FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



FX(外国為替CFD)というかなりリスキーなトレードをしている人間が言うのもなんだが、自分としては、避けているものがあるので、ドル円相場が155円前で膠着しているので、書いておきたい。
 
FXとしてはリピート型の仕組みによるシステム投資は考えたこともない。MT4のEAなどは自分で開発したこともあるのでやりようによっては悪くないと思うし、AIの発達で今後は有望かと思うが、単純リピート型のものは相当にハイリスクだと思う。ちょっとシミュレーションすればわかることだが、本質的にナンピンなので、使える資金量をよく考えておかないと、コツコツドカンになりがちである。売り買いの回数が増えるのでスプレッド損も大きい。
 
あと、ゴールドのCFDを、なぜかゴールドのFXと称してTwitter(X)で推薦している人を多く見かけるが、これは非常に難しいと思うので避けている。以前手掛けてみたこともあるが、市場が狭いため値動き自体の変数がよく見えて来ないので、引っかけに会うことが多い。ドル円などよりもはるかに難しいと思う。金は現物(現物ETF)に限る。同じ意味で暗号通貨のCFDも非常に難しい。
 
あと、銀や原油のCFDも難しいと思う。これらよりは、ダウのCFDの方がまだましだ。銀は、有名なハント兄弟の買い占めに見られるように市場が極めて小さいので、投機性が強い。急上昇と急降下が理由なく発生しがちである。銀は現物すら難しいので、一度もトレードしたことはない。
 
いずれも時間があり、才能があるトレーダーならなんとかなるのかもしれないが、余った時間でやっているサラリーマントレーダーには難しいと思う。ドル円の裁量トレードで利益が上げられない場合は、上記のどれをやっても無理だと思う。ひとつご参考までに。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




ちょっと下げていたドル円だが今日はまた154円ハイに張り付いていて、155円を伺う勢いである。財務省当局は、神田氏が中心となって、日韓、日欧などの連携があるかのような演出をして、介入をちらつかせているがあまり効果は出ていない。良く言われる「無慈悲なチャーハンコピペ」状態であり、「介入の準備は完了した。すでに、日韓で歩調を合わせている。米国にも通知済みだ。すぐにも介入できる資金がある。」などなどが続いているが、155円で止まるはずがないことは相場参加者の誰にもわかっているので、介入は難しい。
 
前回の152円の時と同様にもうしばらくしたところで本格的に155円を目指すことになると思う。介入の可能性はまだ少ないと考えているが、あればあったで、150円前後ではロング追加にしたい。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




ドル円も介入警戒で頭が押さえられていて、為替相場も全体に軟調である。米国債も利回り上昇で価格は下落。ビットコインも半減期でヨコヨコと全体に動きが弱い相場である。特に株式は、米国の利下げ先延ばしが利いてきて、半導体関係を中心に下落傾向である。

AI株の代表のNVIDIAの株価チャートを見ると、長期5波の最後の上昇中だろう。今は、最後の上昇のうちの4波の下落と考えられ、テクニカル的にもうすこし落ちてもいい。しかし、その後は1000ドル目指して上昇するものと考えている。米国の株価全体も似たような動きになるのではないか。6月以降、大統領選の最終局面を目指して動いていくものと思う。

その他も、5月売りを抜けてから本格的な動きとなると思うので、昨日も書いたように、連休中は遊ぶ方に力を注ぐのが良さそうである。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




昨日のイスラエルショックでは、例のごとく、円買い、ドル買いが起こったため、クロス円は一瞬、大きく下落した。今日もXを見ると、メキシコペソ円での下ひげが大きく、そこでロスカットされたという話が多い。いわゆるエキゾチック通貨(マイナー通貨)は、流通量が少なく、特にペソ円のように、日本人がスワップポイント狙いでロングしているものは、リスクオフ時に急激に下落する。スワップうまうまと思っていると、コツコツドカンで、結局損失が大きくなることがある。これは、サブプライム危機・リーマンショック時にたくさん見て来た光景なので、自分はエキゾチック通貨は一切トレードしないことにしている。上手い具合に逃げることができればいいのだが、「ドカン」がいつ来るかわからないので、それは難しい。自分的には、やはり、FXは、ドル円と、主流のドルストレート(ユロドル・ポンドル・ドルスイス)に限ると思っている。あとは、せいぜい、豪ドル円くらいだろうか。

まだ、中東は落ち着かず、5月は主要企業の決算もあり、Sell in Mayの雰囲気なので、連休終わるまでは相場は落ち着かないだろう。あまりカリカリやらないで、余裕のポジションで進みたい。

季節もいいので、都内で遊ぶのもいいだろう。麻布台ヒルズのマーケットは(都内高級スーパーでも見られないような)なかなか良いものを売っているので、買って帰って料理など楽しもうと思っている。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )




イスラエルが報復攻撃をしたという報道で、ドル円は一時大きく落ちたが、また戻ってきている。とにかく、有事の円買いでのドル円下落は絶対に買いだ。もう「有事の円」は過去の幻である。日経平均も大きく落ちたが、こちらは、回復にはやや時間がかかりそうだ。やはり、中東は原油との関係もあり、経済に与える影響は大きい。

ビットコインの半減期がいよいよ数時間後に迫ってきた。ある程度の動きがあるものと思う。ここまでの流れから見ると、しばらくフラットなジグザグを示していたので、ブレークアウトして上を目指す可能性が高いと考えている。このところの安値では少し短期用を買い足した。しばらくの動きが楽しみである。




コメント ( 0 ) | Trackback ( )




ドル円は155円を前に足踏み状態である。昨晩のNYでは一瞬1円幅の円高になったが、投機筋のストップ刈りだと思われる。この相場で浅いストップでドル円ロングしている人も多いが、1円以上動かされると大半は刈られてしまう。リーマンショック前の円売り全盛時代にも、夕方のロンドンタイムに、ロシア勢と言われるストップ刈りがよく発生したことはよく覚えている。
 
介入がいつになるか、なかなか微妙だが、論理的に考えると155円でもきびしいだろう。前エントリーに書いたように今の情勢ではそこで完全反転の雰囲気ではないからだ。今回の円安の頂点となるのがふさわしい次の値と言えば、まずはドル円160円ではないだろうか。ここなら、これで頂点と言われても納得する人はいる。介入ポイントのひとつの案として出しておきたい。もちろん、介入は、財務省の専管事項。基本的には神田氏の腹一つである。常に注意はしておきたい。日米韓の金融当局の連携など、いろいろと牽制は入れてきている。






コメント ( 3 ) | Trackback ( )




ドル円は介入が入らないまま154円に突入した。ずっと書いてきているようにこの段階での介入は難しい。また、155円にノックアウトオプションの設定が多く、155円に達したところで、急激な円売りが起きるという可能性も示唆されている。また、それを見込んだ円売りの仕掛けがされているという見方もある。とするならば、ここで介入しても押し戻されるのは一気だろう。介入は動きを一時止めるだけでなく、実は、そこを頂点として完全に流れを反転させるのが究極の目的だ。今までの神田介入はかなりそれを実現していた。そういう意味でも今はなかなか微妙なところである。

トレードはドル円ロングのみ。154円を抜けたところで少し軽くして、また、ストップも入れて介入対策をしているが、基本はロング。もし介入があれば、ドル円ロングポジションを追加できるだけのキャッシュも確保している。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




昨晩のNYは、株価の低迷が続いて、暗号通貨も売られ、さながら、Sell in Mayの前段階という感じだった。これだけ利下げが遠のいた感じとなり、季節的要因も働くので、株の5月売りは今年もあるかもしれない。ただ、自分としては、AGI(汎用人工知能)の比較的近い実現を想定しているので、AI関連を中心に、経済の大幅な落ち込みは考えに入れていない。もしあっても、一時的な崩れに留まると思う。ここから先の世界はこれまでとは違うものになるという長期予測のもとにすべてを考えていきたいと思う。

ドル円は、なぜか一瞬下がったが、何かの仕掛けだと考えられる。よい押し目と考えて買い増した。ドル円については相変わらず強気を継続したい。





コメント ( 0 ) | Trackback ( )




ロンドン時間に入ってさらにドル高が進行してきた。ドルストレートペアでのドル高に合わせてドル円も上昇中。米長期国債利回りも上昇。おもしろいのは、金・銀・プラチナも同時上昇というところである。ドル高は、ゴールド安が普通。今回のドル高がひと味違うところで、やはり、コモディティの上昇=インフレ=(利下げどころか)米国利上げ=ドル高という連想ゲームになっているような気がする。
 
先日も書いたように、ゴールドCRBレシオはもう1年くらいレンジであって、決してゴールド単独の上昇とは言えない。今の相場の一番基本にあるのは、「コモディティの上昇」と考えるのが一番シンプルだ。その原因は、やはり通貨全般の弱化だろう。ドル高のために幻惑されるが、しょせん「ドル高」というのは、ドングリ(フィアット通貨=不換紙幣)の背比べの結果に過ぎない。リーマンショックからの回復・コロナ対策と通貨を大増発した先進世界だが、それがフィアットの減価としてついに現れてきたと考えると納得がいく。ビットコインの上昇もその中に位置づけて考えるのがよいと思う。
 
世界中の通貨がジンバブエドルになりつつある、としたら、できる行動は何か考えて見ると今の状況が明確になるのではないだろうか?ジンバブエでは、米ドルが買われた。しかし、それも手段にはならないとしたら?打つ手は、ゴールドかデジタルゴールドを買うことだと思う。次善が、不動産や株式ということになるのだろう。
(なんと、折りも折り、ジンバブエでは、金兌換の通貨を発行しはじめたらしい。歴史の皮肉だ。)





コメント ( 0 ) | Trackback ( )




CPI以後の動きはだいだい予想通りで特に見通しに変更はない。予想外のCPIの堅調さに、米ドルは急上昇。おかげで、ドル円が上がったが、クロス円が下がるという珍しい現象になった。この米国CPIによるドル高のドル円上昇について、さすがの神田財務官も「投機的動き」とは言えなかった。ファンダメンタルズによるドル高であることは誰の目にも明らかで、口八丁手八丁の宇宙人神田にしても、どうしようもない状況である。153円超えてからはクロス円も上がり、やや円安に傾いているが、とても投機的円安による急激な変動とは言えない。やはり、今回は、155円が次の介入警戒ラインになるものと考えている。とにかく次の介入が待ち遠しい。すばらしいボーナスステージになることは間違いない。スワップもたっぷり付くし、上昇が約束されているのだから、財務省からの特大プレゼントである。
 
通常は、ドル円が上がると、ゴールドは下がって、円建てでの動きはなだらかになるのだが、今回は違っている。ドル円の上昇はそのまま円建て金価格に効いてきそうである。ゴールドホルダーにはうれしい。NISAでも金が買えるなどというネット記事が出たが、本ブログでは相当前に書いている内容なのだった。
 
当面の為替トレードはドル円ロング一択。昨日も書いたように、153円の上の方に来たら、すこしずつロングを利食って、ヘッジをしておきたい。突然、とち狂って介入になる可能性ももちろんゼロではないだろう。ただ、岸田訪米中でもあり、非常に難しいのは間違いない。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )



« 前ページ