきた飛鳥時代以前の古代史・・もう一度紐解いてみるかな。


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